精霊術師と魔法少女   作:桃月

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処女作故拙い作品となるでしょうが、よろしければお付き合いください。
作者は原作はアニメのみ、オリ主は原作を知りません。

では、とりあえずプロローグ、どうぞ


序章 転生と邂逅
プロローグ


 気が付くとそこは雲の上だった。白い雲がどこまでも続き、空は澄んだ碧色。

足元を見ると、雲の上に足をつけていた。

 

 

「……つまり、夢か。」

明晰夢というものは見られるようになれれば割とよくあるそうだが、俺には初めての経験だ。

「とりあえず、移動するかな。」

せっかくの夢の世界だ。うろちょろしない手はないだろう。

 

 

――申し訳ないが、その場で待っていてはくれんかの。

何か、聞こえた気がする。聞く耳持たず、移動してもいいのだが。

何故か従った方が良い気がした。

ならば座って待っていよう。

 

――うむ、有り難い。もう少しで仕事が一段落するでの。終わったら直ぐに其方に行こう。

また聞こえた。1度目は偶然。2度目は必然と聞いたことがある。

ということはこの夢にはもう一人登場人物がいて、彼?がテレパシー的なもので語りかけてきているのだろう。

 

 

というかだ。俺の脳裏には一つの仮説(笑)が浮かんでいた。

厨二だとは思うけれど、類似した状況をネットの二次小説でよく見た気がする。

つまり、神様+書類事故+転生の3連コンボだ。

と、仮定するならばやはり特典が付くだろう。

いくつ付くのかは知らないが。。。

今のうちにある程度考えておいても損はない、ハズだ。

 

 

――――数分後

唐突に目の前の床(雲)が光りだした。

 

 

「神様のお出まし、かな……?」

『正解じゃ。待たせてしまってすまぬの。』

「いや、考え事をしていたから問題はありませんでした。」

『ふむ。よければ聞くが?おそらく一定の回答はできるじゃろうし。』

「神様なら聞かなくてもわかるんじゃないですか?」

『普段ならの。じゃが、お主をここに呼び出したのは儂ら側のミス故。その相手の心を問答無用で読むのは義に欠けよう。』

 

 

なんかいい人(神様?)だ。

いや、普通かも知らないけど、できるのにしないって辺りが。

 

 

『まぁそうは言っても今回はわかってしまうがの。大方、これは夢か?二次転生小説的なあれ?特典あるの?といったところじゃろう。』

「当たりです。(あれ?夢じゃないって言われても夢であることを否定できない気がするんだが。)」

『よし、順番に答えよう。一つ目。ここは天界で、現実じゃ。2つ目、転生してもらうことになる。場所はリリカルなのはの世界じゃ。3つ目、特典は5つじゃ。』

「特典多いn…ですね!」

『無理はせんでもええぞ。ミスしたのは此方側だしの。特典も多いとは言っても正確には10pt分じゃ。』

「ポイント、ですか?」

『うむ。強い特典ほど使用ptは大きくなるんじゃ。そして転生先に持ち込める特典の最大個数が5個、というわけじゃ。ちなみに具体例はこんな感じじゃの。』

 

・ 王の財宝  5pt

・ 不老不死  3pt

・ 魔法才能  3pt

・ 体術才能  3pt

・能力上昇強化 3pt

・ 魔法適性  2pt

・ 体術適性  2pt

・才能限界撤去 2pt

・才能限界上昇 1pt

・保有魔力上昇 1pt

・ にこポ等  各1pt

・ イケメン化  1pt

・ 特殊能力  2pt

 

『まぁこんなところじゃろう。』

「具体例ってことは他にもあるんですよね?」

『そうじゃの。このあたりがよく出てくるから、先に示しておいただけだからの。』

「決める前に、転生先の世界の魔法関連の質問がしたいのですが……。」

『物理関連も含めて1ptじゃ。枠は減らんがの。良いんじゃの?』

「はい。」

『よし。纏めるとこうじゃ。』

 

・物理は基本的に元の世界と同じ

・一般に魔力と呼ばれるものは、その人間の体内で扱える魔素(=保有魔力=オド)

