私のライダーアカデミア   作:カシマ

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全体的なストーリーの構想はあるのですがプロットがちゃんと定まってません…


桐丈和美と雄英

日本

とある県と のとある街のとある路地裏

そこに2人の男がいる

だが片方は横に倒れており、もう1人は倒れている男の財布を触っている

「っは〜シケてんなァ」

「ふぅ…う…うっせぇ…」

どうやら片方は強盗の様でもう片方はその被害者と言ったところだろうか

「あぁ…なんでこんな所で死ななきゃいけないんだよ…」

「それはテメェの運が悪かっただけだな」

男は何が面白いのかわからんが、愉快そうに笑いからの財布を倒れている男に投げつけその場に背を向ける

「じゃあな坊主、もし来世で会えたら遊ぼうぜぇ?」

「誰がお前と…」

男はまた愉快そうに笑いその場から離れて行く

「…ふぅ…ふぅ…」

倒れている男はかなり辛そうである

何故かと言うと肺と肝臓に一刺し二刺しずつ貰っているからだ

出血は酷くもう長くなさそうだ

持って5分が限界という所だろうか

(はァ…まじでやってらんねぇぜ…)

(何が好きで刺されなきゃならんのだよ…)

男は内心毒づきながら仰向けになり曇っていながらも微かに見える月を見つめる

 

「…ろくでもねぇ人生だったなァ…」

男は今までを振り返る

 

学生時代に喧嘩したやつを殴り飛ばし退学した事や

若くして両親を無くしたこと

人相故に周りから避けられたり

なかなか面白い人生を送ってたようだ

 

(走馬灯ってやつか)

 

今にも死にそうだが男は冷静だった

そこでふと昔見ていた子度向け番組の記憶が浮かんできた

(仮面ライダー…ね)

 

子供の頃、死ぬほど好きだった番組だ

何故今思い出したかは分からない

走馬灯の一端なのかもしれない

そう考えると段々と瞼が下がっていく

 

(あー…寒いし眠…)

 

(いつかヒーローにでも…なれたらなァ…)

 

男は心でそう思いながら眠りについた

 

 

 

 

────────────────────────

 

鳴き声が聞こえる

子供の泣き声…しかもとびっきり小さい子の…?

自分はなかなか聞かなかった声に目を開けると2人の見知らぬ男女が俺の事を見ながら微笑んでいた

女性の方は病人なのか患者服を着ている

何故か全体的にぼやけているせいで見にくいがわかる

「和美、大きく育つんだよ」

男性は男の方を向きそう言う

(カズヒラ?誰だ?俺の後ろに誰かいるのか?)

そう重い後ろを見ようとする

 

(…!?)

後ろを向こうとしても動けない…!?

「ふふ…元気だねぇ…」

女性は何でか微笑みながら俺の目の前に手を持ってくる

(なっなんだ?!)

何をされるのか分からないので男は必死に抵抗をしようとする

(やめろ!)

再び死の危機へ直行するのではと思い男は声をあげようとする

大きな声を出せば誰が助けてくれるのではないかと思い思いっきり出す

 

「ああぁあぁあぁぁああ!」

…が、聞こえてきたのはさっきと同じ赤子の声

その刹那頭に暖かいものが触れるのがわかる

(まさか…俺じゃないだろうな…)

…どうやら男は生まれ変わったらしい

 

 

私のライダーアカデミア 始動───────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

改めて観測者諸君、こんにちは、或いはこんばんは

私は桐丈和美

この世界に生まれ落ちた元学者だ

既に私の"前"の生き様はご存知かもしれないが一応おさらいさせてもらう

前の生き様…前世と呼んだ方がいいか?

