SAO ~属性を操りし豪剣士~   作:ALHA

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活動報告にてしばらく休載すると書き込んでおきましたが今日を持って復帰いたします。お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。

今回もまた一気に飛びましてクリスマスです。ホントは前回と今回の間にケイタたちの修行だったりフレッドの描写について一個書いておきたいのがあったのですが、ちょっと抜かします。すいません。

てことで、新話どぞ~


第十八話 ~聖夜の宴~

「イェ~い!!メルィイイー!クリスマ~ス!!!」

「「「わぁああああああああ!!!」」」

「今日は年に一度のお祭り騒ぎで無礼講だぁあ!!派手に盛り上がってくれやぁあああ!!」

「「「おぉおおおおおおおおおお!!!」」」

 

 今日は2023年のクリスマスイヴ。ギルドメンバーは勿論、俺の親友であるところのディアベルと彼率いる《()()()()()()()》の面々に月夜の黒猫団全5人、いつも生産班が世話になってるエギルや情報屋のアルゴも呼んでクリスマスパーティー兼忘年会的な物を開いている。

 ここ一ヶ月は昼はボス攻略のために前線に出ながら、夜はこの催しのために効率的なレべリングを排して食材探しの為に朝まで狩り通しっていうスケジュールをこなし、その甲斐あってS級食材の一つである《ターキー・コック》という割と最前線にいたモンスターを狩ることに成功し、S級ほどではないがメインに食べられるA級食材も人数に見合う量を確保し、もてなしは完璧だろう。……とは言っても大半はうちらのギルドなわけだが。

 

「旦那!こんなパーティー開くために俺は夜狩り出れなかったのかよ!?」

 この食材狩りの為に、面倒を起こすカイ適当な理由をつけては夜狩りに連れて行かなかった。だってコイツいると食材なんかには目もくれずに行ったフロア最強クラスのMobにしか興味示さないもんだからすぐに単独行動始めるんだぜ?連れてくだけ俺の負担が増える。

 さすがに始まってからは文句言わねぇだろうと思っていたんだが……しょうがない黙らすか。

「今日はクリスマスイヴだで?世間じゃカップルがデートしたりする日だぞ?この一時の安らぎをこんなで片付けないで欲しいな……、ほら、オメェも飲めって!」

「お、おいちょっと待てそれさk!?ン……ンぐぅ……ゴクゴクッ、ぷはっ」

 俺がカイの口を封じるのに使ってたのは《スピリタ・スプラッシュ》というあるクエストの報酬でもらえる上等な酒だ。このソードアート・オンラインには珍しく非常に酔い易い酒の一種で、慣れてる俺やエギルが飲んだところでひどく酔うということはねぇが、カイみてぇなガキが飲むと―――

「う、うめぇ……、それよこせ!ング……ング……やべ、止まんねぇ」

―――まずはこの酒を飲むのが止まらなくなる。酔い易いとか言ったが、実際現実世界で飲んだことがない奴がアレを飲むと、まずは止まらなくなる。次に顔が紅潮し出し、それでも飲むのを止められねえと最後にぶっ倒れる。フィールドでは絶対に飲ませらんないものだ。

 なんで、こんなことが分かるかといえば一回生産班の一人が夕食の席で他に多くあったジュース瓶と間違えて飲んでしまい、気づいた頃には手遅れになっていたからだ。

 カイもこの酒の魔力をもろに受けたようで、既にテーブルで暴食を始めている、酒瓶片手に持って。

 

 カイを黙らせると、テーブルの方からゆっくりした足取りでコペルとシリカが寄ってきた。

「なぁ、フレッド。あの酒って子供に飲ませる類のじゃなかった気がするんだけど?」

「それはアイツが悪い。せっかく俺がこのパーティーを企画したっていうのにそれより夜狩り行こうぜ的ニュアンスを醸したアイツがな」

「でも、あれ飲んじゃうとしばらくまともな思考働きませんよね……。このパーティーの中で暴れだしたらどうするんですか?」

「心配はない。そんなことになったら俺が気絶させる。ついでに言うともはや、あいつにそんなことできるはずがねえしな」

 俺が指さした方を見ると既に出来上がった様子でテーブルの端で伸びていた。

「それに、だ。こういう機会はあったほうがいいだろ?この世界じゃいつ死んだっておかしかねぇんだからさ。だったら生きているうちに楽しんでおこうぜ?その意図をぶち壊すカイに仕置きを与えたまでさ」

