願いは強く抱く
もし、何でも願いが叶えるとしたらどうしますか?
プロローグ
夢を叶える為に、人々は努力する
努力する為にはきっかけが必要
それは、本人がやる一歩ならばきっかけは何でもいい
それが例え、
人は知らず知らずの内に、不幸を振り撒いている事を、起きた時に知る
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ある日、円満に退職する男がいた
「色々ありがとうございました」
上司「いいよ、君には色々と助かったよ。それに、こんなにも優秀な後輩を育ててくれたし、君には色々助かったよ」
同期「辞めても向こうで頑張れよ」
「ありがとな。お前も頑張れよ」
後輩「先輩、色々教えていただき、ありがとうございました」
先輩後輩、それに同期との関係は良好だったみたいだ
円満な退職をした男は残りの荷物を出し、会社を出た
男は、コンビニにより、弁当とお茶を買って行った
会計を済まして、レンジで温める
温めた弁当とお茶を持って公園に向かう
そこでベンチに座り、食べた
「退職して、公園で飯か」
普段から食べるのが早い男
すぐに空になった弁当とお茶のペットボトルを、ゴミ箱へと捨てた
男は立ち上がり、自宅に帰る事に
「さて、家に帰ったらハロワでも行くか」
家へと向かう男
下町を進んで行く
道中には男の行きつけの食事処が
「(店主にも、後で退職したって言わないとな。色々悩んでた時に助けて貰ってたし)」
すると
?「はぁ…はぁ」
突然男性が店から飛び出した
「っ?何だ?」
店の前に立った男
そこから得体の知れない存在が現れる
?「ジャッ」
「何だ?こいつ。人間じゃない?」
いきなり怪物が男を襲った
突然の出来事に、男はギリギリで躱す
「っ!?こいつ、いきなり襲って来やがった。まさかさっき飛び出したあいつ、こいつから逃げたのか」
男は逃げていった男性の元に行く事にした
だが、怪物も男を追いかけて行く
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人気の無い所まで来た
そこに
「居た。おいあんた」
?「っ!?人か」
「あんた、あの怪物から逃げてったんだろ?」
?「はい。あなたも?」
「成り行きでな。怪我は?」
?「頬を擦りむいただけです」
見た目はかなり若い
恐らく、男よりは年下なのか
景和「俺は【桜井景和】って言います」
「俺は【天尽】。桜井、お前あの怪物の事は知ってるか?」
景和「知らないですね。さっき初めて見ましたし」
?「私も初めてでした。何なんですかあれは?」
「俺も分からない。どんな存在か調べる必要が……っ?」
声の方を向くと、そこには見知らぬ女性が居た
「誰!?」
景和「あっ…君もしかして【祢音】ちゃん?」
「お前ら知り合いか?」
景和「一方的にしていて、【祢音TV】ってチャンネルやっていて、俺の姉ちゃんがファンなんです」
「オタク気質のある姉ね。賑やかだな」
そんな話をしていると、再び怪物が
「また走るぞ」
景和「祢音ちゃんも」
祢音「また!?」
景和・祢音と共に怪物から再び逃げ始めた
だが、逃げた先にあの怪物が
怪物「ジャッ!」
怪物「ジャッジャッ!」
「分かっていたけど、1体だけじゃねぇよな」
囲まれた天尽達
天尽が取った行動は
「おら!!」
怪物を蹴った
怪物「ジャッ!?」
だが、思った以上に頑丈だった
「痛って、やっぱあんま効いてねぇか」
景和「あれに立ち向かうの凄いね……」
「何もしずに終わるよりはマシさ」
袮音「勇気あるんだね」
ザザッ!
チェーンソーの様な武器で怪物に斬りつけ、吹っ飛ばす
「なんだ?」
?「ふん」
「……牛?」
?「誰が牛だ」
紫の牛が怪物を吹っ飛ばしてくれたお陰で、大事に至らなかった
?「君達こっちだ」
そう言うと、シロクマの見た目の牛の奴と同じ様な人に誘導され、安全な所へ移動した
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?「とりあえずは、【ジャマト】から離れたな」
「ジャマト?あの怪物の名前か?」
天尽達を襲ったのは、ジャマトという存在
自分たち以外にも、別のところで襲われていると、天尽は考えた
景和「助けてくれてありがとうございます」
?「当然の事だ」
「(ジャマト、対話は出来そうに無い感じだったな。戦う以外ない。でも、そんな事が起こってるなら、何でテレビに報道されてないんだ?それに、ネットにもそんな事書かれてもいなかったし)」
すると
?「どうだか、スコア稼ぎの為だろ」
「スコア?お前、この事態をゲームか何かと思ってんのか?」
?「これはゲームだ。命を賭けたな」
「馬鹿げている!」
そう、馬鹿げている
人々が亡くなっているこの状況で、ゲームの様に行っている
馬鹿げているとしか思えない天尽
すると、前方に巨大な空に浮かぶ城があった
「何だあれ?」
その城からこちらに向けて、砲撃を仕掛けて来た
「っ!?マズイっ!」
シロクマの見た目の奴が姿を変え防御を取る
だが
ズサッ!