まぁその前世で運悪く刺されて死んでしまってね

完全に死ぬだろうと思いそのまま眠りについた

が、次に目が覚めたと思えばこの世界に来ていた

…この世界、実に面白くてね

観測者諸君ならわかるであろう

なぜなら実際に手に取って"読んでいる、もしくは見ていると私は仮定しているからね"

推定…いや、確定でこの世界は前世で人気のあった漫画の世界

"僕のヒーローアカデミア"の世界なのだろう

…元学者の私からしたらかなり信じ難い出来事だが、起きてしまったのであればしょうがない

ともあれ、私はこの世に生まれ落ちてからおよそ16年ほどたった

そうだな、ちょうど受験期だ…

もちろん私も受験させて頂くよ?個性社会だとしても資格や学歴は大切だからね

受ける高校は一校のみ

もちろん雄英高校だ

だがコースは普通科だ

理由は簡単

ヒーローなどやっていられるか

という思考の元選んだのだよ

もちろんヒーローの方が夢や希望にまみれて────言うてだったね

ともかくヒーローの方がやりたいことを出来るかもしれないが、私は元より学者だ学者でありながらヒーローとして働くなどどちらかがおざなりになる未来しか見えない

よってヒーロー科ではなく普通科を選んだのだ

本編で雄英高校は偏差値が79まで行くほどいいと聞いた

それを踏まえると今後の人生で受けて損はないだろうと思い受けるのだ

もちろん勉強は得意だし、学者なりに数学や化学は得意なつもりだよ

ほか科目も完全完璧とまでは行かないがかなり優秀な部類だと私は自負している

そんな私だが実はヒーロー科へ推薦しないかと勧められていてね

そこまで私のことを見てくれているのは嬉しいのだが…私にはいけない理由があるので断らせて貰ったよ

 

…さぁこれからどうなるのだろうかねぇ?

 

p.s

なぜだか女の子として生まれました

なんで?

 

────────────────────────

 

さて、これからの日記も書いたことだし…

そろそろ…

「和美ー!ご飯だよー!」

「はーい!」

朝食の時間だ

母に呼ばれリビングへ行く

階段をおりダイニングテーブルの方を見ると父がネット記事を開いたスマホ片手に朝食を食べている

 

「おとーさんおはよ!」

「おはよう和美、よく眠れたかい?」

「もちろん!」

声をかけると振り向きおはようと言ってくれる

父の名は桐丈和平

静岡に本社を置くとある会社の人間だ

「和美おはよう、ご飯早く食べな」

「はーい!」

母も私のことを見てニコニコと言う母

母のな名は桐丈凛

父と同じ会社で元々同期だった人間だ

今は仕事を辞め専業主婦として私と父を支えてくれている

…幸せだねぇ

「そうだ、和美」

私より早く食べていたためもう食べ終わりかけていた父が私に声をかける

「君、雄英高校から手紙来てたよ?」

「え?」

…雄英から?

…何故?

「なんでも、ヒーロー科に推薦したいと先方は思っているようだねぇ」

「流石にお父さんとお母さんの子!」

最初の父の言葉で完全に動作の止まる私を尻目に父は締めのコーヒーを一気飲みし立ち上がる

母はその父に近づきネクタイを締めいつも使っているネクタイピンをつけると父と少し話私の方へ来てそういう

なんでぇ…?

 

 

あの後母に渡された手紙を読むと

私の作ったとあるモノと頭脳に目をつけたらしくそれでヒーロー科に誘ったらしい

…えぇ…?

私が作って実用的なものといえば…

 

ライダーズプロジェクト…

 

前世…その昔…私が、俺が子供だった時の話だ

当時仮面ライダーという子供向けドラマ…特撮モノだな。それにハマっていた時期があってね

この世界に来てからも度々脳内に浮かんでくることがあった

そこで俺はひとつ思いついたことがあった

"この世界であれば変身機構を作れるのでは…?"

