ゴッドイーター 〜Happiness in the misfortune〜 作:ケイトン
「ここが極東支部か?」
青年は受け取った手紙を持って極東支部へ来ていた。これから彼はゴッドイーターになろうとしていた。しかし、ただのゴッドイーターではない。いわゆる、”新型”に適合したらしい。力を求める少年には願っても無いチャンスだった。
それから、適合試験を受けるための場所に案内された。
「なんだここは?傷だらけだな。」
そこは、傷だらけの場所だった。そして部屋の中央には赤い機械が設置されていた。
「ようこそ、フェンリルへ。私はここの支部長、ヨハネス・フォン・シックザールだ。歓迎するよ。」
そこへ突然男の声が聞こえた。
どうやら、支部長自ら出迎えてくれたらしい。
「早くしてくれ。俺は力が欲しいんだ。やつらを倒す力が…」
青年は興奮していた。それを支部長は見抜いたのか
「まあ、リラックスしてくれたまえ。その方が成功しやすい。準備ができたら、中央の赤い機械の前に立って手を置いて神機を握ってくれ。」
と、ヨハネスは言った。
青年は躊躇なく機械の前に立った。
そして、手を置き、神機を握った。
すると、
ガシャン
という機械の蓋が閉まる音を聞いた刹那、
「ーーーーーーグァァァァァァァ‼︎‼︎」
右腕を中心にとてつもない痛みが走った。
なんというか、右腕から何かが侵食してくる様だった。
数分続いたかと思った痛みがフッと消えた。
不思議に思い、見てみると、数年前にも見た、あの真っ赤な腕輪が、自分の手首に着いていた。
「俺もなれたのか?ゴッドイーターに…」
ポツリと、青年は呟いた。
「おめでとう。君も今日から新型ゴッドイーターだ。これからの活躍に期待しているよ、ルイス君。」
ヨハネスはそう言った後に、教官が来るまでロビーで待機するように言った。
ロビーへ行き、ソファに座ろうと思いソファを見ると既に先客がいたようだ。
同年代の男のようだ。もちろん右手には腕輪がある
気まずい沈黙が続く
「…あんたもゴッドイーターになったのか?」
いきなり質問されたので、驚きながらも返事をする。
「あ、ああ。極東初の新型らしい。」
その後、座るように促されたので、近くに座る。
「あんた、名前は?」
男の質問に今度はしっかり答えられた。
「ルイスだ。ルイス・アーベル。あんたは?」
「俺は藤木コウタ。コウタでいいぜ。」
コウタはニカッと笑うと、懐を漁りだした。
「ガム、食べるか?」
何か口に入れたかったので、頼む、と言ったが、
「あ、わりい。今食ってるので最後みたいだ。」
と、返ってきた。
それからしばらくコウタと談笑していると、
コツコツコツコツコツコツ
と、誰かが歩いてくる音が聞こえてきた。
その人はルイスたちの前に立つと、いきなり
「立て。」
と言った。ルイスもコウタもいかなりすぎて反応ができなかった。
すると、
「立てと言ったのがわからないのか?立たんか‼︎」
と、怒声が飛んできた。
その声でやっと反応した2人はすぐに立つと、
「私は雨宮ツバキ、今日からお前らの教官になる。この後、榊博士のメディカルチェックを受けてもらう。それが終わったら今日は終わりだ。当然明日からは訓練だ。覚悟しておけ。それと、お前らは今日から守られる側から守る側だ。早死にしたくなければ、私の命令に全てYESで答えろ。わかったな?」
と、言われたので2人揃って、
『はい‼︎』
と答えた。
こんにちは。ケイトンです( ´ ▽ ` )ノ
いつ主人公の名前出そうか迷ったんですが、やっと出せました。
なんか中途半端に終わったんで、次回はメディカルチェックとその前後にしようと思います(´・ω・`)
では、次の話でまた( ´ ▽ ` )ノシ