私の恋活ストーリー? 課題は「恋愛PDCA」!   作:シン_クワちゃん

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第六話「ねぇサキちゃん、明日はこの服でいいかしら?」

加山君と紗弓ちゃんが付き合い始めてからも、私たち四人の大学生活は、特に変わることなく続いていた。

 

お昼休みには、いつものように四人で学食に集まる。加山君と紗弓ちゃんは、以前よりも少しだけ距離が近くなったように見えるけれど、私たちの前で特別に何かをするわけではない。二人とも、そういうところは案外いつも通りだった。

 

七月の定期試験が終わると、大学は夏休みに入る。

せっかくの長い休みなのだから、私も何か新しいことをしてみたい。そう考えていた時に、大学のホームページに載っているアルバイト情報で家庭教師の募集を見つけた。

面接を受けたところ、相手は高校二年生の女の子。まずは夏休みの間、週に三回、勉強を教えることになった。

人に勉強を教えるのは初めてだけれど、私自身、受験勉強ではいろいろと工夫してきた。相手に合った教え方を考えるのも、きっと勉強になると思う。

 

そんな話を、ある日のお昼休みに四人でしていた。

「へえ、サオリン、家庭教師やるんだ。すごいね」紗弓ちゃんが感心したように言う。

「そんなことないよ。私に教えられる範囲のことを、教えるだけだから」

「それがすごいんだって。私なんか、高校生に勉強を教えてって言われても困っちゃうもん」

「紗弓ちゃんだって、得意なことを教えられるでしょ」

「うーん、そうかなあ。女子力を上げる方法とか?」

「それは、むしろ私が教えてほしいかも」

そんなことを言うと、紗弓ちゃんは「サオリンはそのままでいいのに」と笑った。

 

「加山君たちは、夏休みはどうするの?」

「俺と紗弓は、ファミレスのシフトを増やす予定。夏は忙しくなるからな」

加山君が答えると、紗弓ちゃんも頷いた。

「そうそう。稼げるときに稼いでおかないとね」

「山崎君は?」

「僕は学習塾のアルバイト。夏休みは夏季集中講座があるから、生徒が増えて忙しくなると思う」

「学習塾?」私は思わず聞き返してしまった。

「うん。高校生のときに通っていたあそこ。大学に入ってから、そこでアルバイトを始めたんだ」

「そうだったんだ……」

 

私は、山崎君があの塾でアルバイトをしていたことを知らなかった。

私も通っていた進学塾、もちろん知っているところなのに。

 

大学に入ってからも、山崎君とは何度も話をしている。それなのに、そんなことも知らなかったなんて。

どうして教えてくれなかったのだろう。そんな不満が、胸の中に浮かんだ。

 

考えてみれば、山崎君は自分が何をしたいとか、何をやってみたいとか、積極的に話す人ではない。

私が何かを尋ねれば答えてくれるし、こちらの話もきちんと聞いてくれる。でも、自分のことはあまり話してくれていないと思う。

それが悪いことだとは思わない。相手の話を聞いてくれるのは、山崎君の優しさでもあるのだろう。

 

でも。私は、山崎君のことをもっと知りたい。

何が好きで、何をしていると楽しいのか。どんなことを考えて、これから何をしたいと思っているのか。

せっかく大学で一緒に過ごせるようになったのだから、そういう話もしてみたい。私ばかりが質問するのではなく、山崎君からも自分のことを話してくれたらいいのに。

 

そんなことを考えながら、私はお昼ご飯の残りを口に運んだ。

 

★☆★☆★☆

 

どうして、僕はアルバイトのことを早田さんに話さなかったんだろう。始めたときに、ひと言伝えておけばよかった。

早田さんも同じ塾に通っていたのだから、先生たちのことも知っている。もしアルバイトを探していたなら、働きやすかったはずだ。

夏休みの集中講座に向けて、追加の募集だってあったかもしれない。

それに、もし同じ塾で働くことになっていたら、今よりも話をする機会が増えていたはず。

 

