瀞霊廷、一番隊隊舎。
日番谷冬華が山本元柳斎重國総隊長から隊長資格試験への挑戦を認められてから、数日が経過した。
「……ふう」
広大な訓練場の中央。
冬華は小さく息を吐いた。
背中には、二本の氷輪丸。
その翡翠色の瞳は、正面に立つ三人の隊長へ向けられている。
護廷十三隊総隊長、山本元柳斎重國。
八番隊隊長、京楽春水。
十三番隊隊長、浮竹十四郎。
いずれも、護廷十三隊を代表する実力者たちだった。
(……すごい顔ぶれですね)
冬華は内心で苦笑した。
まさか、自分がこの三人の前で隊長資格試験を受ける日が来るとは。
「日番谷冬華」
「はい!」
山本の声に、冬華は背筋を伸ばした。
「これより、貴様の隊長資格試験を執り行う」
「はい!」
「まずは実戦における技量を確認する。その後、卍解の査定を行う」
「分かりました!」
冬華が頷くと、京楽がゆっくりと前へ歩み出た。
「さて、それじゃあ始めようか」
「……京楽隊長?」
「うん。今回の相手は僕が務めることになってね」
京楽はいつものように穏やかに笑った。
「久しぶりに、君の剣を見せてもらおうかな」
「……!」
冬華の表情が引き締まる。
京楽春水。
かつて自分に二刀流を教えてくれた師匠。
その本人と、今度は隊長資格試験で戦うことになる。
「よろしくお願いします!」
「こちらこそ」
京楽は腰の二刀を抜いた。
「遠慮はいらないよ。君の実力を見せておくれ」
「はい!」
冬華も背中へ手を伸ばした。
――シャキン!
二本の氷輪丸を抜き放つ。
右手に、自分自身の氷輪丸。
左手に、草冠宗次郎から託された氷輪丸。
「相変わらず、見事な二刀だねえ」
「京楽隊長に教えていただいたおかげです!」
「ははっ。それは嬉しいね」
京楽が二刀を構える。
冬華も静かに腰を落とした。
「それでは、始めよ」
山本の声が響いた。
◇◆◇
「――霜天に坐せ、氷輪丸!」
――ゴオオオッ!
冬華の周囲に、凄まじい冷気が巻き起こった。
二本の氷輪丸が同時に始解する。
刀身から溢れた冷気が地面を這い、白い霜を広げていく。
「……ほう」
浮竹が感心したように声を漏らした。
「二本同時の始解か。報告では聞いていたが、実際に見ると壮観だな」
「そうだろう?」
京楽は楽しそうに笑った。
「この子、なかなか面白いんだよ」
「……京楽隊長!」
「おっと、失礼」
京楽が二刀を構え直す。
その瞬間。
――ヒュッ!
冬華の姿が消えた。
瞬歩。
一瞬で京楽の右側へ回り込む。
「――はっ!」
――キィン!
右手の氷輪丸が、京楽の刀と激突した。
「いい踏み込みだ」
「ありがとうございます!」
冬華は即座に左手の氷輪丸を振るう。
――キィン!
しかし、それも防がれた。
京楽の二刀が、冬華の連撃を軽々と受け流していく。
「でも、少し素直すぎるかな」
「……っ!」
京楽の刀が鋭く返された。
冬華は身をひねり、寸前でかわす。
そのまま後方へ跳躍。
距離を取った。
(……やっぱり、強い!)
当然だ。
相手は護廷十三隊でも屈指の実力者。
剣術の経験も、霊圧も、自分とは比べものにならない。
けれど。
(……だからこそ!)
冬華は二本の氷輪丸を構え直した。
(今の私が、どこまで通用するのか!)
「――はあっ!」
――ゴオオオッ!
二本の氷輪丸から、二体の氷の竜が飛び出した。
巨大な氷竜が左右から京楽へ迫る。
「おやおや」
京楽は軽く目を細めた。
「これはまた、派手だねえ」
次の瞬間。
――ヒュッ!