「……フレッド。せっかくお前が言った楽しい席でそういうこと言うなよ。テンション下がるよ……」ゴクッ

「全くです!」ハグハグ

 ……テーブルにあった肉だったり魚だったり酒だったりを俺の発言受けても全くのノーリアクションで体ん中入れてってるおめえらに言われても説得力の欠片もねぇな。まぁ、ここでそんなこと言っても意味はねぇからスルーするとして……

「はいはい、了解したよ。まぁ、さっきも言ったと思うが今日は騒ぎきってくれや。毎日毎日こんな催し開けるほど食材Mobは湧いてこねぇぜ?」

「当然です♪せっかくの催しなんですから今日は体力の続く限り騒ぎますよぉ~」

「ま、そうさせてもらうよ」

 ……シリカのテンションが異様に高い。酒でも飲んだか?まぁいいや。俺は俺で挨拶回りと行くか。

 

 最初に来たのはディアベル達ギルド《ドラゴンナイツ》が集まっているところだ。早速、青髪ナイトのワイングラスを持ってるディアベルを見つけ話しかける。

「よぉ、ディアベル。盛り上がってるかい?」

「あぁ、フレッド。こういう催しは歓迎さ。久方ぶりにこういう楽しい雰囲気になれたよ」グビッ

「それなら、企画した俺としては嬉しい限りだな。来年もこの季節になったら開くか」

「ハハッ、できれば来年のそれは現実で味わいたいな」

 そりゃそうだ、と二人で吹き出す。

「そういや、お前さんのトコどうなんよ?《ドラゴンナイツ》に戻って2ヶ月ぐらい経つけどよぉ?」

「まぁ、元の団員から何人か抜けたのは痛かったかな?それでも、連合の時の確執があったままよりかはよかったって思ってるよ」

 そう、ディアベルが率いる元《聖竜騎連合》副リーダーのブランシュ君と意見が合わなくなり解散した。彼はボス攻略でも異様にLAに執着し、解散する1ヶ月ほど前位からディアベルと言い合いになってるところを多々見かけていた。おかげで元あった《ドラゴンナイツ》と《セイントセーバーズ》という二つのグループに分かれたのだが、元ドラゴンナイツのメンバーから何人かがブランシュ君率いるセイントセーバーズに流れていってしまったようで、ボス戦に顔を出すのが少なくなってきたように思える。

 とは言っても、ディアベルと彼の腹心であるリンド君は未だに攻略会議にも積極的に参加してくれている。

「まっ、当人に後悔がなくて何よりだな。さて、辛気臭い話題持ち出して悪かったな。今日はそう言うこともさっぱり忘れて飲み食い騒いでくれや」

「そうさせてもらおう!このクリスマスパーティーはこの世界で最初の、そして最後のものだ。多少ハメを外しすぎても文句はないよな!みんな盛り上がっていこう!!」

「「「Yeah!」」」

 

 しかし、これがここの世界での最後のクリスマス……ねぇ。俺としては寂しいような、嬉しいような……だな。

 勿論、俺個人としての考えは永遠にこの世界で剣士として存在したい。現実には何の未練も……、いや、一つ気になってることはあるか……。だけども、それとこれを天秤にかけた時、たぶん釣り合う。と、なれば俺の意見をプラスしてここに残るに傾くか。

 逆にここを出たいというのはさっきの未練のこともあるが、俺の作ったギルドの目的“ギルドメンバーを無事にこの世界から脱出させる”を達成したい、っつーのもある。

 俺の意見っていうのを加算しても俺はどっちにするかを一瞬で決めろって言われたらすぐに答えは出せねぇだろう。まぁ、どっちに転んでもある種欲求は満たされるから俺はどっちつかず、つまり現状維持になんだろうな……

