輪廻の輪を外れたからもう一度生きてる   作:佐波 大和

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第三十二話

「あ……あり得ないッ、なんなんだアイツはッ!?」

 

 

傷だらけの男が壁を蔦って歩いている。

 

 

「……くそったれめ、僕もそれなりに戦いの中にいる物の精神をしていると思ってた……いや、そこらへんの一般人なんかよりは強い精神をしているッ、それは絶対だ」

 

 

男は顔を青くしながらそう言っている。

その時ッ、男の近くで足音が聞こえてきたッ!

 

 

「ッ!?……クッ、ハァ…ハァ……近づいてきているッ、あの男は!少しずつッ、少しずつ……ッ!近付いて来ているッ!!」

 

 

少しずつ、少しずつ大きくなって聞こえてくる足跡を聞いた男は顔を青くして震えた声でそう言った。

 

 

「クソッタレ……ッ、あの男とはスタンドの強さとかじゃあないッ、もっと別の……精神がッ!そうッ、あの男とは精神の強さが違うッ、あの男は戦いの中にいる物達の中でもより強い精神をしているんだ……ッ」

 

 

一言一言を拳を握りしめながら男はそう言う。

 

 

「まるで子どもが大人に力で勝てないように!蟻が人間に勝てないようにッ!あの男と僕の間には大きな、大きすぎる壁があるんだッ!」

 

 

「ははは、そんなに過大評価される人間じゃあないよ僕は」

 

 

瞬間ッ!傷だらけの男の目の前に一人の男が現れたッ!そう!足音の主だッ!

 

 

「なッ!!?」

 

 

その表れた男を見た傷だらけの男はまるで信じられないようなものを見た目で見たッ!!

 

 

「き、貴様ッ!なぜ『後ろ』からでは無く僕の『前』から現れたのだッ!?」

 

 

「簡単な事さ、さっき君を攻撃したときに発信器を付けていた、それだけの話さ」

 

 

「何!?……ハッ!」

 

 

自分の体についていた発信器を見つけた傷だらけの男はしてやられてたと言った表情になった。

 

 

「さて……そろそろ終わらせようか」

 

 

男はRPGゲームにでも出てきそうなスタンドを出しそう言った。

それを聞いた傷だらけな男は何かを言いたそうにしたが、拳を固く握り男を睨むように見た。

 

 

「……ッ、貴様が何者かはこの際どうでもいい、貴様、名は何と言う?」

 

 

そう質問された男は足を肩幅ぐらいに開き、服を軽く整えた後にこう言ったッ!

 

 

「僕の名前は桔梗相馬。しがない医者さ」

 

 

そうッ!この男の名前は桔梗相馬ッ!そして傷だらけな男はサピアーディッ!

この2人は戦っていたのだッ!!

 

 

_______________________________________

 

 

時間は遡るッ!これは志熊錬と柳哲彦が戦い始めたころぐらいの時間帯であるッ!

 

 

「フー、……さて、そろそろ始めようか?」

 

 

「『戦い』を始めるじゃあないんだよ僕に貴様は『倒される』と言う結果を今から始めるのさ」

 

 

サピアーディは完全に桔梗相馬を見下して自分がもうすでに勝っている気分になっている。

もしこの場に錬が居たのだとすると哀れんだ目でサピアーディを見た事だろう。

 

 

「やれやれ、自信満々なのは良いことだけどさ……あまり僕を下に見過ぎない方が良いと思うよ」

 

 

「ンン~?逆に僕相手にそんな緊張感の欠片もなくて大丈夫なのかい?……ええ?もしかしてこの僕を舐めてんのかァッ!!?」

 

 

サピアーディは自分が舐められてると思い激昂し桔梗相馬に怒鳴りつける。

 

 

「別に舐めてなんかないし緊張はしているよ。ただ緊張は自分の戦闘の足枷にしかならないと僕は思っているんだ。だから緊張、恐怖、そう言った感情は押さえつけているんだ」

 

 

