あ!!人類の敵!! 作:リアリスト
…死ぬかぁ
期待通りの結末が起こった場合、想定外のなにかも付属するものである。なぜなら、完璧な人間というのは存在せず、すべてを予見できるのはそれこそ全知全能の神でしかないからだ。
そう、神。あ、今思えば大体神が悪いな…腹立ってきた。
まあとにかく、私は神に転生を強いられ、やってぜハーレム無双ワーイとか息巻いていたのをぶち壊すかのようにディストピア世界に連れてこられた。ふざけんな。
しかも何と吃驚、人類の敵であるロボット兵として、だ。こちとら前世は人間なんですが?
というわけで俺は人の形をした自立型量産ロボット兵、つまりは安物のオートマタとして転生したわけだ。
機械兵だから手が変形して敵蹂躙すると思うでしょ?量産機だから性能がしょっぱいんです。GGWP。
さて、人間は殺したくはないが上司(ロボット)に逆らうと即スクラップなので今日もえっちらおっちら働いていきますよ~っと。
とはいえ、人間にはあったことがない。ど
うやら人間、さすがにまずいと思って一部の巨大都市に固まって防衛拠点を作ったりしてるらしい。それが各国に点々とあるということだ。だからロボット側も攻めあぐねており現在は膠着状態。
とはいえこっちが不利で、遠征というものを行っている奴らによって着実にこっちの人員は減らされているらしい。いいぞもっとやれ。
「ん?」
うわ、いつの間にかはぐれてら。しゃあないね、考え事してたから。それよりこれは…うわー見事に残骸の山。争った形跡なのかね?このロボットとか原型ないじゃん、南無…
「……お?」
私ちゃんレーダーが呼吸音をキャッチ!!人間!人間ですよ奥さん!!大チャンス!人間と仲良くなってかわいい子をゲットして寝るんだ!!(不純)そうと決まれば音のする方向に急げ~!!
アッ、廃品どもは貴重な資源なんでもらっていきます~仲間意識?そこにないならないですね()
「――っ!……!!」
おお、ロリガキだ。いや、ロリはガキだから二重表現か?うえ~、片手欠損して血まみれじゃん。私が人間だったら吐いてたよ。
おげろげろ、おげろげろですわ!(丁寧語)
ん~、武装してる。拳銃、かな?まあもう構える力もなさそうだけど。あれか、この子がいわゆる遠征組とか言われる人間なのかね。どんだけブラックなんだガキにやらせるって。
「ぅ、ぁ、ゲホッ、ケホッ、ぁぁ…」
あ、泣いちゃった。誰ですか~?泣かせたn―私です(食い気味)
はいはい、落ち着け~味方だよ味方。
腕なおしちゃるから。
…え?どうやって?…ふっふっふ、テッテレー、
この小さいルービックキューブもどきに材料をぶち込めばなんでも(諸説あり)作れるよ!わー便利!
ちなみに量産機の私にこの機能は備わってなかったので個人行動で死んだ身内のロボットから壊れたやつを拝借して頑張って直した。大変だったぜ~
材料はそこら辺にある同胞でオッケー!!え、人の心?そこにないなら…そもそも人じゃありませんでした!テヘペロ!
はいはーい、構★成!義手だよ~お揃いだね!!ガチャンと、うんピッタリ!ロボットのいい点だね!血は…もともと止血剤を使ってたのかな?大丈夫そうだね。
「…?、????…ぉあ、ありがとう…」
あ~^幼女の鼻声の感謝、効くぅぁ~~~ほら、拳銃だ。忘れんなよ~
「あ、えっと…」
お、カバンごそごそしてぇ~、ライン?ラインですか照れちゃうなも~
ペタ
ん、ペタ?
「じゃあね!ロボットさん!!」
あ、ばいばーい。
…
……
………
あのガキャァ!!!!
俺の体にステッカー張っていきやがった!!!
クソ!とれねえ!!上司にどう説明したらいいんだぁ!!!!
次回はもっと長くしよう。