 

「ヨっ、フレッドの旦那!」

「うすっ、《鼠の》」

 俺がこの世界から真面目に解放されたいか、されたくないかと俺なりに考察していると顔の左右に3本線のメイクをした黄色の髪の、俺と同じあほ毛を持った通称《鼠》のアルゴが話しかけてきた。

「しかし、旦那がオレッチにパーティーの誘いを出してくるとは思わなかったナ」

「情報屋としてお前以上に信用できる奴なんか存在しねぇし、未発見スキルの情報とかも割と売ってもらってるからな。そのおかげでこの《アルティマハイト》も使えてるんだからな。これからもよろしく頼むよって意味で呼んだとでも思っといてくれよ」

「旦那がそう思えって言うなら従っとくヨ」

 《鼠の》が再びパーティーのテーブルに戻っていくと不意に思った。そういえば、この背にある両手剣ももう半年近い付き合いになんのか……、楽しい月日ほど時間が早く経つと思えるものはないな、全く。

 

 《アルティマハイト》……俺が持った両手剣の中でも最高の性能を誇る、名の通り“究極”の剣。これ自体を手に入れたのは最前線が第17層の時だった。

 当時、最も良質な金属が取れることが知られていた第15層にある山《サレバス》、俺は鍛冶達の全体のレベルを上げたいということもあって、第17層の攻略をサボり、俺と食材班2組、更に鍛冶職人達を総動員して、その山に籠っていたといっても過言ではないほどに採取活動に勤しんだ。そして、第18層が解放されたその日と同時に鍛冶の一人が金色に輝く、少なくとも俺が今まで見たこともないようなインゴットを入手した。

 固有名《ウーツァンライト・インゴット》―――アルゴによると未だに俺ら以外でこのインゴットを手に入れたという情報はない―――早速、俺はこのインゴットをリズに渡し両手剣に加工してもらった結果、コイツができた。基本性能はその当時の平均ステータスをあらゆる(・・・・)意味で倍どころでは済まないくらいに大きく超えていたが、その時は持つことすらできなかった。理由は簡単だ、要求筋力値がまるで足りなかったのだ……いや、足りないどころじゃねぇ。その値は∞……つまり、普通では絶対に装備すらできない代物だった。

 

 その∞の要求筋力値を持つアルティマハイトをやっと扱うことができるようになったのは第25層ボス戦直前だった。《鼠の》に幻獣パーティーをトレインされたあの時の情報一つ無料権を行使して要求筋力値を無視できるような、もしくはそれに準ずるようなスキルの詮索を彼女に依頼していたところ、第24層ボス攻略直前に連絡がきた。

 

 それが俺の持つエクストラスキル《剛力》である。

 

 これは森で彷徨ってる木こりの爺さんを無事に送り届けてくれっつーばあさんの依頼だったのだが、俺が会うNPCの爺さんはどいつもこいつも一癖二癖ある奴というジンクスでもあるのかこの爺さんも只者ではなかった。

 無事に木こりの爺さんを見つけたまではよかったんだが、背負っている木の束を持ってくれと頼まれたから背負ってみたものの馬鹿みたいに重てぇ!あんなひょろい爺さんのどこにそんな筋力があったんだっていうレベルの話だった。

 しかもそれを運搬している最中もMob共がPOPするもんだからとんでもなくめんどかったのだけは覚えてる。つってもレオンのおかげで戦闘になっちまったのは一回だけだったが。

 

 まぁ、そのめんどくささとスキルの性能を天秤にかけた時、スキルの性能に傾く事はそうそうなかったようで、このスキルの情報が出回り始めても人気のスキルという訳ではなかった。

 10層当たりで噂になってた《豪大剣》の必要スキル、と一時噂になったが誰も命は惜しいようで検証する奴もいなかった。

 アルゴあたりはその豪大剣の必要スキルと思われる3つを持つ俺が情報提供したおかげで、どう考えてもあのビルド構成じゃ突破できないクエストを含むスキルの情報は得られたみてえだが、その情報で金は取っていないらしい。

