マギアレコード×仮面ライダービルド~NEW WORLD ~ 作:ユウ也
「まさかあのやちよさんを納得させるなんてな…」
「まあなぁ、やちよさん7年もやってるだけあるが…俺の経験値も相当だからな。」
「いやいや、あれについてけるなんてなにしてたんだよ…」
「そりゃ…あっ、俺珍しい兎拾ったけど見る?」
「ごまかした…」
「あっ、戦兎さん!私見たいです!」
「おっ、いいぞ!んじゃちゃっちゃと第5話終わらせちゃいますか!」
「いろはちゃん…全く…あれ?戦兎さんが拾ったのって…いや、さすがにないよな…」
魔女の結界の一番奥には巨大な砂の城を作りしばらく見つめている化け物…『砂の魔女』がいた…しかし…
『窶ヲ縺?m縺ッ縺!!』
その魔女は発狂をしたように叫ぶとその城を拳で砕く…何度も何度も…そして更地になった砂の城の跡地でなにかをまたつくりだしていた…
「あれがここの魔女…」
「んじゃちゃちゃっと終わらせて小さいきゅうべえを探そう!いろはちゃん!」
「はい!」
魔女の隙だらけの背中めがけももこが走りだし、いろははその少し後ろをついていくように走るのだが…
『縲娯?縺セ縺ゅ?縺』
「ゲッ!遠距離攻撃かよ!」
「ももこさん!」
なんと魔女は背中に目があるかのようにももこの気配を察知すると、髪の毛のような部分から砂の竜巻を5つだしももこめがけてぶつけようとする…いろははすぐさま竜巻を撃ち落とそうとするも、いろはが5つの竜巻を落とす魔力を込める時間が足りない…しかし…ももこはすぐさま脚を止め腕と脚に力を込め…
「なぁに…やちよさんほどじゃないけど、これでもベテランなんでね!」
『繧?s縲ょ、ァ荳亥』
その貯めた力を解き放つように回転斬りを放ちながら前に進むと魔女の背中に大きな傷をつける…そのまま魔女は前に倒れこみ、自分が作りかけた砂の城の土台を壊してしまう…魔女は本体の痛みと自分の作りかけている城を壊してしまったことに怒りをももこといろはの方に振り向く。
「す…すごい!」
「ほらほら!いろはちゃん!足を止めない!」
「は…はい!」
「とぅおーりゃぁ!!」
「エイっ!!」
『縲ょ、ァ荳亥、』
そのまま勢いに任せるようにももこは剣で胴体を叩き斬り、いろはは振り下ろされそうな腕を撃ち抜きももこのフォローをしている…即興ではあるもののここまでの道で連携をしていたぁけあり、息の合い方は上々であった。
「ナイスいろはちゃん!このままならさくっと戦兎さんが来る前に終わりそうだな!」
「はい!…あの人に頼るのはあまりしたくないですし…私達で!」
「…わかった!あたしら魔法少女の力見せてやろうぜ!!」
「はい!」
『縺ォ縺励』
戦兎にもここでやらなければならないことがある…それはいろはにもわかっている。だから自分の目的のために戦兎の邪魔をしたくない…そのためにも最低ライン…ここで闘っていけることを戦兎に見せたいといろはは思っていた。そんないろはの思いはももこもわかっており、いろはを鼓舞するように言葉を出すが…その隙を魔女は突き撃ち抜かれてない腕をももこに振り下ろすも…ももこはしっかりと反応しその腕を巨大な剣で受け止めそして…
「負けるかぁぁ!!」
「す…すごい…」
そのまま押し返すと魔女を転倒させる…そんな姿にいろはも驚き見とれてしまうもももこはすぐさまいろはに次の指示をとばしフィニッシュを決めにかかる。
「いろはちゃん!アタシがでかいのをまたぶつける!そのままトドメ!でかいのをお願いね!」
「は…はい!」
『窶ヲ縺?m縺ッ縺』
「させるか!」
腕のクロスボウに魔力を込めると先ほどまで放っていた矢よりも大きなものに変わるが、その魔力に惹かれるように魔女が立ち上がりいろはに襲いかかろうとするも、ももこはそれを止めるために跳び魔女の顎を切り上げてやり…
『縺具シ溪』
「どぉぉ!りやぁぁ!!…いろはちゃん!」
「お願い!これで!倒れて!」
『縺具溪ヲ?ッ縺』
