織斑一夏が世界を壊そうとする話   作:ソナ刹那

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お気に入り400件越えって素直に嬉しいんですけどね?いや、本当にありがとうございますm(_ _)m
…でもね?なんで?
なんでここまでみなさんお気に入りしているか、割と本気で疑問なんですよね〜。
まぁ本当にありがとうございます。
気が向いたなら、これからもよろしくどうぞ。
受験生なんで、あくまで勉強優先ですけどね
…勉強しろよ、俺



25 夏休み 〜後編〜

ケーキを食った後、英仏の2匹は俺の部屋に入りたいとか言ってきたので、渋々中に入れるとなんかもうヤバい顔でヤバいことしそうだったので、鉄拳制裁を食らわしておとなしくしてもらったところ、残りの3人も案の定来やがった。

 

「なんで揃いも揃ってお出ましなんだよお前らは」

「知らないわよそんなの」

「みんな“偶然”今日暇になったんだろ」

「偶然って言やぁなんでも罷り通ると思うなよ?」

「仕方がない。偶然なのだからな」

 

もうこいつら、清々しいくらいに堂々としてやがるな。

 

「んで?どうするよ?不幸にもこんなに集まっちったし。てかまずは飯か。…今から飯を食いに行くにはちっと遅ぇし、食材を買って作るにしてもそれもまた遅し」

 

ったく、なんでこんな中途半端な時間に集まんだよ。せめて飯食ってから来い。

 

「…あぁーお前ら。昼飯蕎麦でいいな。てか異論は認めん」

「…じゃあなんで聞いたのよ」

「あん?なんか文句でも?」

「ないからないから、むしろありがたいくらいよ」

 

おい中華、いくら上がり慣れてるからってくつろぎすぎだろ。慣れてるつっても数年ぶりだろうが。なに我が家みたいにゆっくりしてんだ。幼馴染だからとか、言わせねぇーよ。

 

 

 

 

 

「へぇ…コレがSOBA…」

「おいイギリス、妙に蕎麦の発音良く言ってんじゃねぇよ。誇るべき日本食、ジャパニーズフードなの」

「それは知ってますが…見るのは初めてで…」

「は?学園の食堂にもあったろ?」

 

ちなみに冷やし中華も始まった。別に複雑な家庭環境や劣悪な経営状況に塗れてるどこかのラーメン屋ではなく、普通の食堂のおばちゃんの冷やし中華だ。普通に美味い。

 

「わたくしは基本洋食なので…最近は和食もいただくようになりましたが」

 

イギリス人が洋食ってのはおかしな話だろ。

 

「というかイギリスって魚とジャガイモ以外食うの?」

「た、食べますわよ!…確かに他の国ほど豊かではないかもしれませんけれど」

 

そういやサンドイッチ作ってたっけな。まぁあんな地球外物質をサンドイッチと呼んでいいのかわかんねぇけど。

 

「だったらいい機会じゃあねぇの。今や世界で大注目の和食だ。なんだかんだ俺も和食が一番好きだしな」

「一夏さんは和食が好きなんですの!?」

 

ガタッという音が合計五つ。…必死かよお前ら。

 

「あぁ。俺の胃袋掴みたいんなら、精々和食ぐらい作れるようになれ。イギリス、てめぇはまず食い物を作れるようになりやがれ」

「しょ、精進いたしますわ…」

 

魔術補正のあるこの身体に致命傷を与えるとか、最早こいつの料理こそが魔術だろ。糞ニートもおっかなびっくりだ。

 

 

 

 

 

「…で?昼ごはん食べたらなにするの?」

「俺からすりゃあ、なんで午後もここに居座ること前提で話進めようとしてんのってことなんだが?」

「なんだ一夏。もしや昼食を食べ終えたら、私たちに出ていけとでも言うつもりなのか?」

「逆になんでそんな言われないことに自信があるんだよ」

「だって一夏だからな」

「一夏さんですもの」

「一夏だもんね〜」

「一夏くんだからね〜」

「一夏ならば仕方ない」

「んにゃろぉ、てめぇらぁ…」

 

揃いも揃って…埋めてやろうかこいつら。

 