事実桔梗相馬はサピアーディの事を錬には勝てないと言ったり、強いと自分の口から言っている。これはサピアーディの事を純粋に評価しているという事である。

その後の言葉だが、錬や柳哲彦は恐怖することが大切で、それを克服する事が大事と言う考え方を持っているが桔梗相馬は違う。この男は恐怖とかそういう物を感じないようにすることが戦闘では一番大事と言う考えを持っているのだ。

 

 

「フンッ、さては貴様ド素人だな?戦闘の経験をしたことないんじゃあないのか?」

 

 

この男もそう、恐怖は感じた上でそれを克服することでより強い精神を持てると考えている。

だが実際にこの問いに答えは無いのだろう。人はそれぞれ考え方が違う。道を進むために邪魔な岩が有るとすれば、壊して進むのかよじ登って進むのか、はたまた別の道を通ったり下に穴を開けて通ると言う奴もいる。

そのように精神を強く持つのに、強い心構えをするのに一つの絶対の答えなんて無いのだ。

 

その事を桔梗相馬は理解している。だからこそ自分が最善だと思った道を進み続ける事ができる。

だから強いッ!精神の芯が全くぶれないからこそその背中は大きく見えるッ!迷いが断ち切れるからこそ精神的な戦いでも桔梗相馬は強いッ!!

 

 

「……まあそんな事はどうでも良いじゃあないか」

 

 

あえて何も言わないで戦いの幕を開けようとする桔梗相馬――サピアーディはそれに乗った。

 

 

「それもそうだな……貴様が早くこの僕に倒されることッ!それが望みだッ!」

 

 

その瞬間ッ!サピアーディの足元の地面が変形して棘のように伸び桔梗相馬に襲い掛かるッ!!

 

 

「見せてあげるよ!僕のスタンドは珍しくッ!そして強いスタンドなのさッ!!」

 

 

「確かに君の能力のような物はあまり見かけないね……でも」

 

 

「……ッ!!?なっ……何ィ!!?」

 

 

「残念だけど僕はもう調べてあるんだよね」

 

 

サピアーディが驚くのも無理はない。この攻撃に対して余程反射神経が良いスタンドやスピード、パワーが速いスタンドを持っている奴ならこの攻撃を初見でも力任せに回避できただろう。……しかしッ! 桔梗相馬のスタンドはステータスはお世辞にも強いとは言えないッ!!

だがッ!桔梗相馬はこの攻撃を避けられるッ!なぜならサピアーディのスタンドを見たことがあるからだッ!!

 

 

「調べて……だとォ……ッ?」

 

 

「そのとうり、でも調べたって言っても遠くから見てる事しかできなかったから実際にどういう能力なのか確信は持てなかったけど……どうやら予想が当たった様でよかったよかった」

 

 

わざとらしく大げさに手振りを振ってそう反応する桔梗相馬に対し、サピアーディは怒って攻撃でもしてくるのかと思うと、それがそうでも無いらしい。

 

 

「……調べる?……調べる……」

 

 

「うん?どうしたんだい?」

 

 

サピアーディのこの反応は桔梗相馬自信も予想外だったのか、珍しいことにほんのチョッピリ驚いているようだ。

 

 

「貴様……僕達がスタンド使いだと言う情報をどうやってか知らんが手に入れたから僕達を襲ったのかと思っていたが……どうやら違うようだな……」

 

 

「……だとしたらどうすると言うんだい?」

 

 

本来ならばこれは組織に真っ向から倒そうとすることがバレ、警戒されてしまう。だからその事に気づかれてしまったら少しくらいは苦い顔をするだろう。

しかしッ!桔梗相馬は笑っていたッ!!