そのまま往復するようにももこは頭部を叩き斬り魔女から離れ、いろはに声をかけながら魔女から距離を離しいろはの元へ…そしてそのままいろははクロスボウに込めた巨大な魔力を一気に放つと床の砂を巻き上げながら進んだ光の矢は魔女の元で巨大な衝撃波が空間に起きるのだった…
「やったか!?」
「…そんな…」
「あいつ大量の砂で無理矢理ふせぎやがった…」
砂の巨大な壁で魔女はいろはの矢を防がれてしまった万事休すかと思われたが…砂の中に桃色の光…いろはの魔力の光が…
「でも…まだ私の矢が…!」
「…ならあそこを…」
「俺が蹴ればいいんだな!?」
「え?」
「嘘だろ!?」
背後からはなんと戦兎が白い何かを抱えたを抱えたまま大ジャンプをして現れたのだった…いろはとももこがここに来るまでに色々と迷い時間がそれなりにかかった。それなのにここに来たのは迷うことなくここまで来れたとしか言えないのだった。
「こいつを頼む!」
『モッキュウウ!!』
「おいまじかよ…あれって…」
「小さいきゅうべぇ!?でも…なんで…」
戦兎の腕の中から何かが飛び出すのだが、それはなんと2人が探していたきゅうべぇだった…魔法少女でも素質があるものでもないのにきゅうべぇが見えて干渉をしているなんて魔法少女2人からしたらあり得ないことだった。
「とりあえず!いろはちゃん!キャッチ!」
「は…はい!っっ!…」
(なに…これ…意識が…)
「ナイスキャッチ!って危ない!!」
ももこから言われ状況が飲み込めないながらも、いろはは自分の胸に飛び込んで来くる小さいきゅうべぇを優しく受け止めるのだが…突然意識がふっと途切れ座り込んでしまう…そんないろはを狙おうと魔女がまた髪の毛から竜巻を出そうとするが…
『Ready!Go!』
「勝利の法則は決まった!」
「なんだこれ…滑り台?」
『ボルテックフィニッシュ!イエーイ!!』
「はあああ!!」
『励窶ヲ?縺縺縺シ!』
空中でビルドドライバーのレバーを回していた戦兎は、必殺技の『ボルテックフィニッシュ』の際に発生する放物線のグラフで魔女の動きを拘束するとそのまま勢いに乗ったキックは計算されたルートを走り、いろはが残した光の矢を無理矢理押し込むと砂の壁と魔女を一気に貫き魔女は爆発四散し、異様な砂の空間は霧となりそこは星空拡がる元の世界だった…
「すげえ…これが仮面ライダー…」
「いや、違うよ…これは…ももこちゃんと俺と…いろはちゃんとその子のお陰だ…」
「…まあ、そういうことにしとくか…いろはちゃんも大丈夫か?…いろはちゃん!?」
ももこは目の前で放たれた仮面ライダーの一撃に驚き固まってしまうが…戦兎はビルドの変身を解くと、優しく微笑んで安心させるようにいうとももこも微笑み返すのだが…いろはが返事をせずに小さいきゅうべぇを強く抱き締めたまま気を失っていたのだった…
「どうした!いろはちゃん!」
「とりあえず!調整屋!調整屋に持ってくぞ!!」
「わかった!…大丈夫…だよな…」
いろはの腕のなかではようやく安心したのか、小さいきゅうべぇも眠っており、端から見れば微笑ましい光景のように見えるのだが…ももこはいろはを抱えビルを跳ぶように走り戦兎もバイクに乗り夜の街を駆けていく。
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(あれ、私…どうしたんだろ…確か…あの時…小さいきゅうべぇを受け止めて…)
いろはが目を覚ますとそこは、真っ暗な闇…目を開けてるということすら疑ってしまうような闇だった。しかしいろは本人はこれがなにを意味するかわかっていた…
(ああ、またあの子の夢を見るんだ…)
夢の中でしか会えない愛おしい女の子…その子と会えると思うといろははこの暗闇への不安が少しはなくなる…先ほどまで自分が魔女の結界にいたことさえも今は忘れるように
しかし…今から見るのはあの時見た夢とは大きく異なるものだった…
「お姉ちゃん!今日も来てくれたんだ!」
ベッドに座っていた少女はいろはを見つけると優しく微笑みながら言葉を発した…今まで聞きたくても聞けなかった少女の声が今のいろはにはなぜか聞こえる。
(お姉…ちゃん?…私が?)
