だって僕は茅場晶彦なんだもん!つまり出来るんだよ! 作:ノノ195
「出来た・・・本当に出来たんだ」
私は涙を堪えながら完成した起動前のゲーム、いや我が子を見つめる。
気づいた時は激しく動揺した、まさか自分が転生それも悪名高い茅場晶彦になるなど誰が予想できようか、だが自我を持ったまま彼の能力を引き継いでいると分かった段階で私はすぐに動いた。
彼に転生したらもうやることは一つ、アレを作るしかない、勉強し技術を身につけ理論を構築し名門と言われる大学に協力をお願いすると、トントン拍子に事が進んでフルダイブ技術を完成させたらさらなる幸運が巡ってきた。
なんと大手のゲーム会社が私のフルダイブ技術に興味を持って話を聞きにきてくれた(あの赤い帽子のメールが来たときは助手と一緒に時間が止まってしまったよ)その時に「世界を一つ作りたい」と口を滑らせてしまったら。
「素晴らしいじゃないですか、作って下さい」
と返答と同時に握手、あれよあれよとゲームを制作することに、しかしさすがほぼ異世界、凄まじいAIととんでも技術のオンパレードを駆使し重要な部分とそうでない部分を話し合いながら分けて最適化すると思ったよりもあっさりと完成、完成してしまったのだ。
「やりましたよ晶彦さん、さぁ」
そう言うと助手である凛子が僕の手を引いて起動ボタンの前に連れてくる。
「あ、あぁ・・・目覚めてくれ」
涙を流しながら起動ボタンを押すとエラーを吐くこともなく夢にまで見た光景が色づいて現れる、まるで産声のように、そして。
「おはよう我が子、モンスターハンターF(フロンティア)」
モンスターハンターの世界が誕生した。
SAO?知るかあんなクソゲー
これはデスゲームなんかじゃない、大きな陰謀なんて無い、正直主人公も特に決めてない、只プレイヤー達がフルダイブを使ってあらん限りに目をキラキラさせながらリオレウスに向かっていく、それだけのぬるま湯ゲームの記録である。
「直葉〜朝だから一緒に布団出るぞ〜」
「・・・ちゅー」
「え?」
「ちゅーして、起きるから」
「・・・」
「・・・ッ」
「よし、起きるぞ」
「ちょっとは恥ずかしがってよ」
「今更?ほら朝練あるから、モンハンのスタートダッシュ二人で決めるために色々やんなきゃ」
「は〜い」
なおデスゲームが無いのでキリアスは起こらない、キリスグで我慢しなさい。
「やったーーー!!!手に入ったぞーー!!」
「俺もWW」
「拙者も!」
「めちゃくちゃ配ってるな、これなら安心出来るぜ」
「いややりたい奴なんて実質青天井だ、リアルファイトの危険も考えないと」
「おっしゃーーー!!」
「喜び過ぎWW」
クラインは相変わらずなので安心して欲しい