転生ミクの未来パラドックス   作:色違い

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序章 未来矛盾のSV

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 此処はパルデア、グレープアカデミー。

 在籍している生徒の中で、最近編入してきた一年生がいる。名を、ミク。

 この少女、容姿が世界的有名V、初音ミクにそっくりであり、そこから派生した音楽ソフト、VOCALOIDの初音ミクの亜種雪ミクに酷似している。

 それもその筈。このミク、実はよく居る転生者だったのだ!

 ポケモンSV世界に数ヶ月前、突如意識だけ飛ばされてきた憑依というか、編入する予定のミクという器にブチ込まれた転生者。

 前世は一般人の女の子で、ポケモン知識もSVを終えて人を選ぶZAには手を出さずにチャンピオンズで遊んでいた程度のにわか。

 メガシンカポケモンも当時の世代ではないのでチャンピオンズでしか知らないし、SVも伝説のポケモン欲しさにスマホの方で簡単に手に入る時代故に片っ端から準伝説を交換して、本編で手に入れていた。

 好きなポケモンなら圧倒的にパラドックス。

 UBは世代もガラルやってないから知らないし、ウーラオスとかも一応持ってたけどエンジョイ勢だった。

 LAは挫折した。欲しいポケモンが居て、SVに繋がる世界観故に踏ん張ったが邪神には勝てなかった。

 そんな転生ミク。VOCALOIDのいるポケモン世界に来て数ヶ月。思ったことは、圧倒的に自分が不利だと言うことだ。

 前提、この世界の住人はポケモンが居て当たり前の定住者。そこに異界から来た余所者が無双出来るなど、道理が許すはずがない。慣れてない奴がどう足掻いても、適応するのに時間がかかる。

 生き物のポケモンに前世でどういうポケモンか知ってる程度の知識でどうこう出来たら苦労しない。

 個体によって能力も違う、個性も違う。

 人間に数値の無い前世のようにポケモンに数値が無い世界。そこでトレーナーをすると言うことが、如何に厳しいのか。ミクの器に染み付いた残滓で対応している。

 そもそもこの器は初心者。馴染んでも苦労ばかり。

 故に原作を知っていてもあんまりアテにならない。

 生き物というポケモンを知らないミクは本当に苦労した。何せ、何故か似ている初音ミクの容姿。

 家族曰く、転生の憑依前からミクを初音ミクとしてゆくゆく成長して似てきたら着せ替え人形にする気だったらしい。ふざけんな。娘を何だと思ってんだ。

 つまり元から似ていたらしい。幼少期はチビミクと呼ばれてたそうだ。それが転生ミクの来る前の人生。

 一応転生し定着した際に、記憶のバックアップは貰っている。前世の自分そっくりの性格で、どうやらこのミクは最初から今のミクが来ることを想定して存在していたと思われる。神様転生なのか? だったら定番の邪神は何処だ?

 そう思ったが、統合して今のアカデミーのミクとして過ごしている。

 設定的にSV主人公に適合した立場のミク。

 但し、世の中そうもいかないリアル世界。

 知るとおりの流れでパルデアヒソカが転生後暫くして引っ越して、手続き云々の時に編入早々絡んできて、レクチャーしてくれた。知っての通り。そこまでは良い。

 だがね? チュートリアルと思われるバトルで……。

 

『デリバード!!』

 