「あーあ、早く元気になってお姉ちゃんと一緒に学校に行きたいなぁ~」
流れてくる情報がいろはの頭をかき回す…自分には妹なんかいない…1人っ子だ…その後おそらく夢の中の自分が学校で起きたことを話したのだろう…頬をすこし膨らませ羨ましがるように自分の夢を語る…その顔がまた愛おしく頭をよしよしと撫でていた。
「お姉…ちゃん…息が…はぁっ…はぁっ…」
「ゆっくりと体を起こそうね?■■は強い子だから大丈夫だよ!」
場面が変わった…というよりも時間が流れたのだろうか病室で目の前の少女が苦しんでいた。そしてとうとう夢のなかにいろは自身が参加をしだした…体を動かすだけでも辛そうな少女を優しく支え、不安な顔をなんとか隠しながらも少女の名を呼ぶ…しかし、それでも何も出来ない…そんな自分のなかにはある決意が固まる…まるであの時戦兎にしたような…固く誰にも揺るがせないような…
そして次の場面でいろはの今を決定づける光景がひろがった…それは自分の家…しかし違うのは部屋の中には自分が使うベッドや勉強机だけでなくもう1つ同じようなまるで鏡写しのように置かれた家具…そこにいたのは自分を魔法少女にした『キュウべぇ』がいた…
「お願い!ういの…妹の病気を治して!」
『環いろは…それが君の願いだね?』
『キュウべぇ』からの最終確認にいろはは強く頷くと、いろはの魂に『キュウべぇ』が触れる…
(…思い出した…私は…)
そこでいろはの意識は夢から現実に戻るのだった…
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いろはが目覚める少し前、調整屋にいろはを連れてきた戦兎とももこはみたまに様子を見てもらうのだが、みたまも万能ではない…傷もなくただ眠ってるような状態のいろはには手の施しようがない状態だった。
「うーん…私から言えるのは『命に別状はない』としか言えないわね…もちろんいろはちゃんとこの子2人ともね…」
「そっか良かった…なあ、戦兎さん…質問していいか?」
みたまの言葉にももこはほっとした…目覚めていないのが心配ではあるが、いろはの顔色自体は決して悪いものではなく、なんなら『すやすや』と腕の中にいる『小さいきゅうべぇ』といっしょに寝息をたてていた…その後ももこは戦兎に向き合うとももこが戦兎に抱えてた疑問をぶつけることに…
「ん?どうしたんだよももこ…怖い顔しちゃって…」
「いや、不気味なことが起きたらそりゃな…」
「不気味って…まさかなんだ…魔女怖かったのか?」
「んなわけあるか!…なあ、あんた…いろはちゃんが何を抱いてるかわかるか?」
戦兎にからかわれながらもももこは今いろはと一緒に眠っている白い動物を指さす…真剣な顔のももことは裏腹に戦兎はすっとんきょうな顔で答える。
「…あの白い兎みたいなのか?」
「…見えてるのか…『キュウべぇ』が…」
「…は?キュウべぇってあの魔法少女か素質がある娘じゃなきゃ見えないっていう?」
ももこからの言葉に戦兎も少し驚きが口からこぼれていたようだった…まるで自分がどこかでその『キュウべぇ』と会ってるかのような言い方であった。
「いろはちゃんが腕に抱いてるあいつ…あれこそがいろはちゃんが探してた『小さいきゅうべぇ』なんだよ…」
「…ってことは…俺が魔法少女に!?」
「あのなぁ…戦兎さん…あんたが今までなにしてたのか聞いていいか?」
そういうとまるでギャルのようなピースを取りボケを挟む戦兎にももこは呆れながらも元々ももこが気になっていたことを尋ねる…ももこ自身そこまで頭がいいわけではないが、『魔女と互角以上に闘える装備』というよりも『振るだけで身体能力が上がるちっちゃいペットボトル』なんてものがこの世の科学力で出きるわけないと思っているからだ。
「どして?」
「そりゃ…当たり前だろ。魔女と闘える大人の男なんて魔法少女からしたら正反対な存在だ…それなのにこうしてキュウべぇが見えるなんて…普通じゃねえよ…」
「…わかった…俺は…」
「俺は…?」
先ほどまでのからかうような顔から一転して、ももこを戦兎が見つめる…そんな戦兎にももこは固唾を飲み次に出てくる言葉に期待と不安を膨らませていると、ももこからしたらあり得ない答えが出てきた?
