マギアレコード×仮面ライダービルド~NEW WORLD ~ 作:ユウ也
「戦兎さんの攻撃がほとんど効いてないってことはあの魔女は私達で倒すしか…」
「『ラビットラビット』が通用しないなら『タンクタンク』も通用しないからな…でも俺は諦めない…必ずあの子を助ける…」
絶交ルールを模した魔女に負けた戦兎達…そしてようやく動き出したのは…
レナだった…レナは戦兎に向かうと顔面に一発グーで殴り付けた…
「ぐはっ…!」
「…あんた!レナ達を守るって言ったじゃん!それなのに!あんた!」
戦兎は殴られ吹き飛ばされると辺りに戦兎が所持してるボトルが全てこぼれ落ちた…そんな戦兎に怒りをぶつけるも戦兎はなにも言い返さずただただ言われるがままだった。
「レナ!やめろ!今はそんなこと言ってる場合じゃ…」
「ももこもももこよ!あんたアタシ達のリーダーでしょ!?それなのに!」
さらに殴りかかろうとするレナを後ろから取り押さえるように、ももこがしがみつくも今度はその怒りの矛先をももこにかえだした。
「…それはお前らが逃げてたからだろ!」
「でもあんたは追いかけなかった!それなのに!リーダーだなんであんたとは…ぜっ…」
その怒りに堪忍袋の緒が切れたももこも言い返し、レナもさらにヒートアップしていきとうとう最後の言葉を言いかけるもて
「やめてください!…」
「…いろはちゃん…」
『絶交』本来なら今の状況では意識すれば言わずに済む言葉なのだが、感情的になるとつい出そうになる…だからこそ人らしいのだが、今は絶対に言っちゃいけない気がしていた。
「…今はあの魔女を追いましょ?かえでちゃんを連れていったということは、まだ何か別の目的があるはずです…」
「…っ…でも探すったってどうやって…」
ももこが何か案を求めるも言った本人であるいろはも何をどうしたらいいのかもわからない状況という感じで唸っていると…
「…『絶交ルールの噂』…なら…あの人に!」
「おい!レナ!まてよ!」
突然レナが走りだしももこがその後を追おうとするも…
今度は戦兎が動きだしたのだが…その様子が何かの真相に気づいたかのように急いで光輝く『ジーニアスフルボトル』を拾いあげ…
「…これだ!!これなら!!」
「ふぇっ!?戦兎さん?どうしたんですか?」
「ちょっと今からやることがあるから!」
そういうと戦兎は急いでビルドフォンをバイクにしてそのまま走り出してしまった。
「…戦兎さん!?…ももこさん…どうしましょう…」
「とりあえず…レナはアタシが追う!」
「わかりました!…といっても…」
ももこは見失ったレナを追いかけに走り出し、いろはも見失った戦兎を探そうとしたが…
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「あらぁ~どうだった?って戦兎さんの顔を見たらわかるわよ…」
「やっぱり…戦兎さんはどこに?」
戦兎が何か作業をするとなると、行ける場所は唯一といってもよく、いろはが調整屋に着くとみたまがいつもと変わらない調子で出迎えていた。
「部屋のなかよぉ…でも誰も入れるな~って。」
「…やっぱり…あの、みたまさん…戦兎さんどんな感じでした?」
本当なら顔を見て話したいが、戦兎が望むならといろはは折れ、みたまに戦兎の状態を尋ねるのだが…
どこか深刻そうな顔をして…
「…とっても落ち込んでたわよ…もしかしたらもう…会えないかも…」
「っ!…そんなの嫌です!!だってまだ…まだ…」
「ならぁ…当たって砕けにいくしかぁ~」
みたまのあまりの言葉にいろはが急いでドアを開けようとするも…
「誰がいなくなるかよ…みたまさんもそういう嫌がらせこの子にしない方がいいって」
「は~い♪」