 お前が最初の田舎のこんな近くに居るんだよ、パラドックス。

 パルデアヒソカが未知のポケモンに滅茶苦茶焦って全力で撃破に奔走してたぞおい。

 いや、そこは作中最強と言われるだけあって弱らせた。普通のデリバードなら、正直お前船降りろ案件だったが、此奴は大好きなパラドックス。

 ミクは迷わずフルスイングでボールを投げた。嬉々として、よく分からんが出て来た未来のデリバード。御三家の相棒にしてやるぜと言わんばかりに、捕獲。

「ミク!? 何やってんの!?」

 捕獲ですが、と言うと。

 確かにボールに入る、つまりポケモンだけどどうなの? メカニック的な構造だったけど? とパルデアヒソカも腕組みする。

 いやまあ、レクチャーにはなったけど……。

 パルデアヒソカ曰く、見たこと無いポケモンに怯まずボールを投げるミクも大概だという。

「デリバードがこの辺に居るわけがないのに……。校長先生に報告しないと……」

 とりあえず、原作通り豪邸に向かう。

 で、御三家貰う。性癖歪め猫とダンシングカモより重戦車ワニにする。

 そこでさっきのデリバードを見せると校長先生がギョッとする。

「これは、パラドックスポケモン……!? 逃げ出した個体ですか!!」

 校長先生がパラドックスを知ってるのは知っている。

 なんかいた。ネモが倒して、ミクが捕獲した。

 そう言うと、聞いてないと校長先生は言って、困惑する。

 でも持ち主のミクが、

「ユーは何者? はい、お答え下さいデリバードッ!」

 と楽しみながらハイテンションで合いの手で叫ぶと。

『デリバードッ!』

 とボケて首を伸ばしてノってくる。

 結構馬が合う。ノリも良い。

 校長先生曰くとりあえず危険性はない、と思われる。

「危険個体では無い……ようですね。ふむ、この辺りにまでパラドックスポケモンが出没するのですか……」

 ネモにこいつは学校の立ち入り禁止エリアに居るポケモンで危険なポケモンであるはずの種類なのだと説明。

 こいつは攻撃してこないポケモン。だが、本当ならとても危ないポケモンなのだと。

 そう言うと、登校の道中十分気をつけろと言って、アカデミーに戻って行く。

 この後、原作通り転生後初のバトルにワニ使って辛勝。

 鈍いワニに素早い猫は不利。攻撃を余裕で回避されて、連撃で猛攻を受けてやられる。

 逆転の猛火で火の粉でワンパンしないと倒れていた。

 手加減してこれらしいから、ヒソカは困る。

 一度家に戻り、昼飯のサンドイッチを貰う。

 それからスマホの方に専用のアプリ入れて登校開始。

 予定調和で小道の途中でアギャスの咆哮が聞こえて、ミクは嬉々として浜辺に向かう。

 柵の切れ目から下を覗いてアギャスが居るのを確認。

 飛び降り怖いので遠回りして、ネモに気をつけろと言われて洞窟を抜けていく。

 ……内部の上の方から縄張りに入ってきたボスが睨んでいるが、速攻駆け抜ける。

 案の定群れのデルビルが追ってくるが、全力疾走。

 浜辺に行くと、キレてるアギャスがデルビル達に電撃放って暴れていた。同時に、もう一匹。パラドックスが一緒に抵抗している。アギャスのエレキフィールドで性能が上がった状態のウルガモス。なんか増えてた。