 まぁなんとなく察しはつく。自分で情報の検証を行っていないのにそんなもん売れないだろう的なとこだろう。

 

 さてはて、あと挨拶してねぇのは……と、おっ目立つ人影があるな。

 俺が近づいてくとそいつも気付いたようで俺に話しかけてきた。

「よぉ!フレッドさん。パーティー楽しませてもらってるよ!」

「それは何よりだ、エギル。それと「さん」付けはよしてくれ。シリカやアスナちゃんみたいな明らかに年下と思われるやつから言われんならまだしもだけど、あんたから言われると妙な違和感があんだ」

 これは事実。俺よりも背が高いのに「さん」を付けられるってのはどうもこそばゆい。

「あぁ、じゃあ「ダンナ」でいいか。アンタんとこの坊主も言ってんだろう?」

 “ダンナ”ねぇ……、それもどっちかといえば年上に使う言葉だろうに……。

「まぁ、めんどいからもうそれでいいや。それより最近どうよ?」

「好調さ!ダンナんトコの売却品はなかなか質が良いもんが多くてな。そろそろ、露店じゃなくてホームにでもしようかと思ってるとこよぉ!」

 

 俺んとこのギルドとエギルは今商売をしていく上で切っても切れない関係になっている。生産班の商売のノウハウを徹底的に教授してもらったり、こっちからはレアドロップを安く売ったりで全体的な収支は彼に教えてもらう以前よりかは上がってる。

 エギルんトコの店が露店からホームになれば、多少は高く売却しても問題ないだろうな……

「ダンナ、俺がホームで商売始めても今までどおりで頼むぜ。今までどおり安くもの売ってくれよ!」

「お前まで心読むようになったか!?」

 俺は自分の思っている以上に表情が読み易いらしい……、これまでで俺の顔見て読心成功した奴はこれで10は超えた。

 

 俺があまり知りたくなかった事実にショックを受けていると新しい声が攻撃を仕掛けてきた。

「ま、アンタは基本的に自分のやりたいことしかやらないからね。裏を読むなんて面倒な作業をしなくてもこれだけ付き合い長いと分かり易いなんてレベルとうに超えてるわよ」

「お前もこの機に乗じて攻撃しないでくれますかねぇ、リズベットさん……」

 くそっ、俺が劣勢と知ると間髪なく攻撃仕掛けてきやがる……、俺としてはその性格を即何とかして欲しいもんだよ……

 エギルはエギルで、リズが話しかけてきたあと「じゃな、お二人さん」とか言ってどっか行っちまうし、周囲にどうやら俺の味方はいないらしい。

 

 となればさっさと話題転換するとしよう。

「ところで、リズさんよぉ。お前が「ここしかない!」って言ったホームの使い心地はどうなんよ?」

「えぇ、もう絶好調よ!アインクラッドで初めての完全習得鍛冶師(コンプリートスミス)っていう事実もあって店の入りは中々いい感じだし、道具の方も以前の携帯式のよりか相当に使いやすくなってるわ」

 48層開放時、主街区《リンダース》で見つけたという水車小屋の風貌をした職人クラス用プレイヤーホーム、値段が高いということもあって普段は頭なんて下げねぇのにすごい勢いで土下座してきたのは記憶に新しい。俺は俺で一瞬あのリズが頭下げるなんて何事!?とか驚いたが、話聞いて納得。

 当時のギルドの総資産は30Mコル―――3千万コル、はっきし言ってその店を買うにしても大した損失にはならんかったので、勝手に使って後で報告してくれればそれでよかったのに、相談してくるあたり律儀だねぇと思う。

「まぁ、それなら結構。ギルドとしてもホーム持ちのコンプリートスミスが店やってるっていう状況は大いに歓迎だ。これからも精進してくれよ」

「了解、ってか言われるまでもないわよ」

 実際、コンプリートになった鍛冶師はリズ以外にいるという情報はまだなく、おそらくアインクラッドで唯一のコンプリートスミスであることは間違いない。

 となると、当然攻略組もしくはそれに準ずるプレイヤー達に異様な人気を誇る。まぁ、お得意様のアスナちゃんが改造したリズの容貌―――ウェイトレス風の服にベビーピンクのショートヘア―――加えては、アインクラッドでは珍しい美少女目当てっていう客も少なからずいるだろうな、うん。