「………なにするって、逆になにがしてぇんだよ。うちにはたいしたもんはねぇぞ?」

「あんたのこと教えなさいよ」

「は?俺のこと?」

「そうだ。一夏、私はお前の嫁としてお前のことについて知る権利がある!」

「ならお前は俺の嫁じゃないから知る権利はねぇな」

 

なにサラッと重てぇこと言ってんだよ、ロリ兎。

 

「てか、知ってどうすんだよ?」

「どうもしないよ?ただ一夏くんのことを知りたいって思っただけ」

「だって不思議なことだらけじゃない、あんたのこと全て」

 

それ今更。

 

「…まぁ確かに隠し通せるわけでもねぇし。そもそも隠す気なんざねぇけどな。………ちっと待ってろ」

「???」

 

 

 

…おい糞ニート、さっさと来やがれ。

 

(まるでデリバリーのように呼ばれるのは、私とて不愉快なのだが?)

 

知るか。だいたいご都合マゾニートのくせに、馬鹿丁寧にこっちの呼びかけに付き合うお前が悪いんだろ。

 

(呼びかけておいた本人がそれを言うことこそがご都合だと思わないかね?責任転嫁というやつだよ)

 

腹たつなお前マジで。

 

(…第一、君の私を呼ぶ声に親切に耳を傾けて、わざわざこうやって来たのも、君が力のことを話そうとしているからだ)

 

なんだ。話分かってるのか。つーか、別に話そうとは思ってねぇぞ?しようかしまいか考えてただけだ。

 

(そこに大した差異はないがね)

 

ともかくだ。話してもいいんだよな?後からあーだこーだ言われると面倒だ。先に答えろ。

 

(…構わないよ。君の言った通り、最早ISの仕様という説明では限界がある。大々的に公開するのはよろしくないが、君が信頼を寄せる彼女たちだ。良き方向に転がろうと、悪し方向に転がろうと、君がどうにかするのだろう?)

 

責任は持つさ。無責任を言い訳にするには、俺はキチガイすぎる。

 

(ならばよし。そもそも、今の彼女らでは素質という点で、こちらに与える影響は微たるものだけどね)

 

おいおい、妙に含んだ言い方しやがるな?こいつらに手ぇ出したら、お前でも壊すぞメルクリウス?

 

(それはそれで一興。取らぬ狸の皮算用という言葉があるが、それにも満たぬ妄言。それが形を成した時、きっと未知に遭遇出来るのであろう。ならば、その結果も楽しみにしよう。あまり期待はしないがね)

 

言ってろ。すぐにその陰気クセェ面をリンチしてやるからよ。

 

 

 

「…うっし」

「…一夏?」

「あぁ、ちっとこっちの事情でな。気にすんな」

 

あの変態魔術師をどう説明したって、理解するのは至難なことだろうしな。だったらするのは面倒だ。

 

「じゃあ話すけどよ。言っとくが全部ノンフィクションだからな?」

 

そう先に釘だけ刺して、俺は話を始めた。

 

モンド・グロッソの日に起きたこと。それからのメルクリウスとの日々(今となっては糞な思い出)。そしてISを動かしたこと。色々あってIS学園に入学。それからのことは言うに及ばず、事の真相だけを語って簡単な補足とする。それから俺の力のこと。俺の渇望についても。

 

「「「「「………」」」」」

「おい、せっかく人が親切にペチャクチャペチャクチャ喋ってやったんだから、一言二言なんか言えよ。一丁前に白けた面してんじゃねぇ」

 

だが変わらず深刻そうな顔。

あーあ、こんな感じになる気がしたから嫌だったのに。

 

「……正直」

「ん?」

 

一番に開口したのはロリ兎。

 

「唖然としている。…まるで物語を聞かされてるみたいな」

「言ったろうがノンフィクションだって。無理もねぇけど」

 

魔術という言葉をどう処理するかを聞けば、世論は『空想の産物』と片付けるだろう。魔女裁判なんてものが歴史にあるが、根本的に本当にそんな神秘が存在したのか?という事実は確かじゃない。あやふやなままだ。

そういう印象がある中、俺は魔術を使役している。イメージされた魔術師とは違うが、そういった人の埒外にいることには変わりない。

 