砲撃は着弾しず、爆散した
「何だ今の」
そこには槍を持った女性がそこに居た
?「……………」
?「っ!お前は」
女性はスルーし、助けた男性に振り向いた
?「おい。貴様の【IDコア】を寄越せ」
シロクマ「な、何を言って」
?「死なさずに済ましてやると言っている」
突然現れて、要求を求めて来た
いきなり失礼なのではと思った天尽
「(流石に横暴過ぎないか?)」
現れた女性に対して、引いている天尽
だが、シロクマは
シロクマ「分かったあんたにIDコアを渡す」
そう言い、シロクマは姿を戻し、IDコアを女性に渡した
すると、ノイズの様なのが出てき始めた
「何だこれ!?」
女性「安心しろ、死ぬ訳じゃない」
不安の様子の天尽達
すると、アナウンスが鳴り響く
《RETIRE》
姿を消した
腰に付けていた黒い物を残して
「一体……何なんだお前達は」
女性「知る必要は無い」
再び、攻撃してきた空中城塞
祢音の居た場所が崩れ、落ちてしまう
祢音「っ!?」
景和「祢音ちゃん!!」
手を伸ばすが届かなかった
祢音「やぁぁぁぁ!!」
無慈悲に落ちて行く
そこに
「っ!!!」
天尽が飛び出した
景和「天尽さん!!」
天尽 Side
祢音「やぁぁぁぁ!!」
祢音!?
着弾した先を破壊され、その結果祢音が落ち始めた
景和「祢音ちゃん!」
桜井が手を伸ばす
でも、届いてない
このままじゃ地面に激突する
─────これしかないか
俺は───飛び出した
「くっ!」
桜井「天尽さん!!」
命綱は無い
落ちたら最後──死ぬだけ
でも、せめて助けたいと思っている人だけでも、俺は助けたい
[やりたい事を思いっきりやればいい]
[周りが何を言おうと、信じてやれば、いつかその通りになる]
[そう決めたのなら、最後まで行くんだ]
「──助ける!」
その時、バイク音が響く
ブォォォォォン!!
目の前で、祢音を助けてくれた
でも、距離的に俺は無理の様だ
2人共、ここまでだ
「ごめん」
そのまま地面に落ちて行く
死んでしまうのか
Side out
一向に衝撃が来ない
不思議に思った天尽は目を開く
すると、地面ギリギリまで落ちていた
「うわぁ!?」
女性「騒ぐな」
ストンと、天尽を下ろした
「えっ………えっ!?あんた、…まさか、あの高さから助けてくれたのか?!」
女性「ついでだ」
「ついでって…」
女性「それにしても、あれは無謀だ。お前が行かなくても、あいつは助かっていた」
「たまたまだろ、それに、見て見ぬ事はしたくない」
女性「そうか。まあそれをやるのはお前の勝手だが」
何ともいけ好かないと天尽は女性にそう思った
「そう言えば、あんた名前は?」
女性「教える気はない。どうせ忘れるんだ」
人付き合いが悪過ぎる
そう言っていい程、無愛想な女性
そんな間にも、ジャマトという怪物が、天尽達を襲う
「あっぶな!…こいつら、見境無しかよ」
ジャマト相手に回避を繰り返す
反撃はしているが、効いているのか効いていないのか分からない
女性「……………」
すると
《SET》
装填音が鳴り響き、システム音が鳴る
音の方を見ると、そこには景和と祢音が居た
その近くには祢音を助けた男性が
男性は時計回りに腕を回し顔の前に狐の手を作った
その後、ジャマト達に向けて前に出し指を鳴らす
男性「変身!」
その呼び声をした後、装填した物をシリンダーの様に回し赤い引き金を引いた
すると、まるで銃を撃ったかの様に鳴る
上半身に白い装甲を纏い、右手に銃を持った
《MAGNUM》
《READY FIGHT》
男性「さあ、ここからが…ハイライトだ」
前方のジャマトを銃で撃ち抜き、次々と倒して行く
近づけさせず、攻撃を貰わない様に立ち回る
誰が見てもこの男は強い
「的確に相手を倒している」
別のジャマトが天尽と女性の元に襲い掛かる
「っ!」
再びジャマトの攻撃を避ける
避けれない攻撃は腕でガードして受け止める
ジャマトの腕を掴み、投げ飛ばす
「おらっ!!」
女性「……………………」
ジャマトとの交戦を続けているが、力の差があるジャマトに対して攻撃を受けてしまい、負傷する
「うっ……この野郎っ」
見ていられなかったのか、女性は天尽の前に立つ
女性「人間じゃあジャマトに勝てない。死ぬだけだ」
「それで諦めろって?それは無理だ」
女性「何故だ?」
「そんなの理由はいらねぇ!」
女性は常々天尽が疑問でならない
どう思われ様が天尽には関係無い
「自分の意思でこれをやってる。死んでしまう人がいるなら、俺は救う!」
女性「…………はぁ」
スパン!
