理由としては先日ヴァンガードDivinezの完結編となる『運命星戦編』を観に行ってとても良かったなと思ったのと、Divinezは私がここ数年観てきたアニメの中で一番好きな作品なのでそのストーリーを二次小説でやりたいと思いスタートする事にしました。
温かい目で読んでもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします!
「えっ? 何処だここ?」
少年は目を覚ますとそこは見た事ない部屋で本人にも何がなんだか分かっていなかった。
「ええっと…確か昨日はいつも通り仕事終わりにヴァンガードのショップ大会に参加して、それから…」
少年は頭の中を整理しつつ昨日の事を思い出していた。
昨日の彼はいつも通り朝から出勤して仕事をすると定時で会社を後にして電車で都内にあるカードショップへ行き、そこで行われるヴァンガードの公認大会に参加した。
大会が終わると飲食店で夕食を済ませて電車に乗って自宅近くの駅で降りてそのまま帰宅してやる事を終えると明日に備えて眠りについた。
これが昨日彼がやっていた事である。
「うっ! 何だこれ!?」
すると突然少年の頭の中に沢山の記憶が流れ込んできた。
「これは、この記憶は…」
少年の頭の中に入ってきた記憶はこの世界での自身に関する記憶だった。
「ハァ…ハァ…なるほどな。俺、転生しちまったのか?」
少年はようやく現状を理解した。
自分の名前は【
彼は今マンションの一室に暮らしていて、両親はハジメが幼い頃に事故で亡くなっていて今は一人暮らしの状態。
幸い両親が残してくれた蓄えもある為1人で生活していく分には問題ない。
そういった事を思い出したハジメは顔を洗う為に洗面所へと向かった。
「何かクロノっぽい? いや違うか」
ハジメの容姿は赤髪のショートカットに緑色の瞳をしている。
洗面所にある鏡で自分を見た時に最初はアニメ【ヴァンガードG】の主人公【新導 クロノ】を思い出したが彼のトレードマークとも言える頭のグルグルがない事からそれは違うと判断した。
この日は日曜だった事もあり、ハジメは今日一日を使って今後の事を考える事にした。
「ふぅ…ん?」
着替えを終えたハジメは自身の部屋の勉強机の上にある1つのストレージボックスを見つけた。
ハジメがそれを開けるとそこにはヴァンガードのデッキが1つとカードが数枚入っていた。
「これは!?」
ハジメが手に取ったデッキ。それは前世で彼が使っていた【クロノジェット・ドラゴン】が入ったギアクロニクルのデッキだった。
「でも、俺が使っていたカードとイラストが違う。どういう事だ?」
ハジメは前世で使っていたギアクロニクルのカードとはイラストが違うだけでなく一部カードのスキルも違う事に気づくとますます何が起こっているのか分からなくなってった。
ピカーン!
「うわっ!」
するとハジメが【クロノ・ドラン】のカードを手に取った直後にカードが光り出してその光がハジメの身体を包み込んだ。
「ここは…」
目を開けたハジメが見たものは地球ともう一つ、地球とよく似ているが違う星が宇宙空間にある光景でその間にハジメが浮いていた。
「やぁ、ようやく僕の声が届いたね」
「えっ? ええっ!?」
ハジメは声のした方向を向くとそこには見覚えのある姿がそこにはあった。
「クロノ、ドラン?」
「うん。僕の事を知ってるみたいだけど一応自己紹介するね。初めまして。僕の名前はクロノ・ドラン。よろしくね、新導ハジメ君」
「ど、どうも」
ハジメはドランの登場と今の状況が全く理解出来ずにいた。
「えっと、とりあえず何が起こっているのか聞いても良い?」
「それなんだけど、実は僕にも良く分からないんだ」
「はい?」
「今わかっているのは、ここは僕や君がいた世界とは違うという事と、君が惑星クレイと地球の架け橋となる特異点になっているという事だね」
「ええっ!? 俺が特異点!?」
ハジメはクロノと同じ、惑星クレイと地球を繋ぐギアクロニクルの特異点になっていると知ってとても驚いた。
「どうして俺が!? そもそも俺がドランと会ったのだって今が初めてなのに!」
「それが僕達にも分からないから困ってるんだよ。僕達ギアクロニクルのユニット達も気がついたら僕達が知ってるクレイとは違うクレイにいたからね」
「えっ? 違うクレイ?」
「そうだね…ハジメ。僕のカードを見てよ。そうすればハジメにも分かるはずだから」
「ええっと…」
ハジメは手に持っていたクロノ・ドランのカードのテキストを読んだ。
クロノ・ドラン
グレード0
ブースト
パワー6000
シールド5000
国家 ダークステイツ
クラン ギアクロニクル
種族 ギアドラゴン・
【自】:このユニットがライドされた時、あなたが後攻なら、1枚引く。
「えっ? ダークステイツ?」
「そう。僕達が所属していた国家はダークゾーンの筈なのにこっちのクレイではダークゾーンではなくダークステイツになっているんだ。他の国家もドラゴンエンパイア以外の全ての国家の名前が違っているんだ」
「そうなのか!?」
ハジメはドランからの説明を聞いて彼やドランの知る惑星クレイと今の惑星クレイが違うという話を聞いてとても驚いていた。
「俺達、これからどうなるんだ?」
「分からない。でも、これも何かの運命だというのなら僕らはそれを受け入れてこの世界で生きていく。それが僕達十二支刻獣の総意だ。君はどうする?」
「俺は、俺もこの世界で生きていく!まだ色々わからない事だらけだけど、俺が今ここにいるのにはきっと意味がある筈だから!」
「そうだね。僕もそう思うよ。これからよろしくね。新導ハジメ君」
「ハジメで良いよ。俺もドランって呼んで良いか?」
「勿論! 改めてよろしくね! ハジメ!」
「あぁ! こちらこそよろしくな! ドラン!」
ハジメとドランが握手をすると再び強い光が発生してハジメは目を閉じて再び目を開けた時には元いた彼の部屋へと戻っていた。
「…よし! 行くか!」
ハジメはデッキをバックに入れると何処かファイトできる場所を探して部屋を出るのであった。
キャラ設定
新導ハジメ
容姿は赤髪のショートカットに緑色の瞳という新導クロノに近い容姿をしているが彼の特徴であるグルグル頭ではない。
服装は前を開けた赤い上着の中に黒いTシャツを着て下は白い長ズボンを履いている。
前世ではアニメヴァンガードのGシリーズを楽しみつつ当時のデッキを使ったPスタンダードで遊んでいた社会人だったが、Divinezの世界の原作前(will+Dress)の時代に転生した中学3年生。
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