異形を滅する大怪獣   作:四足歩行の大怨霊

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主人公の特徴Part2
背鰭の形は、ゴジラザライドのゴジラ(ライドゴジ)っぽい
熱線の発射法はほぼマイゴジ
しかし身体の特徴は
マイゴジ:ライドゴジ= 4:6
みたいなカンディ
体高は180cm、全長は約390cmある。(まだ成長途中)


第2話 人間トノ接触

(ゴゴゴゴゴゴゴゴ……)

 

???

「(´・ω・`)」

 

自分の放った熱線を見た『奴』は、「随分と凄いのが出たなぁ…(反省)」と思っていた。

 

???

「(/ω・\)チラッ」

 

その反面どうしても気になるものがあった。それは、

 

化け物

「………」(プシュゥゥゥゥゥ……!!)

 

今は物言わぬ死体となった、不運にも『奴』の熱線の射線上に居た化け物であった。化け物の死体は、熱線の直撃した所に大穴が空いており、至る所から肉の焦げた臭いと黒煙を放っている。

しかし、『奴』からしてみれば、そんな事はどうでも良かったのだ。今の『奴』が最も気になる事は唯一つ。

『何故、この様な存在が居るのか』と、いうことだけである。

もう搾り滓程も残ってない記憶にも、『こんな存在はいなかった』ということだけは、しっかりと刻まれていた。

 

???

「(ー_ー;)ムムムム…」

 

(ピカッ!…ピカッ!…ピカッ!…)

 

???

「(゜゜)?」

 

(スゥ~……)

 

『奴』は少し考えてから右側を見ると、灯りの点いた物が複数動いているのが見えた。船である。大きさからして小型船である事は分かる。

 

???

「(・∀・)ハッ!!」

 

すると、『奴』はハッとした表情をした。

 

???

(チャプンッ……)

 

???

(ザザ~……)

 

『奴』はあの船を追えば、何か分かるのではないかと思ったのだ。ならばと『奴』は、船の方へと泳いで行った。

 

 

 

 

 

 

 

〜小型船にて〜

 

???

「緊急事態!!緊急事態!!『例の生命体』が我々の方へと急接近しています!!」

 

隊員達

「「ダニィッ?!!」」

 

一方その頃、小型船の方では大混乱が起こっていた。

 

???

「ゑェェ"千怜"さん!!『奴』がコッチに来てんの?!」

 

千怜

「そうだよ"湊"君!!恐らく『奴』に私達の存在が気付かれたんだ!!」

 

湊

「\(^o^)/」

 

船の中でパニックを起こしている1人は『柳沢千怜《やなぎさわちさと》』。肩まで伸びた綺麗な白い髪に、スーツの上に少し傷んだ白衣を着ている。今年で21歳。政府直属の異形専門の研究者である。

もう1人は『佐藤湊《さとうみなと》』。少し伸ばした銀髪が特徴の16歳の少年で今年で高1になる。この異形溢れる世界で『退治屋』をしている。

 

千怜

「スゥ~……よしっ、それでは状況確認を行います」

 

隊員達

「「はい!!」」

 

このパニックの中、千怜はやっと冷静さを取り戻し、状況確認を行うことにした。

 

千怜

「本来であれば、我々は最近この辺りに出没した異形、『海坊主』の調査及び討伐に来ていた」

 

隊員

「43時間にも及ぶ捜索の末に、海坊主の反応を確認」

 

湊

「その直後、海坊主から約2kmほど離れた地点より、『奴』の出現が監視中であった隊員二名により目撃」

 

隊員

「その直後『奴』から膨大な熱核反応が確認され、『奴』の背鰭の発光と隆起を確認。口腔内より青い光が確認された後、高エネルギーの青い炎、『熱線』が『奴』の口から射出されました」

 

千怜

「熱線は海坊主に直撃、その後20km離れた地点で着弾し、直径約12km程の爆発を引き起こしました。

『奴』は爆発によるキノコ雲の発生を確認し、咆哮を上げた後、暫くの間その場に留まり続けました」

 

