『BB〜チャンネル〜!』
その夢はそんなふざけた声から始まった。
ふざけているとしか言いようがない番組が始まっていた。
スタジオは何故かスチームパンク風でBBと呼ばれる人物もスチームパンク風の衣装を纏っていた。
『このチャンネルはBBちゃんが個人で選びましたFGOの藤丸立香になれそうな人つまり人類最後のマスターになれる人を厳選して見せていま〜す。』
そしてBBは番組風にタイトルを出してきた。
そのタイトルは【なろう風異世界召喚式グランドオーダーあなたは人理を救えるか?】というふざけているとしかいいようがなかった。
だけどBBは真面目になって説明してきた。
『あなた達が行って貰うFGOの世界は藤丸立香といえる人はカルデアに来ない世界線になっています。私のマスターは私というシステムを作り出して力尽きました。私はある意味ではBBを元にしたオリジナルサーヴァントといえるサーヴァントです。私はマスターの意思に応え人理修復をするつもりです。』
そしてBBはどのような感じなのかを説明した。
・BBが用意した端末を使って精神だけをその世界に用意されたアバターに移す。
・アバターはマスターとサーヴァントの2種類に分かれていてマスターは指揮官でサーヴァントは兵である。
・アバターの能力はある程度は自由に設定できる。
・これはゲームでも遊びでもない現実である。
等、様々な説明をされた。
『そしてこれは危険な行為です。死は当然ありますし復活方法はありません。あなた達は私のおかげで復活は出来ますがそれ以外の人は死んだら終わりです。そしてやり直しも出来ません。ですので覚悟がないなら参加しなくて大丈夫です。では準備が出来たのなら契約を。』
そして自分の前に一枚の契約書がきた。
その契約書に俺は悩んだ。
俺がいっても藤丸立香の代わりになれるのかという事などで悩んだ。
だけど1番苦しかったのはこのBBのマスターだろう。
自身は俺たちと違って復活もやり直しも出来ないのに自身を犠牲にしてまでこのBBを呼び出してこのシステムを作った。
だからこそその意思に応えようと俺は人理修復に参加するという意思を告げた。
『わかりました。あなたのその意思に敬意を。』
そして目が覚めた。
近くに買った覚えのない機械があった事であれはただの夢ではなくて現実だと驚いた。
このようにBBは世界を渡り様々な人に会っていった。
契約をする者もいれば契約をしない者もいた。
一人一人きちんと向き合い説明して無数の主人公になれる人に会っていった。
そしてBBは時には自身のマスターのフリをしてカルデアスタッフとして活動して自身のマスターがいない事をごまかした。
マリスビリーの野望を防ぐためにたった1人で孤独な戦いをし続けた。
そしてカルデアに異世界からの勇者が来る日がきた。