(AI生成)ガワだけ別作品キャラの転生者だらけのポケモンSVモノ 作:名無しのモンスター
イーブイを正式に新しいパートナーとして迎え入れたモニカは、これからの学園生活と冒険に心を躍らせていた。
しかし、ここで一つ大きな問題がある。
レベル50という超規格外な戦闘力を持つポリゴンZとロトムをそのまま連れて歩くわけにはいかない事だ。うっかりバトルに参加させようものなら、周囲から本当に初心者なのかと注目を浴び、それから何かしらの勘違いを起こしかねないからだ。
「2匹とも、今回はお留守番ね。アカデミーの端末から、実家のパソコンのボックスに送っておくから、そこで大人しくしていてちょうだい」
モニカがそう告げると、ロトムは「ロト……」と少し残念そうに頭の電球を弱々しく点滅させ、ポリゴンZは「キュー……」と電脳的な電子音を漏らしながら、名残惜しそうにモニカの足元をうろうろした。
それでも言い聞かせると、2匹はパソコンのネットワークを通じて自宅のボックスへと転送されていった。これでひとまず安心である。
♢
準備を整えたモニカは、真新しい制服に身を包み、イーブイを連れて自宅を出発した。
オレンジアカデミーへと続く一本道を歩き出す。まだトレーナーとしての第一歩を踏み出したばかりの、爽やかな朝の空気が心地良い。
「さあ、イーブイ。アカデミーまで少し歩くけど、よろしくね‼︎」
「ブイッ‼︎」
モニカの肩や足元を元気いっぱいに駆け回りながら、イーブイは初のお出かけに大興奮の様子だった。早くトレーナーと一緒に何かをしたい、体を動かしたいとばかりに、尻尾をぴんっと立てて道端の草むらを覗き込んでいる。
「(ふふ、なんだかすごくやる気満々ね……せっかくだし、アカデミーに着く前に、軽く足慣らしをしてみる?)」
モニカがそう思った矢先の事だった。
バサッ、バササッ──‼︎
頭上の電線と木々の間から、黒と黄色の鮮やかな羽を持つ小鳥の姿をしたポケモンが飛び出してきた。パルデア地方ではよく見かける電気・ひこうタイプのカイデンだ。
突如現れた野生のカイデンは、イーブイに向かって興味津々なのか、それとも威嚇のつもりか、小さく「カイッ‼︎」と鋭い鳴き声を上げた。
「あ、野生のカイデン……‼︎」
驚いたのも束の間、モニカの足元にいたイーブイは一歩前に踏み出し、やる気満々の声で吠えた。
「ブイッ‼︎」
私に任せて‼︎ すぐにやっつけてみせるわ‼︎ と言わんばかりの気迫である。
「もう、頼もしい子ね……‼︎ わかった、じゃあ最初のバトルよ、イーブイ‼︎ 相手の様子をよく見て、得意の『たいあたり』をいれて‼︎」
「ブイイィーーーッ‼︎」
モニカの的確な指示を受け、イーブイは勢いよく地面を蹴った。
野生のカイデンも負けじと電気のスパークを纏いながら突っ込んくる。白熱した初陣の幕開けだ。
「イーブイ‼︎ ジャンプして躱してから『スピードスター』‼︎」
「ブイッ‼︎」
「当たったわ‼︎ 今の内に『体当たり』よ‼︎」
「ブイブイイィーーーッ‼︎」
激しい攻防の末、モニカの冷静な状況判断とイーブイの機敏な動きが見事に噛み合い、カイデンを追い詰めることに成功する。
「今よ、モンスターボール‼︎」
モニカは素早くバッグから、先程クラベル校長から受け取ったモンスターボールを取り出し、一呼吸置いてから的確な軌道で投げ放った。
ポーンッ、と空を描いたボールがカイデンを吸い込み、地上に1回バウンドしてから転がり揺れる。
1……2……3……カチッ。
光の演出とともに、ボールの揺れがぴたりと止まった。
「やった……‼︎ カイデンのゲット、成功ね‼︎」
モニカが駆け寄り、モンスターボールを拾い上げると、イーブイも「ブイブイッ‼︎」と嬉しそうにその周りを飛び跳ねた。
新しく仲間になったカイデンを加え、幸先の良いスタートを切ったモニカ。イーブイも満足そうに誇らしげな顔をして、モニカの隣をてくてくと再び歩き始める。
パルデアの澄み切った空の下、アカデミーへ続く緩やかな坂道を上っていたその時────
『───ニシシシシッ』
「(……? 何かしら……?)」
モニカはふと足を止め、首を傾げた。
