荼毘
彼はそこそこ焦っていた
(近くにいられると火力出しにくいんだよなぁ。はぁなんとか低火力で倒せるかなぁ)
「ニコ、アンビー!援護してあげて!」
「わかってるわよ!」
「アンビー了解」
(了解しないでくれよさっさと帰ってくれ)
荼毘はデットエンドブッチャーの背後に回って
「燃えろ!そのまま死ね!」
と超光熱の熱線をぶち込んだだが
(やっぱり赫灼熱拳を使えないと厳しいな)
「お前ら!さっさといけ!」
「君をおいていけないよ!」
(マジでなんなんだこいつ頼むからさっと逃げてくれよ!)
その時アンビーの方にデットエンドブッチャーの攻撃がいってニコは注意を反らしてしまった
「ッ!不味い!」
デットエンドブッチャーは横薙ぎ払いでアンビとニコ同時に狙ったのだ
「どけ!」
荼毘はニコを吹っ飛ばし自分が攻撃を受けた
「ガハッ!!!」
壁へと飛ばされぶつかった荼毘は気を失った
「ニコ!無事!?」
「私は無事でもあいつが!」
???
「お兄ちゃんは優しいね」
「そうでしょ俺優しいでしょ!お父さんに認められるためにいろいろ頑張ってるんだ!」
「そ、そうねお父さんに認められたいのよね」
「うん!絶対にお父さんを超えて強くなるんだ!」
「が、頑張れるといいわね」
「うん!」
(あぁこの時からお母さんは崩れかけてたんだ)
「橙矢これからは炎を使うな」
「なんで?」
「お前には扱えん。自傷があまりにひどすぎる」
「なんでよ!ちゃんとエーテルも燃やせるよ!」
「お前は火力が高すぎる。人を守ることには向かない!その炎が市民に牙を剥いたらどうする」
「ッ!それは...」
「橙矢、俺の後を継ぐのは諦めろ。他にもできることはある」
(あぁこれが最後のお父さんとの会話だったな。俺の炎は人を守ることに向かない。浄化の炎としての機能はあるでもそれと同時に人に大やけどをさせてしまう。)
「橙矢、人を守るには何が必要だと思う。」
「力!」
「確かに力も必要だ、だが一番は守りたいと思う心だ。」
「救いたいと思う心?」
「あぁ、そもそも力があっても人を守ると思わなければ実行に移せないだろう」
「うん?」
「守りたい心があれば誰だって人を守れるんだ」
「お父さんの言ってること難しいよ」
「そうか」
(これは5歳の頃か守りたい心か、俺にはもうないな。...今あいつを思い出すのか。クラレッタあいつが死ぬのは、絶対に嫌だ。復讐の心と同時に必ず守りたいという気持ちがある。今なら行けるかな)
ホロウ内
「アンビー避けなさい!」
「ッ!」
アンビーはデットエンドブッチャーの振り下ろしを避ける
先ほどから10分ほど経過しているビリーに気づかせないように避け続ける。先程からの戦闘でニコとアンビーは満身創痍だ。
その時デットエンドブッチャーはその大きな腕でニコとアンビー同時に捕まえようとする。
「ニコ!アンビー!避けて!」
「マズっ」
「避けきれないっ!」
ニコとアンビーはなんとか避けれたが体勢を崩されてしまった。
デットエンドブッチャーはその隙を逃さぬように追撃を仕掛けてくる。
「二人とも避けてー!!!」
「もう俺とは踊ってくれないのか?」
そう言ってデットエンドブッチャーの腕を燃やし尽くした
「あんた生きてたの!?」
「おいおい勝手に殺すなよ。」
「死んでたと思って」
「まぁ死んでも死にきれんからな」
デットエンドブッチャーは腕を再生させ更に背中から腕を生やし4本腕になる
「ここからが本番だぜ。いけるよな?」
「わかってるわ」
「当然よ!」
「さぁ!もう一度俺と!いいや!俺たちと一緒に踊ろうぜ!」
まさかまさかの2話目!とりあえずデットエンドブッチャー倒してホロウ出てビデオ屋でリンとアキラに会うところまでは続けたい。そしてこれを考えてる時本来は2話目で終わらそうと考えてただが!なぜかオリジンみたいなことをしてしまったなんでやろなーこれは4話とかいきそうな予感!初めて連載タイプにしたのでお手柔らかに感想お願いします。