ジョニィ・ジョースター、テラを往く 作:マイルドハイブリッド
第5話です。ロドスの腕っこきと、甲板で手合わせをします。
蹄が甲板を打つたびに、乾いた音が風の中へ散っていった。
スロー・ダンサーは首を低く伸ばし、広い甲板の端から端までを駆けていた。ジョニィは鞍の上で手綱をゆるめ、馬の好きなように走らせている。脚の運びは軽く、久しぶりの全力にも少しのためらいもない。
テラに来て七日目の朝、ロドスの艦は荒れ地の窪みで脚を止め、屋根のように閉じていた上の甲板を空へ開いていた。
蹄鉄は、確かに鉄の輪の形をしていた。
ただし内側には、爪の先ほどの小さな部品がいくつも埋めこまれていて、蹄が床を蹴るたびに、甲板の隅でクロージャが歓声を上げる。
「うわ、すっご! 今の踏みこみ、記録の目盛りが振り切れたよ! ねえ君、もう一周! 今度はもっと内側を回って!」
ジョニィは返事の代わりに手綱を引き、馬を並足に落とした。クロージャのそばまで戻っても、彼女は手元の板に流れる数字の列に夢中で、顔も上げようとしない。
「鉄の輪でいいって、言ったはずだ」
「鉄の輪の形でしょ? 中身の話はしてないもん」
「屁理屈じゃあないか」
「技術屋の理屈って言ってよ。それより君、この子って本気を出すと、まだ速くなるの?」
「こんな狭い所じゃ、半分も出してない。平らな道がまっすぐ何キロも続けば、もっと走る」
「何キロも! うわあ、記録取りたいなあ。艦が次に停まる所、平原だといいのに」
クロージャは板を胸に抱えて、うっとりと空を仰いだ。ジョニィは鞍の上で額を押さえた。
「……ケルシーへの請求は、どうなった」
「まだ返事が来ないんだよね。たぶん読んでないか、読んだうえで黙ってるかのどっちか。どっちにしても、怒られるのはあたしじゃないし」
それでも、スロー・ダンサーの首筋は汗で光り、鼻息は満足げに弾んでいる。走れる場所がある、ただそれだけのことで、この数日、胸の底にたまっていた重たいものが、少しだけ軽くなっていた。
▽
甲板の昇降口から、靴音の揃った一団が上がってきた。
先頭は大柄な男で、肩幅が広く、背中には人の背丈ほどもある大きな盾を負っている。後ろに続く五、六人の隊員たちは、甲板を歩き回る見慣れない生き物に気づくと、揃って足を止めた。
「おいおい……クロージャ、こいつがお前の言ってた新顔か」
「そ。ジョニィっていうの。で、こっちがエース。うちのエリートオペレーターで、E3小隊の隊長だよ」
エースと呼ばれた男は、スロー・ダンサーを頭から尾まで眺め、低く口笛を吹いた。
「でかい駄獣だな。脚がやけに細いが、これで荷が運べるのか」
「馬だ」
ジョニィが言うと、エースは片眉を上げ、それから喉の奥で笑った。
「馬、か。覚えておこう。……ケルシーの所で一悶着あったって噂の男が、どんな奴かと思えば、ずいぶん若いじゃないか。医療区画で、あの人と睨み合ったらしいな。一歩も引かなかった新顔がいると、艦じゅうの話の種さ」
エースの声に、からかう色はなかった。値踏みするような目でもなく、古い馬具の傷を確かめる職人のような、静かな目だった。
「単刀直入に言おう。この艦には、戦えない連中も大勢乗っている。お前さんの力がどれほどのものか、一度この目で見ておきたい。手合わせを頼めるか」
ジョニィは、すぐには答えなかった。爪の残りを数える。両手で十本、昨夜のカモミールの茶のおかげで、すべて生え揃っている。
「……殺さない。それでいいなら」
「当たり前だ。俺も、お前さんを壊すつもりはない」
「それと、全部は見せない。いちばん強いのは、馬が要る。人に向けて撃つものじゃない」
