ワールドトリガー 嵐を呼ぶ ボーダー隊員 作:Girigiri
ボーダー会議の前日
県立 春日部中学 通称「ハル中」 通常の家庭だと中学校はここに入学し卒業する 本来の言い方だと自分達の学校名が言いたくないとの事でこの呼び名が定着した
季節は夏が過ぎて秋に入ろうとしている 大抵の中学3年生からしたらこの時期は人生における最初の分岐点だといえる 県内の高校に進学する者や部活動や進学の為にも県外の高校に受験する者、皆自分の将来と向き合い始める
去年までならこの時期は既に推薦等で進学を決めてるいる生徒や推薦落ちして一般入試に切り替える者、一般入試に向けて勉強している者に別れており授業はしておらず殆どの自習に切り替わっている
そんな中ある生徒は職員室で担任と面談していた
担任「野原〜お前だけだよ、1学期から何も決めてない生徒は。先生教員歴は長いけどこんな生徒は初めてだよ」
担任はそう言って向かいの生徒の返事を待っていた
しんのすけ「いや〜照れますなぁ///、先生の初めてがオラだなんて♡」
担任は椅子から転げ落ちていた そして椅子に座り直しながらこう返した
担任「気持ち悪い事言うな、せめてなんかこんな職業に就きたいとか高校ではこれしたいとか無いか?」
しんのすけ「でもオラ選択肢が多すぎて困っちゃうぞぉ、やりたい事が多すぎて決められないぞ」
担任「お前それ他の生徒の前で言わんでくれよ、悪気が無くても駄目だからな」
ほ〜いと返事をしながらしんのすけは職員室を後にした、扉が閉まった後に他の先生方が話かけ始めた
「先生も大変ですなぁ、野原の担任になるなんて」「今の時期は生徒のメンタルに気を使わないといけないのに」
他の先生もが一度は3年生を受け持った事があるので先生の事が心配であったのだ
担任「野原はやりたい事に関しては天才的だと思いますよ、クラス中まるで自分の事の様に心配してますし」
担任は疲れた様子でそう答えた、だがその顔には笑顔の表情も見えた
「確かに体育祭での棒倒しは凄かったですね、まるで昆虫かの様に進んでいましたから」
「それをいうなら文化祭の出し物の1人シルク・〇〇・ソレイユも凄かったですよ、地域のテレビ局まで来ていましたから」
先程はまでの空気とは一変してしんのすけ談義に変わっていった 見回りを終えた教頭先生が来るまで続いていた
しんのすけが教室に戻るとクラスの男子生徒が話かける
クラスメイト1「しんのすけまだ決まってないのかよ、そのそのマジでやべーんじゃねぇーの?」
クラスメイト2「しんちゃんはあんたなんかと違って直ぐに決まるわよ」
クラスメイト3「しんのすけ今日の放課後ゲーセン寄ってかねーか?取って欲しい景品があるんだよ頼むよ」
クラスメイト4「今の時期に平日のゲーセンは印象最悪だからやめときなさいよ」
しんのすけが会話に入っていないのに話題の中心にいるしんのすけはというと
しんのすけ「うぉほ〜、やはり〇〇ちゃんのグラビアは最高ですなぁ〜」
スマホで今の話題のグラビアアイドルの写真を見ながらニヤニヤしていた そんな彼を観ていたクラスメイトは汗をかきながら呆然としていた そんな時間も終わり帰りのホームルームで担任がこう告げる
担任「明日は最後の中学交流会だから悔いを残さない様にしろよ」
その知らせを聞いたしんのすけの表情は少しだけ寂しさが見えた
時折出てくる人名に関する〇〇は皆様の想像した人物に当てはめて読んでください。