「宇宙人と闘ってた…」
「…あのなぁ!そうやってごまかし…」
「本当だっ…ってどれだけ俺が言ってもすぐに信用なんかできないよな…でも…」
『宇宙人』そんな今時の子どもですら言わないようなことを言い出した戦兎に、ちょっと怒りを混ぜながらも急な舵の切り方にちょっと笑ってしまう。
戦兎も強く訂正はしようとしなかった…それもそうだ、誰だって信じれるかと言われたら信じるわけない。
ただ、戦兎は困り果てたというような顔はせずに『ビルドドライバー』を取り出すと…
「今の俺を『仮面ライダービルド』を信じてほしい…」
「…そう言われたら弱るなぁ…わかったよ…」
「本当か!?」
「あんたがあたしやいろはちゃんそして外で闘ってた魔法少女の為に闘ってたのは事実だからさ…」
「ありがとうな…ももこちゃん…」
ももこ自身戦兎がどういう人かってのをまだまだ完全に理解したわけではないが、少なくとも『悪いやつじゃない』ってのはももこもわかっている…だから『今の』戦兎のとにかく信じることにしたのだ。
「…んっ…ここは…」
「あらぁ~ももこ~戦兎さんいろはちゃん起きたわよぉ~」
「おっ、いろはちゃん!大丈夫?」
『モッキュ!』
「おっ、お前も起きたのかぁ~」
みたまに呼ばれたももこと戦兎はいろはの元へ向かうとちょうど『小さいきゅうべぇ』も起きたようで、戦兎が『小さいきゅうべぇ』の頭をよしよしと撫でる…そんな戦兎に『小さいきゅうべぇ』も抵抗することなく受け入れている…
「…本当にキュウべぇが見えてる…」
「俺も驚いたよ…でもな…こいつが『小さいきゅうべぇ』なんだよな?」
「うん、そうだけど…」
いろはも改めて戦兎が『小さいきゅうべぇ』を認識してることに戸惑いながらも、嬉しそうにする『小さいきゅうべぇ』の姿にほっと微笑むもふと戦兎は新しい疑問を浮かべるのだった。
「俺こいつ以外にキュウべぇってのを見たことないんだよなぁ…」
「それなら少し合点が行くわねぇ~」
「どういうことだ?」
「『魔女を倒してる男性』だなんていうイレギュラー…キュウべぇが接触しないわけないじゃない?」
「確かにそうだな…ならやっぱり…こいつが特別ってことなんだよな…」
『キュウべぇ』の目的がなんにしても『仮面ライダー』という存在に何かアクションをするはずだというみたまにももこが
納得をしようとするも…
「でも、普通の人全員に見える訳じゃない…となるとやっぱり戦兎さんも特別ってことよね?」
「…とりあえず!今はいろはちゃんが起きてこの子といろはちゃん出会えた!それでいいだろ!」
みたまがまた新たに気づいた疑問を口にし、まるで『卵か鶏どっちがさきか問題』のようにどっちが特別なのかという自体になりももこの目が回りだすも、無理矢理ながらも着地させるのだった。
そんなももこに戦兎もみたまも同意をしたのだが…
「…いろはちゃんどうした?」
目を覚ましてからなにかを考え込んでいるいろはに戦兎は声をかけたのだが、すぐに返事はなかったがいろははようやくなにかがまとまったというような顔をして…
「…私思い出したんです…願いを…」
「願い?ああ、あの時みたまさんが言ってたそれで?なに願ったんだ?」
「妹の…病気を治してほしいって…」
「おいおい!そんな願いなんで…」
普通に考えておかしかった…『願いを忘れる』なんてことあるのだろうか。自分のこれから先の人生を大きく左右するようなことだ、例えば長年闘って『そんなもの忘れた』というのはあるかもしれないがいろはは無論そこまで長く闘ってたわけではない。
『あまりにもしょうもないことを願った』としてもむしろ忘れるわけがない…さらに言うなら忘れていたとしても魂の記憶から消えたわけではない…つまりはみたまが見れないこと自体がおかしいのだ。
「それが…わからないんです…だって…私…ずっと一人っ子だって思ってて…」
「…なら、つまりは妹の記憶が丸々なくなってたってことか?」
「そうです…この子をあの時抱き締めて意識が落ちた時に…思い出したんです。」
いろははそういうとまた優しく『小さいきゅうべぇ』を抱き締めるのだが何ももう起きない…まさに1度だけの奇跡だったのだろう…それでもいろはは優しく『ありがとう』と言い頭を優しく撫でてあげる。
「それって本当にいろはちゃんの記憶なの?誰かがなにかの陰謀を持って、いろはちゃんにその記憶を植え付けたなんてことありそうじゃない?」
「みたまさんが言いたいこともわかる…だがあり得ないことって言っても…今さらだよな…」
まあ、ここそういう『あり得ない』の集団ではあるもんな…」
みたまが最悪のケースを考えて口にする。もしもそうならいろはの腕の中にいるのは敵である可能性が高くなる…さらに言うなら今この空間には魔法少女から見ても戦兎から見ても『あり得ない存在』だらけで、無限に近い可能性があるのだ。