背後から、あるいは頭上の空間のどこかから、じっと自分を追いかけてくるような「視線」を感じたのだ。
ゲームやネットの知識だけでなく、この現実世界で鍛えてきた感覚が、かすかな違和感を捉えている。まるで、目に見えない小さな隙間から誰かが楽しそうに自分を観察しているかのような、妙な気配だった。
イーブイも何かを察したのか、耳をぴんと立てて「ブイ……?」と周りを見渡している。
モニカはエメラルドグリーンの瞳を光らせ、周囲の木々や空を注意深く見回してみた。だが、風に揺れる葉の音と、遠くで鳴くウミディグダの声が聞こえるばかりで、怪しい影やポケモンの姿は見当たらない。
「(……気のせい、かしら。初めての登校で、少し緊張しているのかもしれないわね)」
この世界には未知の現象や野生のポケモンがたくさんいる。警戒しすぎるのも考えものだと、モニカは胸の前で小さく息を吐き出した。
「行きましょう、イーブイ。遅刻しちゃうわ」
「ブイッ‼︎」
気を取り直したモニカは、再びアカデミーを目指して足を進め始めた。
───彼女達が歩き去ったすぐ後ろ。
誰もいない空間の空気が、まるで水面に波紋が広がるように、ほんのわずかだけ歪んでいた事には……まだ誰も気づいていなかった。
♢
坂道を上り切ると、目の前にはパルデア地方の象徴である大都市・テーブルシティの壮大な街並みと、その中央に聳え立つオレンジアカデミーの巨大な校舎が広がっていた。
「すごい……写真やデータで見るのと、本物を間近で見るのとでは大違いね」
歴史を感じさせる重厚な建築と、活気に溢れる街の喧騒。モニカは一瞬だけ息を呑んだが、すぐに気持ちを切り替えて引き締まった表情を作った。
「よし、まずは教務課で受付を済ませなくちゃ」
「ブイッ‼︎」
イーブイを肩に乗せ、モニカはアカデミーの大階段を上っていく。周囲には自分と同じように制服を着た新入生達が、緊張と期待の入り混じった表情で集まっていた。
受付に向かう廊下の途中、ふと後ろから賑やかな声が聞こえてきた。
「あ‼︎ そこの君、新入生かな⁉︎」
振り返ると、そこには長い髪をポニーテールに結い上げ、右腕に特徴的な腕輪をつけた、そばかすの見える程良い褐色肌の少女が息を切らせて駆け寄ってくるところだった。
アカデミーの生徒会長であり、チャンピオンランクのトレーナー──ネモだ。
「やっぱり‼︎ その制服とイーブイ、新入生だよね‼︎ 私、ネモ! 生徒会長をやってるんだ‼︎」
「初めまして、ネモさん。私はモニカです」
モニカが丁寧にあいさつを返すと、ネモの目が爛々と輝き始めた。その視線は、モニカの肩にいるイーブイだけでなく、腰のモンスターボール――先ほどゲットしたカイデンのボールへとも注がれる。
「ねえねえモニカ、もしかしてさっき登校する途中でポケモンをゲットしてきたの⁉︎ その落ち着いた佇まい……只者じゃない気配がビンビンするよ‼︎ ねぇ、さっそく私とバトルしてみない⁉︎」
「(出た……バトルの
モニカは苦笑いを浮かべつつも、心の中で冷静に分析する。ネモのバトルに対する情熱と実力は本物だ。だが、今の自分はまだポケモントレーナーとしての第一歩を踏み出したばかり。
「ネモさん、お誘いはすごく嬉しいです。でも、今はまず受付を終わらせないと、校長先生にまた手違いだと思われちゃいますから」
「あはは‼︎ 確かにクラベル校長に怒られちゃうね‼︎ じゃあバトルは受付が終わった後、グラウンドでね‼︎ 絶対だよ‼︎」
嵐のように立ち去っていくネモの背中を見送りながら、モニカは小さく息を吐いた。
「ふふ……本当に賑やかで、刺激的な学校になりそうね」
「ブイブイッ‼︎」
肩の上のイーブイも、これからの学園生活に胸を躍らせるように短く鳴いた。
しかし、モニカ達が教務課へと歩みを進めるその頭上――天井の影になった空間で、再び空間が歪み、小さな金のリングが怪しく輝いていたことには、やはりまだ誰1人として気づいていなかった。
Q. なんかSVで実装されてないポケモンが出ている気がしますが?
A. ……君のような勘の良いガキは嫌いだよ。
それはそうと、ハッピーハロウィーン‼︎