『2度目の鴉は死神として生きる』   作:時泥棒

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初めまして。本作は最近AI執筆という作品を見かけることが増え、自分でも書けるかなと思った完全ど素人が妄想設定をチャッピー先生に語り、先生に執筆して頂いたものを編集したものです。
一緒に温かく楽しんでもらえると嬉しいです。


第1話

第一幕 鴉は尸魂界に生きる

 

第一部 死して、なお

 

第1話 死の先で

 

 雨が降っていた。

 

 冷たい雨だった。

 

 頬を打つ雫も、身体の下に広がる水溜まりも、もうほとんど感じない。

 

 うちは イタチは、静かに弟を見つめていた。

 

 視界は霞んでいる。

 

 呼吸は浅い。

 

 身体はとうに限界を越えていた。

 

 病。

 

 薬。

 

 戦闘。

 

 そして、最後に残った力のほとんどを使った。

 

 それでも。

 

 目の前に立つ弟の姿だけは、最後まで見失いたくなかった。

 

 サスケ。

 

 大きくなった。

 

 あの日。

 

 まだ幼かった弟を一人残し、自分は里を去った。

 

 憎まれればいいと思った。

 

 恨まれればいいと思った。

 

 自分を殺すことを考えて生きれば、それだけ強く生きられる。

 

 そして最後には、自分を討った英雄として木ノ葉へ帰ればいい。

 

 そう考えていた。

 

 正しかったとは思わない。

 

 もっと別の道があったのかもしれない。

 

 いや。

 

 きっと、あったのだろう。

 

 それに気づくには、自分はあまりにも多くのものを背負い込みすぎていた。

 

 父。

 

 母。

 

 一族。

 

 シスイ。

 

 里。

 

 そして――弟。

 

 何もかもを自分一人で背負い、自分一人で終わらせようとした。

 

 それが間違いだったのだと理解したのは、随分と遅くなってからだった。

 

 だが。

 

 もう、やり直す時間はない。

 

 イタチは震える指を持ち上げた。

 

 サスケが警戒する。

 

 当然だった。

 

 最後まで、自分は兄ではなく敵として振る舞ったのだから。

 

 指先が、弟の額へ向かう。

 

 かつて何度もそうしたように。

 

「……許せ、サスケ」

 

 声はほとんど音にならなかった。

 

 それでも、届いたと思う。

 

「……これで最後だ」

 

 指先が、額に触れた。

 

 懐かしい感触だった。

 

 幼い弟が何度も不満そうに頬を膨らませていたことを思い出す。

 

 今度。

 

 また今度だ。

 

 そう言って、何度先延ばしにしただろう。

 

 その「今度」は、結局一度も来なかった。

 

 口元がわずかに緩んだ。

 

 これでいい。

 

 少なくとも、これで――。

 

 身体から力が抜けた。

 

 視界が暗くなる。

 

 音が遠ざかる。

 

 最後に見えたのは、驚いたように目を見開く弟の顔だった。

 

 ――サスケ。

 

 お前は、生きろ。

 

 俺とは違う道を。

 

 そこで意識は途切れた。

 

     ◇

 

 死とは、もっと静かなものだと思っていた。

 

 音もない。

 

 光もない。

 

 何も感じない。

 

 そういうものだと。

 

 少なくとも、一度死んだはずの人間が最初に感じるものが――。

 

「……眩しいな」

 

 木漏れ日だとは思わなかった。

 

 イタチは目を開いた。

 

 青空。

 

 木々。

 

 風に揺れる葉。

 

 鳥の声。

 

 鼻腔をくすぐる土と草の匂い。

 

 しばらく、動かなかった。

 

 いや。

 

 動けなかったわけではない。

 

 状況を理解できなかった。

 

 自分が死んだことは覚えている。

 

 記憶の欠落はない。

 

 サスケとの戦い。

 

 最後に額へ触れたこと。

 

 身体が崩れ落ちたこと。

 

 そこまで鮮明に覚えている。

 

 ならば。

 

 ここはどこだ。

 

 イタチは上体を起こした。

 

 身体に違和感がある。

 

 最初に気づいたのは、痛みがないことだった。

 

 あれだけの戦いをして、死をも受け入れた程の傷がない。

 

 肺を内側から締めつけるような苦しさがない。

 

 血の味もしない。

 

 慢性的に身体の奥に居座っていた倦怠感も消えている。

 

 呼吸をする。

 

 深く。

 

 もう一度。

 

「…………」

 

 苦しくない。

 

 それだけで、奇妙な感覚だった。

 

 自分の胸元へ視線を落とす。

 

 そして眉がわずかに動いた。

 

 手が小さい。

 

 腕も細い。

 

 身体そのものが、明らかに縮んでいる。

 

 立ち上がる。

 

 周囲を見渡し、水音を探した。

 

