私のライダーアカデミア   作:カシマ

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桐丈和美とブラッドスターク

観測者諸君こんにちは、或はこんばんは

桐丈和美だ

私は今雄英高校のグラウンドに来ている

何故かって?

そりゃ実技試験をやるからに決まっているからだろう…?

勿論筆記試験もあったが、学力なら自信があってな

直ぐに終わったさ

その後今に至る訳だ

 

今この場には相澤さん、根津校長、その他先生数人がいる

相澤さんは私の横で試験内容を教えてくれる

「…試験内容はターゲットロボを時間以内にどれだけ破壊したかで決まる。いいか?」

「はい、わかりました」

相澤さんの言葉を聞き終わると懐からトランススチームガンを取り出し1本のボトルを手に持つ

ボトルを振り差し込む

「準備はいいか?」

「いつでも行けます」

私の言葉を聞くと相澤さんは笛をもち、それを口の前に持っていく

 

COBRA

 

「蒸血」

 

MIST MATCH

 

COBRA…COBRA!…FIRE

 

 

 

トリガーを引けばネビュラ細胞を含んだ濃煙がモクモクと私を包み込む

火花が散り段々と姿を作る…

「さぁ、ちょっと遊んであげようじゃないの」

 

ピィィィィッ─────!

 

「ヤッタレ!」

「オレタチノジダイガキタ!」

相澤さんの合図と同時に煙の中からスチームブレードを片手に、もう片方にトランススチームガンを持ち目の前に…150〜200?体程いるロボ達目掛けて走りです

…多くないかな

「いやっっっふぉぉぉぉい!」

スチームガンで目の前にいる一体に風穴を開けて動作を停止させる

停止した奴を踏み台に飛び上がり周囲に攻撃をバラマキつつスチームブレードで切りつける

…思ったより切れ味いいなコレ

料理包丁でも作るか?

まぁそんな事はどうでも良く

また目の前に出てきたロボの胴体にスチームブレードを差し込む刃をグルンと回し上に向け切り裂く

あまりに近いものには手を突き刺し中の機械を抜き取り動きを止める

「脆いねぇ…脆いが数が多い」

これが人や生物だったら毒を使ったりして動きを止められるんだが…

30体ほど倒したがやはり多くて敵わん

「しょうがない」

スチームブレードを分割し、それをスチームガンに繋げる

『ライフル モード』

照準を合わせ弾丸をばらまいていく

エイムには自信があるよ

なんせトランススチームガンの実験中に散々練習することになったからね

少々話がズレた

ともかく、走りながら弾を撒いて行くとみるみる敵の数が減っていく

近くにいるヤツには銃剣で刺すかのようにして

背後から迫ってくるヤツにはストックで殴り飛ばした

「はァ…何処もかしこも殴りつけてくるしか脳がない奴らばかりだ…君もそうなんだろう?」

少し離れたロボに近づき頭を潰す

動かなくなった胴体を掴みそれを盾にロボ達が列を成しているところ目掛けて投げつける

「匂い立つじゃないか…焼けた回路とオイルの臭いで誘う…楽しいねぇ?…ハハ…ハッハッハ!」

ボトルを一度取り外しもう一度差し込む

 

COBRA

 

段々と紫色に光る銃口

その光の眩さが最高潮に達した時

引き金を引く

 

STEAM SHOT

 

銃口から放たれた紫の弾丸は前にいるロボ達を巻き込み、貫通して行く

最終的には大爆発を起こしロボを全滅させた

そこで相澤さんが声をかけてくる

「そこまでだ!」

「…っはい!…ふぅ…」

相澤さんの合図を聞き動きを止める

 

「…すごいな、それ」

相澤さんはライフルモードのトランススチームガンへ指を指しながら褒めてくれる

「でしょう?自慢の開発品ですよ。これを作るのに4年ほど時間をかけたのでね、それなりに使い慣れてますよ」

褒められたのが嬉しくついつい自慢してしまった

「お疲れ様、桐丈さん!」

「うわっ!?」

知らぬ間に相澤さんの首元に隠れていた校長がでてくる

にゅるっと出てきたもんで少しびっくりしてしまったじゃないか

「制限時間は一般入試と変わらないのに用意していた仮想敵を全て撃退するなんて凄いじゃないか!」

「ふふ!褒めても設計図しか出ませんよ!」

((出るのか…))

 

その後、私は校長室へと案内されソファに座っている

正面には校長と相澤さん

「今回の試験結果だけど、筆記試験は歴代初の満点、実技試験も仮想敵全て破壊による強制終了!文句なしの成績なのさ!」

「ここまでとは思ってなかったな…最初からヒーロー科選んでた方が良かったんじゃないか?」

「そうですかね?私昔からヒーローに憧れたことなかったので、正直選ぶ理由がなかったんですよね」

それに無個性ですしと残し出されているお茶をすする

…美味いなぁ

「これで君の入学は確実になったわけなのさ!制服や体操着はもう用意してあるから今のうちに渡しておこうと思っていたんだけど、平気かな?」

「大丈夫ですよ」

「なら良かったのさ!」

「次会うのは恐らく入学式の日になると思うが、今日みたいに遅刻ギリギリで来るなよ」

「きょっ…今日はたまたまなんですよ…?いつもはこんなこと無いですし…」

「ホントか?」

「む!失礼ですねぇ」

「気に触ったのならすまんな」

 

そんな感じで少々雑談を挟んだりして、先に用意されていた制服やら一式を手渡された

多いね

結局家に着いたのは夕方になってしまった

「「おめでとう!」」

帰宅途中に合格した事を連絡していたのだが

玄関をくぐった瞬間両親が私にクラッカーを向け

ぱん!と乾いた音が鳴った

「お、おお」

「流石はお父さんとお母さんの子ね!」

「愛しの我が子よ〜よく頑張ったねぇ〜!」

こんな感じで両親から熱い抱擁を受けた

その後は合格パーティーが行われ、そりゃもう楽しいひと時を過ごして…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーティー中にぶっ倒れました(一敗)

そういう訳で今は病院の病室で若干の体調不良に悩まされています

理由?