京楽の姿が消える。
二体の氷竜が交差し、地面を凍りつかせた。
だが。
「……上!」
冬華は即座に顔を上げた。
頭上から、京楽が迫っていた。
――キィィン!
二本の氷輪丸を交差させ、その斬撃を受け止める。
「おっと」
京楽が笑った。
「よく反応したね」
「まだまだです!」
冬華は刀を押し返す。
同時に、足元から氷の柱が突き上がった。
京楽が瞬歩で離脱する。
その着地点へ、さらに氷の刃が伸びた。
「へえ」
京楽は身を翻し、氷をかわした。
「ちゃんと先を読んでいるんだね」
「はい!」
冬華は地面を蹴った。
――キィン! キィン!
再び二刀がぶつかり合う。
右から斬り込み、左で追撃。
京楽の反撃を受け流し、瞬歩で側面へ回り込む。
その動きには、かつて京楽から教わった二刀流の技術が確かに息づいていた。
「……うん」
京楽が小さく頷く。
「随分と上達したじゃないか」
「ありがとうございます!」
「でもね」
――キィン!
京楽の刀が、冬華の右手の氷輪丸を弾いた。
「まだ、こういうところが甘い」
「……っ!」
続く左の刀。
冬華は反射的に身体をひねった。
しかし、避けきれない。
(……なら!)
身体の前面へ霊圧を集中させる。
幾重にも重なる、薄い霊圧の膜。
六十層。
――ガキィン!
京楽の刀が、冬華の身体へ届く寸前で勢いを鈍らせた。
次々と膜が砕ける。
しかし、その一瞬を利用して、冬華は後方へ跳んだ。
――ザザッ!
地面を滑りながら着地。
「……ふう!」
京楽が興味深そうに目を細める。
「今のは……霊圧の防御かい?」
「はい!」
「なるほどねえ。薄い霊圧を何層にも重ねているわけだ」
「……!」
冬華は少し驚いた。
一度見ただけで、仕組みを見抜かれた。
「よく考えたものだね」
「ありがとうございます!」
「ただ、僕くらいになると、それだけじゃ止められないよ?」
「分かっています!」
冬華は力強く頷いた。
霊圧多層膜は、無敵の防御ではない。
先日の一心との模擬戦でも、それは嫌というほど思い知らされた。
だからこそ。
(……防ぐだけじゃ、駄目!)
冬華は二本の氷輪丸を握り直した。
◇◆◇
「――群鳥氷柱!」
――ドドドドドッ!!
無数の氷柱が、京楽へ向かって放たれた。
「おっとっと!」
京楽は軽やかな瞬歩で回避する。
しかし、冬華の攻撃は止まらない。
「――氷竜旋尾!」
――ゴオオオオッ!!
巨大な氷の奔流が、訓練場を横薙ぎにした。
京楽は跳躍してかわす。
その着地点へ、さらに氷柱が突き上がった。
「……いやあ」
京楽は刀で氷を砕きながら笑った。
「ずいぶん攻撃が激しくなってきたねえ」
「まだまだいきます!」
冬華は二本の氷輪丸を振るった。
――ゴオオオッ!
二体の氷竜が再び出現する。
左右から京楽へ迫る氷竜。
さらに、その周囲には無数の氷柱。
地面はすでに厚い氷に覆われ、京楽の移動できる場所は徐々に狭まっていた。
(……普通に攻撃しても、当たりません)
冬華は冷静に考える。
京楽は、自分の剣筋を知っている。
それも当然。
自分に二刀流を教えた本人なのだから。
(……だったら!)
冬華は右手の氷輪丸を振り上げた。
「――はあっ!」
巨大な氷竜が、正面から京楽へ襲いかかる。
「また竜かい?」
京楽が瞬歩で横へ逃れる。
しかし。
――バキバキバキッ!