 少し歩いたところに小さな川がある。

 

 水面を覗き込んだ。

 

 そこに映った顔を見て、イタチは沈黙した。

 

 黒髪。

 

 黒い瞳。

 

 見慣れた顔立ち。

 

 だが、若い。

 

 十歳。

 

 あるいは十二歳ほどか。

 

 少なくとも、二十一歳で死んだ時の自分ではない。

 

 頬に触れる。

 

 水面の少年も同じように頬へ触れた。

 

 幻術。

 

 真っ先に疑った。

 

 だが、違う。

 

 周囲の感覚に不自然な点がない。

 

 それに。

 

 イタチは瞳へ意識を集中した。

 

 黒かった瞳が赤へ変わる。

 

 三つの勾玉が浮かんだ。

 

 水面に映る三勾玉の写輪眼。

 

「……写輪眼は残っているか」

 

 解除する。

 

 少なくとも、自分がうちは イタチであることは間違いないらしい。

 

 問題は、それ以外だった。

 

 死んだはずの自分が、なぜ子供の姿で森の中にいる。

 

 穢土転生。

 

 すぐに候補から外した。

 

 身体の感覚が違う。

 

 そもそも術者の気配も、拘束もない。

 

 幻術の可能性も低い。

 

 ならば死後の世界か。

 

 あの世というものが本当に存在していたのか。

 

 判断材料が少なすぎる。

 

 イタチは川辺に座った。

 

 焦っても意味はない。

 

 まず確認するべきことがある。

 

 身体。

 

 能力。

 

 周辺環境。

 

 そして、人。

 

 目を閉じる。

 

 身体の内側へ意識を向けた。

 

 そこで、再び違和感を覚えた。

 

「……これは」

 

 チャクラ。

 

 そう呼ぶには、何かが違う。

 

 身体の中に力はある。

 

 確かに存在する。

 

 だが、前世で扱っていたチャクラとは感覚が異なる。

 

 より直接的に、魂そのものから力が生まれているような――。

 

 まだ分からない。

 

 分からないなら、今は決めつけるべきではない。

 

 立ち上がった。

 

 太陽の位置を確認する。

 

 森の状態。

 

 道らしきもの。

 

 足跡。

 

 人がいる。

 

 それも、それほど遠くない。

 

 イタチは歩き出した。

 

     ◇

 

 森を抜けた先にあったのは、里だった。

 

 木造の家々。

 

 舗装されていない道。

 

 行き交う人々。

 

 一見すれば、火の国のどこかにある小さな集落にも見える。

 

 だが違う。

 

 服装。

 

 建築。

 

 そして何より、人々から感じるもの。

 

 生者とは微妙に異なる。

 

 イタチ自身と同じだった。

 

 身体はある。

 

 触れられる。

 

 呼吸もしている。

 

 だが――生きている人間とは何かが違う。

 

 視線を動かす。

 

 自分を警戒する者はいない。

 

 ただの迷子にでも見えているのだろう。

 

 それは都合がよかった。

 

 情報を集める。

 

 聞こえてくる会話。

 

 店先の品。

 

 人の流れ。

 

 文字。

 

 言語そのものは理解できる。

 

 文字も読める。

 

 これは助かる。

 

 しばらく歩いていると、

 

「おい、坊主」

 

 背後から声をかけられた。

 

 足を止める。

 

 振り返った。

 

 老人が立っていた。

 

 白髪。

 

 日に焼けた顔。

 

 粗末な着物。

 

 片手には薪を抱えている。

 

「さっきから同じところをうろうろしてるだろ」

 

「……そう見えましたか」

 

「見えたから声かけたんだよ」

 

 老人が眉を寄せる。

 

「親はどうした」

 

 イタチは答えなかった。

 

 父と母。

 

 二人の顔が脳裏をよぎる。

 

 最後に見たのは――。

 

「……いません」

 

 嘘ではない。

 

 老人の表情がわずかに変わった。

 

「そうか」

 

 それ以上、聞いてこなかった。

 

 イタチは老人を見る。

 

 敵意はない。

 

 同情だけでもない。

 

 ただ、放っておけなかった。

 

 そんなところだろう。

 

「名前は?」

 

「うちは イタチです」

 

「イタチか。変わった名前だな」

 

「よく言われます」

 

「そうか?」

 

「……いえ。今のは忘れてください」

 

 老人が少し笑った。

 

「妙に落ち着いた坊主だな」

 

「そうでしょうか」

 

「そうだよ」

 

 老人は薪を抱え直した。

 

「俺は源三だ」

 

「源三さん」

 

「腹は減ってるか?」

 

「いえ」

 

 即答した。

 

 実際、空腹は感じない。

 

「……そうか」

 

 源三は少し不思議そうな顔をしたが、それ以上は追及しなかった。

 

「行くところは?」

 

「ありません」

 