「戦兎さん!…あの…」
ドアを開け呆れ顔で戦兎がみたまに軽いノリで注意をする。そんな様子にいろはの頭はさらに言いたいことが増えて戸惑うのだが…
「いろはちゃんはあの魔女を探しておいてくれ…俺もすぐに追い付く…大丈夫…」
「…わかりました!信じてますからね?」
「ああ、任せとけ…」
優しく頭をなで微笑む戦兎にいろはも安心したように調整屋から出て先ほどの魔女を探しに向かった。
「それで…どうなの?貴方の『実験』の調子は…」
「…片方のプランは失敗だった…でも…あっちなら…」
「なら良かった♪」
「…絶対に助ける…オレが…」
戦兎の部屋の中には『ジーニアスフルボトル』が鈍く光っており、そのジーニアスフルボトルに何かの管が取り付けられていた。
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魔女を探しているとももこから、『廃工場にまた来てほしい』と連絡があり急いで向かうのだった…
「あっ、いろはちゃん…そっちは?」
「だめです…何かやることがあるって…」
「そうかぁ…でもあの人が来たとしても攻撃がほとんど通らないってのがもうきついなぁ…」
「…でも…私達でやらないと…それで、レナちゃんは?」
申し訳なさそうに謝るいろはにももこは頭を抑え『どうしたものか』と言う様子だった。来てくれたとしてもビルドの力がどこまで通じるかわからない状況でもももことしてもいてほしかったが…いないならと諦め状態ながらもやらねばならないと気を引き締めるが…
「実はアタシもそのレナに呼ばれてさ…」
「はあはあ…お待たせ…あれ?あの人は?」
「実は…」
遅れてやってきたレナが戦兎がいないことに驚くのだが、いろはから事情を聞くと…
「やることがあるって…かえでのこと以上に大事なことがあるっていうの!?」
「落ち着けって…とりあえず…何をしたらいいんだ?」
また爆発して大暴れしようとするがももこがまた抑えるとレナは息を吸い覚悟を決め…
「…またあいつを呼ぶ…」
「呼ぶって…来るのかよ?あいつ魔女だぞ!?」
「…でも魔力の痕跡が全くないですし…もしかしたら…」
『噂』なわけがない!全部ただの偶然だ!」
噂にたいして強い拒否反応を示すももこ…やちよが噂に対して強い思いがあるからか何が何でも受け入れたくないという様子だった。
「…ももこさん…でも、今はそのレナちゃんの作戦を頼りましょ?」
「…どうせ来ないよ…」
いろはの言葉に一応納得はするがボソッと捨て台詞を言うように来ないというももこ…
そしていよいよ…
「…ももこ…やる前に言わせて…もしも何かあったらあの人に謝っといて…あと、信じてるから…」
「レナ…」
「…よし…かえで!怒ってごめん!!絶交するなんて言ってごめん!!」
「…」
「…」
「レナも!ももことかえでの三人チームに戻りたい!だから…謝らせて!」
「来ない…」
「やっぱり…」
レナが大きな声で気持ちを込めて謝るが廃工場にはなにも異変はない…それでもレナは自分の気持ちをどんどん言葉にしていく。
「レナ気づいてたから!無理矢理コンビニに使い走りさせてごめん!レナが好きなフルーツタルトがなくて怒ってごめん!気を遣ってレナの好きなスイーツ買ってくれたのに怒ってごめん!服汚してごめん!お金返せなくてごめん!ペットの大事な餌代なのにごめんなさい!そのペットの爬虫類も虫もキモいって言ってごめん!今もキモいと思ってごめん!」
「うわぁ…レナのやつ…」
「私…ここまでされたら凹んじゃうかも…」
どんどん自分の気持ちを口にするなかで、多分修復できないレベルのものをぶっちゃけるのだがそれを横で聞いてる2人の胸にダメージがはいるのだが…