隊員

「しかし、突如として我々の搭乗していた小型船を視認すると、潜航し此方へと近づいてきている…

と、いったのが現状です」

 

千怜

「成る程、それで『奴』は今何処に?」

 

状況確認が終わると、千怜は湊に『奴』の現状を聞いた。

 

湊

「…ッ!!確認出来ました!『奴』は我々が海坊主討伐用に設置した、『対異形用機雷』に接sy」

 

『ボガァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!』

 

湊が何かを言いかけた瞬間、大きな爆発音が聴こえた。先程の爆発程では無いにしろ、とても大きな音であった。

 

千怜

「カメラの映像を映して!」

 

隊員

「了解……繋がりました!」

 

千怜がカメラを繋ぐように指示をした。それに応えた1人の隊員が直ぐに大画面に繋ぐと、驚くべき光景が映し出された。

 

???

「………」

 

 

 

 

 

…そこには、"顔の左半分が吹き飛び、全身に大火傷を負った"『奴』が、水面に浮かんでいる光景が映し出された。

 

千怜

「………」

 

千怜は『奴』の事を注意深く見ていた。"何かが起こる予感"がしたのだ。

 

…そして、その時は訪れた。

 

???

(………ピクッ)

 

千怜

「嘘ッ!?」

 

何と、『奴』が動いたのだ。少し動いた程度ならば、波のせいだと言えただろう。しかし、『奴』は『再生』を始めていたのだ。

 

???

(メリッ…メリメリメリッ…!!……バキッ!!…バキバキバキッ!ボキッ!!ボキボキボキッ!!)

 

千怜達が圧倒されている間にも、『奴』の再生は行われていく。吹き飛んだ頬の繊維が、肉が、血管が、皮膚が、断面からボコボコと音を立てながら現れる。弾け飛んだ鋭い牙が、バキバキと音を立てながら、より鋭く、頑丈になって再び生える。蒸発した目玉がメリメリと不気味な音を立てながら、再び現れた。

 

そして、吹き飛んだ部位は、以前より歪な見た目となって再生した。

 

???

(………ギョロリ)

 

???

「(ザバァ~……)…ヴォ゙ォォォォォ」

 

一同

「「ッ!!」」

 

『奴』は千怜達の乗る小型船を、再生した左目をギョロリと動かして見た。そのまま上体を起こし、大きく息を吸うと、思いっ切り上を向き、

 

???

「ッオ゙オ゙ォ゙ォ゙ォォォォォォォォォォォォォォォ゙オ゙ォ゙ン゙ッ!!!!!」

 

特大の咆哮を放った。

 

???

(ギラッ……)

 

???

(ザッバァァァァァァァァン!!!)

 

(ゴポゴポゴポッ…)

 

『奴』は千怜達の方を一瞬だけ見た後、海へと姿を消した。

この一部始終を見終えるまで、誰も動くことができなかった。

 

千怜

「…神の様な…いや、正しく"荒ぶる神"だった」

 

湊

「う〜〜ん……、『奴』だと呼び辛いんで、何か呼び方考えません?アイツ多分、水陸どっちの戦闘でもつよいと思うんでぇ…えぇと…?」

 

隊員

「……それなら、陸上だと知能とパワーがトップの『ゴリラ』、海だと知能とパワーがトップクラスの『クジラ』…この2つを掛け合わせて……」

 

隊員

「後、あれ多分『異形』じゃ無くて、恐らく動物…と、言っても『怪獣』とか『現人神』っぽさそう奴なので…」

 

一同

「「………"荒ぶる神"」」

 

千怜・湊

「「………"大怪獣"」」

 

一同

「「………"ゴジラ"」」

 

…こうして、『奴』改めて、"荒ぶる神"こと"大怪獣『ゴジラ』"は、人間に存在を知られる事となったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ゴポッ……ゴポゴポゴポッ…)

 

ゴジラ

「(´・ω・`)」

 

『火傷いてェ…』と思いながら、ゴジラは再び深い海の底へと消えていった。

 

ゴジラ

「…グォ゙ォォォォォォォォォォ…」

 

(ゴポッ……ゴポゴポゴポッ…)




解説(的な?)