「っ!?」
女性「くだらないな」
「っ…何だと!?」
女性「【灯華】」
「………… えっ?」
眞白「【眞白灯華】……名前が知りたかったのだろ」
「眞白か。……天尽だ」
眞白「知っている。さっきの奴が言っていた」
「あ……そう」
すると、眞白は手元に槍を出現させた
前方にいるジャマトを
眞白「ふん」
薙ぎ払った
瞬時にジャマトの頭を狙い、確実に倒していく
「(的確に急所を狙ってやがる。怖いな…眞白って奴は)」
暫く見ていた天尽
この眞白という女性の持つ槍
それを奪う
眞白「っ」
その槍で、ジャマトを刺す
「(重っ!?軽々しく振ってたぞ。相当鍛えてるって事か。なら)」
刺していく事を止め、振り回す事にした天尽
重さを利用して、倒す方向へと持っていった
「はあぁ!!」
最後の1体を倒す
「はぁ……はぁ」
槍が重すぎで、遠心力で倒れそうになりながらも踏ん張り、何とか倒した天尽
手に持っていた槍をその場に落とした
でも、地面に当たる音がしない
そこに槍は無かった
今の天尽に、そこまで考える体力は無かった
眞白「………」
眞白は何も言わず、その場を去って行った
「ジャマトって……一体なんなんだ?」
すると、いきなり鐘の音が鳴り響く
「っ?鐘の音?」
瞬きをした後
────────────────────────
「……?」
そこは、見慣れた場所
自分の部屋だった
「さっきのは、なんだったんだ?変な夢を見てた様な、そうじゃない様な」
天尽は出かける格好に着替えた
向かったのは──両親の墓
「2人共、中々会いに来れなくてごめん。今まで行ってた所辞めて、転職を今やっててさ。……心配しないでくれ、俺はちゃんとやってるから」
亡くなった両親に、今日までの出来事を報告した
掃除を終え、バケツを持って返しに行く
すると
?「おめでとうございます。龍神天尽さん、今日から貴方は【仮面ライダー】です」
「えっ?仮面…ライダー?」
そう言い、突然現れた女性は黒と黄色のボックスを手に持っていた
それを開けると、丸い形の物と黒い物が入っていた
「これは何だ?」
丸い物に天尽は触れる
すると、電撃を食らったかの様に衝撃が走った
白い狐
チェンソーを持つ牛
そして槍を持つ眞白という女性
それと両親が亡くなった真実の事も
「そうか」
これは怪物ジャマトから世界を守る戦い
───────────そして
「思い出した」
天尽という男の行き着く末路の歴史
職を辞め、新たな場を見つけに転職活動をする事になった天尽
道中出会ったのは異形の怪物【ジャマト】
襲われていた男の元に走って行く
行く先で会ったネットで有名のセレブ配信者【鞍馬祢音】
3人でジャマトから逃げて行くが、謎の姿をした者達に助けられ聞かされる
世界を滅ぼそうとする存在ジャマト
そんな存在がいると聞かされ、天尽は疑問を抱く
そこに、ジャマトの攻撃を放たれた一同
着弾する事なく、散った
防いだ1人の女性【眞白灯華】
これが運命が待ち受けるとは、天尽はこの時、考えもしなかった