.hack//Error 〜死神は世界を嘲笑す〜   作:あるま☆

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お久しぶりです。
だいぶ間をあけてしまいました。そのためか内容がおぼつかないです。


死神の再誕

先生に無理言ってパソコンの使用許可をもらった。

岬さんにはものすごく文句を言われたが先生のフォローもあってなんとか許可をもらう。

二人には悪いと思っている。けど、司を救うまで俺のワガママを許してほしい。

約束したんだ。あいつが帰りたいと思える理由を見つけるって...だからそれまであいつと共に...

TheWorldのログイン画面を凝視し、俺はまた《死神》としてゲームの深淵へと足を踏み入れた。

 

 

 

 

△▼△

 

 

 

 

 

目を開けると目の前にはハロルドがいた。

どうやら、戻ってこれたようだ。

 

「やぁ...おかえり」

「ああ、待たせて悪かった」

「気にはしない。君は絶対戻ってくると思っていた...」

「そうかよ。さっ!俺はアウラと司を守るからそろそろ行くぜ?」

「......これから君に待つのは想像を絶する痛みを体験する。それでも君は行くかい?」

「その逆さ......モルガナに想像を絶する絶望を与えに行くのさ。死神は恐怖を呼ぶものだ、だろ?」

 

その言葉にハロルドは初めて笑った。

感情が抜けた人形だった先ほどまでとは違い、本当の人間になったように見えた。

 

「それは楽しみだ...そろそろ時間だ。またどこかで会おう...我が...友...よ......」

 

周りの景色にノイズが走り、別の景色へと変わってゆく。

徐々にノイズが収まるとそこは懐かしいネットスラムの中央広場だった。

相変わらずチーターしかいないな。ここにいる時点で俺もその一人なのかな?

辺りを見渡していると首元に見慣れた短剣が触れていた。

 

「久しぶりだな。楚良」

「ひっさしっぶり〜!エークーサ!ねぇねぇ?なんでここにいるの?」

「さぁ?なんでだっけ」

「あははは!相変わらずだね〜」

「おまえもな。それでおまえこそ俺になんかようか?」

 

そう聞くと、いつものおちゃらけな楚良からは想像できない真剣な面持ちになった。

 

「いや〜ボクちん君がもしも復活したら消せって言われたんだよね〜」

「モルガナか?」

「そうそう!モルガナのおばさん!にしてもよく復活できたね」

 

復活ねぇ...人を死んだ風に言うなよな。

俺はスケィスになってただけだし、姿変えられただけだし、まあ別になんでも良いか。

しかし、楚良がモルガナの手先になったか。けど、別に障害には一切ならないな。

こいつの性格ならな。

 

「それでどうする?PKするのか?」

「ん〜...いや!しない〜!エクサには昔っから遊んでもらったし、それにモルガナのおばさんっていけ好かないんだよね〜」

 

ほらな。

こいつってモルガナのようなどこか隠し事がある人間を信用しない。

よくわからないがこいつは嘘に敏感だ。

何回か騙そうとしたけど無理でした。つまんない奴だよ。

 

「ならちょいと1つ教えてくれないか?」

「もしかして司ちゃんの事かな?安心...していいかはわからないけど、とりあえずあの子は無事。だけど少し精神的にまいってるね」

 

このゲームの世界に長時間もいれば精神もおかしくなるか.......

 

「意識はあったのか?」

「うん。この前おばさんの部屋に行った時に司ちゃんに話しかけようとしたら誰かの名前を呼んでた」

「呼んでた?」

「確か...しゅうって」

「なっ!?」

 

俺の名前か!?まさか記憶が戻ってる?けどなぜだ?もしかして、あの病室の一件が原因で記憶が戻ったのか。

だとしたら......助けれる可能性は十分ある!

 

「ヘルバは何処だ」

「さぁ?あのおばさんも神出鬼没でしょ?僕ちんはしらな〜い」

「そうか。まあ探す方法はいろいろあるがとりあえずありがとよ楚良」

 

とりあえず、ミニメールだけでも送っておくか。

 

 

 

△▼△

 

 

 

その場を走り去ったエクサを見送る楚良は彼の変化に気付き、笑いを堪えていた。

 

「ぷぷ...!あのエクサが感謝するなんて...ぷぷぷ!あー!おっかしい!まっ!頑張りなよ」

 

鼻歌交じりその場を去った楚良の後ろ姿はどこか上機嫌そうだった。

 

 

 

 

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