氷竜が地面へ激突した瞬間、周囲に無数の氷柱が形成された。
「……おや?」
京楽の周囲を、氷の柱が取り囲む。
移動できる方向が、一瞬だけ制限された。
そこへ。
「――はああっ!」
冬華が飛び込んだ。
右手の氷輪丸を振り下ろす。
――キィン!
京楽が受け止める。
同時に、左手の氷輪丸が横薙ぎに迫った。
――キィン!
それも防がれる。
「惜しいねえ」
京楽が笑った。
「でも、二本とも止められちゃったよ?」
「……はい!」
冬華も微笑んだ。
「ですから!」
その瞬間。
――パキン!
京楽の足元が凍りついた。
「……!」
「もう一手です!」
冬華は二本の氷輪丸を引いた。
京楽の足元を覆う氷が、一瞬だけ動きを制限する。
そして。
――ヒュッ!
冬華の姿が消えた。
瞬歩。
京楽の背後へ回り込む。
だが、京楽もすぐさま反応した。
「……なるほど!」
氷を砕き、身体をひねる。
冬華の右手の氷輪丸が迫る。
――キィン!
京楽の刀が、それを受け止めた。
しかし。
(……まだ!)
冬華は左手の氷輪丸を、低い位置から振り上げた。
――シュッ!
京楽がわずかに身を引く。
鋭い刃が、その身体のすぐ脇を通り抜けた。
そして。
――ビリッ!
小さな音が響いた。
「……おや?」
京楽が目を瞬かせる。
その着物の袖。
端の部分が、わずかに斬れていた。
(……届いた!)
冬華は小さく目を見開いた。
ほんのわずか。
それでも、京楽春水の着物に刃を届かせた。
「いやあ、これは驚いたねえ」
京楽が楽しそうに笑う。
「教え子に袖を斬られるとは」
しかし。
「……まだです!」
冬華は攻撃を止めなかった。
◇◆◇
「――群鳥氷柱!」
――ドドドドドドッ!!
無数の氷柱が、京楽へ殺到する。
「……おっと!」
京楽は瞬歩で回避した。
だが、冬華はすでに次の攻撃へ移っている。
「――氷竜旋尾!」
――ゴオオオオッ!!
広大な氷の奔流が、京楽の退路を塞いだ。
さらに。
――ゴオオオッ!
二体の氷竜が、左右から襲いかかる。
「……これは」
京楽が小さく目を細めた。
正面には無数の氷柱。
左右には二体の氷竜。
足元には、広がり続ける氷。
逃げ道を塞ぐように、次々と氷雪が押し寄せてくる。
(……これが、今の私の全力!)
冬華は二本の氷輪丸を振るい続けた。
――ドドドドドッ!!
氷柱が降り注ぐ。
――ゴオオオッ!!
氷竜が咆哮する。
訓練場の一角が、白銀の世界へ変わっていった。
「……ははっ!」
京楽が笑った。
「いやあ、すごい物量だねえ!」
その声には、まだ余裕があった。
京楽は二刀で氷を砕き、瞬歩で攻撃をかわしていく。
だが。
(……そこです!)
冬華の翡翠色の瞳が、鋭く光った。
京楽が氷竜をかわすため、右へ身体をひねる。
その瞬間を待っていた。
「――はあっ!」
冬華が左手の氷輪丸を振り抜いた。
――バキバキバキッ!!
京楽の右側から、凄まじい冷気が押し寄せる。
「……!」
京楽が刀を振るった。
迫る氷塊が砕け散る。
しかし、その奥からさらに冷気が流れ込んだ。
――パキン!
京楽の右手首に、氷が絡みつく。
「……おや?」
次の瞬間。
――バキバキバキッ!!
