今回は大きなターニングポイントです。
いやさ、バレーボールを誘ったのはそっちだろ?なのになんでそっちが参加禁止にすんだふざけんな。こういうのは何事も全力で、だろうが。
無駄に豪華な食事を取って、なんでか俺の横を座ろうとする候補生共。ったく、俺の何がいいんだか……。
んでもって翌日、ISの装備試験らしい。専用機持ちは別で専用パーツのテストらしい。じゃあなんで篠ノ之箒がいるのか?それは今降ってくる糞科学者のせいだろ。
「ち〜ちゃ〜〜〜〜〜〜ん!!」
「うるさい」
落ちてきた篠ノ之束の頭にアイアンクローをかます織斑千冬。そのままスクラップにしてやれ。
「……姉さん」
「やぁやぁ箒ちゃん!久しぶりだね〜随分と大きくなって〜。特に胸が」
「……そうですね」
たいして何も思っていないようで、感動の再会といった感じじゃない。
「篠ノ之束……っ」
「……久しぶり、だね、いっくん」
「そんな風に呼ぶなアーパーサイエンティスト。てめぇなんかと馴れ合うつもりはない」
「…………」
近づいてくんな。俺の世界が穢れる。
「何しに来たって…まぁ、予想ついてるが」
そこのISだろ?
「箒ちゃん誕生日おめでとう〜〜!というわけで、プレゼント持ってきたよ〜〜!はい、箒ちゃん専用IS名付けて『紅椿』!!」
「専用機……私に、ですか?」
突然のことで、篠ノ之箒が驚いている。困っている。嬉しそうでは、ない。
「……ありがたいですが、遠慮します」
「えっ」
予想外。ニヤニヤしながら受け取ると思ったのに。
「以前一夏が言っていた力について、力は使われるものではなく、使うものだと。……当たり前ですが、そのことを忘れていました。まだ私は正しく力を使えるとは思えません。ましてや専用機など、私がただその機体に使われるだけだと思います」
「け、けど……」
まさかの俺の影響。いろいろ気づいたようでなによりだけど、どうでもいい。というか兎が哀れだ。
「本人がいいって言ってんだ。黙って帰ってろ」
何度でも言ってやる。目障りだ。
緊急事態。アメリカとイスラエルが仲良く作ってたIS『
「意見がある者は挙手するように」
「意見も糞もあるか」
沸いてんのか、頭。
「馬鹿なのか?そんなのは今更だが改めて言うが馬鹿だろ。いくら専用機持ちだからって普通ガキにやらせるか?確かに近いわな他よりは。機体がなくてセンコウ共もまともに出来ないってのも、ぶっちゃっけ候補生連中の方が優秀だってのも。言われなくたって分かってる。んでもこいつらにやらせんなよ、大人は子供を守るもんだろ政府は何してやがる」
「……上層部の命令だ。候補生たちにやらせろ、と」
「そうかいそうかい、大人の事情ってやつか?知るかんなもん。理屈だけで通じるわけねぇだろ。そこらへんアンタも今はただの教師ってことか。まぁ、大人共がロクでもないのは今に始まったこっちゃねぇけど。日本代表なら、幾分マシなんだろうが、それでもそんなヤツらに比べたら俺一人の方がマシだしな」
「おい織斑!!」
ウルセェいきなり大声出すな。
「足手まといがいるとかえって迷惑だ。それに巻き込みかねないし。そいつらには、いざって時の為に近辺の警護でもやらせておけ。んじゃ、あとで奴さんのデータ送っといて」
「待てっ!」
嫌。
「……ふ〜ん、そこそこ性能はいいみたいじゃねぇの。イギリスみたく広範囲攻撃のレーザー野郎。その上機動力はこっちの方が上。なんか特殊武装とやらもあるし。……まぁ、どうでもいいけど」
旅館から離れ、海の上を飛ぶ。
「えぇ〜こちら織斑一夏、目標を確認したのでさっそくぶっ壊してきま〜す」
『確認って……まだ、見える距離じゃないでしょう!?』
「したんですから、それでいいでしょ。黙ってろって」
『……分かりました。気をつけてくださいね』
「いらん心配するなって邪魔くさい」
一気に加速する。
そして、はっきりと見えてきた。
「よぉ遊覧飛行中悪いんだがよ、どうやら不正に飛んじゃってるわけみたいじゃんおたく?ちゃんとパスポート見せないと駄目でしょうが。つうわけで、ここでお帰り願います、わっ!」
そのまま目標の上をすれ違い様掴んで止める。
搭乗者とコア以外消えろ。
はい、終了。
「さて、帰るか」
近くの海辺にパイロットとコアを下ろした時。
「--------!!」
不意に感じる巨大な気配。
「なんだ……なにが来る……!?」
再び海の方へ飛んでいく。
「織斑先生!急にレーダーに巨大なエネルギー反応確認!!」
「なにっ……!?」
「IS?けど、微妙に違う……。物凄いスピードで謎の物体が一夏くんに近づいています!!」
「っ!!」
いったいなんなのだ?なにが来たというのだ……!
「なんだ、てめぇは……」
一夏の前に在するのは、白い鎧を纏った殺気の塊だった。
さて、君の物語をより面白くするため、
君に新たな役者を紹介しよう。
模倣品であるが故、些か興がそがれるが、
今の君には丁度良いだろう。
越えたまえ。
君が、
その渇望を
体現したいのであれば。
やつの正体のヒント「白貌」
分かる人は分かる。
感想等待っています!!来たら五体投地しながら歓喜に震えます!!
あと、活動報告で、ちょっとしたアンケート書いたんで、良かったらそっちも