 これ幸いとテツノツツミを繰り出す。

「行ってこい、デリバード! ハイドロポンプ!」

 着地すると、背後の球体から鉄砲水をぶっ放して一掃するテツノツツミ。

 薙ぎ払うように片付けて追い払う。

 ミクの背後の増援も、アギャスが気付いて威嚇して追っ払った。

 逃げて行く群れを処理して、一件落着。

 アギャスは限界でダウン。

 ウルガモス……テツノドクガもパワー切れ。

「大丈夫? 助けに来たよ」

 共に伝説に至る今までに居ない相棒に接するミク。

 アギャスは首を上げて、確かに助けに来たのは認知済みであるので警戒する。

 スマホで図鑑を見る。エラー発生、該当無し。

 パラドックスは図鑑に載らない。そもそも既存のポケモンでは無いから。

 だが、スマホを見てアギャス……ミライドンは首を振るうと、電話が鳴った。

 相手は電話番号は知らない番号。

 まさか、と思い出ると。

『だ、誰ですかあなた! 此処は安全圏では!? また私に痛いことするんですか!?』

 ビビりまくる女の子の声で、叫んでいる。

「ファッ!?」

 ミライドンが喋った!? とミクがビビる。

 確かに未来のパラドックス、現代のスマホに通話ぐらい見た目で出来そうだが……。

「いや、あの……声が、聞こえてね? 助けに来たというか」

『そ、そんなの嘘です! 博士以外の人が私に優しくするなんて知りません!』

「めっちゃタヌキっぽい声してるなこのアギャス」

 ミクが見た目が某新幹線ロボットアニメの雪ミクなら、このアギャスは水星のお上りさんみたいな声のミライドン。

『いきなり初対面でタヌキ!? 失礼だと思わないんですか!? そちらだって遠い昔の初音ミクの亜種でしょう!』

「そうだよ。聞くが良いテツノタヌキ! 私はミク、お前の言うとおり初音ミクに似ているのが唯一の自慢!」

 胸を張って初音ミクの物真似芸人みたいなものだと言い張る。対して。

『テツノタヌキ!? 今、私のことテツノタヌキって言いました!? 酷い侮辱です! 初対面で酷い罵りを受けました! 博士に後で訴えます!』

「こんな可愛い声のミライドンは想像できないよ……」

 女の子ミライドンとかいうギャップが凄い。

 このおどおどした感じ、強気な相手には怯む言動。

 お前水星から来てないよな、と内心思う。

『そ、そうです! 私の名前はミライドンです! いえ、何故あなたが知ってるんですか!?』

「私も未来の音、初音ミクだからだ! つまり、ミライドンを知っているッ! 但しVOCALOIDじゃないしVでもない! ただのミクだけど!」

『あなたも未来から、タイムマシンで来たんですか!? なら何でエリアゼロに居ないんです!?』

 尤もな疑問だろう、だから開き直る。

「タイムマシンだけが世界を跨ぐ全てだと思うなよ水星タヌキ!」

『水星タヌキとかもう意味不明ですけど!! ムゲンダイナの事です!? いやアレは流星……違うか。じゃあ古代のレックウザ!?』

 何故か知っているミライドン。

 確定で未来から来ている。情報を持っている以上、この世界線はメガシンカありきか。

「ねえ、テツノタヌキ」

『だから、ミライドンです!』

 通話状態でボケとツッコミを終えて、聞く。

 動けるか。そこのテツノドクガもお供だろう。

『くっ……。ハドロンエンジンの不調が……。エネルギーが生産できません……』

「ならこのサンドイッチ食べなよ。一回だけ多分エネルギー出せる」

『サンドイッチ? パンに挟んだアレですか?』

「あ、イメージしてる手軽なコンビニで売ってるようなんじゃないよ。何でかパルデアだとフランスパンみたいにデカいのに挟むらしい。これ食えって言われたんだけどデカすぎる」