エースは一瞬だけ目を細めたが、何も訊かずに頷いた。
「お前さんの力は、アーツとは違うと聞いたが」
「スタンドだ。名前は『タスク』。爪を回して撃つ」
「爪を、ねえ。ずいぶん変わった得物だな」
後ろの隊員たちが、早くも小声でざわつき始めていた。
「隊長に賭ける奴。……全員かよ、それじゃ賭けにならねえ」
「誰か新顔に張れって。ほら、爪だぞ、爪」
「なら、俺が張ろう」
エースが背中越しに言い、隊員たちがどっと沸いた。
「隊長が、自分の負けに賭けるんですか!?」
「勝ち負けじゃない。面白い方に賭けるのさ。お前たちも、いずれ分かる。……クロージャ、立会いを頼む」
「はいはーい。記録は取らせてもらうからね。あ、甲板に穴を開けたら修理代は別だよ」
「穴は、開くかもしれない」
「えっ」
クロージャの笑顔が、少しだけ引きつった。
ジョニィは鞍から降り、手綱を鞍に結んで、スロー・ダンサーを甲板の端に待たせた。
▽
甲板の中央で、二人は二十歩ほどの間を空けて向き合った。
エースが盾を体の前に構えて膝を軽く落とすと、大柄な体は盾の陰にすっぽりと収まった。隙らしい隙は、どこにも見当たらない。
ジョニィは右手の人差し指を立て、爪を回した。
「始め!」
クロージャの声と同時に、爪弾が飛んだ。
硬い音がして、弾は盾の表で弾かれ、火花を散らして甲板を転がっていった。盾の表には、引っかいたような浅い筋が一本残っただけだった。
隊員たちから、笑いまじりの声が上がる。
「なんだ、豆鉄砲か?」
エースは笑わなかった。盾の陰から、ジョニィの指先だけをじっと見ている。
――ACT1じゃあ、金属は抜けない。
分かっていたことだった。けれど、黄金の回転は思い出すだけでは生まれない。その場にある自然の中から、自分の目で見出さなければならない。
鉄と機械ばかりの甲板で、ジョニィの目は、甲板の端に立つスロー・ダンサーを捉えた。首から肩へ流れる鬣の線、耳の形、蹄の丸み。生き物の体にだけ宿る、黄金の長方形の比率が、そこにあった。
ジョニィはその線を目でなぞり、比率を指先へ移した。
中指の爪が、さっきとはまるで違う唸りを上げた。
『タスク』――ACT2。
撃った瞬間、甲板を叩く衝撃が足の裏まで返ってきた。爪弾は盾の縁に食いこみ、縁ごと大きく抉り取って、その後ろの甲板にまで深い溝を刻んだ。鉄の破片が、ぱらぱらと降りそそいだ。
笑い声が、ぴたりと止まった。
エースの体が半歩だけ後ろへ流れたが、それでも盾は手放さず、抉れた縁を下に向けて構え直した。
「……防いだぞ」
エースが一歩、踏み出した。
その足元へ向かって、甲板の上を黒い点が這っていた。爪弾が残した、回転の穴だった。穴は意思を持つもののように、エースの靴先を目がけて床を進んでいく。
「『回転』は穴になっても死なないぞッ!」
エースが目を見開いた時には、穴はもう、靴先まで指一本の所に迫っていた。
ジョニィは最初から、足を外して撃っていた。穴は寸前でわずかに逸れ、エースの靴先をかすめて甲板の端へ這っていき、そこで小さく縮んで、消えた。
八秒。長い八秒だった。
誰も声を出さなかった。エースは、穴の消えた床と自分の靴先とを見比べ、それからゆっくりとジョニィを見た。
「今のが、お前さんの本気か」
「あれが体に触れたら、あんたは死んでた」
「……だろうな。なら、撃たせる前に詰めるしかない」
言うが早いか、大柄な体が盾ごと突っこんできた。思っていたより、ずっと速い。二十歩の間合いが、瞬きのたびに削られていく。