「知り合いは?」

 

「いません」

 

「住む場所は?」

 

「ありません」

 

「…………」

 

 源三が額を押さえた。

 

「お前、それでよくそんな平然としてられるな」

 

「騒いでも状況は改善しません」

 

「子供が言う台詞じゃねえな」

 

 イタチは黙った。

 

 源三はしばらくこちらを見たあと、大きく息を吐いた。

 

「来い」

 

「どこへですか」

 

「俺ん家だ」

 

「……なぜ?」

 

「なぜって」

 

 源三が呆れた顔をした。

 

「行くところも知り合いも家もねえ子供を放っとけるか」

 

「見ず知らずの人間です」

 

「だからなんだ」

 

「危険かもしれません」

 

「お前が?」

 

「はい」

 

 源三はイタチを上から下まで見た。

 

 十歳そこそこの少年。

 

 武器も持っていない。

 

 当然、笑われた。

 

「はっ。そん時はそん時だ」

 

「…………」

 

「ほら、来い」

 

 源三が歩き出す。

 

 イタチは、その背中を見つめた。

 

 理解しがたい。

 

 あまりにも無防備だ。

 

 忍の世界なら、こんな行動は命取りになる。

 

 素性の分からない人間を家へ入れる。

 

 ましてや、今会ったばかりだ。

 

 だが。

 

 だからこそなのかもしれない。

 

 ここは――自分の知っている世界ではない。

 

「どうした?」

 

 少し先で源三が振り返る。

 

「置いてくぞ」

 

「……今行きます」

 

 イタチは歩き出した。

 

     ◇

 

 源三の家は小さかった。

 

 古い。

 

 だが、綺麗に手入れされている。

 

「狭いが我慢しろ」

 

「十分です」

 

「本当に子供らしくねえな、お前」

 

「……努力します」

 

「何をだよ」

 

 源三が笑う。

 

 その日の夜。

 

 イタチは初めて、この世界についてまとまった説明を聞いた。

 

「ここは流魂街だ」

 

「流魂街」

 

「ああ。尸魂界に来た魂が暮らす場所だ」

 

「尸魂界……」

 

 聞いたことのない言葉。

 

「つまり、ここは死後の世界ということですか」

 

 源三が目を丸くした。

 

「理解が早えな」

 

「死んだ記憶があります」

 

 今度は源三が黙った。

 

「……覚えてんのか?」

 

「はい」

 

「珍しいな」

 

「普通は違うのですか」

 

「前のことなんざ、ほとんど覚えてねえ奴の方が多い」

 

 イタチは考える。

 

 ならば自分は例外なのだろう。

 

 なぜかは分からない。

 

「死神というものも存在する」

 

「死神」

 

「黒い着物に刀差してる奴らだ。瀞霊廷ってところに住んでる」

 

「刀……」

 

 イタチの視線がわずかに鋭くなる。

 

「何だ。興味あんのか?」

 

「いえ。続きを」

 

「お、おう」

 

 源三から聞けることは限られていた。

 

 尸魂界。

 

 流魂街。

 

 瀞霊廷。

 

 死神。

 

 虚。

 

 魂葬。

 

 輪廻。

 

 どこまで正確なのかは分からない。

 

 源三自身も「詳しいことは知らん」と何度も言った。

 

 それでも十分だった。

 

 少なくとも。

 

 自分は死んだ。

 

 そして、死後の世界へ来た。

 

 そう考えるのが現状では最も自然だった。

 

「……輪廻」

 

「どうした?」

 

「いえ」

 

 いつか、また生まれ変わるのだろうか。

 

 もしそうなら。

 

 サスケも、いつかここへ来るのだろうか。

 

 いや。

 

 イタチはその考えを止めた。

 

 まだ早い。

 

 弟は生きている。

 

 生きていなければ困る。

 

 ここで待つ理由などない。

 

 サスケには、サスケの人生がある。

 

「今日はもう寝ろ」

 

 源三が立ち上がった。

 

「布団は一組余ってる」

 

「ありがとうございます」

 

「礼はいい」

 

「ですが」

 

「いいって」

 

 源三は手を振った。

 

「困った時はお互い様だ」

 

 イタチは何も言わなかった。

 

 その言葉を、少しだけ不思議に感じた。

 

 困った時はお互い様。

 

 忍の世界では、あまり聞かなかった言葉だった。

 

 少なくとも、自分の人生では。

 

 夜。

 

 布団に横になる。

 

 眠気はない。

 

 天井を見る。

 

 身体は若い。

 

 病もない。

 

 写輪眼もある。

 

 記憶もある。

 

 そして、自分は死んでいる。

 

「…………」

 

 奇妙な話だ。

 

 これから何をするべきか。

 

 分からない。

 

 任務はない。

 

 命令もない。

 

 里もない。

 