加山と鈴木さんは、同じファミレスでアルバイトをしている。あの二人が自然に仲良くなっていったのを見ていると、同じ場所で過ごす時間が増えることには、それなりの意味があるのだと思う。

僕だって、早田さんと一緒に過ごす時間を増やしたい。だったら、どうして何も言わなかったのか。

今さら考えても仕方がないことなのだけれど、つい考えてしまう。

 

いやでも、そもそも僕から同じアルバイトを誘ったりしたら、どう思われるだろう。

急に同じ塾で働こうなんて言ったら、何か下心があると思われるかもしれない。早田さんが本当にアルバイトをしたかったかどうかだって分からないのに……。

そうやって考えているうちに、話すタイミングを逃してしまった。

 

この前、Jiminiで相談して考えたデートプランだって、まだ早田さんには話せていない。

自分から誘おうと決めたはずなのに、僕はいざとなると、どうしてこうも考えすぎてしまうのだろう。

 

そんなことをしているうちに、大学は夏休みに入ってしまった。

 

塾のアルバイトは忙しくなったとはいえ、今日は久しぶりの一日休み。街へ出て、新しい本でも探してみようと思い立ち、気持ちを切り替えて支度を始めた。

 

★☆★☆★☆

 

水族館に行って、映画を見たあの日から、山崎君とは大学でよく一緒に過ごしている。

お昼を四人で食べたり、講義の前後に話をしたり。山崎君からメッセージが来ることもある。

けれど、あれ以来、四人でどこかへ出かけたことはないし、山崎君から二人で出かけようと誘われたこともなかった。

 

私からまた誘うというのも、何だか違う気がするし、そもそも、次はどこに誘えばいいのだろう。

水族館と映画には行った。ほかに何か、山崎君が楽しめそうな場所はないだろうか。

考えてみても、これというものが浮かばない。そんなことを考えているうちに、夏休みになってしまった。

 

今日は家庭教師のための参考書を探しに、街へ出ることにした。

教える相手は高校二年生で、将来は大学進学を考えているらしい。最初の日に志望校の話も聞いたので、本人の学力や目標に合った参考書を探したい。街の一番大きな本屋さんなら、きっと見つかるだろう。

 

参考書のコーナーで何冊か手に取り、内容を比べながら選んでいく。説明の仕方や問題の難易度を見ていると、自分が受験生だったころを思い出したりもしたけど、ようやく一冊を決めて、会計を済ませた。

 

せっかくここまで来たのだから、文庫本のコーナーにも寄ってみよう。

好きな作家の新作が、そろそろ文庫になっていてもおかしくない。そう思って棚を見ていると、見覚えのある横顔が目に入った。

 

「あれ、山崎君?」

声をかけると、彼は少し驚いたように振り向いた。

「早田さん。こんにちは」

「こんにちは。お買い物?」

「うん。最近、あまり本を読めていなかったから、何か買おうと思って」

「そうなんだ。私も、家庭教師で使う参考書を買いに来たところなの」

そこまで話して、会話が途切れた。

 

大学で会えば、いつも通り話せるのに。こうして二人だけで、しかも思いがけない場所で会うと、何を話せばいいのか分からなくなってしまう。

山崎君も同じなのか、棚に並ぶ本へ視線を移している。

「……早田さんは、何か探していたの?」

「うん。好きな作家の新作が文庫になっていないかなと思って」

「誰の本?」

私が作家の名前を答えると、山崎君の表情が少し明るくなった。

「あ、その人、僕も好きだよ。新作なら、もう文庫になっていたと思う」

「本当?」

「たぶん、この辺りに……」

山崎君が棚の一角を指さす。そこには、探していた本が並んでいた。

「あった!」

「よかったね」

「ありがとう、山崎君。私、全然気づかなかった」

「僕も、さっき見たばかりだから」

 