爪は足りている。足りないのは、殺さずに止める手だ。離れて撃っても、当てずに逸らすしかない以上、決め手にはならない。そして近い間合いは、ジョニィのいちばんの弱みだった。
ジョニィは、右手の爪を自分の胸に向けた。
そして、撃った。
甲板の空気が、凍りついた。
隊員の一人が悲鳴を上げ、エースの突進がわずかに鈍った。
「何を――ッ!」
エースが叫びかけた、その時だった。
ジョニィの体が、自分の胸に開いた穴へ、吸いこまれるように消えた。
床の上には、黒い穴が一つだけ残っていた。それが音もなく甲板を滑り、エースの足元をくぐり抜けて、背後へ回る。
『タスク』ACT3。
エースの背後の床から、ジョニィの上半身がせり上がった。
エースは体ごと向き直った。考えるより先に腕が動いたのだろう、盾の縁を穴へ突き入れようとして、その腕が途中で止まった。長い戦いで身についた勘が、そこへ入れるなと告げたように、エースは盾を引き、横へ跳んだ。
穴に何かを入れれば、ただでは済まない。エースの勘は正しかった。
ジョニィは穴から抜け出し、甲板に膝をついた。隊員たちは口を開けたまま固まっていたが、ぞっとした顔が、少しずつ信じられないという顔に変わっていった。
「……自分を、撃ったのか」
エースの声は、かすれていた。
「撃たなきゃ、入れないんだ」
「ははっ……とんでもない奴だな、お前さんは」
エースが笑い、そして再び踏みこんだ。今度は間合いを空けさせない。盾が、壁のように迫る。
ジョニィは立ち上がり、背後に呼びかけた。
来い。
桃色の装甲が、陽の光の中に立ち上がった。肩幅の広い大きな人の形に、肩と腕に散る小さな星、顔の蹄鉄の紋。腰から垂れた楕円の板が、鎖のように鳴った。
その姿が見えているのも、その声が聞こえているのも、甲板の上でジョニィ一人だけだった。
『チュミミーン!!』
像が甲高く鳴き、両の拳を引いた。
『オラオラオラオラオラ!』
何もない宙から、エースの盾に拳の雨が降った。
重い音。
盾が軋む。
エースの靴が、甲板の上を滑る。
拳は止まらない。
エースの腕に、筋が浮いた。
「――そこまでだ」
声を上げたのは、エース自身だった。盾の陰から片手を上げると、像の拳は盾の表に触れたまま、ぴたりと止まった。
「見えない拳とやり合うのは、さすがに初めてだ。引き分けにしておこう。これ以上やれば、俺の盾が先に音を上げる」
それでも像は、名残惜しそうに拳を盾から離さない。
「おい、もういい。やり過ぎだぞ、おまえ」
ジョニィが言うと、像はくるりと首だけをこちらへ向け、何も言わずにジョニィを見下ろした。顔の蹄鉄の紋が、どことなく不機嫌に歪んで見える。自分の力のくせに、まるで他人の顔色を窺っているようで、ジョニィは小さく咳払いをした。
「……悪かった。よくやった」
桃色の像は鼻を鳴らすような気配を残して、ゆっくりと薄れて消えた。後には、肩で息をするジョニィと、抉れた盾を抱えたエースが残った。
「隊長、賭けは……」
「引き分けだ。全額、返してやれ」
隊員たちから、安堵とも落胆ともつかない溜め息が漏れた。その中の一人が、おそるおそるジョニィに近づいてくる。
「あの……胸、大丈夫なのか。さっき、確かに撃ったよな」
「穴は、もう塞がってる。痛くはない」
「痛くはないって、お前……」
隊員は自分の胸をさすり、何とも言えない顔で引き下がっていった。
▽
風が、甲板の上をゆっくりと渡っていった。
隊員たちが引き上げた後、ジョニィとエースは甲板の端の手すりにもたれ、並んで荒れ地を眺めていた。エースの足元には、縁を抉られた盾が立てかけてある。
「最初から、盾しか狙ってなかったな」
