織斑一夏が世界を壊そうとする話   作:ソナ刹那

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え?もう、お気に入り登録10人越えたのですか?
最短記録!!ありがとうございます!

よかったら他にもISのSS書いてるので、そちらもどうぞ。

あと、某水銀さんの再現度は低いと思われます。ご注意ください。



02 訳

さて、IS学園なんていう俺にとってただ邪魔でしかないところに来ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君は確かに力を持った。ただあくまで持っただけだ。それを物の見事に自分の理想を叶える手段とするところまで、君はまだ至っていない」

 

宝の持ち腐れってか?

 

「簡単に言うのであれば。君が持った力は、私が今まで見た中でもかなり強大で、不安定で、危うい。慣れないことをすれば、君自身がただの塵となるだろう」

 

なんともまぁ、おっかないことで。

 

「そこで君には、自らの力を正真正銘自らの力として扱えるように、経験を積んでもらう。さすがに、特に何も目的がないのに、この女神が統べる世界でくだらない争いはしたくないのでね。地道に、時間をかけて鍛錬してもらおう」

 

……別に。時間はいくらかかろうがどうでもいい。俺はただ、この世界をぶっ壊したいだけだ。

それで、何すんだ?

 

「君にはIS学園に通ってもらう」

 

……理由を聞こうか。

 

「なに、簡単な話だよ。今この世界で、何よりも中心に在しているのはインフィニット・ストラトス、通称ISだ。まさに、世界の科学力の最高峰だ。そして、君がなによりも憎むもの」

 

…………。

 

「ISは今やスポーツの一種とされているが、根本は兵器のそれと何も変わりはしない。生命を絶やすには、十分な力だ。

そして、そのISを扱う唯一の育成機関は、そのIS学園である」

 

んなこと分かってる。なんで、ISを使わなきゃいけないんだということだよ、俺が聞きたいのは。

 

「理由をあげれば、幾つかあるがまず一つ。君のその力を誤魔化すためだ。なんでも、創った本人ですら、理解出来ないことが数多とあるようだからね。君のように世間で言う超能力や異能と呼ばれるものを、使ったときにまともな言い訳が出来るとしたらそれは、ISの力だと言い張ればいい」

 

ちょっと適当じゃないか、それ。

 

「些か強引なのは認めよう。だが、他にそれより勝る方法があるのかね?だとしたら、是非とも教えてもらいたい」

 

…ホンットウザい。いいから、他の理由。

 

「うむ。二つ目として、君が消し去りたいと強く願うISだが、一方的に嫌悪しているだけでは駄目だとは思わないかい?」

 

いちいちまわりくどいんだよ。

 

「敵を倒すために敵の情報を得るというのは、いたって普遍的であろう?何よりもまず、君がISに向き合うべきだと思うのだ。今の君は、ただISから逃げているだけのように私は見えるよ」

 

……認めたくないけど、理解した。あんたの言ってることはなんとなく理解したよ。

 

「ならいい。三つ目は、ISを扱う育成機関がそこだけのため、IS学園に入学してくる者は、優秀な者たちばかりだ。そういった者たちと関わっていれば、より効率良く、かつより密度の濃いものになるだろう。つまり、より良い経験が積めるということだ」

 

それは確かにそうだな。俺が成長するのも早くなると。

 

「そして最後に、こう見えても私は忙しいのでね。君には生活出来る場所があったほうがいいと思ったのだよ」

 

それだったら、今までの家でも……。

 

「嫌なのだろう?」

 

あぁ。

 

「あまりの即答に少なからず私も驚いているが、だとしたら、今までの理由も合わせてIS学園が最も適しているだろう。全寮制らしいからね」

 

……ちょっといいか?

 

「なんだね?」

 

お前忙しいって、なにしてんの?

 

「くだらないことを聞かないでくれたまえ。我が愛しのマルグリットコレクションの収集に決まっているだろう?」

 

……は?

 

「なにを驚いている。今のどこに唖然とする場所がある?」

 

俺から言わせて貰えば、なんでそんな人間の底辺みたいなことを、あたかもして当然みたいなていで話しているのかが、恐ろしく理解出来ないんだが、このコズミックストーカー。

 

「君には分からないのかね?あの美しき女神のことが!」

 

あぁもう!ホンットウザェよ、糞ニート!!

 




まだ、学園に入ってない……。

次回からは、本編突入です。

今回は思ったより気に入ってもらえたようなので、調子に乗りました。

次回もお待ちください。
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