「行きすぎた科学は魔法と同じだって誰かが言ってたけどよ、それと同じだろ?何百年前の連中からしてみりゃあ、ISなんてまさに魔法だ。つまりは、あんま不思議に思うな。ISとは別の形をした異形だって捉えれば、そこまで奇奇々怪界でもねぇだろ」

「そうは言っても、ねぇ…?」

「あ、あぁ…ISとはやることのレベルが違いすぎる」

「出来ることが違うだけだっての」

 

俺は空飛べねぇしな。

 

「とまぁそういうことで、俺の話は終わり。そんな聞いて得することでもなかったろ?」

「まぁ…ぶっちゃけちゃうとね」

 

他人に話すようなことでもねぇし。

 

「…なぁ一夏」

「なんだ自称撫子?」

「…私もその力を持てば、強くなれるのか?」

「「「「!?」」」」

 

その発言に周りのメス共も顔色を変える。まるで自分たちも聞きたかったと言うように。

 

「………そりゃあお前、強くはなるだろ」

「なら…!」

「駄目だ」

「っ!」

 

俺の冷たく重い一言に一瞬で固まる。

 

「言ったろ?こいつは人を選ぶ。お前が望んだって得られるもんでもねぇ。与える側の気分次第だ。それにこれは正しくない強さだ。見せかけの、な」

「例えそれでも…!」

「駄目だって言ってんだろ。凡人でも才人でも駄目なんだよ。狂人じゃねぇと使えねぇ。…確かにお前らをまともとは思わないが、まだ凡人の範疇だ。その程度の人間が、あの蛇野郎の色眼鏡に引っかかるわけねぇだろ。てか、俺はそんなの望んでねぇ」

「一夏…」

「強くなりたきゃ飢えてみせろ。現状に満たされるな。飢えて飢えて飢えて、血の一滴まで絞り出せ。お前ら凡人が強くなりたきゃ、ただただ自分を持ち上げるしかねぇんだよ、高みまでな」

「だがそれでは…」

 

そこで顔を曇らせたのは、臨海学校でのことだろう。一度死にかけた俺のことを思い出して、純粋に力を欲してる。

 

「…安心しろ」

「……え?」

「俺はもう負けねぇよ。こんなどうしようもない馬鹿な俺を好くような、俺以上にどうしようもない馬鹿なお前たちを残して勝手に退場なんて、なんかこっちが惨めになってくるわ」

「一夏(さん/くん)……」

 

また顔を赤らめてこっちを艶かしい目で見てくる。忙しいやつらだなお前たち。

なんか腹が立ってきた。

 

「…ていうかなぁ」

「え?」

 

1人ずつ拳を叩きつけて言葉を吐きつける。

 

「弱ぇくせして!」

「痛っ!」

「なに偉そうに!」

「っつ〜!」

「人のこと勝手に!」

「ったぁ!」

「心配してんだ!」

「…痛いよぉ〜」

「なめてんじゃねぇよ!」

「だはっ!」

 

全員の脳天に食らわせる。ちょっと凹んだか?良かったな、最近話題の小顔矯正ってやつだ。

 

「…さて、夕飯の準備でも買いに行きますかねぇ〜」

 

後ろで頭を抑えて呻いているメス共に声をかける。

 

「おい、どうせお前ら、夕飯も食ってくんだろ?」

「「「「「もちろん!!!」」」」」

 

復帰早っ。

 

「んじゃあ、さっさと外出る準備しろ。買い出し行くぞ」

「「「「「は〜〜い」」」」」

 

…まぁ、これはこれでいいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………フランス、そういやお前いたんだな?」

「…………………………え?嘘でしょ?嘘だよね?だってさっきちゃんとパンチしてた…ってねぇ!嘘だよね!?嘘だって言ってよ!ねぇいt





早くバトルシーン書きたい
苦手だけだど書きたい
一応原作7巻くらいまでの大体の展開は考えてるんで、いい加減更識姉妹出したいしね。
まぁ次回から、学園最強(笑)こと楯無さん出てくるんでお楽しみに!ってことで
死ぬまでのうちのいつかまでには書きますよ、いつかまでにはね。
あ、感想待ってますんでよろしくどうぞ。
ちなみに8日作者誕生日、めでたいね

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