第零話:任務【某研究所から特殊危険物を回収せよ】
〜某国 某研究所〜
隊員B「こちらブラボー。敵影、回収対象物共に無し」
隊長「了解。各員…何度も言うが、今回の回収対象物は生命体が触れるだけでも、存在が消えるとされている危険物質だ。
未だ、武器化は出来ていないとの事前情報だが、引き続き警戒を怠ること無いように…」
隊員「「ラジャー」」
隊長「部隊創立当初からのこの6人チームが欠けるのは誰だって惜しいからな」
隊員D「こちらチャーリー。敵影、回収対象物共に無し。
私もです。今のメンバーがいない部隊は考えたくありません。」
突如として、爆発音が響く。
隊長「ブラボー、チャーリー、状況を報告せよ」
しかし、インカムからはノイズしか流れない
隊員A「駄目です、隊長…インカムから隊長の声すら聞こえません。先の爆発でインカムが壊れたようです。」
隊長「馬鹿な、あの爆発音程度で壊れるような物じゃ無いはずだぞ」
隊員A「一部の機械系も壊れてます。どうやら、先の爆発はパルス攻撃も含まれていたようです。」
隊長「仕方ない、このまま続行する。」
隊員A「ラジャー」
目の前のドアを開け、即座にクロスを組み、ディープコーナー(ドアと反対方向の部屋の角)を確認する。
隊員A「敵影なし、回収対象物と思わしき物を視認」
隊長「焦らずいくぞ」
少しずつ、ハードコーナー(ドア側の角)を確認していく
隊員A「………敵影、なし」
隊長「こっちもだ…これより回収対象物の確認に移る、一人で十分だからブラボーチームとチャーリーチームに伝達しに行ってくれるか?」
隊員A「ラジャー」
隊員Aが部屋を出るのを見届け、青白く光り輝く回収対象物が入っていると思わしき金属の箱を手に取る
隊長「これが例の…」
その時、背中に何かが押し当てられる
??「残念だが、それは偽物だ」
隊長「………確かに、誰も居なかったはずだが一体…」
??「君達の言う回収対象物…これは未知の塊でね。少し解明するだけで完璧な光学迷彩なんてすぐ出来たよ。
そうそう…今、君の背中にあるこの銃、弾丸も『
隊長「クソッタレめ…」
手に持っている偽物が入った金属の箱を上に投げ捨てる。一瞬だけ相手の意識が移るのを見逃さずに左腰にあるナイフを逆手持ちにし、背後にいる相手の首筋を狙い振ると同時に、左手で銃口を掴み引っ張る。ほぼ同時に銃声が響く。
??「アガッ」
敵が倒れる音が後ろから響く
それとほぼ同時に他の隊員たちが来た
隊員A「隊長!大丈夫ですか!?」
隊長「大丈夫、倒した…これは偽物らしい。本物を探すぞ」
敵の首筋に刺さったナイフを抜き回収し、地面に落ちた偽物が入った箱を持ち上げ、見せる
隊員D「隊長!後ろ!」
銃声が響く…痛みを感じる間も無く、まるで高速で移動しているかのように全てが線になって見える…銃弾が体を貫通するまでの僅かな間がとても長く感じる
ここまで読んでいただきありがとうございます。
瀕死の敵からの一撃を受けてしまった隊長、果たしてどうなってしまうのでしょうか…!