という事を思いついたんだ

そこで海外にある個性研究所と国内の問い合わせ

"ライダーシステムの提唱"を行った────

のだが、思い通りには行かず、結果としては子供の暴走として電話を切られてしまったよ

いい気はしないね

そこで両親に頼ったんだ

なんせこれが実現すれば社会が大きく変わると思ってね

そしたら親は二つ返事で許可してくれたんだよ

まさか二つ返事とはね

我が親ながら恐ろしいね

 

 

まぁそんな訳で独自の技術に手を出そうとしていた俺の事を両親は支えてくれた

プロジェクト名「ライダーズプロジェクト」が始動

まず最初にできたのが「トランススチームガン」の原型として設計開発した

「クローズⅠ」だ

まあ変身機構はおろか濃煙排出機構なんてもうもなかったんだがね

クローズⅠの後にもⅡ、Ⅲと作っていき

最終的に本編同様のトランススチームガンが完成したのだ

どうだい?最高だろう?天才的だろう?

そうだろうそうだろう

 

閑話休題(話がそれだね)

 

トランススチームガン

この武器は仮面ライダービルドという作品に出てくるものを元に再現している

 

もちろん煙を出すことも可能

…そして何より変身機構が付いているんだ

フルボトルはどうした?という言葉も聞こえてきたような気がするがごもっともな反応だ

…もちろん作ったさ

エボルト経由での精製ではなくこの世界の基本とも言っていい個性によるボルト生成だ

仕組みは被験者から細胞組織を採取、培養し個性で強化

それと別のとある個性を混ぜることにより擬似的、それであって限定的に二種の個性を使用できるように細胞情報など色々書き換えることに成功

それらを液体化しボトルへ封入し

トランススチームガンへ差し込むと気化し、噴出

噴出されたものはトランススチームガン使用者のみへ吸着するようにAI操作されており

本編通り「蒸血」すれば変身できるという訳だ

…だがこのライダーシステムなかなか厄介なことがひとつあってだな

"個性所有者は使用できない"という最終的判断の元くだされた結果だ

理由…それは

この装置が一時的に肉体に培養個性を流し込むことにある

もちろん調整はしていて不調は出ないようにしているがね

元来の個性のある肉体に後付けの個性を混ぜ込むと肉体が拒否反応を示し変身することができないのだ

拒否反応は少し略すが数日間に及ぶ体調不良が起きる

これが中々に辛く手伝ってくれた会社の人が発狂していたよ

すまんね

 

また話がズレたが

上記のように個性所有者は変身できない

じゃあ個性無所有者は変身できるのか

と聞かれると一概にもYESとは言えない

個性所有者同様肉体にある程度の調整を挟まないと変身はできないらしい

なぜ知ってるかって?私も経験したからさ

…本編を知っている私からすればできそうかできなそうかで言えばできるんじゃないかと踏んでいた

理由はワン・フォー・オールとオール・フォー・ワンにある

個性を付与すると言うことは肉体に個性因子を付与することだと思っていてね

実際緑谷少年はオールマイトの頭髪を吸収し個性を得たのだから

魔王の方は知らんがね

ともかく、無個性でも因子を獲得すれば個性を持つことができると踏んだ俺は己の肉体に少し細工をした

まぁ簡単に言えば体内の細胞情報をいじくり個性に適応できるようにしたのだ

個性因子を核として肉体に取り込むと細胞として適応するよって機能でね

まだまだ言えることは多いんだけど色々と面倒だからここまでにさせてもらうよ

でまぁ、その弄りまくった細胞を俺はネビュラ細胞と呼ぶことにした

そのネビュラ細胞を活用して変身するのがトランススチームガンだ

トランススチームガンにもネビュラ細胞を生成する個性装置を搭載していて、差し込むボトルによって効果を変えることができる

 

それに目をつけたんだろう

おそらくだが…この件ヒーロー公安委員会も絡んでるんじゃないかと思っている

理由は簡単

そもそも一学校がこんな理由で推薦してくるはずがない、それに相手は雄英高校だ、ヒーロー輩出の名門校

そうなれば公安委員会ともパイプもあるはず

俺のこの発明は世界を、ひいてはヒーロー社会の根幹を崩しかねない代物だからな

公安としてもヒーローにして縛り付けておきたいのだろう

 

はぁ…なんで私がこんなことで悩まなりゃいかんのだ…

 

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