「そういえばカズマ魔王決戦の時打ち合わせと違って魔王とどこかにてレポートしてましたよね。そのまま倒せたからよかったもののこっちは気が気じゃなかったんですからね。せめて一声は欲しかったです。」
「それに関してはすまん。嫌でもわざわざ話す余裕なかったんだよ死んでからエリス様と話して決めたことだったし」
「というか作戦が失敗しそうになったらテレポートで変えるという話ではなかったんですか。死んだら元も子もないんですからね。テレポートしたらアクアも居ないのでリザレクションもできませんし。」
「まあまあめぐみん無事に帰って来たんだから良いではないか。終わり良ければ全て良しというやつだ。しかしよく魔王を倒せたな年老いていたとはいえお前のステータスで倒せるもんではない気がするが。どんな卑怯な手を使ったんだ?」
「おい人聞きの悪いこと言うなよ今回は割と真面目に戦ったんだぞ」
「確かに私も気になりますね」
俺が口を開けようとした瞬間ドアがトントンとノックされた。
「カズマ様とその一行様はいらっしゃいますか」
俺がドアを開けると一人の執事が立っていた。
「なんだセバスチャンか久しぶりだな」
「ハイデルでございます。この度は魔王討伐誠におめでとうございます。その件でカズマ様と御一行様を王城にて魔王討伐のパーティーが行われるので正躰に参りました次第です。」
「ふむ、それに関しては良いのだがなぜハイデルが来るのだ?一ヒツジが呼びに来ることではないと思うのだが」
「ええ最初はカズマ様と面識が深く貴族であるクレア様とレイン様がお迎えに上がる予定だったのですが、レイン様はなぜかいきなり外国に用事を思い出したようで今回のパーティーには欠席クレア様の何かと忙しいようでお迎えする時間がないようで僭越ながらカズマ様の一時期執事をしていたこのハイデルがお迎えに上がったわけです」
「おいカズマ最後にあの二人にあったのは王城に駄々こねて滞在した時だよな。聞いた話では我儘言って残っていただけと聞いていたが本当にそれだけか?お前明らかに避けられているんだが。」
「黙秘権を行使する」
「おい」
「なぜかパーティーに行く流れになっていますが私は嫌ですよ」
「え?なんでだよ。こういうお祭りごとは特にお前は好きだろ。しかも魔王を倒したんだぞ絶対にちやほやされるってそれに魔王討伐パーティーだぞ?俺らがいかないわけにもいかないだろ」
「ぐ、ですがアイリスがいますからね。あの子何やかんやカズマの事が大好きなので絶対に誑かしてきますよ!しかも今回は婚約者という大義名分がありますからね。」
「はっ何を言い出すと思えば昨日も言ったがアイリスは四歳も下だぞ。アイリスを甘やかしてるのも兄としてだ、恋愛的に見てるわけじゃない。実際お前が三歳下の時恋愛対象として見てなかっただろ?」
「うう、まぁそれもそうなのですが。分かりました今回はカズマを信じてみます。それに王都も襲撃に会っていましたからあの子の無事も確認しておきたいですし。」
「よし決まりだなそれじゃあハイデル王都まで連れて行ってくれ」
「かしこまりました。外にテレポート屋を待機させているのでどうぞこちらへ」
俺たちはセバスチャンに促され近くに寄る。
「皆さん動かないでくださいね?ではテレポート!」
「ここに来たのも随分久しぶりな気がするな」
「実際数か月ぶりだからな」
そんなことを話していると城の門が勢いよく開けられ俺に何かが飛びついてきた。
「お久しぶりです!お兄様」
「お、おうアイリス今日はずいぶん積極的だな」
「おい人の男にいきなり抱き着くとはいい度胸ですね」
「はい!私王都の防衛頑張りましたから!今日はお兄様にいっぱい甘えるって決めたんです!」
「おい私を無視するな!」
「お頭様は黙っててください!大体お二人は一緒に過ごしてるんですから今日くらい私にお兄様を譲ってください!」
俺はその光景をニマニマと眺めていたのだが仇敵の存在を思い出しアイリスに尋ねた。
「そういえばお前が一人でここまで来るのは珍しいなクレアはどうしたんだ?」
「クレアはあの前の事が相当トラウマになっているらしくおそらくパーティーの時には顔を出すとは思うのですが。」
「そうか、なぁアイリス俺をクレアのところまで案内してくれないか?」
アイリスは少し不安げにこちらを見つめてくる。
「大丈夫だアイリスがいる前でひどいことはしないさ、少しは話し合って和解するだけだ。」
「・・・分かりました付いてきてください」
本当にアクアの出しどころがムズイ今回一言もなくてホントすみません。原作読んで勉強します。