 守るべき一族もいない。

 

 暁もない。

 

 サスケもいない。

 

 生まれてからずっと、自分には何かしらの役割があった。

 

 忍。

 

 兄。

 

 うちは。

 

 暗部。

 

 抜け忍。

 

 暁。

 

 木ノ葉を守る者。

 

 サスケに殺される者。

 

 だが今は。

 

 何もない。

 

 誰からも命じられていない。

 

 誰にも求められていない。

 

 ただ。

 

 生きている。

 

 いや。

 

 死んでいるというべきなのか。

 

 イタチは目を閉じた。

 

 答えは出なかった。

 

     ◇

 

 数日が過ぎた。

 

 イタチは源三の家に居候していた。

 

 何もしないのは性に合わないため、薪割りや水汲み、掃除などを手伝う。

 

 初日に薪を均等すぎる大きさに割って並べたところ、

 

「お前、何で薪割るだけでこんな綺麗なんだよ」

 

 と源三に引かれた。

 

 加減が難しい。

 

 この身体にも少しずつ慣れてきた。

 

 以前より小さい。

 

 筋力も落ちている。

 

 反応速度も身体能力も、二十一歳だった頃とは比較にならない。

 

 技術は覚えている。

 

 身体が追いつかない。

 

 写輪眼も使用できる。

 

 ただし、長時間使えば疲労が大きい。

 

 当然だろう。

 

 今の自分は、子供なのだから。

 

 そして。

 

 もう一つ分かったことがある。

 

「……腹が減った」

 

 縁側で、イタチは呟いた。

 

 珍しい感覚だった。

 

 ここ数日は食事をしている。

 

 源三が食べるため、自分も付き合っていた。

 

 だが強い空腹を覚えたことはなかった。

 

 今日は違う。

 

 はっきりと腹が減っている。

 

「お?」

 

 庭にいた源三が振り返った。

 

「今、腹減ったって言ったか?」

 

「はい」

 

「本当か?」

 

「なぜ驚くんです?」

 

「いや……」

 

 源三は少し考えたあと、笑った。

 

「そりゃいい」

 

「?」

 

「霊力が強い奴は腹が減るんだとよ」

 

「霊力」

 

「死神になるような奴とかな」

 

 イタチの目が細くなる。

 

「詳しく教えてください」

 

「急に食いつくな、お前」

 

「重要なことかもしれません」

 

「俺も詳しくは知らんよ。ただ、ここじゃ普通はそんなに腹は減らねえ。けど霊力が強い奴は食い物が必要になるって話だ」

 

 霊力。

 

 イタチは自分の手を見る。

 

 あの日から感じていた、チャクラとは違う力。

 

 もしこれが霊力なのだとすれば。

 

「死神は、その霊力を扱う?」

 

「そうなんじゃねえか?」

 

「……なるほど」

 

「死神になる気か?」

 

「まだ分かりません」

 

 即答した。

 

 源三は笑った。

 

「お前らしいな」

 

 何がお前らしいのか。

 

 知り合ってまだ数日だ。

 

「腹減ってんなら、ちょうどいい」

 

 源三が立ち上がった。

 

「何か食いに行くか」

 

「家にあるもので構いません」

 

「たまにはいいだろ」

 

「無駄遣いでは?」

 

「子供が金の心配すんな」

 

「ですが――」

 

「いいから来い」

 

 連れていかれたのは、小さな団子屋だった。

 

 店先から甘い香りがする。

 

 イタチの足が、ほんのわずかに止まった。

 

 源三は見逃さなかった。

 

「……好きなのか?」

 

「何がです」

 

「団子」

 

「普通です」

 

「ほう」

 

「何ですか」

 

「いや?」

 

 妙に楽しそうな顔をしている。

 

 イタチは無視した。

 

 皿が置かれる。

 

 三本の団子。

 

 一口食べる。

 

「…………」

 

「どうだ?」

 

「美味しいですね」

 

「そうか」

 

「はい」

 

「表情は変わってねえけどな」

 

「変わる必要がありますか?」

 

「いや、ねえけど」

 

 二本目に手を伸ばす。

 

 源三が笑った。

 

「気に入ったならまた来りゃいい」

 

「……そうですね」

 

 何気ない会話だった。

 

 ただ団子を食べただけ。

 

 それなのに。

 

 イタチはふと思った。

 

 前の人生では。

 

 こうして何の目的もなく店に入り、誰かと甘いものを食べる時間が、どれほどあっただろう。

 

 任務でもない。

 

 情報収集でもない。

 

 誰かを欺くためでもない。

 

 ただ、食べたいから食べる。

 

 それだけ。

 

「源三さん」

 

「ん?」

 

「ありがとうございます」

 

「だから礼はいらねえって」

 

「……そうでしたね」

 

 団子をもう一口。

 

 甘い。

 

 悪くない。

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