しかし、別のサイトで連載を開始したこと、プロセカの劇場版を実際に観たことで、投稿が遅くなりました。
それでは、どうぞ。
ある夏の日、あちこちでスマホや液晶画面から謎の雑音が出るという現象が起きた。
この俺、東雲 彰人(しののめ あきと)の身の周りでもその現象が起きているのだが・・・。
「兄さん、月から女の子が!・・・・・・・・・降りてきてくれたらいいのにな」
彰人「・・・」
そしてこいつはいとこの西園寺 夕作(さいおんじ ゆうさく)、どうも最近見たアニメの影響を受けているようだ。確か"超かぐや姫!"だったかな?
この物語は俺がある想いに応える物語であるのだが、その裏側で夕作のやつがあるボーカロイドと出会う物語でもある。
さて、この騒動の原因が判明した。それは俺たちの知る初音ミクとは別の初音ミクが想いを届けようとしていたからだ。ただほとんどの人にはそれが雑音に聞こえてしまうからだ。ん、なんで俺が原因を知っているかだって?それは・・・。
冬弥「彰人、ちょっとこれを見てくれ」
彰人「こ、これは!?」
俺の相棒である青柳 冬弥(あおやぎ とうや)が学校でスマホから出現しているミクを実際に見せてくれた。外見はグレーの上着を着て悲しそうな表情をしている、俺たちの"セカイ"の初音ミクとはだいぶ違うようだ。
彰人「な、なぜミクが?」
ミク「あなたは、私が、見えるの・・・」
どうも俺たちのように"セカイ"で初音ミクに会った人間にははっきりと見えているようだが、そうじゃなければただのノイズとしか感じられないようだ。
彰人「ただいま」
夕作「兄さん、今日帰り道ですごい出会いをしたんだ!」
うおっ、帰ってきていきなりだな夕作のやつ。突然言われてびっくりしたぞ、俺は。
さて、ここから回想シーンに入る。学校帰りの夕作の前に金髪の少年少女が現れた。
少年「ねぇそこのキミ」
夕作「ん、なんだい?」
少女「西園寺 夕作くんだよね、ちょっといいかな?」
夕作「え、なんでボクのことを知ってるの?キミたちは誰なの?そしてボクになんの用なの?」
少年「いや、答えてあげるけど・・・」
少女「ほらこういう場合は質問は」
夕作「そっか、ひとつずつだね」
どうやらその子たちは(ジョジョの奇妙な冒険の)話が分かるらしい。そしてその子たちは夕作のことをどこかのイベントで目撃したらしく、そのダンステクニックで友達を立ち直らせてほしいと頼みにきたようだ。が、あとひとつの質問の答えなのだが・・・。
少女「わたしと彼、いわゆるボーカロイドなの」
夕作「そうなんだ!ボクもボーカロイドに憧れて名乗っているよ!自称"鏡音レン"!」
少年「え?」
夕作「そういう気が合う子たちとボクは出会ったんだ!」
彰人「あー、そりゃ良かったな・・・」
その子たちも夕作とどっこいどっこいのやつなのだろうか。もしそうだったら何かひと騒動起きそうな気がしそうだと、俺は思った。