そこからは、自然に話が続いた。

その作家のどの作品が好きかとか新作の評判。最近ほかに面白い本を読んだか。話をしているうちに、私も山崎君も、いつの間にか本を選んだり、紹介したりすることに夢中になっていた。

 

「山崎君は、こういうミステリーも読むんだね」

「うん。謎解きそのものも好きだけど、登場人物の考え方が少しずつ分かってくるところも面白いと思う」

「分かる。最初は何でもないように見えた言葉が、後から読むと違う意味に思えてくることがあるよね」

「そうそう。だから、読み終わった後に、もう一度最初の方を読み返したくなるんだ」

「私も、それで時間がかかっちゃうことがあるの」

山崎君が笑った。私もつられて笑う。こうして話していると、やっぱり楽しい。

 

好きな本の話なら、話題に困らない。相手がどういうところを面白いと感じるのかを聞くのも楽しいし、自分が好きなところに共感してもらえると嬉しい。山崎君と、もっとこういう話をしたい。

 

大学では、授業のことやその日の出来事を話すことが多い。もちろん、それも楽しいけれど、好きなものについて話す時間は、少し違う気がした。

 

お互いに選んだ本を手に、会計を済ませて店を出る。そこで、私は空を見上げた。

 

「あ、雨……」

さっきまでは降っていなかったはずなのに、いつの間にか細かな雨粒が落ちてきていた。

私はバッグから折り畳み傘を取り出す。

 

「山崎君は、傘持ってる?」

「いや、持ってないけど、駅まで近いから大丈夫だよ」

山崎君はそう言って歩き出した。

 

確かに、駅まではそれほど遠くない。小雨なら、少し濡れるくらいで済むだろう。私も傘を開いて、彼の後を追った。

ところが、歩いているうちに雨脚が強くなってきた。

 

「思ったより降ってきたね」

「そうだね……」

山崎君の肩にも、雨粒が目立つようになっている。

「よかったら、一緒に入る?」

私が傘を少し傾けると、山崎君は一瞬ためらった。

 

「え、いいの?」

「うん。濡れちゃったら大変だし」

「ありがとう。じゃあ、お言葉に甘えて」

山崎君が傘の下に入ってくる。途端に、傘の中が狭くなった。

 

当然だけど折り畳み傘は一人用、二人で入れば窮屈になる。

私は、山崎君が濡れないように傘を少し右へ傾けた。すると、今度は自分の左肩に雨が当たる。

角度を調整し直すと、歩幅が合わなくなった。

私は歩く速度を落とした。山崎君もそれに合わせてくれたようだが、今度は彼の肩が傘からはみ出しそうになっている。

 

「早田さん、そっち、濡れてない?」

「大丈夫。山崎君こそ、肩が出てるよ」

「僕は平気だから」

「でも、濡れちゃうでしょう?」

「早田さんが濡れる方が困るよ」

そう言って、山崎君は傘の中心を私の方へ押し戻した。そのせいで、今度は彼の肩が雨にさらされる。

 

「山崎君、これでは意味がないよ」

「いや、でも……」

お互いに相手が濡れないように気を使っているのに、結果として二人とも不自然な姿勢になっていた。

 

それに、距離が近い。歩くたびに肩が触れそうになる。ときどき、本当に触れてしまう。

傘の中で、相手の体温まで意識してしまうなんて、私なんか変。

 

そもそも、傘を持っていない山崎君が悪いわけではない。急に降り出したのだから、仕方がないことだ。それなのに、どうして私は、こんなに落ち着かないのだろう。

 

「……あそこ、カフェがあるね。少し雨宿りしていかない?」

山崎君が前方を指さした。

「そうね。そうしましょう」私は、ほっとして頷いた。

 

★☆★☆★☆

 