 鞄から長細いサンドイッチを取り出して、口を開けろと要求するミク。

『……確かに、子供にこのサイズは大きいですね。良いんですか?』

「いいよ。代わりにちょっと帰り道、ボディーガードお願い」

『……。索敵完了。そこの洞窟内部にヘルガーの群れが居ますね。こいつらが襲ってくるんですか?』

「そういう事。タヌキ、思っていた以上に有能だね」

『タヌキって言うのいい加減怒りますよ?』

 兎に角、手渡す。もしゃもしゃ食べるミライドン。

 テツノドクガは弱ったままだ。曰く、充電切れ。

 サンドイッチを少し分けてやるとこっちも食って復活。

 活躍したテツノツツミも一緒に食う。

 んでテツノツツミは引っ込める。テツノドクガも来いと言うと喜んだ顔になったので捕獲。

『ふぅ。ごちそうさまでした。ちょっと元気出ました』

「良いのよ相棒。気にしないで」

『何時からそんな急にお近づきになったんですか』

 通話状態で戻って行く。

 予想通り、ヘルガーの群れが迎撃に来るが。

 一時戻った調子のミライドンが軽く蹴散らして追い払う。

『私だって、負けてばかりじゃないんですよ』

「おぉ、格好いい。そうだよ。逃げれば一つ、進めば二つだミライドン」

『覚えておきます』

「これ、私の世界のミライドン的な声が主役やってるアニメのおまじない」

『あなたも、初音ミクのある未来から来たんですね』

「秘密にしてね、お互いに」 

 流れで転生者だとバレたが相棒だから大丈夫だろう。

『サンドイッチのお礼に、了解です。尤も、多分私は速攻バレますけどね……。外に出るのは初めてではないので……』

 洞窟から抜けると、内部を上から覗いていたネモが唖然とする。

 何このデカいの。見たこと無い。

『さて、困りましたね……。記録に間違いがないなら博士の研究所が近くにあるんですが、ここ来てもよく判断したら意味ないんですよね……』

「ミク、このポケモン喋ってるけど」

 通話で駄弁るミライドンがキョロキョロしているのを見て、ネモすらドン引きだった。

 何だ此奴と言うので紹介。こいつの名はミライドン。通りすがりの野性パラドックスである。覚えておけ。

『記録によると、通りすがりの世界の破壊者ですよねそれ』

「分かるんかい。ネモ、誰でもスマホにロトム入れる時代だよ? それ以外が機器使って喋ってもおかしくないよ。実際ロトムだって喋るときあるじゃない」

 そう言うと説得力があるのか、黙った。

 黙る以外の反応が出来ない。最早ネモでも意味不明。

 丁度灯台の方に研究所があるので向かうと、エンカウント。倅の登場である。

「ミライドン!? お前、逃げ出したのか!?」

 ペパー。博士の息子。ミライドンの知り合い。

『あ、ペパー。お久しぶりですね』

「お前普通に喋んの!? しかも女の子! 翻訳機能あったっけ普通のスマホに!?」

 あ、やっぱり既知の相手からも想定外なんだこれ。

 そう思うミク。

『いえ、そう言われても。この機械通信機器では? 博士の所にも同じようなマシンはあったので、ラーニングは終えています』

 学習して電波合わせて通話状態。以上。

 未来パラドックスの上位モデルだから出来る荒技。

 と、ミクは予想する。

「マジかよ……。で、父ちゃんのところに居たのに、何であそこから出られた?」

『思い切り飛翔してバリアを貫通しました。そして、同型に勝てないなら逃げるが勝ちという理論です』

「は? なに、もう一匹増えてバトったの!?」

『そうです。同型に、見事に負け戦でした……』

 悄気るミライドン。呆れるペパー。

「お前逃げたって、ここ来ても意味ねえだろ。父ちゃん居ねえぞ。お前のボールは俺が持ってるからあるけど」

『仰るとおり、俗に言う無我夢中でして……』

「……チッ。お前、この子のスマホで通訳してる理由は?」

 此処で漸く、敵襲の際に救助したという旨を伝えるミク。

「おうおう、随分と度胸のある初音ミクだなおい。ネギもねえのによくこいつに近寄ろうと思ったな」

 嫌味のように笑って皮肉るペパー。

 初対面では印象悪いがこいつは歴としたメインヒロインであり、SVきっての超親友である。

「ネギは武器ならカモネギ的な? どうも、初めまして。見ての通り、名はミクです」

「名前もミクかよ狙ってんのか。そもそもお前カモネギ知ってんの? こっちには居ないのに」

「家が元々ガラルでして……」

「あー、ナイトの方知ってんのね。なるほど」

 微妙に納得のペパー。丁度、ミライドンがまた。

『あぁ、ハドロンエンジンが、また不調に……』

 ダウンして戦闘態勢を維持できなくなった。 

 渋い顔でペパーが言う。

「パラドックス同士でやり合うからだ、バカ」

『バカとは失礼な!』

「言い返す元気があるだけ儲け物だと思っとけ」

 心底呆れて、ミクに問う。

 このデカいの、引き取る気あるか?

