輪廻の輪を外れたからもう一度生きてる   作:佐波 大和

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読み返してみるといろいろひどすぎる
内容が急展開かつ薄っぺらくてもうひどい、本当にひどい、なおかつ読みにくい
主人公の心理模写と解説が書き分けられない


第五話

あー……完全にこの子の存在を忘れていたな……どうしようか、説明しろとか言われたが、スタンドのこと話しても実際に見えないものは信じられないと思うし……

 

「おい、どうするんだよ錬?」

頭のおかしい人に思われるだけで理解してもらえないと思うしな……

 

新、それは俺が聞きてえよ。説明しないとこの子は納得しなさそうだし説明したらしたで

「知らねえよ、スタンドのことを言ったって信じられるわけがないだろう?」

 

「じゃあどうするんだ?」

 

……そうだな、別に話したくない訳でもないが、話しても信じてもらえなさそうだし、

 

「そうだな、一度逃げるとすっか」

 

そう言うと新は驚いたような顔をした。

 

「え……?俺の聞き間違いだったのかな?逃げる?なんでだよ?」

 

「だってよ、めんどくさいじゃねえかよ、話しても信じて貰えなさそうだしよぉ」

 

だったら回れ右してこの状況から撤退すれば良いじゃないか、そんな発想だ。

 

「……それは分かるけどさ……逃げッ……はあ、分かったよ。そうしよう」

 

「うし、じゃあ行くぜ、俺が合図をしたら走るぞ」

 

逃げるだけだったら自信がある、大人と比べたらあれだが同年齢ぐらいの子なら体力で負けることは無いはずだ。

 

「……君達、何をごそごそと2人で話している、僕は説明は、と聞いているんだが……」

 

この子そっちのけで新と二人で小声で話していたらさすがに少しはイラッとしたのか少し怒りが見える声でそう言われた。……よし、

 

「新ァッ!! 逃げるんだよォ―ッ!!」

 

「うわーァッ!? 本当にやるとは思わなかったよーッ!!」

 

そう言いながらも新はしっかりと走って着いてきた。

 

「なっ、……待てッ!」

 

一瞬不意を付かれて固まっていたが、すぐに俺たちを追ってきた。それだけなら良かったんだ、それだけなら……だけど、そんな簡単に行けるような物じゃあ無かったんだ。

 

「クソッ、体力はどうか分かんねえけど足が速いッ!」

 

「れっ、錬ッ!どうすんのさ!このままじゃあ追いつかれちまうよッ!」

 

くっそぉ、まさかこんなに足が速いとは……そういえば、同年代って思っていたけどその割には身長がでかい、それに精神的にも熟成しているし……

 

「ハァッ、くっ、なんであいつ等疲れを見せないんだ……ッ?」

 

「……ッ!!」

 

何気なくどうしようかとあの子の方を向いたら思わぬ事が見えてきた。

あの子ッ、体力が無いッ! だからどうした?って思うかもしれないがこの鬼ごっこの勝機が見えたッ!

 

「新ァッ!この開けた道じゃなくて家が沢山あって入り組んでる道に行くぞッ!」

 

「ええっ!?なんでっ!?あそこだと行き止まりが多いから思いっきり走れないよッ!」

 

「だからだよッ!」

 

曲り道が多く、ずっと真っ直ぐに行くと、家があり、行き止まりだから曲がるために一旦スピードを落とさなくては行けない。だから足が速かろうが本気で走ることができないなら関係ないッ!つまり、体力勝負になるっていう事だッ!

 

「これなら勝てるッ!」

 

「ハァッ!ハアッ!……ッ……!」

 

相当疲れてきたみたいだな、悪いが面倒事はあまり好きじゃないんだ。

そう、俺がそう思い、勝利を確信した瞬間だった

 

「あれっ、何だっ……?」

 

「錬ッ!?」

 

「ハアッ、ハアッ、……ハア……これは、運がいい。もう正直体力の限界だったんだ」

 

……俺の体が急に力が抜けてその場に転んだのは、

そして俺はそのままあの子に捕まってしまった。それは別に良い、問題なのは力が入らずフラフラしてくることだ。

 

「……これはッ、血を流し過ぎたか……?」

 

「錬ッ、大丈夫か!?」

 

「……如何したんだ?」

 

「あ、やば……」

 

そのまま俺の意識は闇の中に落ちて行った……

 

 

 

 

……りはさせてもらえなかった。

 

「寝るんじゃあない、起きろ」

 

意識が落ちる、その瞬間、頬に来た衝撃で意識がハッキリとした。

 

「いっつ、何なんだ一体?」

 

「ちょっと君ッ!錬は大怪我してんだよヒイッ!?ごめんなさいッ!」

 

新が俺の身を案じて、そうこの子に言うが人睨みで黙らさせられた。こええ……俺でも一瞬寒気がしたぞ……

 

「寝るのは僕に全てを吐いてから、だ」

 

「つってもさあ、」

 

どうせ信じられないからな、そう言おうとしたが、その言葉は遮られてしまった。

 

「この僕はストレスがたまるような生活は送りたくない。そして何かに悩むようなこともとても嫌だ。だから話してくれないかな、さっき男はなんなのか、なぜ君はそんなにも傷だらけになっているのか、ね?」

 

こっ!……この子供のする目!普通の子どもがするような目じゃあない、大人のように卓越した精神を持っている奴のする目だ……ッ!

