超常世界で俺は異常を顕現させる   作:異界に夢馳せる影見石

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第2話「個性把握テスト」

◆◆◆

 

 

当たり前のように300P(ポイント)以上の圧倒的1位で主席合格だった。

凶悪コンボのお陰かなぁ……

 

 

「圧倒的合格だったねぇ……まあ予想通りかなぁ」

 

「確か姉ちゃんもじゃないっけ?」

 

「まぁそうだけど……」

 

 

今は姉ちゃんと2人でゲームしながら駄弁ってる。

緋文と葵はもう寝た。もう11時だからね、小学生は寝てるよ。

 

 

「そうだ、原作の子いた? 助けたりした?」

 

「いや、見かけはしたけど関わりとかは持ててないよ」

 

「あ、そう……」

 

 

ちなみに姉ちゃんも転生者。俺と同じく原作知識あり。

今は2年生……つまりは本編中で3年生となる。

 

姉ちゃんの"個性"は『クトゥルフ神話』

中身は神格、神話生物、シナリオNPC、探索者に変わってるけど俺と大体同じ。

 

ステータス、技能、呪文とかを再現して使ったり、

さっき言ったやつを召喚したりできる。

 

まあとんでもなくチート。俺もだけど。

 

ちなみに母さんも転生者。"個性"は『シッテムの箱』

 

そう、ブルアカの生徒を出せる。けど本人の能力は原作の先生と同等。

だからかヒーロー免許は取らなかったらしいけど、教員免許は持ってる。

 

女先生ってことだよ。

 

あとパッパはおらん。昔、ヴィランと戦って死んだ。

クロロガイアスって名前のヒーローだったらしい。

 

 

◆◆◆

 

 

時間は過ぎ、初登校日。

 

今は葵が作った朝食を食べながら話をしていた。

 

 

「姉ちゃんはまだ起きてないん?」

 

「うん、まだ。今日も起こさなきゃかなぁ……」

 

「おにーちゃんはおきてたよねー!」

 

 

緋文の頭を撫でてやると「にへへー」っと笑った。かわいい。

 

にしても美味いなこのピザトースト。

 

 

◆◆◆

 

 

「机に足をかけるな! 雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」

 

「思わねーよ。てめーどこ中だよ端役が!」

 

 

はい時間が飛びまして現在、原作主人公(緑谷くん)が教室にやってきました。

ちなみに俺の席は前に蛙吹、後ろに飯田、左に切島。

 

左端だけ6人になってるのでA組21人ですね、理由はなんやろ。

 

 

「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。ここはヒーロー科だぞ」

 

 

お、そんなこと言ってたら来ましたね担任のイレイザーヘッド(合理マン)。

 

 

「ハイ、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね。

 ……担任の相澤消太だ。よろしくね。早速だが体操服(コレ)着てグラウンドに出ろ」

 

 

◆◆◆

 

 

「「「個性把握テストォ!?」」」

 

 

ちょいうるせぇ。まあ言いたいことは分かる。

 

 

「入学式は!? ガイダンスは!?」

 

「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ。

 雄英は"自由"な校風が売り文句。そしてそれは"先生側"もまた然り」

 

「「「…………?」」」

 

「お前たちも中学の頃からやってるだろ? "個性"使用禁止の体力テスト。

 国は未だに画一的な記録を取って平均を作り続けてる。合理的じゃない。

 まあ文部科学省の、怠慢だな。実技入試成績のトップは亞乃魔だったな。

 中学の時、ソフトボール投げ、何m(メートル)だった」

 

「74とかだったはずです」

 

「じゃあ、"個性"使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。思いっきりな」

 

「りょ」

 

 

んじゃあ……まずはSCP-910-JP(シンボル)、次に肉体でSCP-682(不死身の爬虫類)。

まあこれで十分だろ。

 

 

「……標識?」

 

「どういう"個性"なのかしら……」

 

「……反(・)発(・)、無(・)重(・)力(・)化(・)、方(・)向(・)固(・)定(・)」

 

 

俺の言葉でSCP-910-JP(シンボル)の標識が書き換わると同時に、ボールを上へ投げる。

そして俺は、手に持ったSCP-910-JP(シンボル)で、ボールを思いっきり打ち出した。

 

ボールは空気を押しのけ、凄まじい速度で天へと飛んでいった。

 

ついでにSCP-910-JP(シンボル)からぼーんって音も鳴った。

 

 

「まず自分の最大限を知る、それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

 

 

【ソフトボール投げ:∞m(メートル)】

 

 

「∞ってマジかよ……」

 

「なにこれ、面白そう!」

 

「"個性"思いっきり使えんだ! 流石ヒーロー科!」

 

 

「…………面白そう……か。ヒーローになるための3年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい? よし、8種目トータル成績最下位の者は、見込みなしと判断し、除籍処分としよう」

 

「「「はあああ!!?」」」

 

 

うるさ

 

 

「生徒の如何は先生(おれたち)の"自由" ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」

 

 

◆◆◆

 

 

原作から変化がほとんどなかったから色々飛ばして結果。

 

 

第1種目【50m(メートル)走:1秒73】

 

第2種目【握力:測定不能】*1

 

第3種目【立ち幅跳び:測定不能】*2

 

第4種目【反復横跳び:███回】*3

 

第5種目【ソフトボール投げ:682万3963m(メートル)】*4

 

第6種目【上体起こし:███回】*5

 

第7種目【長座体前屈:166cm】*6

 

第8種目【持久走:53秒53】

 

トータル:1位

 

 

「ちなみに除籍はウソな」

 

「…………」

 

「!?」

 

「君らの最大限を引き出す合理的虚偽」

 

「「「はーーー!!!!??」」」

 

「あんなのウソに決まってるじゃない……ちょっと考えれば分かりますわ……」

 

「去年1クラス全員除籍してるしウソじゃないんだよなぁ~……」ボソッ

 

「えっ」

*1:
計測器破壊

*2:
スペース不足

*3:
書けなかった

*4:
無重力化無しでやった版

*5:
書けなかった

*6:
シャイガイの腕と素の柔らかさ




ちなみに各種目の結果はアイテム番号由来になってる。

第1種目【50m(メートル)走:1秒73】=173(彫刻)

第5種目【ソフトボール投げ:682万3963m(メートル)】=682(トカゲ)+239(魔女)+396(椅子)+963(首飾り)

第7種目【長座体前屈:166cm】=166(ガイア)

第8種目【持久走:53秒53】=053(幼女)

【出典元】

SCP-173『彫刻‐オリジナル』
作者:Moto42氏
日本支部の記事:https://scp-jp.wikidot.com/scp-173

SCP-682『不死身の爬虫類』
作者:Dr Gears氏, Epic Phail Spy氏
日本支部の記事:https://scp-jp.wikidot.com/scp-682

SCP-239『小さな魔女』
作者:Dantensen氏
日本支部の記事:https://scp-jp.wikidot.com/scp-239

SCP-396『> 突然の椅子 <』
作者:Dr Kondraki氏
日本支部の記事:https://scp-jp.wikidot.com/scp-

SCP-963『不死の首飾り』
作者:AdminBright氏(TheDuckman氏)
日本支部の記事:https://scp-jp.wikidot.com/old:scp-963

SCP-166『ただの年頃のガイア』
作者:Ross Fisher-Davis氏
日本支部の記事:https://scp-jp.wikidot.com/scp-166

SCP-053『幼女』
作者:Dr Gears氏
日本支部の記事:https://scp-jp.wikidot.com/scp-053
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