【天の声のガチギレ指令! センチネルをそのままで叩き伏せろ】
第一章:突如響き渡る作者のガチギレ音声メッセージ
万事屋のリビングに、心地よい和やかな空気が満ちていたのも束の間――。
突如として、部屋の天井の隅に設置されていた謎のスピーカーから、ざざざっ、と不気味なノイズが響き渡った。そして、全宇宙の次元を突き破るかのような、作者(天の声)の冷徹かつ容赦のない怒声が直接脳内に叩き込まれた。
天の声(作者)の宣告:『……おい、お前ら。さっきから「鏡像空間で押し潰す」だの「時間を巻き戻す」だの「現実改変で風船にする」だの、都合のいい能力ばかり並べて逃げ回ってんじゃねぇよ。ヒーローやヴィランの能力でチート勝ちするのは禁止だ。未来センチネルは未来センチネルのまま、その規格外の適応能力と物理的凶悪さを真っ向から叩き潰せ! そうしねぇと、勝った気がしねぇんだよ! 次にふざけたら、ガチでかぶき町に未来センチネルを数十体ワープさせて街ごと更地にするぞ!』
天の声の追加指令(特に新八への標的):『あと、そこメガネ! 志村新八! お前、ネットの二次創作で謎のクロスオーバーヒロインとイチャイチャしてる夢小説みたいな設定を思い出して最近ムカついてきたからな! お前が真面目にセンチネル撃破のガチ戦術を考えねぇと、「志村新八が未来センチネルとタイマンでサシで戦わされる地獄の絶望スピンオフ展開」を強制執行するから覚悟しろ! さあ、楽しくやれ!』
「なっ……なんだってーーーッ!!?」
志村新八が、トレードマークの眼鏡をレンズが割れんばかりの勢いでずり落としながら絶叫した。
「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ天の声さん!! なんで僕にだけそんな理不尽なデスゲームみたいな脅しがかかるんですか!? ネットの黒歴史みたいな二次創作の妄想を公式の文字として掘り起こさないでください! 僕が未来センチネルとタイマンで戦ったら、秒速でスクラップにされて『新八の残り:眼鏡のみ』になりますよ!!」
新八が半泣きになりながら床を転げ回る横で、坂田銀時は鼻をほじりながら冷たく言い放った。
「おい新八、作者がキレてんだから腹をくくれ。お前が真面目にセンチネル対策を考えねぇと、本当にその『新八 vs センチネル』の地獄絵図が今から連載されちまうぞ。ほら、早く立ち上がって知恵を絞れメガネ」
「銀さん、あなた最低ですね!? 相棒を使い捨てる気満々じゃないですか!!」
第二章:追い詰められた新八のガチ考察「センチネルの物量と適応への対抗策」
愛用の眼鏡を拾い上げ、ガタガタと震えながらも、新八は「死にたくない……センチネルの胃袋に入りたくない……!」という一心で、脳内の全リソースをフル回転させて叫んだ。
「わ、わかりましたよ! チート能力がダメなら、『未来センチネルのシステム上の弱点と、かぶき町の泥臭い物理法則の組み合わせ』でガチの迎撃プランを立てます!!」
真選組副長・土方十四郎が、マヨネーズのボトルを片手に腕を組んだ。
「ほう……言ってみろ新八。あの適応型ナノマシンの塊をどうやって物理で攻略する気だ」
新八はホワイトボードを引っ張り出し、油性ペンで激しく図解を書き殴り始めた。
「まず、未来センチネルの最大の強みは『相手の攻撃のエネルギー属性をスキャンして、即座にボディを相殺・変形させること』です! つまり、『常に攻撃の属性や物理形態を1秒ごとに完全にランダムに変異させ続ける攻撃』を叩き込めば、AIの適応予測アルゴリズムが完全に処理落ちを起こしてフリーズするはずです!」
「なるほど……予測不能の乱数を送り込むってわけか」と銀時が目を細める。
