そして、この件に関して、diesを知っている人がどれだけいるのか?知らない人も本当に楽しめているのか?そういったアンケートを活動報告に書きましたので、お暇があれば答えてくれるとありがたいです。
今回は、追憶編(?)です。このタイミングで書くのはおかしい気もしますが、書いてしまったので。
一応、割と重要な回かもしれません。
「は〜〜いいっくん、これあげる」
「ん?束お姉ちゃん、これなに?」
それは幼き頃の記憶。
「ネックレス?ペンダント?ともかく、首からかけるお守りだよ〜」
「お守り?……綺麗だねぇ」
チェーンの先についてたのは、宝石のように輝いていて、どこか神秘さを感じるものだった。
「これはね?束さんが作ったインフィニット・ストラトスっていう大発明の中心部となるコアの大本になるものだよ?」
「?」
「あぁ〜〜……えっとね、ともかく束さんがすごいもの作ろうとして、それが初めて成功した時のやつ!!」
幼き子には、よくは分からなかった。
「いいの?貰って」
けど、なんとなく凄いものだということは分かった。
「うんうん!成功したって言っても、実用化までは至らなかったし、持っててもしょうがないからね。記念にいっくんにプレゼント」
「そっか……ありがとう、束お姉ちゃん!!」
「どういたしましてなのだよ!」
それから少年は、肌身離さず持ち歩いていた。
大切なもの。自分の姉と同様に慕う幼馴染みの姉。二人はいつも優しかった。
千冬は時々厳しく、束はいつも少年に甘かった。だけどそれは、自分のことを好いてくれているからだと、子供ながらに理解していた。
例えば、自分が怪我をした時、冷静なように見えて千冬は、かなり慌てていた。コーヒーに砂糖と間違えて塩胡椒を入れていた。せめて、塩であろう。
束も、たかがかすり傷で、世界を揺るがすほどの発明をしそうになった。塗って30秒で完治する薬なんて、いったいどんな仕組みなのだろう?面倒なことになるからと、その度に慌てて千冬が止めていた。
惜しみない愛情を感じていた。少なくとも、この時までは。
「なぁなぁ一夏、帰りゲーセンでも寄ってかね?」
「いいよ!」
「寄り道はいけないって言われてるじゃん!」
「お前はいい子過ぎるんだって」
「んじゃその後山行こうぜ!!」
「いいねぇ!じゃあなんかお菓子買ってこうぜ」
いつもみたいに、五人ほど集まって小学校から帰っている時だった。不意に、訪れた。山の秘密基地。そこに落ちて来た鉄塊。落ちた先には、少年の友人たち。
「……な…に、こ……れ……」
声が聞こえる。
幼き子らの悲鳴。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて…………。
苦痛を訴える悲鳴。
恐怖に滴る涙。
血に染まりゆく彼らの秘密基地。
彼らの日常は、その日終わった。
そして少年は知る。彼らの友人が目の前で肉塊となった原因『白騎士事件』の真実を。
「大成功だねちーちゃん!!」
「本当に良かったのか……これで」
「良かったんだよ!!これで、ISがどれだけ優秀で画期的かってことが、頭の固い大人たちも分かったんだから!!」
「……変わるだろうな、世界が」
「うん。私たちが、変えたんだよ」
白騎士が千冬で、裏で計画したのが束。
認めたくなかった。知りたくなかった。けど、聞いてしまった。
白騎士事件での死亡者は0。それが世界に報道された虚偽のニュース。真実は、少なくとも4人が死んでいる。
この日から、少年は世界に絶望した。
「持っててくれているんだね……いっくん」
科学者の呟きを聞いた者は誰もいない。
次こそ本当にバトル。バトルシーン苦手ですが、頑張ります。多分は更新は遅くなると思われます。さすがに勉強しなきゃ。
感想等お待ちしています!!