「本当に何もかもごめん!」
『レナちゃん♪』
「はっ!?かえで!?キャッ!」
「レナ!かえで!クソッ!」
(…戦兎さん…私に力を貸して下さい…)
最後に謝った言葉がとうとう届いたのか3人にかえでの声が響くと同時に3人を結界の中に…
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結界の中はあの時と同じように階段まみれの異様な空間でそこに放り出された3人は分断されてしまう…
「いろはちゃん!レナとかえでは?」
「近くにいたはずなのに…」
辺りを見渡すと遠い階段にレナとそれに対峙するかえでが目にはいった。かえでの周りには使い魔がおり、その使い魔も含めてレナの敵である。
「かえで!一緒に帰るわよ!」
『レ~ナちゃん♪一緒に階段さんのお掃除しよぉ~♪』
『縺代k繧!』『縺代k繧!』
「キャッ!」
レナの動きを止めるためにかえでが魔法のツルを出し捕らえようとするももちろんレナもツタを切り裂き抵抗するのだが…さらに使い魔がそこを突き体当たりを仕掛けレナにダメージを与える。
「誰がそんなのするかっ…クソッ…卑怯よ…」
「かえでっ!くそ!かえでを盾にしやがって…このままじゃレナまで!」
吹き飛ばされながらも反撃しようとまた武器を構えるが…かえでが前に来て無茶な近距離戦をさせられているのだが、かえでを攻撃できないレナからしたら一番効く戦法であった。
『縺溪?縺昴』
「でも…レナちゃんのところにいけない…」
「…はあはあ…かえで…」
使い魔達もいろはとももこを行かせないように、1体倒しても2体立ちはだかり時間を稼がれてしまう。そしていよいよレナが膝をつき使い魔に拘束をされてしまった…
『レナちゃん♪一緒にいこぉ?♪』
「くっそ…嫌よ…レナはかえでと仲直りして…一緒にプリン食べるんだから!!」
「よく言った!」
「行くわよ!」
「あれは…やちよさん…それに…」
「戦兎さん!♪」
レナの心からの願いに応えるようにバイクの音が結界内に響くそしてやちよがバイクから飛び降りレナを捕らえてる使い魔を叩き突き切り裂きレナを解放して戦兎はそんなレナとかえでの間に立ちはだかるように現れた。
「…やちよさん…レナちゃんを2人のとこに…」
『なぁんで邪魔するの?私のこともレナちゃんの約束も守れなかったくせに…』
ニコニコ笑いながら戦兎の心を抉るような言葉を平気でぶつけるが…戦兎からすれば事実でありながらもそういう攻撃なのはわかっている…そして何よりも…まだかえでは生きている。 ならば戦兎がやることは1つだ…
「…確かにな…俺は2人のことを守れなかった…でも君が俺の前に君がいるなら、まだチャンスはある!」
『それは…』
「あの時お前らに効いた『スパークリング』をアップデートさせたんだ…」
顔をしかめ睨み付けるかえでに戦兎はニヤリと笑う。
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さかのぼることいろはが戦兎を追いかけて調整屋に来る前…
「あらぁ~お帰り~…ちょっと大丈夫?」
「悪い!今時間ない!」
「何か手伝えるかしら?」
鬼気迫る顔で戻って来た戦兎にみたまから手助けを申請し始めるほどだった。
「…なら…これにちょっと魔力を込めれるか?」
「…どういうこと?」
内心ダメ元ではあるが、魔力の扱い方が特殊なみたまなら…という一途の望みを持って『ジーニアスフルボトル』を渡して…
「こいつの中に特殊な魔女の魔力が入ったんだ…そいつを使えば…『ジーニアス』を復活させれるかもしれない!しかも…そいつをぶっ倒せる特効付きのな!」
「…そう言われても…この中に私の魔力をいれるのはできなさそうね…」