「そうです! 具体的にはどうするか……?」新八はビシッと指を突き立てた。
「かぶき町の治安の悪い連中の力をフル動員します! まず、神楽の夜兎としての超怪力による物理打撃、次にお妙さんの手作りおはぎ(ダークマター)という化学兵器級の未知の物質の投擲、そして長谷川さん(マダオ)の持つ『人生の底辺からの絶望的な負のオーラ』を同時にぶつけるんです!!」
「おい、最後のやつは攻撃じゃなくてただの精神汚染だろ!」とマダオ(長谷川泰三)がトレンチコートを抑えて抗議する。
しかし、新八は止まらない。
「物理、化学、精神的毒物の三位一体の乱数攻撃を受けたら、どんなに高度な未来センチネルのAIでも『この物質は何だ!? 物理法則に当てはまらん!』とパニックを起こして自壊するしかありません! さらにトドメとして――」
新八はチラリと、隣で仁王立ちする夜刀神十香を見た。
「十香さんの『鏖殺公(サンダルフォン)』の純粋な物理的・霊的質量による超重量の叩きつけ! これを適応する間を与えずに一撃で叩き込むのです!」
第三章:十香と銀時の「泥臭い肉弾戦コンボ」
十香は新八の戦略を聞き、ふんっと力強く胸を張って笑顔を見せた。
「ふふっ、いいだろう新八! チートな時間操作や現実改変を使わぬというのなら、我が『鏖殺公(サンダルフォン)』の剛剣と、銀時の鍛え抜かれた木刀の連撃こそが、鉄の巨人を粉砕する最高の回答だ!」
銀時も、めんどくさそうに頭を掻きながらも、木刀『洞爺湖』をしっかりと構え直した。
「やれやれ……作者のせいで純粋な肉弾戦プロレスをやらされる羽目になったが、まぁいい。未来のハイテクロボット野郎だろうが何だろうが、頭突きと木刀の連打をゼロ距離で叩き込まれりゃ、どんな電子頭脳も回路がショートして『お母さぁん!』って泣き出す仕組みになってらぁ」
モニター越しに観戦していたラトタスクの司令官・五河琴里は、チュッパチャプスを噛み砕きながら、満足そうにフッと微笑んだ。
「……ふん。ようやくまともな戦術になったじゃない。チートで勝つより、泥臭く汗水垂らしてロボットの装甲を剥ぎ取る方が、観ていてよっぽど爽快よ。ねぇ、令音?」
「……ふぅ。新八くんの必死の命がけの知恵……なかなかスリリングで、美しい愛のドラマですね……」と村雨令音はマイペースにうっとりしている。
第四章:楽しくやれの指令と、かぶき町の総力戦
「よし、天の声を納得させるためのガチの対センチネル戦術は決まりましたね!」
新八が冷や汗を拭いながら、ようやく安堵の息を漏らす。
その時再び、スピーカーから作者の優しい(だが圧のある)声が響いた。
作者の声:『よし、合格だ新八。これでスピンオフ送りは免れてやったぞ。……で、忘れてもらっちゃ困るが、最後にちゃんと言ったよな? 「楽しくやれ」ってな! 暗い顔して考察してんじゃねぇ、かぶき町らしくドンチャン騒ぎしながら未来センチネルをぶっ壊してこい!』
「めんどくさい注文をつける作者だなぁおい!!」
銀時が盛大なツッコミを入れる中、溝鼠組の若頭・黒駒勝男が「ハハハ! ええやないか! 楽しくやろうや!」と一升瓶を掲げ、真選組の近藤や沖田も「こうなったら徹底的に暴れてやりますぜィ!」と刀の柄に手をかけた。
未来の絶望的な脅威である「未来センチネル」を相手にしながらも、恐怖ではなく、最高にカオスで楽しい狂宴として立ち向かう――それこそがかぶき町を生きる者たちの流儀であった。
「さあ行くぞお前ら! センチネルのスクラップ場を作ってやるぜ!!」
銀時の一声とともに、万事屋のリビングは、次なる壮絶にしてバカバカしい決戦へと向けて、最高の熱気を帯びて動き出すのだった――!
(第三十一話・終わり)