「無論、頂きます」

『待って、ストップ。猛烈に嫌な予感というか論理的じゃない何かを感じます!』

 抗議のミライドンを無視してボールを渡すペパー。

 睨みつけて吐き捨てる。

「俺はお前の顔も見たくねえ。預かってくれるなら済々するぜ」

『因縁じみた恨み節を感じるんですけど……』

「恨みならあるからな」

『私が何をしたって言うんですか!?』

 身に覚えのない恨みだと訴えるミライドン。

 ペパーがブチッとキレた音をさせて表情を引き攣らせて言った。

「あの時暴れたのお前じゃねえか」

『…………』

 気まずいのか、視線を逸らすミライドン。

 忘れていただけらしい。こいつも大概だった。

「理由あるよな?」

『はい……』 

「本来なら俺キレてても良いって分かってるよな?」

『はい……』

「じゃあ言うことは?」

『非常に、申し訳ございません……』

 拒否る理由はあるので、ミクに渡すペパー。

「で、もう一体増えたっていう個体は何処だ?」

『現在、ラボに居座っています……』

「そっちの脱走は?」

『理論上、無いです。私を追い出したのは邪魔だったからだと思います』

「ハッ、結局それかよ。この負け犬ちゃんが」

 見下して吐き捨てる、罵詈雑言。

 相当やはり恨んでいるのが見て取れた。

『うぅ……。博士、聞いてないですよ……。何でこんなにガラの悪い輩に成長してるんですか……』

「お前が言うな」

『うぐぅ……』

 怨み言を言われてミライドンを頂戴するミクに言う。

 こいつは過去一回暴れているから信用するな。

「負けタヌキにそんな度胸無いよ」

『私、ミライドンです……』

「タヌキ? ハハッ、タヌキ! お笑い種だなミライドン! 情けねえ、タヌキ扱いか! カップ麺かっての!」

 爆笑するペパーがミライドンに言って聞かせる。

 カップ麺のラベルでも飾ってろ。

 奇書の表紙すら勿体ない。

 そう言うと、任せたからと言って気分が良いのか鬱憤晴らしを終えて去って行くペパーを見送るミク達。

『何故私だけこんな仕打ちを受けるんです……?』

「やーい、お前の性能、田舎のタヌキー」

 ミクが揶揄すると、とうとうブチ切れるミライドン。

 吠えるように反論してきた。

『私の尊厳破壊も大概にして下さい! 何なんですか、タヌキタヌキって!!』

「いや、声がねえ……」

『言いがかりもいい加減にして下さいよ!』

 こうして、転生ミクと情けないミライドン含めたパラドックスが冒険をする、未来矛盾の宝探し。

 転生ミクにこれと言った武器はない。

 相棒の面白いツッコミタヌキ、共にボケ倒すデリバードとウルガモス、そしてエンジョイしているミク。

 パルデア地方、魔境の世界に落ちたのだ。

 精々楽しんでいこうと思う。

 宝探し、三つの物語。どれもこれも制覇してやる。

 先ずは、知らないこの世界の異変から!

 アカデミーで噂になっている、パルデアの大地を徘徊する未知のポケモン達を探そう!

 宝探しが始まった最初の目的。

 ボタンの電話をブッチして、ペパーのお願いガン無視して、ネモのお誘いサボタージュ。

「行くぞミライドン! 目指せ、伝説厨!」

『妥協しません? 絶対に無理ですって……』

 真っ先に追いかける、。

 灯台に向かって戻って行く。

 出没する居場所は、ここだ!

 

「ギャーオ!」

 

「いけ、ウルガモス!」

 

 宝探し、最初の大勝負。

 雷鳴の化身(サンダー)のイベントであった……。

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