僕らはカフェに入り、窓際の席で飲み物を注文すると、ようやく落ち着いて話せるようになった。

「ごめんね。僕が傘を持っていなかったせいで、寄り道させちゃって」

「そんなことないよ。私も、少し雨宿りしたかったし」

そう答えたものの、さっきまでの距離の近さを思い出すと、何となく視線を合わせづらい。

 

でも、こうして二人で話せること自体は、嬉しかった。

大学で顔を合わせる機会は多い。それでも、こうして予定もなく二人で過ごす時間は、はじめてのことだ。

 

せっかくの機会なのだから、もう少し話をしたい。そう思っていると、早田さんの方から話しかけてくれた。

「さっきの本、山崎君はどれを買ったの?」

「僕はこれ。前から気になっていたんだ」

「面白そうだね。読んだら感想を聞かせてほしいな」

「うん。早田さんが買った本も、読んだら教えてよ」

「もちろん」

そんな会話をしているうちに、少しずつ緊張がほぐれていった。好きな本の話なら、やっぱり楽しい。そして、ふと思った。

 

今なら、誘えるんじゃないだろうか。

 

前にJiminiで相談して出てきたデートプラン。魔法学校のような世界観の中で、本を選んだり、謎解きを楽しんだりするコースだ。

早田さんも、本が好きだ。こういう場所なら、きっと楽しんでくれると思う。

 

でも、急に誘ったら、どう思われるだろうと、また考え始めてしまう。

ただ一緒に出かけたいだけだ。早田さんと話していると楽しいから、もっと話がしたい。それだけなのに。それなのに、どうして僕は、相手がどう受け取るかばかり気にしてしまうのだろう。

 

早田さんだって、さっき本の感想を聞かせてほしいと言ってくれた。僕と二人で過ごすことに抵抗はないはずだ。

 

だったら。

せっかく、二人で話す機会ができたのだから。この偶然を、ただの偶然で終わらせたくない。

 

「あの、早田さん」

「はい?」

話を切り出そうとして、ほんの一瞬、言葉に詰まった。

 

今さら何をためらっているんだ。

誘ってみて、もし都合が悪ければ断られる。それだけのことじゃないか。

 

「今度、よかったら、一緒に出かけない?」

口に出してから、心臓が少し速くなった。

 

「え?」

早田さんが目を丸くする。

 

「あ、もちろん、予定が合えばでいいんだけど……。本が好きな人なら楽しめそうな場所を見つけたんだ。ちょっと謎解きみたいなこともできるところで」

 

慌てて説明を付け加える。これでは、誘っているというより、場所の紹介をしているみたいだ。

 

早田さんは、少し考えてから微笑んだ。

「面白そう。私、そういうところに行ってみたい」

「本当?」

「うん。ぜひ行きたいな」

 

その返事を聞いた瞬間、胸の中にあった緊張が、すっとほどけた。

「じゃあ、詳しいことは、また連絡するね」

「うん、楽しみにしてるね」

早田さんがそう言ってくれた。

 

僕は、嬉しかった。ようやく、自分から誘うことができた。

プランを考えただけで、実際に誘わなければ意味がない。そんなことは分かっていたはずなのに、なかなか動けなかった。

 

でも、今日は誘えた。ほんの少しだけ、自分が変われたような気がした。

 

★☆★☆★☆

 

明日は、山崎君とお出かけする日。私はクローゼットを開け、何を着ていこうか考えていた。

 

「サキちゃん、どう思う?」

ベッドの上に座っている猫のぬいぐるみに話しかける。もちろん、返事はない。

 

でも、こういうときに誰かに相談したくなる気持ちは分かる。ましてやサキちゃんは山崎君がくれたんだし。

 

まずは、白いブラウスを取り出してみる。次に、茶色のスカートを合わせてみる。

鏡の前に立って、少し考えた。

うーん。悪くはないけれど、何だかいつもと変わらない気がする。

 