 

 

「違うのだとすれば十中八九『B・G(ブラックガーディアンズ)』の事だろうな」

 

 

「そうさ、正解だよ」

 

 

「……この僕と柳哲彦、そしてもう一人は『B・G』には恩も義理もない。ただ金で雇われているだけの関係だ。……だから『B・G』が狙われようが別に何とも思わない……だがッ!」

 

 

その瞬間、先ほどのようにサピアーディの足元の地面が変形しナイフの様なものが多数形作られた。

そしてそのナイフの様な物をサピアーディは持ち、体を少し捻り桔梗相馬の方をしっかりと見た。

 

 

「金の対価分はしっかりと働かせてもらうッ!!」

 

 

そして―――桔梗相馬に向かってナイフの様な物を全力投球した。

 

 

「おおっと!やっぱり見ただけじゃあ詳しくは分からないかッ、地面から離れたら能力は続かないと思っていたんだけどなあ」

 

 

「イイや!貴様の考えはあっているぞ!だが能力が持続しないからと言って形を変えた物が地面に戻る事は無いのだよッ!」

 

 

そして作ったナイフの様な物は一本だけではないッ、サピアーディは素早く、慣れた手つきですぐさま別のナイフの様な物を投げて行く!!

 

 

「なるほど理解したよ……じゃあ君の能力は僕の想像通りって事で良いのかな?」

 

 

「貴様の考えも分からない、そしてどうやって見ただけでそんな事が分かるのかは僕には分からないがッ、きっと貴様の考えている通りだ」

 

 

こう言葉を交らわせてる最中もこの2人は攻撃し、それを避けるのを繰り返している。

普通に桔梗相馬並みのパラメーターのスタンドならもうとっくに終わっているだろうし最低でも攻撃が一発掠りぐらいはしている筈だ。見た目は地味だがそのくらい素早く激しい攻撃をしている筈なのだサピアーディは。

なのに全く状況が変わらないと言う事はそれくらい桔梗相馬が戦闘慣れしており生身でもそれなりに動けると言う事なのだろう。

 

 

「僕が君のスタンドを前見た時と言いさっきと言い、判断できる材料はあったからね……『自分の周囲の地面の形を変える』これが君のスタンドの能力なんだろう?」

 

 

「正解だッ!褒美としてこれを貴様に送ろうッ!!」

 

 

「へえ……そんな事も出来るんだ……」

 

 

周りの地面がどんどん形を変えていく。そして3っつ何かが出来上がっていく。その3っつの何かに向かって土、石、それが集まり形を作って行く。

 

 

「見たところ貴様のスタンドはそんなにスタンド自体で戦えるような力を持っていない、近距離用のスタンドではないのだろう……だが僕のスタンドは、近距離用だ」

 

 

3っつの何かが完全に形作られたッ!!それは人型ッ!志熊錬の様な物では無く、見た目は無骨のゴツゴツした、言うなればゴーレムのような見た目!

 

 

「これが僕のスタンド、『ザ・トランスファー』2対はおまけだが……手加減なくぶっ潰させてもらうッ!!」

 

 

3っつ、いや3体の人型が桔梗相馬に向かって襲い掛かる。

 

 

「さて、錬君との戦いでほんのちょっぴりブランクを感じたんだよね……勘を取り戻させてもらうよッ」

 

 

「僕で練習と言ったなッ!!そんな思い、今ここで粉々に砕いてやるッ!!」

 

 

自分が下に見られたことが腹立たしいサピアーディ、よりいっそう攻撃が激しくなる。

 

 

「そうッ、そう言うのを頼むよッ!」

 

 

「……ッ、貴様ァ……ッ!!」

 

 

だがッ!、桔梗相馬に当たらないッ!

 

 

「なんなんだその動きはッ!、確実にただの一般人じゃあ無いことは確かだが……ッ!」

 

 

「昔ちょっと鍛えたことがあったからね!」

 

 

関節をしなやかに、筋肉を柔軟に、桔梗相馬の動きは人間の肉体の事を理解していてその上でそういう訓練をしたものの動きだッ!