・大気中の魔素(=マナ)を並べ、魔法陣(プログラム)を作り、体内の魔素を走らせることで魔術が発動

・デバイスという補助具がある。ストレージ、インテリジェント、アームド、ブースト、ユニゾン

・精霊という魔素を構成物質とした生命体が存在する。

 適性がなければ見ることはおろか存在すら気付けない。

 気付かないうちに精霊が手伝いしてくれている人もいる。

・精霊の行使する魔法を精霊魔術という。

 また、精霊は風、水、火、土の4種類の基本属性と闇、光の上位属性が存在する。

・精霊魔術と人の扱う魔法を使えば魔素の物質化が可能。

 

「ありがとうございます。参考になりました。」

『特典を使用しているのじゃしな。そうでなくては困るじゃろう。

話を少し戻すが、リリなの世界にはレアスキルという魔方陣をまともに扱わずとも発動できるようなスキルを持った人間がおる。これはプログラムではなく2進数の情報だけでコンピューターを操ってるようなものだからの。真似しようとはしないことじゃ。』

「わかりました。さて、ほぼ決まったのですが……使用ptがわからないので教えてもらえますか?」

『早かったの。なんじゃ?』

「精霊魔法適性が欲しいのですが……」

『ふむ。基本属性1つで1pt、上位は2ptじゃな。これは何属性分でも1枠分じゃ』

「風、火、水の3属性でお願いします。」

『上位属性の方があらゆる性能が高いがいいのかの?』

「問題ありません。光とか闇とか言われても上手くイメージできませんし。」

『なるほどの。ちなみに精霊はどれか適性があれば他の精霊も見えはするからの。あまり取り合ってくれないじゃろうが。で、残り6ptじゃがどうするんじゃ?』

「デバイスが欲しいです。インテリジェントというのを。(intelligentは確か頭良いって意味だったはず。高性能っぽいからな。)」

『1ptじゃの。……しかしそれこそ技術者がいれば作ってもらえるのじゃし要らないと思うのじゃがなぁ』

「まぁいいじゃないですか。残りは能力上昇強化、才能限界上昇、保有魔力上昇でお願いします。」

『承知した。一応纏めておくぞい。』

 

・転生先物理/魔法情報    1pt

・精霊魔法適性(風,水,火)   3pt

・インテリジェントデバイス 1pt

・能力上昇強化 3pt

・才能限界上昇 1pt

・保有魔力上昇 1pt

 

『これであっておるかの?』

「はい、大丈夫ですね。」

そういえば、おそらく、確実に夢ではあるんだろうけれど。聞くだけ聞いてみたいことがあるな。

「……最後に一つだけ、参考までに聞きたいことがあるのですが。」

『うむ。なんじゃ?』

「神様側のミスが云々と言ってましたが、何かな、と。」

『あ~。新人研修をしておっての。お茶を入れに行ってる僅かな時間にそやつがお主の書類にミスをしての。』

ボリボリと髪を掻きながら回答していく神(?)様。

『それだけだったらまだどうにかなったんじゃが……。新人研修が終わった後、夜中に眠い目をこすりながら書類処理をしておったらそのミスに気付かずに書類を通してしまったんじゃ。気づいたのはお主が本来より物凄く早く逝ったという情報を知ってからでの。本当に申し訳なかった。』

「なるほど。(んー、やはりテンプレでしかない。夢かどうかの判断材料にはならんなぁ。)

まぁ、以後そのようなことが起こらないよう注意してくだされば俺はそれで。」

『心が広いの。お主。(精霊王に紹介しておいてやるかの。)さて、そろそろ目覚めの時間じゃ。那須 和人よ。』

「(目覚めって……やっぱ夢か?)どうすれば?」

『そこに立っておれ。こちらで処理をする。』

「わかりました。(嫌な、予かn…っ!)」

 

 

――スッと。地面(雲)が。消えた。

 

 

「ここまでテンプレかよぉぉぉ・・・!!」

『よい転生ライフを祈っておるぞ。』

 

 

そして俺は意識を手放したのだった……。

 

 

To be continued...




というわけでプロローグでした。いかがだったでしょうか。
とりあえず思ったことは、会話多いと地の文はさみにくい。。。

ちなみに物質化可能とはありますが、某3流魔導師兼正義の味方志望後の赤い弓兵のような物質化ではありませんので悪しからず。
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