別の服を出して、また合わせてみる。

そうしているうちに、去年、高校三年の夏休みに友人たちと出かけたときに着た、水色のワンピースが目に留まった。

派手すぎず、落ち着いた色合いで、着ていても窮屈ではない。鏡の前で合わせてみると、なんかピンときた。

これにしよう。あの時みたいに、髪はアップにしてみよう。

 

普段はあまりしないけれど、せっかくのお出かけなのだから、少しくらい変えてみてもいいと思う。

そう決めて、私はワンピースをハンガーに戻した。

 

明日は、山崎君と二人で出かける。

水族館と映画に行ったときも、二人で過ごす時間は楽しかった。

でも、今度は山崎君の方から誘ってくれた。それが、嬉しかった。

 

私はサキちゃんを抱き上げて、そっと頬を寄せた。

 

 

翌朝、いつもより早く目が覚めた。

まだ時間には余裕がある。もう少し寝ていてもよかったのだけれど、二度寝をして寝坊したら困るので、そのまま起きることにした。

 

リビングへ行くと、母が朝食の準備をしていた。お父さんはもう仕事に出かけたみたい。

「あら、早いのね。今日は出かけるの?」

「うん。友達に池袋に遊びに行こうって誘われているから」

「ふうん。男の子?」

「えっと、そうだけど……」

母の手が、ぴたりと止まった。

「なになに、デートなの?」

「違うから。友達だし」

思わず、少し強い口調で答えてしまった。

 

母は、何か言いたそうな顔をしていたけれど、それ以上は追及せず、ふんふん~と鼻歌を歌いながら朝食をテーブルに並べた。

 

食事を終えると、私は部屋に戻って身支度を始めた。

昨日決めた水色のワンピースを着て、髪をアップにする。普段は日焼け止めを塗るくらいで、化粧らしい化粧はほとんどしない。でも今日は、日焼け止め効果のあるファンデーションを使い、リップもピンクパールのを塗った。

 

これで、よし。鏡の前で全身を確認してから、バッグを持ってリビングへ戻った。

 

出かけようとする私を見て、母が目を細める。

「あら、かわいいじゃない。今日はずいぶん気合が入っているのね」

「そ、そんなことないよ」

「そう?お母さんには、どう見てもデートに行く女の子に見えるけど」

「だから、違うってば!」

母は楽しそうに笑っていた。

からかわれるのは恥ずかしい。けれど、母の顔を見ると何だか嬉しそうだ。……どうしてだろう。

考えていると、また何か言われそうだったので、私は「行ってきます」と告げて、早々に家を出た。

 

待ち合わせの時間には、まだ余裕がある。それなのに、駅へ向かう足は、いつもより少し速くなっていた。

 

待ち合わせ場所に着いたのは、約束の十五分前だった。

さすがに早すぎたかな。

そう思いながら周囲を見回すと、すぐに見覚えのある姿が目に入った。

私が近づくと、気づいて軽く手を上げてくれる。

 

「早田さん。おはよう」

「おはよう、山崎君。……早いね」

「うん。僕も、ちょっと早く着いちゃって」

そう言って、山崎君は少し照れたように笑った。

私も、つられて笑う。

 

十五分も早く着いてしまったのに、山崎君はもう待っていた。それが何だか嬉しくて、私は胸の奥が少し温かくなるのを感じた。

 

「じゃあ、行こうか」

「うん」

「あ、そうだった」

「え、なに?」

「今日の服、素敵だね。似合ってる。それに髪もいつもと違っていいなって」

「あ、ありがとう。なんか山崎君がそんなこと言うの、なんか不思議」

「不思議かな?」

「だって、普段そんなこと言わないでしょ」

「……でも、言った方がいいかなって思ってさ」

「そっか。でも嬉しいです」

私は頷いて、山崎君の隣を歩き始めた。

 

今日のお出かけが、楽しい一日になりますように。

そう思いながら。

 

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