が、あくまでこの物語はコメディなのでシリアス展開は本家の方に任せます。
〜誰もいないセカイ〜
セカイにガラスのカケラが降り注ぎ、そのカケラに触れると・・・。
カッ
この私東雲 絵名(しののめ えな)はあるものを仲間たちといっしょに見てまわることとなる。そこには・・・。
「もうダメだ」
「イライラする」
「どうせ俺なんて」
「もうやる気がしない」
奏「これって・・・」
瑞希「以前のボクたちと同じだ」
そう、この人たちはみんな将来の夢を諦めている。以前の私たちの様に生きる希望を無くしている。そんな彼らのためにミクを歌で想いを届けようとするも、その想いは届かない。そんな中・・・。
ミク「♪〜」
「ん、また変な声が・・・」
誰だか知らないけど、ミクの声が聞こえる!?いや、あれって・・・。
絵名「あれ、八坂さんじゃない!?」
瑞希「それに、夕作くんもiaちゃんもいる」
奏「夕作くん?」
絵名「ほら、いつか奏が抱きついた男の子。私のいとこなんだけど、おぼえてる?」
まあ、それは第一弾の小説を読めばわかるんだよ。いやそれよりも・・・。
絵名「夕くん、八坂さん、iaちゃん、ミクに気づいて〜!」
夕作「ねえさっきから、声が聞こえるんだけど・・・」
藍子「めぐみさんのスマホから聞こえる」
めぐみ「そうだよね、最近聞こえるんだよまるで・・・」
まるで?・・・そこから先は?
めぐみ「"進撃の巨人"のヤンキー姉ちゃんみたいな声が聞こえてくるんだよ」
いや確かにそれもミクかもしれないけど!初音ミクの声優が演じているけれども!結局のところ、この三人には声は聞こえてもミクの想いは届いていないようだ。
夕作「とこれでさっきから誰かに見られているような気がするけど・・・」
藍子「え、私たち以外誰もいないよ」
あれ、あの子たち、私たちの存在に気づいていない?今すぐ「初音ミクが叫んでいるよ!」って伝えたいのに。
めぐみ「あの二人じゃない?おーい」
「おーい」と八坂さんが手を振った先には金髪の男の子と女の子が。
少年「あれ、夕作くんにめぐみさん?」
少女「えっとそっちの子は前にも会ったね」
藍子「そういえばお互い名前言ってなかったね。私は御山 藍子、みんなからiaちゃんと呼ばれているの」
少女・少年「「ia?」」
藍子「そういうボーカロイドにそっくりだからそう呼ばれているの」
少年「そうなんだ、ボクは - 」
少女「わたしは - 」
え、あれ、名前が聞き取れなかった。
藍子「海外から来たみたいな名前だね」
少女「だって海外から来たから」
少年「それにしても、藍子ちゃんとめぐみさんはほんとにボーカロイドに似てるね」
まあそれは思ったよ。機会があればgumiとモノホンのIAちゃんにも会ってみたいかな。
少年「どうも最近のボーカロイドはいつでも会いに行けるイメージが強くなってる」
少女「技術の進歩かな、昔は"高嶺の花"ってイメージだったのに」
あなた達、夕くんやiaちゃんと年齢大差ないじゃない。昔って何年前なのとツッコミたくなるけれど。
瑞希「でもこの子たちの言ってることも理解できるな」
奏「実際、私たちもミクと出会って話していたもんね」
そうなんだ、そして今回のようにミクは努力しているけど空回り状態にある。そしてついさっきまでその結果を見せられたわけだけど・・・。
絵名「あのミクが想いを伝えられるためにはどうすればいいんだろう・・・」
瑞希「ところで、まふゆのセリフが無かったんだけど」
まふゆ「ごめん、書いてるやつが私のこと扱いづらいから」
奏「セリフ無しってことだね」