織斑一夏が世界を壊そうとする話   作:ソナ刹那

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こんなSSだっけ?どんどん方向性が変わっていく…。

てか、やっぱりバトルシーン下手だな。うんうん。ただ一言。水銀ウザいけど、一夏が言えることじゃないと思う。

あと、お気に入り登録100件突破!!
本当ありがとうございます!!初3桁!!
これからも変わらず拙いですが、付き合ってくれるとありがたいです。頑張って一夏を悪いやつにして見せます!!
目指せ!『一夏が実はイイ奴』説脱却!!



08 中

「やぁ」

「しゃああああおらああっ!!」

 

部屋に入るといきなり、俺のベットに横たわっていたニートが一匹。

 

「なんでいやがる糞ニートぉ!!というかニュルってなんだよ、ニュルって!!躱しかたが気持ち悪いんだよ!!」

「ふっふっふ、君如きの力で私に傷を負わせるなど笑止千万。片腹痛いわ」

「うっせぇ!!さっさと消えろ!」

 

くそっ!本気で消し飛ばしてるのに、なんだよニュルって。あぁもうウゼェ!そのニヤニヤやめやがれ[自主規制]!!

 

「落ち着きたまえ織斑一夏」

「落ち着けだぁ?落ち着けと?人の部屋に勝手に上がって勝手にベットに寝転がってくつろいで勝手にテレビつけて

マルグリットさんの映像見ながらグヒヒヒ笑ってる変態野郎を見てどう落ち着けってんだコズミックストーカーぁ!!」

 

こいつは俺になんでカンに触るようなことしか言わねぇんだよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでなんのようだ?本当に何も用がないならガチで帰れ。そんでもって宇宙の果てで塵となれ」

「いや、ただ語らいを。世間話でもしようかと思ってだな」

「うんうん、帰れ」

 

なんでてめぇと世間話しなきゃならねぇんだよ。主婦か?お前は主婦か?

 

「なんでも、君の古き友人と再会したようだね」

「……それがなんだって?」

「いや、君に親友と呼べる者がいたのだと、少しばかり驚いてね」

「どいつもこいつも、俺のことをなんだと思ってやがる。……別に親友なんかじゃねぇ。ただの知り合いだ」

「その割には親しかったようだが?」

「向こうが一方的に絡んで来ただけだ」

「なら、なぜ突き放さない?」

「……」

 

んなもん俺が知りたいわ…。

 

「…今更だけど、あんなに大胆に力使ってよかったのか?こういうのって隠しとくのがセオリーじゃねぇの?」

「とは言っても、あくまで君がこの学園に通う理由はこの力をいち早く完全に我が物にするためであろう?ならば、使わないのであれば本末転倒であろうよ」

「…まぁ、そうか」

「とは言っても、確かに使いすぎるのもよくはない。それに頼らざるを得なくなるからね」

「……あんまりなめんなよ?」

 

ただでさえいるだけで気分悪くなるのに、口開かれたらますます吐き気する。

 

「お前の思った通りにならねぇ。言ってたなぁ、未知を求めてるんだっけか?なるといいな、未知との遭遇に」

「あぁ、楽しみにしているよ」

 

やっとベットから立ち上がる糞ニート。テレビも切ってけ。

 

「そういえば」

「あ?なんだ?」

「君は……いつ知ったんだい?」

 

その言葉に部屋が沈黙に包まれる。

 

「……そんなこと、お前に話す義理はない。というか、どうせ知ってんだろ?」

「君自身の口から聞かねばならないであろう?」

「どうせお前の推測なんてほとんど確信なんだから、いいよ。お前に何でも話すわけでもないしな」

 

あぁイラついて来た。

 

「さっさと失せろ。目障りだ」

「そうだな。特にここにいる理由もなかったしね」

「んじゃ最初から来るな」

 

どいつもこいつも気にくわん。

 

「……いずれてめぇもぶっ壊してやるよ、蛇野郎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「待ってたわよ、一夏」

「そうかい」

 

クラス対抗戦本日。目の前には紫がかった紅いIS。

 

「アンタに勝って教えてもらうから……!」

「なら、せいぜい足掻けよ?凰鈴音」

 

試合開始のブザーが鳴る。

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘開始と同時に距離を取るため後方へ急加速するツインテ。それと同時になにかぶっ放してくる。

 

「……こりゃまた、随分とおっかなびっくりな空気砲だなぁ。ナニえもんだよお前?」

 

放たれたのは見えない砲弾。おそらく空気を圧縮して撃つ衝撃砲だろう。

 

「そんなこと言って、ホント全然効いてないじゃない!」

「いい風だったぞ」

 

所詮そんなもんだ、ISのパワーなんて。

 

「……けど、一応ちゃんと勉強してきたじゃねぇの、中華娘」

「当たり前じゃない……っ!」

 

あのツインテ小娘は、俺と一定距離を保ちながら衝撃砲を放っている。つまり、俺の欠点に気づいてるというわけだ。相変わらず嫌なところで鋭いなぁウザい。

 

俺はまだ未熟なため、対象物を確認したところで、それとの距離があると破壊することができない。つまり射程範囲があるということ。

実力をつければそういうのは無くなるらしいが、いつになることやら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょこまかと鬱陶しいなぁ、ちびっ子ぉ!」

「近づけないんだもん!どうしようもないじゃない!」

 

だからってそんな逃げるように戦われても、コッチのやる気が無くなるっての。

 

「……やめだやめ」

「え?」

「5分だ。そんだけくれてやる。5分の間はぶっ壊すのはやめてやる」

「……つまり、ハンデ?」

「あぁ」

 

このまま続けたって何も面白くない。暇な時間になるくらいなら、いっそアリーナごと崩壊させちゃうか。

 