光輝く『ジーニアスフルボトル』をみたまが握り祈るように力を込めてみるのだが…『ジーニアスフルボトル』にはなにも影響は出なかった…
「…なるほど…ならこいつの中身を『スパークリング』に移す!」
「…どうしてそっちなの?長いやつの方がよくないかしら?」
長いやつ…『フルフルラビットタンクフルボトル』のことだ。確かにビルドの今の最強フォームはそのフルボトルを使用した『ラビットラビットフォーム』と『タンクタンクフォーム』なのは間違いないのだが…
「『スパークリング』と『ジーニアス』にあってこいつにないものがあるんだ…それはちょっと話せないがな…」
かつてまだ『エボルト』が『ブラッドスターク』として暗躍していた頃に、パンドラボックスの力の一端である攻撃を食らったことがある。そのときの一部分を元に作ったのが『スパークリング』で、パンドラパネルを素材にした『ジーニアスフルボトル』あの魔女に対して何かしらの動きが出た2つに共通する要素それが『パンドラボックス』だ。それがあの魔女に効くのなら…という淡い期待を持ってきたのだ。
「そっか…そういうことなら…できそうかな♪」
「ほんとか!」
「要はこの中身の魔力をこの子に注げばいいのよね♪でもそれでどうなるの?」
ゴムチューブを取り出し、みたまが魔力を込めると魔力の流れを作りだしたのだった?
「それは…まさに実験ということで…とにかく!誰も入れるなよ!?」
そしていろはが調整屋を出た後…
「…お願いね…どうか…どうか…」
『バァン!』
』
みたまは祈るように戦兎の実験の成功を祈っていた…すると部屋から破裂音が聞こえた。
「ひゃっ!…大丈夫?」
破裂音を聞いたみたまが駆けつけると…『スパークリング』からはまるで自販機やゲームの『当たり』を伝えるような軽快な音楽がながれていた。
「…さいっこうだ!こいつの中身がこの中の魔力を全て倒しきった!!」
軽快な音楽をあげる『スパークリング』と引き換えに『ジーニアスフルボトル』は光を失っていた。
「それでどうなるの?」
「こいつの力があの魔女に完全に倒せるように適応したってことだ!」
先ほどまでの神妙で緊張感溢れる戦兎の様子とうってかわり、自慢するように戦兎はみたまに解説をしているが、みたまはそのテンションの高さと圧に圧されていた。
「…えっと…インフルエンザのワクチンみたいなものってことかしら?」
「そゆこと!んじゃ行ってくる!」
そして調整屋を出てまたバイクを走らせていると…街の中を慌てた様子で見渡していたやちよとばったり出会い…
「あれは…やちよさんじゃん?どうしたの?」
「なっ!…どうしたはこっちの話よ!貴方なんでここに?」
戦兎がレナやいろはといると思っていたやちよは慌てて尋ねていた。
「俺はちょっとな…やちよさんは?」
「レナが『噂』について聞いてきたからもしかしたらと思って出てきたのよ…」
そもそもももこがやちよと喧嘩をしていることもあり、レナが自分を尋ねるという時点で嫌な予感がしていたのだった。
「なるほど…なら多分場所はわかる!乗れ!」
「…わかった!」
そのままバイクの後ろにやちよを乗せるとそのまま先ほどまでいた廃工場へ向かったのだった。
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「さあ、実験を始めようか!」
プルタブを開けると炭酸の弾けたような音は鳴らず、軽快な音が流れた。これが『この魔女の結界に適応している』合図となっていた。
そしてそれをベルトにはめて…
『ラビットタンク!スパークリング!!』
『…ちっ!!』
「おいおい!そんなに怖い顔するなよ!!」
『それを…外せ!!』
『縺ヲ縺薙』『縺ヲ薙繧瑚』
