東方黎月痕   作:大江戸人形

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隊長さん、どうなってしまうんでしょうか!

※前話と少しだけ重ねて書きます。


第一話:幻想入り

銃声が響く…痛みを感じる間も無く、まるで高速で移動しているかのように全てが線になって見える…銃弾が体を貫通するまでの僅かな間がとても長く感じる

 

 

 

とても長く感じる僅かな時間が終わった時、竹林にいた

 

隊長「ここ…は…?」

 

銃創を確認する…どうやら、防弾装備を易々と貫通し心臓が撃たれたようだ…血が止まらない…

 

隊長「はは…こりゃ、死んだな…」

 

横に倒れ込む…視界がぼやけていく…薄れゆく意識の中で誰かの声が聞こえた気がした

 

 

 

目が覚めると記憶に無い天井が視界に広がっていた。

 

隊長「ここは…うっ…」

 

ズキリ…と、銃創が痛む…

 

隊長「痛むって事は生きてるのか…いや、死んでも痛むものなのか…?」

 

上半身を起こし、他の怪我を確認しながら装備を確認する…銃やナイフといった武器と装備が全て無くなっており、上裸に包帯が巻かれている状態になっている。

 

そうして、状態を確認している時、襖が開く

 

??「あ、意識が戻ったんですね!今、お師匠様を呼んできますので!」

 

そう言い残し、うさぎ耳の少女がすぐに出ていった

 

隊長「変な弾丸で撃たれた後遺症か?兎の耳が人についてるように見えたが…」

 

少しして、先程のうさぎ耳の少女と赤と青の少々奇抜な衣装を着た女性が入ってきた

 

??「痛みはないかしら?」

 

隊長「あ、あぁ…少し痛みはするが…その、助けて貰ったところすまないが、何者なんだ?幻覚なのかそちらの女性にうさぎの耳のようなものが見える…」

 

??「ふふ、幻覚じゃないから安心しなさい。私は【八意 永琳】。ここ、永遠亭で薬師をしているわ」

 

??「私は【鈴仙・優曇華院・イナバ】といいます。気軽に【鈴仙】と呼んでください。」

 

隊長「俺は…えっと…」

 

永琳「思い出せないかしら?」

 

隊長「いや、そうじゃないんだ…名前をずっと昔に捨てたんだ…」

 

永琳「もし良ければ、何があったか聞かせてくれないかしら?」

 

鈴仙「私お茶入れてきます!」

 

永琳「折角なら少し場所を変えましょうか…歩けるかしら?」

 

そうして、客間でお茶と菓子を頂きながらここに来た経緯を話した

 

永琳「…貴方がここに運び込まれた時、銃創から奇妙なエネルギーの痕跡を感じてたの…きっと、その弾丸からのエネルギーね」

 

鈴仙「あの…どうして彼はその弾丸で幻想郷に来たのでしょうか?」

 

永琳「そうね…多分なのだけれど、その弾丸に込められてた膨大なエネルギーが時空を超えて彼の過去に何かしらの影響を与えた可能性があるわ…例えば、幼少期にその膨大なエネルギーによって命を落とした…とかね。

そうなる事で、今の彼が本来は存在しなくなる…そうすると、全員の記憶から彼が消えるの…でも、彼はここにいる…そうなると、《存在はするけど忘れ去られた者》として、幻想郷に来た可能性が高いわね」

 

隊長「ちょっと待ってくれ…幻想郷ってなんだ?エネルギーが時空を超えた?存在するけど忘れ去られた者?すまないが最初から説明してくれ…」

 

そうして、今度は永琳から幻想郷についての説明をされる

 

隊長「なるほどな…吸血鬼に月の兎…妖怪がいる幻想郷か…」

 

八意「それじゃあ、隊長さん。あなたの名前を決めましょう。いつまでも隊長とはいかないわよ」




隊長さん、無事に幻想入り出来ましたね!
さぁ、隊長さんのお名前は何になるんでしょうか?
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