氷が一気に広がった。
手首から肘へ。
肘から肩へ。
京楽の右腕が、厚い氷に覆われていく。
「…………」
京楽が自分の右腕へ視線を落とした。
完全に凍りついた右腕。
その手には、まだ斬魄刀が握られている。
「……いやあ」
京楽は小さく笑った。
「これは、一本取られたねえ」
冬華は二本の氷輪丸を構え直した。
まだ京楽は戦える。
この程度の氷なら、強大な霊圧で砕くこともできるだろう。
それでも。
(……届きました!)
自分の攻撃が、確かに京楽を捉えた。
その時だった。
「――そこまでじゃ!」
――ドンッ!
山本総隊長の声が、訓練場に響き渡った。
「……!」
冬華はぴたりと動きを止めた。
京楽も刀を下ろす。
「……総隊長?」
「十分じゃ」
山本は静かに告げた。
「日番谷冬華。貴様の実力は見せてもらった」
「……!」
「二刀の扱い、氷雪能力の制御、霊圧操作。そして、戦闘中の判断力」
山本は鋭い眼光を向ける。
「隊長候補として、申し分ない技量じゃ」
「……ありがとうございます!」
冬華は深く頭を下げた。
「いやあ、参った参った」
京楽が笑いながら右腕へ視線を落とした。
「まさか、ここまでやるとは思わなかったよ」
――パキン!
京楽の右腕を覆っていた氷に、亀裂が走る。
次の瞬間。
――パリンッ!
氷が砕け散った。
京楽は何事もなかったように右腕を動かす。
「……やっぱり、すごいですね」
冬華が苦笑した。
「ははっ。これでも長いこと隊長をやってるからねえ」
京楽は楽しそうに笑った。
「でも、冬華ちゃんも本当に強くなった」
「……京楽隊長!」
「教え子の成長ってのは、嬉しいもんだね」
冬華は嬉しそうに微笑んだ。
「ありがとうございます!」
その様子を見ていた浮竹も笑った。
「はははっ! 春水、お前も随分と嬉しそうだな!」
「そりゃあねえ。自慢の教え子だからね」
「……えへへ!」
冬華は少し照れくさそうに笑った。
しかし。
「日番谷冬華」
「はい!」
山本の声に、再び背筋を伸ばす。
「次は、卍解を披露せよ」
「――はい!」
◇◆◇
冬華は、二本の氷輪丸を一度鞘へ収めた。
そして、自分自身の氷輪丸だけを抜き放つ。
もう一本。
草冠宗次郎から託された氷輪丸は、背中に残したままだ。
「……ふう」
ゆっくりと息を吐く。
先ほどの模擬戦で霊圧は消耗している。
それでも、卍解を発動するには十分だった。
(……よし!)
冬華は氷輪丸を構えた。
山本、京楽、浮竹。
三人の隊長が見守る中。
「――卍解!」
――ゴオオオオオッ!!
凄まじい霊圧が、訓練場を満たした。
「――大紅蓮氷輪丸!」
――バキバキバキッ!!
冬華の背中から、巨大な氷の翼が広がる。
長い氷の尾が形成され、手足を氷が覆っていく。
そして、背後には氷華が浮かび上がった。
――ゴオオオッ!
周囲の気温が、一気に低下する。
訓練場の地面が凍りつき、白い冷気が渦を巻いた。
「……ほう」
浮竹が目を細めた。
「これが、氷雪系最強の斬魄刀……氷輪丸の卍解か」
「いやあ、何度聞いてもすごいねえ」
京楽も感心したように呟いた。
「一心君が始解を使ったっていうのも、納得だよ」
山本は黙って冬華を見つめていた。
「日番谷冬華」
「はい!」
「その卍解、どこまで制御できる」
「……!」
冬華は少し考えた。
「発動と維持は安定しています。ですが、まだ完全ではありません」
「ふむ」
「霊圧の消費効率や、細かな制御には改善の余地があります」
冬華は正直に答えた。
「それでも、今の私にできることをお見せします!」
「よかろう」
山本が頷く。
「では、見せてみよ」
「はい!」
冬華は氷輪丸を掲げた。
――ゴオオッ!