 まぁ、そのおかげで割と高い筈のオーダーメイド武器も飛ぶように注文が来て食材班の負担と共に売上も相当なものになっているらしい。

 

 オーダーメイドで世話になってるっていやぁ俺の視線の先にいるグループもそうだな、月夜の黒猫団。俺の知り合いってことでリズや他の鍛冶達には相場より安く武器のメンテや制作をするようには言ってある。

 おかげで俺の無茶なレベリングに合わせた武器を難なく作れた為、彼らのレベルも攻略組と比べても遜色ない……つーか多分一介の攻略組よりかは確実にレベルは上だ。

 まぁ、夜狩りは当然連れて行ったし、昼は昼で武器のランクをわざと落として最前線付近で狩りをさせた。それにはもちろん初見のMobの対応方法だったり、これから行うであろうボス戦のレクチャー、その他諸々の最前線で生きていくための情報についての授業も含まれてる。

 当然のごとくその負担は半端ない。休む暇なんてモンはほとんど存在しないし、実際キリト君についていくっていう修羅の道から落とすためにわざと暇をなくすように特訓をつぎ込んだわけだが、それに今までついてくるとは……正直思わんかった。

 

「アイツらもよくついてきたよな……うん」

「急にどうしたんだ?フレッドさん」

 目の前を見るといつの間にかケイタがこっちに近づいていた。

「いや、よくついてこれたよな、俺のしごきに。って改めて思ってただけさ」

 俺の疑問はどうやらケイタにとっては愚問だったようで、やれやれといった感じで返される。

「……まぁ確かにきつかっったかもしれないな。だけど、キリトに追いつけるんだったらあのくらいはどうってことないよ。彼には嫌な思いをさせたまま、ギルドを抜けられちゃったからね、どこかの誰かさんのせいで」

「ほぅ、是非その誰かさんの顔を見てみたいもんだな」

 このやり取り何回目だろうな?割とレクチャー当初から言われてた気がする……、まぁ毎度の如く知らぬ存ぜぬで通してるがな。

 

 そして、挨拶回りを終えた俺がエギルやディアベルと一緒に酒を飲んで夜も更けてきた時に突如俺のメニューにメッセージ受信の報告がポップした。

「(こんな時間に?いったい誰から……?《風林火山》……クライン君か。そいや、今日は用あるとか言って断ってたな。)どれどれ、と」

『悪ぃ、キリトがクリスマスのクエMobをソロで狩ろうとしている。誰か説得してくれねぇか!?』 ……全く。あのガキ、今度は何考えてんだ?と、考えてる場合じゃねえな。

「デルタ!いるか?」

「なんでしょう?フレッドさん」

 おぉ、まさか呼んでコンマ一秒足らずで反応してくれるとは……、さすが俺の秘書。まぁ、んなことはどうでもいい。

「デルタ、ちょっと俺はこれから出かけねえといけない用事が入っちまった。ちょいとこの催しの後、引き継いどいてくれや」

「了解いたしました。お任せください」

 

 俺がデルタに引き継ぎ頼んで、戦闘準備を整えて黒猫団のメンバーに声をかけようとしたら彼らの雰囲気が違っていた。……なるほど、黒猫団にも件のメッセージが来てるみてぇだな。いつの間にかさっきまで身につけていなかった彼らの持つ限りの最高の武器を装備している。

「お前らも当然行くって言うよな。その姿を見りゃ分かるよ。じゃあ、キリト君を助けに行くとするか!」

 

「「「「「おぅ!」」」」」




というわけで現状説明回でした。

そして、ユニークの条件ラスト出しました。オリジナルエクストラスキル第二弾、名を《剛力》!詳しくはまた話の中で語っていきますがこれでユニークスキルのための布石全部揃いました。ようやく、題通りのことをしていけそうです。

さて、では今回もこのへんで
引き続き、ご感想・ご意見等ビシバシとお願いいたします。
ではでは!
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