 

「十中八九君のその怪我はあの男との争いによってできたものと考えられる。そして、あの男は何かしらの、僕の理解を超えた力を持っていることになる。そして君があの男と争い、生き延びてるということは、君も何かしらの力を持っているという事になる。さらに言えば君や男の能力は特定の人、その力を持っている人にしか見えないと言える。つまり、君や男の力は形がある力ということになる。……そんな所か、どうだい?」

 

すっ、すごいな……その頭の良さもすごいが、なによりその力を目に取り乱すことのない冷静さ、分析力を持っている事がすげえ……

 

「さらに言えば、僕は最初あの男に狙われていたということになる。実験するとかいっていたからな。……この僕は争いが嫌いだ、争いはストレスや面倒事の種にしかならないからね……またあの男が狙ってくるかもしれないと思うとストレスがたまってしまうんだよ……」

 

……この子はハッキリ言って異常だ、普通とは口が裂けても言えないような子だ。この修羅場をくぐって来たかのような精神……このスタンドっていう力、話してもこの子なら信じるだろう。

……でも俺だけの判断で話してもいいものだろうか……そう思い、俺は新に確認することとした。

 

「なあ新?話してもいいと思うか?」

 

「錬、君が決めてよ。あいにく俺じゃあどうすれば正解かなんて分からないから隠した方が良いのか何て分からないんだ。だから君の信じた選択を信じるよ錬」

 

サンキュー新、っつうか別にそんな大層な話じゃないんだけどな……俺自身信じられなさそうだから説明するのが面倒臭いと思っていただけなんだよな……

 

「じゃあ説明するが、全部ほんとのことだからな、信じろよ」

 

「ふん、ようやく話す気になったのか」

 

ホントに偉そうだな……まあいいや、気にしてもしょうがない。

さすがに俺は精神年齢的にはもう成人したんだ。こんなことを歯に掛けてたらいつまでたっても大人にはなれない。

 

「別に説明することはあんまりないけどね、君の話したことで大体あってるよ。力っていうのはあの男曰くスタンドっていうらしい」

 

「スタンド?」

 

「おい、なぜ君が知らないんだ?」

 

確かに新が知らないのはこの子から見たらおかしいな……俺もついさっき知ったばっかりだし

 

「おう、俺たちのこれはスタンドって名前らしい」

 

「へー、そうなんだ。これって名前とかあったんだね」

 

それには俺も驚いた。……ほかにもスタンドを持ってるやつがいるのだろうか?……おっと、まずは説明が先か。

 

「それで、俺もそこらへんは分かんないんだけど、あの男は君をスタンドの実験に使おうとしてたみたいだな」

 

「実験台って何の?」

 

また新が先に反応した。

 

「ああ、このスタンドには能力があるんだ。俺もさっきの戦いの中で手に入れた……と思う」

 

疑問形なのはあれが能力だと100%断定できないからだ。多分能力なんだろうが……いかんせん俺は他のスタンドを持っている奴で能力を持っている奴に出会ったのはあの男が初めてなのだ。

 

「能力!?それって何!?どういうの!?」

 

新が目を輝かせて話に食いついてきた。

 

「落ち着け新、能力ってのはスタンドの力らしい。あの男はスタンドが液状に変化する能力って言っていたな」

 

あの攻撃を思い出し少し嫌な気分になってしまった。

 

「……その能力の実験を僕にやろうとしてたのか」

 

「ああ、だが君がまた狙われる訳じゃないと思うぞ」

 

別に実験をしたいだけなら同じ人物をわざわざ狙う必要が無い、面倒だしな。

そう思っていると、

 

「いや、あの男はまた僕を狙ってくるだろうな」

 

「どうしてそう思うんだ?」

 

別にそんな可能性あまりないと思うが……

 

「ああ、君たちが来る前から、あいつは僕の前にいたんだよ。その時に『くっくっく、おまえ、気に入ったぜーその余裕そうな面どうなんだろうなあ』なんて言ってたからね……この僕に向かって……まったく不愉快だよ……」

 

「なるほど、そうなるとまた君が狙われる危険性が高いな」

 

……狙われるかもしれない子をほっとくのは俺の心に後味のよくないものを残す、そうなると、どうしようか……そんなことを思っていたら新が、

 

「ねえ君どこの小学校?」

 

なんてあの子に聞き出していた

 

「……ぶどうヶ丘小学校だ」

 

マジでか、俺たちと同じ小学校らしい、えっ、こんなやつ見たことも噂も聞いたことがないぞ?

 

「へー俺たちと一緒の小学校だね」

 

「何!?」

 

あっちも俺たちのことを知らなかったらしい。

 

「だからさ俺たちが護衛をしてあげるよ。だから俺達と友達になってよ」

 

どういう事なのさ、新君、俺話についていけないよ。




錬の能力出せませんでした、次回は必ず出します
この男の子誰だろうなー(棒読み)
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