オリジナル話(なお二話で終わる)   作:無名のあほ

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完結

多次元重力崩壊神格破壊兵器「ケラウノス」

 

それを眺める自分はこれからの思いを馳せた

いつか使命に縛り付けられた自分を殺す唯一の兵器

 

自分はアポカリプスを起こすために作られた存在でありそれ以外のことは許されはしない。

深淵に作られた私はそれが絶対であり逆らうこともましてや逃げることも出来ないまま。

いつか自分を殺す者に預けるためにもこれは残さないといけない。

 

無名の司祭が作った「無もなき神々の王女」

「反転生徒」と「シッテムの箱」を連れた「色彩の嚮導者」

それが起こす「色彩」の到来

 

それによるキヴォトス滅亡

 

それが失敗した時に、使命が発動する

 

「アポカリプス」

それは数多なる次元を破壊するためにあるもの

 

それはすべてを巻き込みやがて世界線の収束地

そこで発動する「ケラウノス」

 

それはやがて全てのキヴォトスを飲み込みすべてを無に還す

 

学園も生徒も機械も大人も色彩も神秘も恐怖も世界も

 

すべてを消し去る

 

ああ⋯⋯誰か⋯助けて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【助かると思ってんの?君はその為に作られたんだし君にはそれしか無いんだから】

 

「⋯⋯⋯だよね」

 

ゆっくりと立ち上がる

とある物を手に取る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【全キヴォトスへ告ぐ。】

 

 

【これより、我はキヴォトスへの攻撃を開始する】

 

 

【全てのキヴォトスを等しく攻撃し全ての世界線を消し去る】

 

 

【抵抗するもよし、逃げるのもよし、協力するのもよし】

 

 

【さぁ立ち向かえ】

 

 

【円卓は用意された】

 

 

【あとは好きにするがいい】

 

 

【我が名はラグナロク】

 

 

【では始めよう】

 

 

【生きるか死ぬか】

 

 

【アポカリプスを】

 

 

 

 

そう言い放った瞬間、釘を堕とす。

 

神も、司祭も、色彩も、全て等しく殺す

 

 

「万物を風化せし釘よ、今、この時をもって落ちるがいい」

 

そして釘は堕とされた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある釘はゲヘナに

ある釘はトリニティに

ある釘はミレニアムに

ある釘はアビドスに

ある釘は無名の学園に

 

世界線ごとに堕とされた釘は侵食を始めた

 

異常に硬いオートマタ

異形の化け物

などが現れ世界は混乱に陥った

 

しかし先生が指揮し無事に侵食は食い止められたが根本的な解決には至らないままである

 

そして【円卓は用意された】という言葉に気づく者も少なくなかった

自分の使命の制限内で限られた唯一の手助けである

 

円卓

世界線を繋ぎ、協力し、立ち向かう者たちが集う場所

 

何千何万もの生徒、先生、ゲマトリア、色彩の嚮導者、無名の司祭までもが協力しあい厄災と対抗した

 

そして数多なる敵を倒しようやく収束点に到着したのは先生だった

 

一人だけじゃない

何人も何人もいて全てが大人のカードを持ってる

 

そして後ろには先生を慕う数々の生徒

 

それを見たが私はもう何も思わなかった。

自分を殺せるのは多次元崩壊だけ

 

失敗したら何度も円環をやりなおさなければいけない

 

もうとっくに私の心は壊れていたのだ

 

魂を締め付けられていた使命という名の鎖が遂に侵食が加速し私の意識が飲み込まれた

 

そして次起きる時に見たのは死んだ生徒と先生が山積みになったもの

目の前には私がもともと知り合っていた先生

 

私はボロボロだった。

腕や体が削れ血が吹き出ていている

 

そして気づいたが鎖が削れているのだ

 

制限が軽くなるが少ししたらすぐに修復されそうなほどの小さな傷

私は「ケラウノス」を発動し方向を自分の方へ向けた鎖が以上に気づき修復が開始するが遅く素手に押したあとであった

 

私は「ケラウノス」の光に飲み込まれ肉片をも消し飛ばした

ただ私の幽体を残していたが

 

私はようやく解放された

 

生と死と時の権能が解放され死者蘇生が始まった

滅んだ世界までも修復が開始され元の世界が再生する

 

プレナパテスだった姿も元に戻り死んだ生徒も先生も再び目を覚ました。

 

それを見届けた私は呟いた

 

「あぁ、綺麗だな」

 

私は目を閉じた

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