実技の時にスチームショットを撃ったじゃろ?

それじゃ(二敗)

変身中は体内のネビュラ細胞が活性化して血中に流れる量も大幅に増えるんだけど

必殺を撃とうとすると限界振り切って後々体調悪くなるんですよねこれ

今回は軽い体調不良で済んだけど、前やった時なんて1週間寝込んだんで割と使わない方がいい

発動してから3〜5時間ぐらいで発症するから、現場で使うなら周囲に人がいて、尚かつ徒歩圏内に安全な場所がある所で使わないとどうなるか分からないって言うね

まぁ?あくまでも必殺技だから、そんなバンバン撃つ訳じゃないから大丈夫でしょう

 

ポツンと1人病室のベットでボーッと外を眺めている今日この頃

「にしても…やっぱりおかしいよなぁ…アレぇ…」

昨日の戦闘を振り返っていたんだが少々腑に落ちないものがあるんだよね

「おかしいって何がだ?」

おや…おやおやおや

「相澤さんじゃないですか。どうしたんです?」

「どうしたって、見舞いに決まってるだろ?」

相澤さんはこれお見舞いの品ねと果物の入った籠を病室にある棚に置き、近くにある椅子に座る

「ありがとうございます。お忙しいでしょう」

「受け持つ予定の生徒が入学寸前でぶっ倒れたとなれば様子を見に来るもんじゃないか?ましてや重要人物なんだからな」

…そりゃそうか

「それで?何がおかしいんだ?」

「あぁ、ちょっと昨日の事振り返ってましてね」

「と言うと?」

「実技の時…仮想敵の頭をぶっ潰したり、割と惨い壊し方してましたでしょう?」

「そうだな」

「でしょう?…普段の私ならあんな戦い方はしないんですけどねぇ…」

「どういう事だ?」

「私、変身しなくても戦えるようにCQBやCQCの訓練を少し積んでいまして。勿論ダミーナイフやトイガンとかで殺るんですがね?その時はあんな戦い方にはならないんですよ」

「実践で性格が変わるタイプなんじゃないか?」

「なんですかね…」

「ま、追々考えればいいと思うぞ」

「ですね」

そう話していると段々と気分が良くなってきた

「ん゛ん〜!」

背筋を伸ばし固まっていた筋を伸ばす

「相澤さん、今度でいいので少し訓練付き合ってくれません?」

「ん…?まぁいいが、急にどうした?」

「現役プロヒーローと個性を交えての戦いってをしてみたくて…それに、あの変身体に相澤さんの個性が効くかどうか…気になりますし」

「…お前、俺の個性知ってたのか」

「そりゃ自分の担任になる人…ましてやプロヒーローですよ?調べない訳がないです」

「それもそうか。いつやる?」

「んん…相澤さんの性格を考えれば…恐らく入学式すっ飛ばして個性把握テストでもやるでしょう?その時に時間があれば。無ければまた別日に考えましょう」

「…やる気ではあったがよくわかったな」

「人の事をよく観察するのもプロヒーローへの道ですよ」

「…君の将来が楽しみだね」

「私も楽しみにしてます」

 

その後、少し雑談を挟み夕方

私の体調も落ち着き、もう退院できるとの事でそのまま退院になった

「いやー!助かりましたよ相澤さん」

「病室にあんな量の物を持ち込むじゃないよ」

少なくても3日ぐらい寝込むと思って両親に簡易研究キット(自作)を持ってきて貰ったり、数日分の衣服を持っていってたんで帰りの荷物がエラいことに…(三敗)

まぁ服はバックひとつ分で研究キットが多いだけなんだけど…今日は両親とも遅い時間まで仕事らしく1人でね

相澤さんに手伝って貰うことで何とか希望が持てた…!

病院と家まで距離はそう遠くはなく30分も歩けば見えてきた

「…お前なかなかいいところが住んでるな」

「親が大物ですからね」

「あー…この捕縛布な、お前の親御さんトコで作られててな」

おぉ!?まさかのうちの顧客!?

「顧客さんだったんですか!?」

「そら、安心信頼のビルドテック…機能性はもちろん、価格も良くて合理的だろう」

両親の仕事が褒められるとなるとなんだか自分が褒められてるようでなんだか嬉しくなってきた

「ふふ…そう言って貰えるなら両親も大喜びでしょう」

「そろそろ新調しようと思ってるからよろしく頼むよ」

「ならばお任せあれ!私が両親に頼み込んで大特価でお答え致しますよ」

「そうかい、よろしく頼むね」

 

相澤さんとの雑談を終えそのまま解散

なんか濃い2日間だったような気がするね

あと三日もすれば晴れて雄英生

…これからが楽しみだね

 

 

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