ぺこら、トワ、スバル! スト6世界に囚われる   作:スト6初心者未満が押し通る!

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第14話

 

 STREET FIGHTER 6 ~レジェンドになるまで帰れません~

 

 第14話「三人揃ってプラチナへ! そしてダイヤモンドの領域」

 

「あと少し……あと少しでプラチナぺこ!」

 

 端末を睨みつけるぺこら。

 

 ゴールド上位まで到達し、昇格まであと一歩だった。

 

「焦るなよ、ぺこら。スバルだって昇格戦は苦戦したんだからな」

 

「スバルは黙ってるぺこ!」

 

「なんでだよ!」

 

 トワは二人のやり取りを聞きながら、すでに次の対戦を始めていた。

 

「二人とも、私の試合が終わるまでに昇格しておいてね」

 

「プレッシャーかけるなよ!」

 

 1. ぺこら、プラチナ昇格戦! 

 

 対戦相手はリュウ。

 

「うわっ、リュウか!」

 

 ぺこらにとって、波動拳の師匠ともいえる相手だった。

 

「以前よりも成長したようだな。見せてもらおう」

 

「今のぺこらは一味違うぺこ!」

 

 試合開始。

 

 リュウが波動拳を放つ。

 

 ぺこらも対抗する。

 

「ぺこぺこ波動拳!」

 

 ポシュッ。

 

 相変わらず頼りない弾速と威力。

 

 だが、リュウがそれを処理しようとした瞬間、ぺこらは高く跳躍した。

 

「上からぺこおおお!」

 

 急降下蹴り。

 

 リュウはガードするが、ぺこらは着地後すぐに距離を取る。

 

 今度は地上から波動拳。

 

 さらに跳躍。

 

 リュウが対空を狙うと、ぺこらは空中で軌道を変えた。

 

「なるほど……!」

 

 リュウの反撃が空を切る。

 

 ぺこらはその隙を逃さず、連続攻撃を叩き込んだ。

 

 最後は渾身の急降下蹴り。

 

 WIN

 

「勝ったぺこおおお!!」

 

 画面に昇格の文字が表示される。

 

 昇格達成

 

 PLATINUM

 

「やったあああ! ついにプラチナぺこ!」

 

「おめでとう、ぺこら!」

 

 スバルが拍手する。

 

「これで三人揃ったね」

 

 トワも笑顔を見せた。

 

 2. プラチナの洗礼

 

 三人揃ってプラチナになった。

 

 しかし、ここからが本番だった。

 

 対戦相手の動きが明らかに変わった。

 

 スバルの相手はガイル。

 

 爆声衝撃波を警戒し、距離を取って戦ってくる。

 

 スバルが声を出そうとした瞬間、ソニックブームが飛んでくる。

 

「うおっ! タイミングが合わない!」

 

 さらに、無理に接近すればサマーソルトキック。

 

 スバルは一度も自分のペースを作れず敗北した。

 

「くっそー! こっちの能力を完全に警戒してる!」

 

 一方、ぺこらはキャミィと対戦。

 

 これまで有効だった高空からの急降下蹴りを、ことごとく迎撃された。

 

「ぺこっ!?」

 

 相手はぺこらの跳躍を見てから対応している。

 

 さらに、地上戦でも圧力をかけられ、敗北。

 

「空が封じられたぺこ……!」

 

 トワもまた、JPとの再戦で苦戦していた。

 

 魔力弾を混ぜた飛び道具戦は通用したものの、設置技と長いリーチに対応しきれない。

 

 結果は敗北。

 

 三人は同時にため息をついた。

 

「プラチナって、こんなに強いのかよ……」

 

「能力を使うだけじゃ勝てないぺこね」

 

「相手も私たちの戦い方を見て、対策してくるんだね」

 

 3. 能力の進化

 

 その後、三人は対戦を続けた。

 

 スバルは爆声衝撃波を乱発するのではなく、相手の攻撃を止めるための切り札として使うようになった。

 

 さらに、声を短く放つことで小規模な衝撃波を出せることも判明した。

 

「これなら喉への負担も少ない!」

 

 ぺこらはジャンプだけに頼らず、低空からの蹴りやフェイントを取り入れた。

 

 へなちょこ波動拳も、相手の意識を地上に向けさせるための道具として活用する。

 

「弱いなら弱いなりに使い道があるぺこ!」

 

 トワは魔力弾の軌道をさらに細かく制御。

 

 波動拳の直後だけでなく、魔力弾単独でも速度や軌道を変えられるようになった。

 

「これなら相手の対応を崩せる」

 

 三人とも、固有能力をただの必殺技ではなく、自分の戦い方に組み込み始めていた。

 

 4. トワ、ダイヤモンド昇格! 

 

 その日の終盤。

 

 トワは昇格戦に挑んでいた。

 

 相手はマノン。

 

 投げを警戒しながら、慎重に立ち回る。

 

 マノンの接近を許さず、魔力弾で牽制。

 

 相手が飛び込んできた瞬間、トワは対空攻撃を決める。

 

 そして最終ラウンド。

 

 互いに体力は残りわずか。

 

 マノンが勝負をかけて突進する。

 

「そこ!」

 

 トワの魔力弾が直撃。

 

 さらに追撃を叩き込み、勝利を掴んだ。

 

 昇格達成

 

 DIAMOND

 

「やった……! ダイヤモンド!」

 

「おおお! トワ様、先にダイヤ行ったぺこ!」

 

「すげえ! もうダイヤかよ!」

 

 トワは嬉しそうに笑った。

 

「二人もすぐ来るよ。待ってるからね」

 

 5. 新たな目標

 

 三人はバトルハブのランキングボードを見上げた。

 

 そこには、ダイヤモンドの上にマスター、さらにレジェンドの称号が表示されている。

 

「マスターの次がレジェンドか……」

 

 スバルが呟く。

 

「まだまだ遠いぺこね」

 

「でも、最初はルーキーだったんだよね」

 

 トワの言葉に二人は頷く。

 

 この世界に来たばかりの頃は、ルークの攻撃を受けるだけで精一杯だった。

 

 今では世界中の強豪と対戦し、プラチナやダイヤモンドまで上がっている。

 

 確実に強くなっていた。

 

「よし! 次は私たちもダイヤモンドだ!」

 

 スバルが拳を突き上げる。

 

「そしてマスターぺこ!」

 

「最後は三人揃ってレジェンド。帰ろう」

 

 三人は再びランクマッチの検索を開始した。

 

 現在のランク

 

 常闇トワ

 

 DIAMOND

 

 次の目標:MASTER

 

 大空スバル

 

 PLATINUM

 

 次の目標:DIAMOND

 

 兎田ぺこら

 

 PLATINUM

 

 次の目標:DIAMOND

 

 バトルハブのモニターに、三人の戦績が並ぶ。

 

 その横を通りかかったベガが、足を止めた。

 

「ほう……ダイヤモンドに到達したか」

 

 彼の視線はトワに向けられていた。

 

「その力、いずれ我がものにしてやろう」

 

 しかし、三人はもう振り返らなかった。

 

 今は目の前の対戦相手を倒すこと。

 

 それだけだった。

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