これまでよりは読み応えがないので物足りない感じがするかもしれません。
4話もちょっと短くなるかもしれないですが、頑張ってみます。
それでは第3話-クラス代表-、楽しんでください。
「それでは実戦用の各種武装等の特性に関する説明をする。」
三時間目は一、二時間目とは違い千冬さんが教壇に立っていた。
「だが授業を始める前に再来週のクラス代表戦に出るクラス代表を決めねばならんな。」
クラス代表か、所謂クラス委員長ってことかな?例えばクラス毎の会議とかの司会とか各クラスの配布物を先生から貰ったりとか。あとクラス代表戦ってことは専用機持ちが一番じゃないかな…?
「クラス代表はそのままの意味だ。対抗戦だけでなく、生徒会が開く会議や委員会への出席…。簡単に言えばクラス長だな。自薦他薦は問わない。誰かいないか?」
千冬さんがそう言うと女子たちが手を挙げた。おそらく一夏を推すのだろう。
「織斑君がいいと思います!」
「私もそれがいいと思います!」
予想通りの反応でした、ハイ。あと一夏、お前は何「俺以外の織斑か」みたいな顔してんの。
「私は雨月さんが適任だと思います!」
やっぱ俺も被害にあうのか…。
「候補は織斑一夏と雨月慎か…。他にはいないか?いないなら多数決で決めるぞ。」
「お、俺!?」
一夏がフルネームで呼ばれたことで漸く自分が推薦されたことが分かったのか驚きの声を上げて立った。
「織斑、座れ。邪魔だ。それに自薦他薦は問わないと言った。推薦された者に拒否権はない。」
「いやでも…!」
「待ってください!納得がいきませんわ!」
更に抗議を続けようとした一夏の声が遮られる。声を上げたのはオルコットさんだった。
「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表なんていい恥曝しですわ!私に、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年味わえとおっしゃるのですか!?」
な、なんという暴論…!プライドが高いから女尊男卑が激しいのだと思っていたが…こいつ、根本から男を目下だとおもっている!
「イギリスだって大したお国自慢無いだろ。世界一マズい料理で何年覇者だよ。」
「なっ…!?」
<悲報>「一夏が地雷を踏み抜きました」
「決闘ですわ!」
「あぁ、いいぜ。つべこべ言うより分かりやすい。」
「お二方、ちょっといいかな?」
俺は耐えきれずに声をかける。二人とも不機嫌な顔をしているが、特にオルコットさんは怒り心頭といった様子だ。
「まず一夏、落ち着こうか。今お前がキレたところで自己満足にしかならないよ。」
「でも慎兄!」
「でも、じゃないよ。落ち着けって言ったの聞こえなかったかな?一夏君?」
「き、聞こえた…」
俺の言葉にすぐさま反論してきた一夏を黙らせる。
「次にオルコットさん、自分の発言と立場を思い返そうか。」
「た、立場って…」
「君はイギリスの代表候補生。つまりイギリス代表のようなものだ。そんな君が日本を貶した。ここまで言えばわかるよね?」
「うっ…わ、わかりましたわ…」
「よろしい。」
「…話は終わったか?」
二人への軽い説教を終えたところで千冬さんが話しかけてくる。
「大丈夫だとは思います。あとはどうやって代表を決めるかですね。」
「そうか…。では来週、第3アリーナにて、オルコット,織斑,雨月の三名による総当たり戦にて代表を決定する。各員はそれぞれ準備しておくように。…では授業を始めるとしようか。山田先生、号令を。」
千冬さんの発言で場の空気が一気に変わる。一夏とオルコットさんはまだ腑に落ちないような表情でいるが、そのまま授業が始まった。