ACE Archive "WING OF Kivotos"   作:名無しのシャドウズさん

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うちのシーブの翼は鈍臭くて寡黙なぽやぽやレックス君30代前半男性だと考えています。
キャラ的にレックスのセリフは少なめになってます、心情とかをメインに書こうかな。


第0章:プロローグ
PROL1. Start over 再出発


「...海が綺麗だな...。」

 

空母のキャットウォークに身を傾けながら適当に海を眺めていた俺はそう独りごちた。

戦争が終わって早一ヶ月、俺たちジョーカー隊はソトア監視の任務を受け、FCUとソトアの間に位置する、アウルム海を航海している。

 

「よぉ相棒。なんだ、イルカでも居たか?」

「少佐か。」

 

口ひげの似合わない整備士の男、ジェンキンスが声を掛けて来る。多分整備作業がひと段落したんだろう。ちょっとエースっぽい事でも言うか。

 

「いや...、広大に広がる海を見て、孤独とは何なのかを考えていただけさ。」

「孤独ねぇ...。俺はそうゆうのはよくわからんが、少なくとも今の相棒は独りじゃないと思うぜ。」

 

ジェンキンスが後ろを向くようにジェスチャーをし、視線をそちらに向ける。

...ケイトと目が合ってしまった。

 

「そうね、私たちがいるわ。」

「なんかレイがコープみたいなこと言ってる...。」

 

ターシャまで...

 

「...聞かれてたか。」

「うん、バッチリと。」

 

コスター、お前もか...

 

「はぁ...。」

「ドンマイ、相棒。」

 

ジェンキンスに肩を叩かれる。

......痛い、こいつ整備士の癖して海兵隊並みの筋肉してるから一々力が強いんだよな。

ジェンキンスから激しめの慰めを受けた俺は仲間達と共にハンガーへ歩を進めた。

 

「早く早く、撮影始まっちゃうよ!」

「あぁ、悪い悪い。」

 

ターシャに急かされてしまった、少し歩くスピードを上げる。

 

「よく来たなレェックス。」

「あ、パパおはよう。」

「おはようございます、ニコライさん。」

 

ハンガーに着くと白い帽子とがデカめの体格が特徴のニコライさんが挨拶をかけてくる。相変わらずユーク訛りが強いな。

 

「本当なら直ぐに下船させられれば良かったんですが...。」

「君が気にすることじゃないさ、それにプロモーションの撮影も終わってないしね。」

 

この元特殊部隊員だと言われても納得してしまうであろう彼は、実はただの民間人だ。

それと、さっきターシャがパパといったが、その通り彼は彼女の父親だ。どうも遺伝子は母譲りのところが大きいらしい。

 

「そうそう、エンソーが解体されたとはいえ、請け負った仕事はキッチリこなさなきゃ。」

 

眼鏡を掛けた髭面の男、D.D.が会話に入ってくる、前よりも胡散臭さが増したか?

 

「そう言うDDだって、別に下船してもよかったんだぞ。」

「生憎、今僕は無職でね。働き口がここしかなかったんだ。家に帰るわけにもいかないしね。」

「たしか...、ドニファン財閥だっけ。」

「そう、そこのご子息よ。」

 

余談だが、ターシャ達を雇ったのも彼だ。

いや、正確には彼が元々勤めていた会社、エンソー・オーダーだがな。

 

「さて、役者は全員揃ったかな。それじゃ、内容の説明をと...」

 

DDからプロモーションの内容を説明を聞き終わり、空母の甲板へと向かう。

お、ファーンがお出迎えに来てくれた、出会った時はあんなに吠えられてたのに、今ではよくなつかれたものだ。

 

「よぉ~しよしよし、いい子だなファーンは。」

「レックス、残りはフライトの後にして。」

「あぁ、悪いなつい。」

 

ケイトに返事をし、隊のメンバーの所へ向かう。

 

「久しぶりのアクロバット飛行かぁ、上手に出来るかな。」

「大丈夫、ターシャならきっと出来るよ。」

「うん、そうだね、ありがと。」

 

相変わらずこの二人は仲が良い。兄妹って言われても信じてしまいそうだ。

 

「二人共楽しそうでよかったわ。」

「本当に、戦争が終わって平和になって良かったよ。」

 

そんな他愛もない会話をしていると、突然、艦の周りを黒い何かが覆い始めた。

 

「なに...これ...」

「まさか、エンソーの秘密兵器?」

 

甲板上にいる連中も困惑している。

一体それが何なのか、それを考える暇も無なく俺達の意識はそこで途切れた。

 

 

 

 

...............................................

 

 

 

 

「......んん、眩しいな......。」

 

どれくらい意識を失っていただろうか、瞼の隙間から太陽の光が差し込んでくる。

それを手で防ぎながら瞼を開く。

 

空が見える。

 

そう、

 

透き通るような青い空(BlueArchive)が。

 

 

 




エンデュランス「あのー、そろそろ退役させてもらえませんかね...?(懇願)」

キヴォトス「ダメです。」

エンデュランス「(´・ω・)......」

よし!、何とか勢いに身を任せて書き下ろしできたぞー。
博物艦として余生を送っていたのに突然、戦争に駆り出され、挙句の果てに治安と秩序が星になってしまったキヴォトスに転移しちゃった、何も知らないエンデュランスさん(73歳)。
彼(彼女)が今回一番の被害者なのかもしれない...。
ほな、シャーレ奪還編はっじまるよ~。
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