 

 

「チイッ!正直一体で十分だと思っていたが……さっき本気で行くと言ったんだ、質のある数の暴力をくらうがいいッ!!」

 

 

桔梗相馬の動きを制限していただけだった2体も遂に攻撃に加わりだした。

3方向からの近距離パワー型のスタンドの攻撃。さすがに桔梗相馬も当たりだした。……これは当然のことだ。だが直撃だけは何とか避けているのを見ると拍手喝采したくなる。

 

 

「……クッ、さすがに避けきれないか……ッ!」

 

 

「なぜだ何故だ何故なんだァッ!!僕のスタンドは近距離パワー型だぞッ!!しかも3体もいるのにッ!!」

 

 

「確かに君のスタンドは僕のスタンドなんかよりずっと速いしパワーもある。だけどさ……君は使ってるんじゃあない、スタンドに振り回されているんだよ」

 

 

「何だとッ!!?」

 

 

そうッ、サピアーディ、この男はスタンドに振り回されている。何故ならこの男は今まで自分と同程度の敵か格下相手しか戦ったことが無いのだ。

だからより早く格下を倒す戦い方は身に着けた。実際桔梗相馬が弱かったなら最初の攻撃かそのあとに投げられたナイフの様なもので終わっているだろう。

しかし!桔梗相馬の事を間違っても格下とは呼べないッ!!二人の間には大きな差があるのだからッ!!

 

 

「一体はスタンドだから僕の攻撃がきかない……だけど!残り2体は君の能力で作られたものだッ」

 

 

そう言った桔梗相馬は一体の人型に向かって突っ込んで行く。

 

 

「生身でやるのは久しぶりだけど……ッ、」

 

 

腰を低く落とし、右手を引き左手を前に出す。

 

 

「貴様ッ、何をするつもりだ!?」

 

 

その動きに警戒したサピアーディは桔梗相馬に人型を殴り掛からせる。

 

 

「ハァッ!!!」

 

 

「なっ……だがそんなチンケな攻撃じゃあいくら僕の作り出した『ザ・トランスファー』とは言えダメージ何てないぞッ!!」

 

 

「ダメージを狙ってるんじゃあないッ、僕は『道』を作りたかったんだ!!」

 

 

「『道』?……ハッ!」

 

 

殴り掛かってきた人型の攻撃を避けた桔梗相馬はッ、殴りかかった方の反対の肩を攻撃したッ!そしてッ、殴り掛かった勢いもプラスされ人型は90度回転したッ、つまり!隙間ができた!『道』ができたのだ!!

 

 

「攻撃を避けるために逆にスタンドが邪魔になるってだけで……別に僕のスタンドが戦闘できないとは言ってないよッ!!」

 

 

ファンタジーの世界に出てきそうな容姿をした桔梗相馬のスタンド、尻尾を鞭のようにしならせ激しい一撃をくらわせる。

 

 

「ウグッ……きッ……貴様ァッ!!」

 

 

「怒るのを悪い事とは言わないが怒るじゃあなくて行動にもちゃんと移しなよッ!」

 

 

さらにもう一発攻撃がサピアーディに決まる。

流石に2発もやられれば戦闘経験者だからなのか自分の身を守るための最善の選択をする。

 

 

「これをするって事は僕が貴様から逃げたことになる、それは僕の一番嫌いな事だが……しょうがないじゃあないかッ」

 

 

拳を血がでそうなほど固く握りそう言ったサピアーディは一度後ろに大きくとんだ。

 

 

「ン?何を……」

 

 

「もう貴様は終わりだッ、この僕に指一本触れることが出来ず一方的にやられる事になるのだからなッ!!」

 

 

その瞬間ッ、サピアーディの周りの地面が大きく変化しまるで地面がサピアーディを捕食するかのように丸い壁が出来上がっていく。

 

 

「かまくら……?いや雪じゃあないから違うか」

 

 

そう、例えるならかまくらのような見た目、だが入口のような大きな穴は開いておらずところどころ空気を取り込むための小さな穴が開いているだけだ。

 

 

「貴様のスタンドのパワーじゃどう頑張ろうがこの防壁を崩すことは出来ない!さらにッ」

 

 

「……これはッ!」

 

 

さらにその防壁からも棘のようなものがものすごい勢いで出てくる。

その鋭い棘のような物は桔梗相馬に向かって一直線に伸びていく

 