No.1『ゴジラ』
本作主人公。上に書いてある通り、化け物。
再生力が桁違い。再生を繰り返す度に、歪な形状となっていくが、その引き換えに再生力と耐久力、生命力が強くなっていく。
今回、ようやく名前を呼ばれた。

ゴジラ
「(⌒▽⌒)♪」

No.2『柳沢千怜』
政府直属の異形専門の研究者であり、大学の教授もしている。しかし、余り大学には来ない。異形への対抗策を常に研究施設に籠もって考えて居るからである。
生徒からの人気が高く、先生側からの信頼も厚い。
その反面、私生活がだらしなく、『私生活ダメダメ系残念美人』という呼ばれ方をしている。ハッキリ言って、料理は下手。
ホントに嫌な事があると、居酒屋で愚痴を吐きながら酒を飲み、タバコも吸う。……しかし、彼女の身体は健康そのものである。……謎だ。

No.3『佐藤湊』
異形共の討伐を掲げる組織、通称『退治屋』に所属する16歳の少年。愛用武器はマシンガンで、千怜の護衛をしている。
顔立ちが非常に良く、女性寄りの美形である。声も高く、髪も伸ばしているうえに、基本丁寧な口調で話すのが災いして、女子と間違えられる事も多々ある。身長は156cmと小柄で、千怜より20cm低い。(本人はとても気にしている)
千怜と違い、家事洗濯料理といった方面に強い。菓子作りが趣味で、凄く美味しい。そのせいで、一部の女性のメンタルが粉々に打ち砕かれた。

『異形とは』
12年前に突如として現れた、謎の存在。"この世界の神々"が敗れた存在の一つである。
5段階で危険度分けされており、一番下から『下級』『中級』『上級』『特級』『神格』である。
下級の個体ですら、人間1人殺める事は造作もない。『神格』の個体に関しては、名前にある様に『神』と同等、またはそれ以上の力を持っている。身体に人間の特徴が多く現れている個体が多い。
この異形共を世界に解き放った『人間』がおり、『魔王』と呼ばれている。その者は世界の征服という、お決まりみたいな目標を掲げているという。

『神々ついて』
日本神話や北欧神話に出てくる神。北欧の神の大半は異形に敗れ、殺された。その為、今やこの世界に残っているのは殆ど日本神話の神である。
悪しき異形の根絶を掲げ、人間の居る『下界』に降りて、共存する道を選んだ。信仰を得ると、その分力が増す。

『退治屋』
この世界に異形が現れてから作られた、政府直属の特殊部隊(モ○ハンで言うハンター的な連中)。一回の仕事で、最低200万は貰える。
国から専用武器を支給されており、異形が現れた際には、その武器を使って戦う。(会社員や学生に関しては、異形討伐の際に遅刻、無断欠勤or欠席したとしても、免除または公欠扱いとなる)
15歳以上からの加入が可能である。(実力が有れば)
加入する理由が大抵、『異形or魔王に深い関係にあった者を殺されたor奪われたから』・『金が欲しいから』の2択である。
ランク制度があり、強さは異形同様下級〜神格の5段階に分けられている。

『海坊主』
海に潜む巨大な人型の異形。世界に10体存在していた。ランクは『特級』。討伐の際、目安としては上級退治屋が最低10人、戦艦を2隻用いる事で討伐が可能。
…けして、弱い訳では無い。というかハッキリ言って沖合での戦闘ならば、特級の退治屋でも手こずる。ただ、相手が悪かった。それだけなのだ。

海坊主
「(´・ω・`)誠に遺憾である」
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