1級フィクサーミカゲは透き通る世界で何を成す? 作:もつ煮の大根
夜眠れなくて書いた駄文です
セリフが9割9分9里を占めています
※添削にAIを使用しています
「やっと見つけた。苦労したよ、いったい何度この遺跡で迷子になったことか……。さて、これが例の遺物か?いろいろな次元に移動できる力があると聞いていたが……ふむ、筒状なんだな?勝手に刃物だと思っていたが、キアル工房*1に毒されすぎたか。まぁ、形状はどうあれ、職人に任せればうまく武器にしてくれるだろう。そうなると、キアル工房かメスティル工房*2のと交換だな。これ以上強化外骨格*3に武器を積むとせっかくの奇襲性能が落ちちまう。キアル工房は戦闘以外にも収納として使えるがいかんせん電気を食う。メスティル工房は性能はいいんだが、一度使うと安全機構のために外れるわ体勢が崩れるわ、出しな……。どっちも助けられてはいるができれば使いたくないしな……いっそ、アラス工房*4に依頼して2つとも入れ替えるのもありだな。キアル工房の収納は最悪手持ちでも使えるし、携帯するってことで。よし、今後のことも決まったことだしちゃっちゃと回収して帰るか」
ミカゲは、無機質な白い台座の上に置かれた黒く半透明な筒——目的の遺物に手を伸ばした。触れてみれば冷たく、手袋の上から体温を奪う。すると、それは空色に染まり、中央には三角形の中に太陽を描いた様な紋様が現れた。そして、その紋様を中心として強い引力が発生した。
「なっ!!触るだけで——」
その言葉は最後まで発されることはなかった。ミカゲは遺物に吸い込まれ、目を覚ますと——砂漠に横たわっていた。
「くっそ!とんだハズレを掴んじまった……。ここは、砂漠か?」
見渡すとどこもかしこも砂!砂!砂……!真上から強い日差しに照らされていることから今が正午だと推測した。
「とりあえず日陰を探すか。コートは……脱がなくてもいいな。武器は隠しておいたほうがいいかもしれないし、直射日光も避けれる」
*****
「あれは町か?思ったより早く見つかったな。それに、人が住んでるかもしれねぇ」
駆け足で建物へ近付くが砂で入り口が塞がれていたり、部屋中が砂まみれだったりと生活感が見受けられなかった……。
「ただの廃墟みたいだな。ひとまず日陰も確保できたし、この世界には人もいそうだし良しとするか——。ん?今のは足音だな。一応警戒しながら見に行くか……。」
足音のした方向へ向かうと、そこには……バケモノ——人のように服を着て、二足歩行でこちらへ歩いてくる犬の頭を持った存在——が居た。
「おや?そんなに見つめてどうしたのですか?」
「なるほど、言葉が通じるな」
「え、はい。通じますが、なにか……?あ、もしかして獣人を見るのは初めてですか?キヴォトスの外では見ない地域もあるらしいので」
「まぁ、そんなところだ。ここ……キヴォトスには獣人以外だとどんな種族がいるんだ?」
「普通に人や、機械のかたが居られますが」
(当たり前と言ったらそうだが、普通に人外がいるんだな。慣れるのに少しかかりそうだ)
「そうか、ここには来たばっかりでな。常識とか法律を調べるにはどうしたらいいんだ?」
「?スマホで調べればいいと思いますけど」
「……悪いがスマホは持ってないんだ」
「え、今どきスマホを持ってないなんて珍しいですね。お若そうですのに」
「……ここでの
「えっと、外と同じですよ。普通に高いです」
「ここらへんでスマホを買えそうなところはあるか?あと質屋」
「スマホを買うのでしたら、他の自治区に行くのがよろしいでしょう。このまま南に進めば駅があります。質屋は、一番近いところですとブラックマーケットでしょうか?」
「ブラックマーケット?」
「闇市、と言ったらわかりやすいでしょうか?」
「闇市か……それならスマホも売ってそうだが?」
「えぇ、売ってはいるでしょう。ですが、盗品だったり、怪しい企業のものでしょうからおすすめはしません。それに……見たところ銃も持っていない、それも外から来たかたが一人で行くのは危険でしょう。外から来たかたは銃弾一発で致命傷になり得ますし」
「ここは銃を携帯するのが当たり前なのか?それに、キヴォトスの住人は銃弾くらいわけないように聞こえるが?」
「えぇ、ここでは裸の人よりも銃を持っていない人のほうが少ないくらいですし、キヴォトスの住人は頑丈で、銃弾を何発食らっても大したダメージにはなりません。それこそ、喧嘩感覚で発砲したりしますし。ですから、外から来たあなたは流れ弾一発でも危ないですし、言っておいてなんですが行かないほうがよろしいかと」
「なるほど……分かった。ブラックマーケットには行かないようにしよう。極力近づきたくないし、ブラックマーケットがどっちにあるか教えてくれるか?」
「南西のほうですね」
「分かった。ありがとう。じゃあ南西を避けながら駅を目指してみようと思うよ」
「えぇ、そうするのが良いでしょう。お気をつけて」
(ブラックマーケット、少し覗いてみるか……)
*****
(ここがブラックマーケットか……人が多いな。人といっても、獣人に機械、頭の上に変な輪っかが浮いてる少女だがな。キヴォトスの住人は頑丈だと聞いたが、あの輪っか……施術を行なってるってことか?それにしてもやけに見られるな……。人の男はここでは珍しいのか?そういえば、言葉だけじゃなく文字も同じみたいだな。え〜と、質屋質屋……。ここだ!)
「いらっしゃい」
「売りたいものがあるんだが——」ゴトッ
そう言ってミカゲは、懐から金のブレスレットを取り出し、店主の前に置いた。
「ほう、これはこれは……。なかなか上等で……」
「いくらで買い取ってくれる?」
「……20万でどうでしょう?」
(おいおい、買ったときの1/20くらいの値段だぞ!多少傷もある中古品とはいえ……物価がかなり違うのか?)
「安いな」
「傷もありますし、これくらいかと」
「う〜ん、これだったら他のとこで売ろうかな?そっちの方が高く買ってくれるし。少し遠いからある程度なら安くてもここで売ろうと思ったんだが……」
「……ご希望はいくらで?」
「30万」
「30万って——こちらの提示した額の1.5倍じゃないですか!」
「それくらいの価値はあると思うが?前言ったとこなんて35万出しても買いたいって言ってくれたぜ。30万なら安く手に入るってもんじゃないかい?」
「……」
「まぁ、20万ってやしー値段つけてきた上に買ってくれないんじゃねぇ〜。面倒だけど前の店で売らせてもらうよ」
ダン!!
「買いましょう!30万で!!」
「商談成立だな」
*****
(よし、とりあえずスマホ代は稼げたかな?にしても、思ったよりもすんなりいったし……あの店主、安く買い取ろうとしてたな?まぁ、結果よければ全てよし!次は本当に駅に向かってスマホを買いに行くか)
地の文がなさすぎる……!
突発的に思いついたものなので更新は期待しないでください。
地の文がセリフより多くなるくらい期待しないでください!