エースが言った。問いではなかった。
「穴が足元まで来た時も、お前さんは俺の顔を見ていなかった。穴の行く先だけを見ていた。逸らす場所を探していたんだろう」
ジョニィは答えなかったが、答えないことが、そのまま答えになっていた。
「守る物がある奴の撃ち方だ。……あの棺か」
「友だちだ」
ジョニィは、手すりを握る自分の指に目を落とした。
「ジャイロっていう。一緒に、長い旅をした。あいつは、ぼくに回転の技を教えてくれた。……もう死んでるけど、故郷に帰すって決めてる。だから、それまでは、何があっても落とせない」
「そうか。……故郷ってのは、遠いのか」
「海の向こうだ。ネアポリスっていう港町。テラの地図には、まだ見つからない。ロドスが探してくれてるけど、手がかりはないって」
「地図にない街、か。ずいぶん厄介な荷を背負ったもんだな」
「あんたに言われたくない。そんなでかい盾を、毎日背負って歩いてるくせに」
「ははっ、違いない。こいつも、あれでなかなか重いんだ」
エースはそれ以上踏みこまず、しばらく黙って、遠くの稜線を見ていた。
「あいつは、人に何か教える時、いちいちもったいぶった言い方をする奴だった」
ジョニィは、自分でも知らないうちに言葉を続けていた。
「敬意を払え、って。自然に。それから、相手にも。回転は、それがなきゃ生まれないって。……さっき、あんたの盾に撃つ前、それを思い出してた」
「ははっ。受け売りってわけか」
「悪いか」
「いいや。俺もよくやる。人から聞いた言葉の方が、自分の言葉より、よっぽど効くことがあるのさ」
エースは盾の抉れた縁を、指でなぞった。
「お前さんが話してくれたから、俺も一つ話そう。……昔の仲間が一人、遠い所で眠っている。長いこと、ずっとだ」
「眠ってる?」
「ああ。近いうちに、迎えに行くつもりだ。北の方の、少し厄介な街までな」
エースの声は穏やかだったが、その横顔のどこかに、かすかな影が差していた。
「長いこと眠ってりゃ、俺の顔なんぞ忘れてるかもしれん。それでもいいのさ。俺の方が、そいつのことを覚えているからな」
迎えに行く。眠っている誰かを、遠い所から連れ帰る。それは、棺を押して海の向こうを目指している自分と、どこか似ている気がした。
「……あんたも、運んでるんだな」
「そうかもしれんな。お前さんの荷よりは、少しばかり口うるさい荷だが」
エースは笑い、手すりから身を起こした。
▽
盾を背に負い直すと、エースはジョニィに向き直った。
「一つだけ、言っておこう。今度は受け売りじゃない、俺の言葉だ」
大きな手が、ジョニィの肩に軽く置かれた。
「撃つ前に一瞬だけ迷うのは、弱さじゃない。その一瞬が、お前さんを人のままにしておくんだ。……いつか、その一瞬を捨てたくなる時が来ても、捨てるなよ」
ジョニィは、すぐには何も言えなかった。
「じゃあな。次は、俺の盾を直してから相手を頼む。修理代は、クロージャに値切っておくさ」
エースは片手を上げ、昇降口の方へ歩いていった。靴音は遠ざかり、やがて聞こえなくなった。
入れ替わりに、クロージャが記録の板を抱えて駆け寄ってきた。
「ねえねえ、見た!? さっきの手合わせの最中、この子、勝手に甲板の端まで走って戻ってきてたんだよ。その時の速さ、今日いちばん! 君が消えた瞬間に、探しに行ったんじゃないかな」
スロー・ダンサーが、いつの間にかジョニィの背後に立ち、鼻先を肩に押しつけていた。ジョニィはその首を撫でた。
「……心配させたな」
