by主人公(無名)
第1話 ソノ日『奴』ハ産レタ
???
「………ッ!!?」
…熱い海の底にて、『奴』は激痛で目覚めた。
???
(………キョロキョロ)
???
「(´・ω・`)?」
辺りを見渡した後、『奴』は困惑した。
…自分が『人間であったこと』、日本で産まれ、育った事、何となくではあるが自分の容姿など、それ以外の事を何も思い出せなかったのだ…
???
(スィ~……)
居ても立ってもいられなくなったのか、『奴』は水面近くへと泳いで行った。
???
(ススス…ススス…)
…急激な水圧変化を本能的に恐れたのか、『奴』は慎重に泳いで行った。
???
(ザッバァァァァァァァァンッ!!!)
『奴』が水面に出た時のは夜だった。海の底とは違い、月があり、星があり、辺りを照らしている。
???
(チラッ…)
???
「ッ!!?」
ハッとしたように『奴』は自分の姿を見た。そして、先程とは比べ物にならない程困惑した。
月明かりに照らされた水面に映ったのは、正しく『人のような怪物』であった。
顔は以前と余り変化は無かったが、所々トゲが生えていた。口の中を見れば、鋭い牙が大量に生えている。コレだけでも『奴』は驚いていたが、視線を身体に向けた瞬間、呼吸が止まった。
何と、身体の大半が焼け爛れた様な皮膚やトゲに覆われた恐竜の様な見た目になっていたのだ。
手には、しっかりと5本の指が生えていたが、黒く爛れ、ザラザラとしていた。
足に関しては、最早人のモノとは言えず、『足』と言うよりも『脚』と言ったほうがまだ納得出来る形であった。手の様に黒く爛れているその脚は、恐竜の様な何とも言い難い構造となっていた。
更に視線を落とすと、黒く、太く、頑丈な尻尾が生えていた。どうやら無意識の内にこれを動かして泳いで居たようだ。
『奴』は関節が硬いことに腹を立てながらも自分の背面を見た。其処には、鋭いトゲが付いた背鰭が生えていた。見た目は正しく、何層もの層を成した牡蠣殻の用であった。
???
「………(ジュルリッ)」
精神的にも余裕が出てきたのか、『奴』は呑気にも飯を食いたいだのと考え出した。
???
「………」
改めて自分の身体を確認すると、
???
「〜♪」(スィ~……)
…少し嬉しそうな顔をしながら、泳ぎだしたのだ。
普通に考えれば、発狂した末に自害する事もあり得そうな非常事態。しかし、『奴』の『超が付くほどの適応力』と『ちょっとしたポジティブな性格』は何一つとして変わっておらず、『なんか前より強くなったぁ♪』位にしか考えていなかったのだ。
???
(ウズウズ…)
いつの間にか痛みは引き、今の『奴』は少し気分が上がっていた……いや、上がり過ぎていた。
???
(ガコンッ…ガコンッ…ガコンッ…)
『奴』の気分が高まっていくと、それに呼応するかの様に、尻尾の先の方に生えていた背鰭を筆頭とし、蒼い光と不気味な音を放ちながら、背鰭が隆起していく。
???
「ッ!!」
???
(ガコンッ!!)
『奴』の気分が最高潮となった瞬間、隆起していた背鰭が一気に引き込んだ。そして…
???
『ゴオ゙ォ゙ォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!』
…口から蒼色の熱線が放たれ、
(キランッ!!)
怪物
「……?」
(ゴゴゴゴゴゴゴゴッ……)
怪物
「ッギャッ?!」
運悪く射程圏内に居た怪物を貫通し、
『ドッガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!』
途轍もない威力の爆発を起こした。
???
「……スゥ〜」
???
「ッオ゙オ゙ォ゙ォ゙ォォォォォォォォォォォォォォォ゙オ゙ォ゙ン゙ッ!!!!!」
一呼吸置くと、『奴』は馬鹿げた音量の咆哮を上げた。
こうして、この"異形溢れる世界"に、"一体"の『大怪獣』が産まれたのであった。
〜???にて〜
???
「なっ…?!何て奴だ…!!!」
どうやら、"かなりの見物者"が居たそうだ。
主人公の特徴
・種族は一応ゴジラ
・顔はほぼ人間のまま(口の中は、鋭い牙がに生えている)
・胸、腕の一部、腹部の上部を除き、大半はゴジラの身体となっている。
・偶に飲食しちゃうけど、ちゃんと強いよ☆(アメリカ版アニメゴジラみたいな感じ)
p.s.
その内主人公のイラスト描く(かもしれない)から待っててね