「させるかよ!」
かえでが普段絶対しないような声と顔で戦兎のベルトから『スパークリング』を奪おうとするも、変身の際に出てくるビルドの成分を流し込むフレームに使い魔は吹き飛ばされそしてエネルギーが溜まりきり…
『Are you ready?』
「変身!!」
『シュワッと弾ける!ラビットタンクスパークリング!イエイ!イエーイ!』
「相当こいつが嫌いってことは…俺の予想が当たってるってことだよな!」
実験の大成功を嬉しそうに言うと戦兎は『スパークリング』の能力のひとつを御披露目する。
『ホークガトリンガー!』
「はあっ!!」
本来ならビルドのベストマッチの1つである『ホークガトリング』の武器である『ホークガトリンガー』と『ドリルクラッシャー』を取り出すと2丁拳銃にして飛びかかる使い魔とさらにかえでの周りにいる使い魔を正確に撃ち抜いていく。
『溪縺昴』『縺?昴』
「何だよあの武器…」
「こいつには俺のてんっっさい的な発明品のデータがはいってるからな!そろそろ来るぞ!」
『代繧溪縺昴』
今までとは違う闘い方にももこが戸惑いその様子に戦兎はさらに調子に乗るような言い方をするが…自分のテリトリーで大暴れする奴らにあの時と同じように『階段の魔女』が現れた。
「…あいつが…かえでを…やちよさん本当にありがとう…」
「えっ?…ももこどうしたの?」
「やちよさんがきてくれなかったら、アタシはレナまで失ってたかもしれない…その事には感謝してる…」
「…今はそれでいいわよ。別に貴女に許されるためにここに来た訳じゃないから…」
「そういう言い方がむかつくんだよなぁ…この怒りはあいつにぶつけますか!」
ももこがかつてやちよと喧嘩をしたこともあり、内心このまま一緒に戦うという行為そのものを今すぐぬけたいが…今のももこにはそれ以上にかえでとレナを傷つけたあの魔女への怒りに燃えてぁた。
『行かせない!』
「させるか!」
『4コマ忍法刀!』
『火遁の術!火炎斬り!』
かえでが魔法でツタを伸ばそうとするも、今度は『4コマ忍法刀』を取り出し火遁の術でそのツタそのものを焼き斬りかえでと使い魔達に戦兎が立ちはだかる。
『キャッ!』
『縺溪?縺昴』『縺ヲ縺⊂繧』『縺?◆縺』
「行かせるか!」
『分身の術!』
「よっ!」「はっ!」
まいちる火の粉に驚きしりもちをつくかえで…そんなかえでかえに変わり、使い魔がいろは達を追おうとするも『4コマ忍法刀』のもう1つの能力分身で追いかける使い魔達を一掃するのだった。
『痛いよぉ戦兎さん…』
「…直接殴ってないけどなぁ…」
『あはは♪ばれたぁ?ならぁ~貴方に一番効く方法で行こうかなぁ~♪』
「…残念だけど…」
「終わりだよ」
『ひゃっ!…ふゅぅ…』
精神攻撃でかえでがこちらを揺さぶろうとするも、戦兎に甘い精神攻撃が通用するわけもない…そして次のステップに進めようとかえでは杖の先を自分の腹部に向け貫こうとするも…あらかじめ出しておいたもう1人の分身に気絶をさせられた。
「んじゃ頼むよ俺」
「了解!」
そのまま分身にかえでのことを任せると戦兎はいろは達の元へと向かうのだった。
魔女の元では4人の魔法少女が闘っているのだが…撃てども斬れども突けども手応えが感じられなかった。
「くっそ!こいつ!!」
「攻撃が効かない!?」
「どうしたら…」
「…1人1人の攻撃じゃ通用しないなら…ももこ!レナ!私達が一気に行くわよ!それかあの人に賭ける!」
やちよが指示を飛ばすと、やちよ持つ槍に魔力を込めると青いオーラを纏いはじめる。
「なんであんたが指図するんだよ!」
「私は貴女よりも先輩よ?それに…昔は一緒に戦った仲じゃない?」
「だからって!」