「それにしても、最後のあれ、何!? 目には何も見えないのに、盾だけがへこんでくの。記録の板には、ちゃんと何かの揺れが映ってたんだよね。もう一回やってみせてよ。ほんのちょっとでいいから」
「見世物じゃない」
「ちぇっ。じゃあ、それは次の宿題ってことで。それとさ、甲板の溝。あれ、誰が直すと思う?」
「あんたの所の人だろ」
「代金の話だよ、代金の! まあいいや、それもケルシーに付けとくから」
クロージャは板の数字を見てはしゃいでいたが、ジョニィの耳には、半分も入ってこなかった。
北の方の、少し厄介な街。眠っている仲間。覚えていなくてもいいと笑った、あの横顔。
理由は分からない。けれど、エースが「迎えに行く」と言った時の声は、なぜか耳の奥に引っかかって離れなかった。レースの間、刺客の影が近づくたびに何度も感じた嫌な予感に、それはよく似ていた。
荒れ地の向こうで、風が低く鳴った。
第5話をお読みいただき、ありがとうございました。
話タイトルは、エースが最後に残した言葉から取りました。「撃つ前に一瞬だけ迷うのは、弱さじゃない。その一瞬が、お前さんを人のままにしておくんだ」。7部の「男の世界」や「勝利者への資格」のような、言葉一つで言い切る題にしています。
以下、小ネタです。
・この回で、タスクのACT1からACT4までを一度に出しました。ACT1は小さな爪弾、ACT2は黄金の比率を乗せた弾と這う穴、ACT3は自分を撃って穴の中を移動する技、ACT4は桃色の像です。ジョニィがいちばん強い技を「人に向けて撃つものじゃない」と言ったのは、ACT4の無限の回転のことです。
・ACT4は、第3話で書いたとおり、馬を離れても付き従う近距離パワー型のスタンドとして定着しています。
・ACT4のステータス(よく知られている値)は、破壊力A/スピードB/射程距離C/持続力A/精密動作性B/成長性Eです。
・他のスタンドと比べると、同じ近距離パワー型のスタープラチナやキング・クリムゾンは、素手の一撃で人の体を貫けます。ACT4の素の拳はそこまで届かず、骨を折る、吹き飛ばす、重い盾を揺らす、までです。スピードも一段落ちます。そのかわり持続力が高く、像が崩れにくいので、ラッシュを打ち合っても押し負けません。今回エースの盾と互角だったのは、この素の拳です。
あの二体との差を、ACT4がどう埋めるのか。それは、もう少し先の戦いで。
・黄金の比率を、ジョニィは走っていないスロー・ダンサーの鬣から取っています。鉄と機械ばかりの艦の上では、自然の比率を持つものが、あの相棒くらいしか見当たらなかったのです。
・ACT4の『チュミミーン!!』と『オラオラオラ!』は、ジョニィにしか聞こえていません。甲板の隊員たちには、何もない所で盾だけが凹んでいくように見えていました。
追記
この作品のACT4には、自我があります。拳を止めろと言われても名残惜しそうに盾から離さず、叱られると不機嫌な顔をしてみせたのは、そのためです。ジョニィの心から生まれた力なのに、ジョニィの言うことを素直に聞くとは限りません。
理屈はこうです。ACT4は、止まらない「無限の回転」という、大きな力を宿しています。5部のゴールド・エクスペリエンス・レクイエムが主の手を離れて動いたように、力が大きすぎるスタンドの像には、少しだけ自分の意思が宿る、としました。
その自我が、そのままスタンドの格にもなっています。そしてその声や仕草がどこかジャイロに似ているのは、ACT4がジャイロの遺した回転から生まれた力だからです。勝手に歌い、勝手に拗ね、時には主より先に誰かを気にかけます。この先も、ジョニィの相棒の一人として、あちこちで顔を出します。