しかし…いろはは…
「…でも私、この記憶を信じます…あの子の…ういのことを考えるだけでとても愛おしくなれて…この気持ちが嘘なんかじゃなくい、『環うい』はここにいて今の私は…環ういっていう妹がいる『環いろは』だって思えるから…」
「…いいじゃんか…俺もそれに付き合うよ。」
「戦兎さんはいいのか?その…」
まっすぐと自分の答えを口にすると改めて夢の中に出た自分の妹『環うい』を探すためにこの街で闘うことを決意した…そんないろはに戦兎は迷うことなく賛同するが、戦兎には本来の目的があり、そのことをももこが気にかける。
「言ったろ?俺はいろはを支えるって…それにどうせ俺はここにいないといけないんだ…だったら…な♪」
「ありがとうございます!」
やちよからいろはを守り魔女の元へ向かわせたあの時のように、戦兎は優しくいろはの頭を撫でてあげるといろはは今日一番の返事をするのだった。
「んじゃ…このこは俺が預かるよ。」
「わかりました…この子をお願いします…」
『モッキュ!!』
いろはになついている様子もあり、戦兎の元へ素直に来るのかと心配したが、とうの『小さいきゅうべぇ』は戦兎の腕の中に喜んで入っていくのだった。
「おーよしよし!」
「なんだか、その子いろはちゃんと戦兎さんが好きみたいね~」
「初めて見た時からこの子俺になついててなぁ…何でだろうな…」
「確かに…不思議ですね…」
戦兎が優しく『小さいきゅうべぇ』の頭を撫でてやると嬉しそうにして、その様子に調整屋の空気は和やかなものに包まれていた。
「戦兎さん改めて…その子をお願いします。」
「わかった…よろしくなおちびちゃん♪」
『モキュモッキュ♪』
戦兎の言葉に『小さいきゅうべぇ』は元気よく答え、長い神浜での1日が終わるのだった…
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(…ここは…君は!?)
(仮面…ライダー…仮面…ライダー…)
調整屋のベッドで寝ていた戦兎は夢を見ていた…そこはかつて『石動美空』がボトルを浄化する際に見るという光景とそっくりだった…
あの時は火星の生命体を『エボルト』のブラックホールが吸い込む様子だったが、今度は巨大な竜巻のようなものが地球のどこかの街を取り込むようにしていた…
そんな絶望の景色の中、1人の少女はその嵐に逆らうようにというよりも全く効いていないという状態でただただ見ていたのだった…
(…教えてくれ…俺はここで何をしたらいいんだ?)
その少女は戦兎に神浜へ向かうように頼んだ少女だった…少女に自分の目的を尋ねる戦兎に少女は答えるのだが…
(ーを…助けて…)
(…助けてって…いろはちゃんのことか?)
(-を…助けて…)
いろはが夢の中でういに質問をしたときと同じように少女の言葉は大事なところが欠けていた…
『誰か』を助けてほしい…今浮かぶ候補はたった1人しかいない…いろはのことかと尋ねるが少女は何とか伝えようともう一度口にするがやはりわからないままで…
(…まだその時じゃないってことか…心配すんな…誰だって助けるからさ…)
(…)
未だに何をすればいいのかなんてわからないが、それでも戦兎は目の前で戦兎に祈るように願うように見つめる少女の応えないわけがなく、戦兎は応えると少女は優しく微笑み夢から覚めた…
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目をさますとそこは調整屋で、現実に戻って来たことを瞬時に理解でき起き上がろうとするも…
「…お前が俺にあの夢を?…」
『モキュ?』
「…ってわかんないよな…」
戦兎の胸の上では寝息をたてる『小さいきゅうべぇ』がいた…戦兎が少し体を動かしたため、起こしてしまったようで、そんな『小さいきゅうべぇ』に戦兎はわかってはいてもつい聞いてしまうがもちろん何もわかってない様子だった。
「戦兎さ~ん♪ご飯できたわよぉ~♪」
「おっ!まじか!んじゃご飯食べたら街にいくぞおちびちゃん」
『モッキュ♪』
「んじゃ!いただきま~す!…んっ…!?」
()
「…あらら…まだまだおねむかしら?」
『モキュー!!』
みたまに呼ばれ、食卓に戦兎は向かって戦兎はみたまの作った食事をを食べたのだがあまりの味にノックダウンしてしまい、街にでて『環うい』の手がかりに繋がりそうなものを探すという仕事が果たせず、放課後になるまでまたベッドの上にいることになったのだった…
実は今回の話一度間違えて投稿をしてしまうという恐ろしいミスをしてしまった…まじでヒヤッとした…