 

「……あぶなかったよ……流石に今のはね」

 

 

「今のを避けるとはやるじゃあないか……だが、これならどうだッ!そしてとっとと失せなッ!!」

 

 

今度は一つだけではなく、無数の棘が桔梗相馬に向かって伸びていく。

 

 

「このまま引けば能力の射程距離から出ることができ……僕は逃げられるだろう……でもねッ、そんな事をしたら僕の気が済まないし!なにより錬君に僕の情けない背中を見せてしまうことになるッ!!」

 

 

だがッ、桔梗相馬はその無数の棘の中に突っ込んだッ!

致命傷は避けようとしているが、何しろ数が多い、何とか致命傷を避けられたとしても生死に関わる怪我をすることは間違いない。

 

 

「なっ、何イッ!!!き、貴様頭おかしいんじゃあないのかッ!!?」

 

 

「ゴフッ……さすがに……効くなあ……」

 

 

サピアーディの岩の防壁までズタボロになりながらもたどり着いた桔梗相馬。

桔梗相馬は……防壁に手を付いた―――――

 

 

「だッ、だがこの防壁は貴様には壊せない!!」

 

 

「確かに……壊せないと思う……だから」

 

 

その瞬間!桔梗相馬の体の傷の一部が一瞬にして消えた!!

桔梗相馬のスタンド能力は体の傷を癒す力ではないッ! 傷を移す力なのだッ!!

 

 

「何を……ッ!!、こ、これはッ……防壁にッ!拳サイズの穴がッ!!?」

 

 

「僕が受けた傷は一つ一つは小さいけど……一部分にまとめればこのくらいのサイズにはなる……」

 

 

そして!桔梗相馬はその開いた穴に腕を突っ込んだッ!!

 

 

「このくらいのサイズじゃあ……僕の自分の目で見ながらって訳にはいかないけどさ……僕は『スタンド使い』なんだ、スタンドは物体をすり抜けることが出来るのさ……」

 

 

「ウグゥッ、貴様ッ、誰の体を掴んでいると思っているのだ!離せ!」

 

 

桔梗相馬の腕はサピアーディの体を……掴んだ。

 

 

「けっこうヤバかったくらいの怪我だったからね……さっき一部使ったとしても……まだまだあるよ……」

 

 

「ッ!?なんかッ、なんかヤバい雰囲気だ……ッ、この男……何かヤバい雰囲気だ!貴様ッ!何者だァ!?」

 

 

「僕が何者かなんてどうでも良いじゃあないか……そろそろ、終わらせるよ……」

 

 

「なっ、何をする気だッ!?」

 

 

サピアーディが言葉を発した瞬間―――桔梗相馬の体の傷はすべて無くなった……そしてその傷は――――

 

 

「……ッ!!?グァアァアァアァアアアァアァアアアァアァアァアァ!!!!」

 

 

「こうするのさ……自分の傷を相手に移す、これが『接触感染』これが『アンシュテックング・コンタクト』、さ」

 

 

傷はサピアーディの体に移った。

 

 

「さて……きっちりトドメをさしとこうか」

 

 

サピアーディの防壁に向かって歩き出す桔梗相馬だが、そこにサピアーディの姿はもうなかった。

 

 

「……逃げられちゃったかな……ハハは、でも甘いね……」

 

 

桔梗相馬のポケットからある機械がでてきた。

 

 

_______________________________________

 

 

 

「ハッ……貴様がただの医者なら僕はこんなにボロボロになってないぜ……」

 

 

「そうかな……?じゃあ……少しばかり動けないようにさせてもらうよ」

 

 

「勝手にしな……僕は敗者だから……な」

 

 

 

本体  サピアーディ

スタンド名、『ザ・トランスファー』

能力 自分の周囲の地面の形を変える能力

 

桔梗相馬にボコボコに痛めつけられて再起不能!!




桔梗相馬の一人称が俺から僕になっているのはミスではなくだいぶ寝てなくてだいぶ荒れていたからです。
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