「プライドとか、自分の力でとか、甘ったるいこと言うんじゃないだろうなぁ?チョコレートチャンクピザにさらにシュガー追加ぐらい甘ったるいわ、中華。やり遂げたいことがあるなら、どんな手を使ってでもやろうってくらいの意地汚さ見せてみろって」

「……かっこ悪いとか、みっともないとか、そんなこと言ってられないわよね。えぇ!そのハンデ乗ってあげる!」

「ウゼェよ。上からもの言うな。……んじゃ、レディ…ゴッ!!」

「ハァァァァッ!!」

 

叫びながらこっちに迫ってくる。

 

「…もっと力入れろよぉ、なぁ!」

「ッ……!!」

 

斬りかかってきたデッカなブレードを払いのけて、蹴りを食らわす。一瞬でアリーナ端までぶっ飛ぶペッタン子。

 

「アンタ……どんな、身体、してんのよ……!」

「少なくともお前と基本スペックが違うんだよ、ペッタン子?」

「アンタァ、言ってはならんことを……!!」

「そんなザマで何が成せるんだよ?別に骨は折れちゃいねぇだろうがよぉ、結構キツイだろう?」

「見りゃあ…分かるでしょう…が!」

 

既に満身創痍に見えるペッタン子。

 

「アンタはあたしを怒らせた!!」

「んじゃ頑張れ」

「[自主規制]ーーー!!」

 

放送出来ない言葉を吐きながら空を駆けてくるペッタン子。

 

「おとなしく[自主規制]しなさいよ!!」

「うっせぇんだよ!そんな大声で汚い言葉吐いてんじゃねぇよ!一回自分の性別をもう一回調べて来やがれ!」

「アンタに言われたくないわぁぁ!」

 

数々降りかかる斬撃を軽く避けながら叫び続ける。

 

「[自主規制]して[自主規制]しながら[自主規制]なさいよーーーっ!!」

 

お前本当は女じゃねぇだろう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……随分と、過激ですわね」

「……だな」

 

観客席で隣同士に座っているのは、篠ノ之箒とセシリア・オルコット。

 

「けど、笑っていますわね。一夏さん」

「……だな」

 

二人の目には、上空を舞う二機のISが荒々しくも、その喧嘩を楽しんでいるように見えた。まるで子供のじゃれあいのように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おらおらおらおらぁ!どうしたよぉ!そんなもんかよぉ!もう終わりかよぉ!」

「くっ……ハァァァァッ!」

 

斬ったり撃ったり斬ったり撃ったり斬ったり撃ったり、なかなか頑張ってきたんだなぁと思うような戦闘技術。人間相手には驚異だろうなぁ。胸のこと言われたペッタン子は鬼の如し。

 

「けど、飽きたな」

「え?」

 

一旦距離を取る。

 

「少し、実験に付き合ってけ」

「いったい、何を……」

 

イメージする。この間破壊した鉄の塊をイメージする。

 

「なっ……!」

「…ふぅ、出来た。……蒼くてブルー・ティアーズなら、ホワイト・ティアーズか?まぁ、ネーミングはニートがつけたがるか?知らん。どうでもいい」

 

俺が造ったのは、言ってしまえばあの耳キーンのプカプカ浮いてたやつの白いバージョン。

 

「アンタそれ!セシリアのやつじゃない!なんでアンタがっ!?」

「うるさい喚くな。なんでもかんでも優しく手取り足取り教えて貰えると思ったか?クソ甘ちゃん」

 

全砲門をあいつに向ける。

 

「あいにく、耳キーンみたいにビットの適正はねぇからぁ?あちらこちらに飛ばせないけどぉ?一斉にドッカーンくらいは余裕なんだよぉ。というわけで、ドッカーン」

 

一斉にレーザーが放たれる。これを見ると、案外爽快なもんだなぁ。

 

「ちょっと!あまりにもチートじゃない!!」

「何を今更。織斑一夏と書いてチートて読むだろ?織斑一夏(チート)って感じで」

「知らないわよそんな自己設定!!」

 

……少しずつわかってきた。

ちょっとビットの向きを変え始める。

 

「ちょっとアンタ!何今この瞬間に成長してんのよ!」

「それが俺クオリティだぁ、よぉおお!!」

 

一つずつコントロール出来るようになってきた。おお、才能あるじゃねぇか。これで、あの縦ロールの利点はモスキート音を出せるくらいじゃないか。

 

「けど、もう終わり」

「え…………っ!!」

 

急加速、中華のISを掴む。

 

「タイムリミットだ」

「あっ…」

 

約束の5分が終了した。

 

「次は、勝つから!」

「期待しないで待ってるわ」

 

消えろ。

 

「新しい始まりに祝福を。凰鈴音」

 

小娘のISが消し飛び、試合終了のブザーが鳴り響く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーあ、負けちゃった」

 

俺の腕の中の中華がそんなことが呟く。

 

「当たり前だ。たかがお前みたいな人間が俺に勝てるわけないだろう?」

「何よそれ。アンタが人間じゃないみたいじゃないの」

「俺が普通の人間に見えるのか?頭大丈夫か?御花畑か?蟹味噌か?精神科行ってこい」

「それもそうね〜」

「そこから何も追求してこないあたり、適当というかなんというか馬鹿」

「聞いて欲しいの?」

「聞いたら突き落とす」

「予想通り選択肢がないっ!」

 

馬鹿なことを言っていたら、背後で騒音が。

 

「……なんだ、てめぇ」

 

そこには黒い塊が舞い降りていた。

 

 




次回は、無人機戦。
とりあえず、さっさと終わらせます。

感想等待ってます!!来たら五体投地しながら歓喜に震えます!!
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