巨大な氷の竜が形成される。
始解時とは比べものにならないほどの冷気。
竜が訓練場の上空を駆け抜け、空気中の水分を凍らせていく。
しかし、冬華はその力を無闇に解き放たなかった。
「……はっ!」
刀を振るう。
氷竜が大きく旋回し、指定した範囲へと向かう。
――ドオオオン!
訓練場の一角。
巨大な氷の柱が形成された。
その周囲には、無数の氷の結晶が舞っている。
冬華はさらに氷輪丸を動かした。
――パキパキッ!
氷柱の表面から、細い氷の枝が伸びる。
それらは複雑に絡み合い、繊細な氷の造形を作り上げていった。
「……なるほど」
浮竹が感心したように頷く。
「単純な出力だけではない。細かな制御もできているな」
「うん」
京楽も微笑んだ。
「昔から霊圧の扱いが上手な子だったけど、ここまでとはねえ」
冬華は氷輪丸を下ろした。
巨大な氷竜が消え、訓練場に静けさが戻る。
「……以上です!」
冬華は三人へ向き直った。
氷の翼は、まだ背中に広がっている。
山本はしばらく沈黙していた。
そして。
「……未完成じゃな」
「……はい」
冬華は素直に頷いた。
「まだ、完成には至っていません」
「されど」
山本は静かに続けた。
「その力は、紛れもなく卍解」
「……!」
「未完成でありながら、これほどの出力と制御を両立させておる」
鋭い眼光が、冬華を捉えた。
「現状では、二刀の始解の方が実戦における完成度は高いようじゃな」
「……はい!」
冬華は頷いた。
「ですが、必ず完成させてみせます!」
「うむ」
山本は静かに頷いた。
「その言葉、忘れるでないぞ」
「はい!」
そして。
――コツン。
山本が杖を床へ突いた。
「日番谷冬華」
「……はい!」
冬華は背筋を伸ばした。
「貴様の隊長資格を認める」
「…………!」
一瞬。
冬華は言葉を失った。
「……えっ」
思わず、小さな声が漏れる。
山本は続けた。
「本試験をもって、貴様の隊長資格試験は合格とする」
「……!」
冬華の翡翠色の瞳が、大きく見開かれた。
(……合格)
隊長資格試験。
合格した。
自分が。
本当に。
「……っ!」
胸の奥から、熱いものが込み上げてきた。
「……ありがとうございます!」
冬華は深く頭を下げた。
「これからも、精一杯頑張ります!」
「うむ」
山本は静かに頷いた。
「正式な任命については、追って通達する」
「はい!」
冬華は顔を上げた。
その表情には、嬉しそうな笑みが浮かんでいた。
「おめでとう、冬華ちゃん」
京楽が穏やかに声をかける。
「よく頑張ったね」
「……京楽隊長!」
冬華は嬉しそうに振り返った。
「ありがとうございます!」
「ははっ。これで僕たちも隊長同士になるわけだ」
「……えへへ!」
「おめでとう、日番谷」
浮竹も優しく微笑んだ。
「これからは大変なことも増えるだろうが、困った時は遠慮なく相談してくれ」
「はい! ありがとうございます!」
冬華は二人へ深く頭を下げた。
そして。
(……隊長さん)
ふと、志波一心の顔が脳裏に浮かんだ。
豪快に笑い、頭を撫でてくれた人。
何度も稽古をつけてくれた人。
そして、自分に隊長を目指せると言ってくれた人。
(……私、合格しましたよ)
冬華は、そっと微笑んだ。
(まだまだ未熟ですけど……)
ゆっくりと拳を握る。
(……隊長さんが守ってきた十番隊)
(今度は、私が守ります!)
その翡翠色の瞳には、確かな決意が宿っていた。
――第16話「隊長資格試験」・完。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
引き続きよろしくお願いします!