「とにかく!ももことレナが合わせればいいのよね!?」
「ええ…行くわよ!」
まだギスギスしてるというのもあり、ももこがやちよに噛みつくが、レナからの一言でももことレナもそれぞれの武器に力を溜めるのだが…
「…じゃあ…私は…」
「俺といくぞ!」
『カイゾクハッシャ-』
遠距離武器であり合わせにくいから取り残されたいろはがそわそわしているとそこにようやく戦兎も合流し、弓型の武器『カイゾクハッシャ-』を取り出した。
「戦兎さん!かえでちゃんは?」
「今も俺が闘ってる!」
『離してよ!』
「悪いけど…そういう訳にはいかないからな!」
かえでが立ちはだかる以上戦兎がこちらに合流することは難しいはずだったのだが、さすがにビルドの分身3人にかえで達が対処できずにいた。
「勝利の法則は…決まった!」
『Ready!Go!!』
『各駅電車~急行電車~快速電車~…海賊電車!』
必殺技前の決めセリフを叫ぶと戦兎はベルトを回しての必殺技と合わせて『カイゾクハッシャ-』の『ビルドアロー号』を引き力を溜める。
そしてその戦兎のベルトをスタートの合図にし全員が攻撃を放つ
「何度本音を出しても繋がり合える…そういう友達って凄く大切で尊いものだから…その絆を切ろうとした貴方を絶対に許さない!」
「貴方のせいでどれだけの子が消えたのかしら…償えとは言わないけど…消えなさい!」
「あんたにはウチのチームメイトが世話になったな…その礼として…叩き切ってやるよ!!」
「レナの大事なものに手を出した責任取ってもらうからね!!」
「俺達は何度でも繋がりを取り戻して前に進む!それを否定するようなお前のことは!絶対に倒す!」
『スパークリングフィニッシュ!!』
『発射!!』
『縺セ縺?▲縺溘?』
やちよとレナの槍に体を貫かれ、ももこの剣に十字に叩き斬られそして最後に『スパークリングフィニッシュ』の力にいろはのクロスボウからの一撃『とカイゾクハッシャ-』のフルチャージショットを喰らい魔女は爆発しその爆煙が晴れるとそこはさらに太陽が傾き美しい夕焼けがひろがっていた。
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「おっ、ようやく終わったか…それじゃ…ドロン!」
辺りが晴れわたったのを確認した分身はかえでを優しく寝かせると分身は3人とも消え去った。
「あっ…消えちゃった…そうだ…かえでちゃん!」
「かえで!かえで!!」
分身が消えたことに驚いたのかその消えた景色に少し静止していたが、かえでのことを思い出し駆けつけようとするもレナが先に駆けつけ体を抱き上げるとかえでのソウルジェムはかなり濁っているのだった。
「相当魔力をつかわせれてるな…レナちゃん!これ!」
「…これって『グリーフシード』さっきのやつが?」
「いや、みたまから貰ったんだよ。さらにきつい手伝いとの引き換えだけどな。」
戦兎がみたまから『もしかしたら』ということで貰っていたグリーフシードを渡しソウルジェムの穢れを浄化するとかえでの表情が和らいだ。
「ありがとう!…かえで…大丈夫?」
「…んっ…レナちゃん…聞こえてたよ…レナちゃんが謝ってたの…」
「よかった…よかった…」
「痛いよぉレナちゃん…」
「ふふっ…」
レナが強く抱きしめかえでがどこか困ったような顔をしているが、レナはかえでをさらに強く抱きしめまた強くなった2人の絆に戦兎は優しく微笑み見守るのだった。
「戦兎さん…笑ってる♪やっぱり…貴方にはそっちの方が似合ってますよ♪」
「そうか?いろはちゃんもよく頑張ったな…」
「ありがとうございます♪」
戦兎は優しくいろはの頭を撫でていろはとお互いを労うのだった。
「やちよさん…あの…」
