やばいスキルがついちゃった   作:ナストマト

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すいません遅れました。インフルでダウンしてました(泣)。

今回はめっちゃ短いです。次回と繋げたら長くなってしまうので、今回は短く切りました。


え、バレンタイン?

ハハ、ワロス



わからん

 

 

 

わからん。俺が一体何をしたっていうんだ。やっぱり瞬殺したのが悪かったのか? でもさ、何も反応しなかったお前が悪いじゃん。何で動かなかったの? …ああ、そうか。俺みたいに修行のつもりだったのか。ギリギリで刀を受け流すつもりだったんだな。しかし、タイミングを間違ってしまい、結果動かない形になってしまった。なるほど、そう考えれば辻褄が合うな。俺の攻略に付いていこうとするのも、タイミングを合わせる為だろう。研究熱心なことだ。それ以外の理由が見つからない。

 

だってアスナさんだぜ? 原作でもキリトが認めるほどの強さを強さを誇るアスナさんだぜ?この世界でも閃光のアスナとして名を馳せてるし。だからこそ、いくら修行とはいえ俺みたいな大したことのない奴に負けたことが悔しく思うのだろう。あいつ負けず嫌いだからな。

 

 

「俺はそう思うんだけど、どう思う?」

 

「何でアタシに聞くのよ…」

 

 

いや、だって女心なんてわからんし。

 

 

「アスナと仲の良さそうなお前なら何か知ってると思ってな」

 

「まぁ仲は良いと思うわ。時々店に遊びに来たりするし、お買い物に行ったりもするわね」

 

「じゃあ、何かなかったか? なんていうか、何か考えてるというか、思い込んでるというか」

 

「うーん、アタシといる時は楽しそうにしてるけど」

 

「そうか…」

 

 

もうわかっているかと思うが、今日はリズの店にお邪魔している。別に遊びに来たわけではない。《紅椿》のメンテナンスをしてもらいに来たのだ。この世界の武器にも耐久度というのがあり、メンテをしなければすぐに武器が壊れてしまう。現実世界で刀の刃を研がなければ、刃がボロボロになってしまうだろう。そういったものがこの世界にもあり、だからこそメンテは重要なのだ。

 

メンテは鍛冶屋が受け持ってくれる。ただし、その人が打ったものを別の店でメンテをしてくれる訳ではない。それはそうだろう。ドロップ品ならともかく、他の人が打ったものをどうしてメンテ出来ようか。嫌というより複雑だろう。例えるなら、パナソニックにプレステ(SONY)を直してくださいというものだ。…いや、パナソニックがプレステを直してくれないかどうかは知らないけどさ。とにかく、打った武器のメンテは打った店でやる、それが鉄則になっている。中には、それでもメンテを受け持つ人もいる。しかしそれも少数。リズはその一人だ。まぁ、俺はリズが打ったやつだから関係ないが。

 

そんなわけで攻略の前にリズの店に来たのだが、ついでにアスナのことについて聞こうと思ったのである。以前はパーティーを組んだりしたが、俺が攻略組を離れてからはそういうことも無くなった。それからは会うことも、ほぼ無かった。見かけることはあっても、決して会話をしたりは無かった。だから、俺はアスナのことをあまり知らないのだ。

 

 

「…そういえば」

 

「何かあったのか?」

 

「何かあったというか、気になることがあったのよね。ついこの間、アスナがウチの店に来た時の話なんだけど、キリトについて聞いてみたのよ。アタシ、あまりキリトのこと知らないから。アスナなら攻略組同士、どんな人なのか知ってると思って……ってどうしたの、目が死んでるわよ?」

 

「いや、リア充爆発しろって思ってさ」

 

「ちょ!?」

 

 

くたばれキリト。どうせそうなんだろ?

 

 

「い、いやいや! アタシはべ、別にそういうつもりで聞いたんじゃなくて!」

 

「顔真っ赤にして否定されてもなぁ。それに、さっきからキリトの名前を出す度に顔が赤くなってたの気づいてた?」

 

「うそ!?」

 

「やっぱそうなのか」

 

「あ」

 

 

しまったという表情をするリズ。この瞬間キリト、お前の死が確定した。今の俺は修羅より怖いぞ。アデュー。お前の血は何色だァ! SAOで血は出ないけど。

 

 

「心配すんな誰にも言わねぇよ。いいじゃんか、好きになっても。誰が誰を好きになろうと自由だ。誰にも止める権限はねぇよ」

 

「ショウ…」

 

 

別にいいじゃないか。こんな世界だ。吊り橋効果ではないが、好きになりやすいだろう。だからといってそれが嘘かというとそうではない。好きになったという感情、それに偽りなんてない。

 

 

「だからといって、応援はしないけどな」

 

「アンタっていいやつね」

 

「うるせぇ」

 

「顔赤くなってる」

 

「知ってる」

 

 

恥ずかしいんだよ。良い奴とかそうやって言われるの。そりゃ顔だって赤くなる。ましてや感情表現が露呈しやすいSAOの世界だ。隠せる訳が無い。

 

さて、この話はここまでだ。だいぶ話が逸れたな。

 

 

「で、アスナがどうしたって?」

 

「ああ、そうだったわね。ええと、キリトについてアスナに聞いたのよ。そしたら、アスナが渋い顔になって。普通に話してはくれたんだけどね」

 

「キリトについてなんて言ってた?」

 

「強い人だって。それだけね」

 

 

それだけ、随分あっさりしてるな。原作のことを考えると、もっと色々言ってそうなものだが。強い人ねぇ。渋い顔っていうのは気になるな。なぜキリトについて聞いたら渋い顔をするんだ? それと俺に付いてくる事と関係があるのか? わからない。

 

 

「気になったのはそれぐらいかしらね」

 

「そうか、ありがとう」

 

 

仕方ないな。攻略の時に何とかするしかない。

何とか…なるのか?

 

 

「ところで、俺のことは聞かなかったのか?」

 

「聞いてないわね」

 

「うん、すごく傷ついた」

 

 

恨むぞキリト。

 

 

 

 

 






はい、ここまでです。
短いでしょう。


次回は明日にでも投稿できると思います。
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