無印12巻ラスト、翼がロベルトに追いついた為予定通り中学に入らず、ロベルトと共にブラジルへ旅立つお話

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追いつけた理由は、ロベルトの交通渋滞です


キャプ翼無印12巻 お客さんどちらまで? 成田国際空港 から

 

 

 しかし道路は渋滞していた!

 

 

 

「う、運転手さん……もう少し急いでいただけますか。あいた ホラ 前 あいたよ」

 

 

 

「あいたっていっても ホラ こんどは信号が赤だから」

 

 

 

「も~なんで青い信号じゃないんだよ~ッ」

 

 

 

 

 

「ロベルト!」

 

 

「うっ! つ、翼…… 何故ここに」

 

 

 

「何故じゃないよ。どうして一人で行っちゃうんだよ~ッ!?」

 

 

 

「す、すまん、教えて行く自信がなかったんだ……が……こうなってしまってはもう俺も腹をくくった。行くか翼! ブラジルへ!」

 

 

 

 かくして翼少年は当初の予定通り小学校卒業後速やかにブラジルへ渡った

 

 

 

 

 そして、日本のサッカー界は大きな転換点を迎えることになる。

 

 

 

 南葛中学校、まさかの低迷

 

 翼のいない南葛中学校。

 

 それだけならまだしも、岬太郎も若林源三もいない。

 

 かつて全国小学生サッカー界を席巻した南葛の面影は、もはやなかった。

 

 全国大会では一回戦、よくても二回戦で敗退。

 

 それが三年間続いた。

 

 もっとも、南葛だけの問題ではなかった。

 

 翼という目標を失ったことで、全国のライバルたちもまた、原作ほどの成長を遂げられなかったのである。

 

 翼を倒すために努力する。

 

 翼に負けた悔しさをバネにする。

 

 翼に追いつくために新しい技を編み出す。

 

 そうした競争の中心にいた少年が、日本からいなくなってしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 牙の抜けた虎

 

 

 

 

 

 日向小次郎。

 

 明和FC時代から全国に名を轟かせ、中学生になってからもその実力を発揮した猛虎。

 

 しかし、彼もまた翼の不在によって変わっていた。

 

 もちろん、実力が低いわけではない。

 

 東邦学園は全国屈指の強豪であり、日向自身も圧倒的な得点力を誇っていた。

 

 全国大会V3。

 

 数字だけ見れば十分すぎるほどの実績である。

 

 だが、そこにはかつてのような執念がなかった。

 

 打倒・大空翼。

 

 その目標がない日向は、どこか満たされないまま勝ち続けていた。

 

 吉良監督が沖縄へ誘う理由も、日向がそれに応じる理由も、原作ほど強くはない。

 

 そもそも、翼に負けた悔しさがないのだから。

 

 結局、日向は牙の抜けた虎のまま、中学サッカーを終えることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 世界への挑戦

 

 

 そして、国際ジュニアユース大会。

 

 日本代表にも一応のメンバーが揃った。

 

 大空翼はブラジルで成長を続けていた。

 

 ロベルトの指導を受け、ブラジルの強豪選手たちと競い合う日々。

 

 その実力は、原作の同時期を上回っているといってもよかった。

 

 一方、日本代表の仲間たちはどうか。

 

 岬太郎はいる。

 

 若林源三もいる。

 

 日向小次郎もいる。

 

 個々の能力だけなら、決して悪いメンバーではない。

 

 しかし、原作の彼らと比べると、どこか物足りない。

 

 何より、翼を中心として互いを高め合ってきた経験がない。

 

 翼がいれば何とかなる。

 

 翼がいれば勝てる。

 

 そんな期待ばかりが膨らんでいく。

 

 そして、いざ大会が始まると、その問題はすぐに表面化した。

 

 翼の個人技で局面を打開する。

 

 翼が得点する。

 

 翼が苦しい展開を救う。

 

 まるで一人の天才に頼り切ったチームだった。

 

 その姿は、ある意味でアルゼンチン代表にも似ていた。

 

 ただし、ディアスほど周囲を巻き込むことができる選手がいるわけでもない。

 

 結局、日本代表は翼の奮闘に頼りながら大会を戦うことになる。

 

 もちろん、翼は諦めない。

 

 仲間たちを信じ、勝利を目指す。

 

 だが、彼がブラジルで手に入れたものは、個人の技術や能力だけではなかった。

 

 

 

世界のサッカーを知った翼には、もう一つの問題が見えていた。

 

 

 

 ――日本のサッカー……というか全日本Jrユースは、思っていたほど強くなかった。

 

 

 

 こうして、翼のいない日本中学サッカー界は、原作とは大きく異なる歴史を歩んだ。

 

 

 

 そして翼は、そんな日本の仲間たちとともに、世界の舞台へ挑むことになったのである。

 

 

 

 もっとも、本人はまだ知らない。

 

 

 

 

 自分が日本を離れていた数年間に、どれほど大きな変化が起きていたのかを。

 

                  つづく?




原作片桐「要約、翼がブラジルへ渡らず中学生サッカー界に残ってくれたこと。日本サッカー全体の為にはこれでよかったのかもしれない」


そのとうり! 翼一人が強くなってもワンマンチームになるだけやでえ……岬、若林、おまけに牙抜け日向はまだしも、その他原作黄金世代中学生達ではちょっと荷が重いんじゃないかな世界相手には

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