魔王と名の付く全てに含まれているものには、魔王と呼ばれるようになった時点での力も含まれているようで、例えばオールフォーワンだと、オールフォーワンが奪ってきた個性というヒロアカ世界の超能力すらも含まれており、多数の個性を内包していたオールフォーワンの個性。
奪い与えることも可能なオールフォーワンの個性にストックされていた数多の個性を複製し、初代魔王を含む悪魔達に授けたことで、全体的に強化された悪魔達の戦力。
それから、天使、堕天使、悪魔の三勢力が大規模な争いをすることになり、悪魔からは初代魔王達率いる軍勢が出兵することに決まった。
俺の実力を認めていた初代ルシファーに、初代魔王達が不在な冥界の悪魔の領地を他勢力から守護することを頼まれた俺本人は、三勢力の戦争には参加することはなかったが、全仮面ライダーの力を持つオーマジオウの力で、仮面ライダーオーズのガタギリバコンボで増やした分身をこっそりと何体か送っていて、初代の悪魔達が減らないように陰ながら守護していた俺の分身達。
分身からの情報によると、天使、堕天使、悪魔の三勢力が争っているところに二天龍と呼ばれるドラゴンが現れて、赤龍帝と白龍皇の攻撃により死亡者が多数となった天使と堕天使の勢力。
悪魔の勢力は俺の分身が護っていたんで死亡者は居なかったが、二天龍を天使と堕天使以上の脅威と認識した初代魔王達は二天龍討伐の為に全力を尽くす。
俺の分身達も協力したことで、悪魔勢力だけで二天龍は問題なく討伐できたが、天使勢力の長である三勢力の神が、討伐された二天龍の魂を神器に封印しようとしていて、明らかに漁夫の利を得ようとしていた三勢力の神。
そんな三勢力の神を許さなかった俺の分身達と初代魔王達は、三勢力の神に攻撃を加えて消滅させて、二天龍が神の手で神器となることを防いだ。
二天龍の魂も悪用されぬように消滅させておき、残った二天龍の死体は戦利品として悪魔が持ち帰ることになるが、戦場に出ていた天使達を完全に殲滅した悪魔達に堕天使達が降伏したことで、三勢力の戦争は悪魔勢力の勝利で終わる。
天界に残っていた天使達を駆逐し、神が残したシステムすらも完全に破壊した悪魔の勢力を最上位として、傘下となった堕天使勢力が居る現在の三勢力には、天使は存在しない。
天界のシステムが破壊されたことで、人々に神器が与えられることは無くなったが、神器による被害も消滅したことは確かだろう。
三勢力の天使の傘下とも言える教会は、天使が消え去ったことで完全に歯止めが無くなり、様々な非道な実験を行おうとしていたんで、それは俺が止めておくことにしたが、悪魔よりも外道な人間が存在するのはどうにかならないかとは思ったな。
悪魔勢力や堕天使勢力の中のろくでもない存在が人間と関わったりしないように、俺よりも弱い存在は人間に関わったり接触することを禁ずると、悪魔勢力や堕天使勢力と契約しておき、隠れて人間と接触した場合は契約違反として俺が直々に消滅させておくことを誓い、異論がある場合は俺を打ち倒して、俺よりも強いことを証明するようにと通達した。
すると血気盛んな悪魔や堕天使達が俺に挑んできたが、基本的な肉体強度をマガタノオロチにしている俺には、ウルトラマンオーブ以下の攻撃力しか持たない悪魔や堕天使では掠り傷すらもつけることは出来ず、此方が軽く殴った程度で瀕死になる悪魔や堕天使達を治療してから追い返しておく。
バレなければ問題ないと隠れて人間と関わろうとした悪魔や堕天使は残らず消滅させておいたが、消滅させた数が百を越えたところで、ようやく悪魔と堕天使は人間に関わることが無くなり、教会が悪魔や堕天使への対策の為に戦力を増強する必要は無くなった筈だが、それでも非道な実験を行おうとする教会はろくでもない存在が多いのかもしれない。
ろくでもない上層部を排除しても、また別のろくでもない人材がいずれ生えてくる教会は、もうそういうものだと割りきった俺は、定期的にろくでもない存在を消滅させて、非道な実験に使われそうになっていた人々を保護することにしている。
俺が人間界の拠点で保護している人々は、基本的に教会の被害者とも言える人々であり、そんな人々を助けて不自由ない生活をさせている俺が悪魔だと知って、教会の教えはどうなってんだ教えは、と困惑する人々は少なくなかった。
その後、悪魔の出生率が低いことや眠りの病などもどうにかした俺は、初代魔王達の血筋である悪魔達が、ルシファーの血族以外は全員弱すぎることを相談されることになったが、戦時中でもないんだから地道に修行して鍛えておくように伝えた結果、何故か俺が初代魔王達の血族達の先生として修行させることになったんで、派遣しておいた分身達。
通称がサタンとなっていた俺は「サタン先生」と呼ばれるようになり、初代魔王達の血族達を俺の分身達で鍛える日々を過ごしていくと、ひたすら身体を鍛えまくったことで闘気などを使えるようになった初代魔王の血族達は、確実に強くなっていた。
教え子達からは感謝されたが、自身の血族が肉体派になっていることに初代魔王達は微妙な顔をしていて「いや強くなったから文句は言えないけど、何かこう、いかんともしがたい違いが」と言わんばかりな顔をしていたのは確かだな。
信じて任せた血族が肉体派なムッキムキになって帰ってきたら、何してくれてんだという気持ちになってもおかしくはないかもしれない。
彼等の身体がムッキムキになって、積極的に筋トレとタンパク質を摂取する肉体派になったのは俺の責任だ。
だが、俺は謝らない。
三勢力の神が漁夫の利を得ようとしなければ見逃されていましたが、やらかしたんで見逃されませんでしたね
こうして二天龍が神器となることもなく、天界のシステムも破壊されたことで神器使いすらも生まれなくなりました