「じゃあ…私は帰るから…久しぶりに貴女に頼られて嬉しかったわよ。じゃあね『甘えん坊』のももこちゃん」
「なっ…誰が甘えん坊だ!早く帰れ帰れ!!」
「はいはい。」
やちよとももこは関係が戻ったとはいかないが先ほどまでとは違うが、お互いの距離が縮まったような様子でやちよは立ち去ろうとするが、そんな彼女の背中を戦兎は追いかけ…
「やちよさん…ありがとうな…」
「こちらこそ…こんな形で噂に進展があるとは思わなかったもの…」
「…本当に噂が現実になるとはな…」
魔女の魔力でもない、魔女に通じた攻撃が全く効かないそんな恐ろしい敵の登場に戦兎とやちよは顔をしかめこの先のことを考えていた。
「ええ…この街はいつからか『キュウべぇ』が消え魔女が異常に発生し…そして貴方がこの街に呼ばれた。」
「…なら俺ももっと気をひきしめないと…あの笑顔を守るために…」
「…頑張ってね?『仮面ライダー』」
「もちろん!」
(万丈…見ててくれよ…あの子達をこれからも守るからさ…)
立ち去るやちよを見送り振り返った戦兎が見つめた先には、変身を解き制服を着た普通の女の子に戻ったいろは達が改めて今回の勝利を噛み締めていてその光景にまた戦兎は微笑むのだった。
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神浜市の外れの街である1人の魔法少女が闘っていた。しかしその魔法少女はこの街の魔法少女ではなく、調整も受けずにこの街の魔女と互角に闘っていた。
「はあっ!これで終わりよ!!ティロ!フィナーレ!!」
『縺◆縺代繧◆縺』
リボンを巨大な銃に変え、引き金を引くと撃ち出された大砲の弾が爆発し魔女を包み込み魔女が倒れるとそのまま結界は消えて外の世界がひろがっていた。
「はあはあ…なんなのこの魔女…手強すぎるわよ。使い魔ももしかしたら見滝原の魔女よりも強いんじゃないかしら…」
魔法少女の報酬であるグリーフシードを拾うと、ストックにする間もなくソウルジェムの穢れを取る。このままだと収支がプラスにもならないまさに骨折り損なのだが…この街の異常さから目を背けるわけにはいかなかった。
「…やっぱりあの人とふたてに別れて探したのは間違いだったわね明日は2人で動きましょ…」
溜め息をつき星空広がる空を見上げながら合流地点にむかった。
そして神浜市の別の場所でも魔女との闘いが行われていたのだが魔女が闘っていたのは魔法少女ではなく…
「これで!終わりだ!!」
『ボルケニックフィニッシュ!アチャチャチャチャー!!』
『壹縺?◆縺』
マグマを纏いながら高く跳び、そのまま魔女めがけ必殺キックを放つと魔女がそのまま爆発しグリーフシードを落とした。
「はあはあ…きっっちい…」
グリーフシードを拾いに振り向いた者のベルトには『ビルドドライバー』と『クローズマグマナックル』が…そしてベルトからナックルを取り外すと…
「マミのやつ無事だといいが…一旦合流するか…」
『仮面ライダービルド 桐生戦兎』の相棒であり本来なら消えるはずだった男『万丈龍我 仮面ライダークローズ』が姿を現した。
「…戦兎…見ててくれよ…」
ポケットから『ドラゴンフルボトル』を出し改めて相棒への決意を固めると別の場所で闘っていた魔法少女と合流しに向かうのだった。
『絶交ルール編』を終えようやく俺達の知ってる万丈が登場です!
そして捕捉という形でスパークリングとジーニアスとウワサの関係性を…
ジーニアスがウワサの魔力を回収し、スパークリングの中にあるパンドラボックスの成分が、そのウワサに適応することでそのウワサへの特効能力がつくという状態ですね。
ジーニアスにあるウワサの能力が入るともしかしたら…ということでここは締めましょう。