IS(インフィニット・ストラトス) 未来(あす)を目指す超越者と純粋な存在 作:ナハト・リコリス
インフィニットストラトス、通称『IS(アイエス)』は『白騎士事件』という事件があり、その事件での驚異的な事実の元、瞬く間に世界に浸透していったとんでもない性能を秘めた兵器の事だ。
製作者が言うにはISは兵器等ではなく、宇宙開発を主としたパワードスーツなのだが、さまざまな国の思惑もあり、ISと言えば兵器と言うのが世間一般の人が知っている事実でもあるのだ。
白騎士事件は内容を口や紙を使っていえば簡単で、世界中に存在している日本を射程距離内としているミサイル『2341発以上』が日本に向けて発射されたのが始まりである。
発射された理由に関しては事件後の調べでテロリストか何かが各国に存在する軍事基地のコンピュータに侵入し、ミサイルのシステムを奪って発射したとされている。
そして、その半数近くを『白騎士』と呼ばれるISを纏い、顔を隠した謎の存在が撃墜したのだ。
しかもその当時は未だ架空の兵器としてされていた『荷電粒子砲』を使ってのミサイルを攻撃し、ミサイルを撃墜したりもした。
それだけではなく、これだけの高い性能を見せた白騎士に対し、世界各国は『白騎士』を捕獲もしくは撃破しようと各国は大量の戦闘機や戦闘艦などの軍事兵器の大半を送り込んだのであるが、その全てが無力化し、そして白騎士は夕日の中に消えて行ったとされている。
そして、ISが認められた驚異的事実でもあるのが、これだけとんでもない事件にも拘らず、『死者が皆無』という事実が存在しているのだ。
だがしかし、真実は違うのだ。
この日時にあった情報関係を少し周囲深く調べれば分かるのだが、白騎士事件があった日、日本中で『死亡事故』が多発しており、その日の事故で死んだ人や重軽傷者の数を合わせれば、何と『8000人』近い人間がその日死んでいたり、大小の差は存在するが怪我を負っている人達がいる事実が存在している。
とは言っても、それらは全て地方新聞などで小さな記事として存在しているだけで、誰も気にも留めようとしない情報でもある。
だがしかし、この誰も気にとめようともしない記事の情報が『白騎士事件』における本当の真実なのだ。
白騎士が破壊したミサイルの破片等が日本の領土内に落ち、そしてそれが原因で車や家、ミサイルが発射されたと言う勧告を聞いて逃げていた人々の頭上に落ちたりし、破片が落ちた先での二次災害等による死傷者と、重軽傷者が存在していたのだ。
同時に、世界各国の戦闘機のパイロット達の一部は白騎士を捕獲・破壊するさいの戦闘が原因で脱出装置が故障し、死亡している。
それらの数も入れれば、この白騎士事件での死傷者と重軽傷者の数は『約1万人近い』程になるほどだ。
だがしかし、その人達の人生は生まれ故郷でもある日本や自分達の生まれた国の国家、そして各国政府の高官の一部により、ISを造りだした人間の生まれ故郷であると言う事と、ISの持っている高い性能と能力を有効活用していこうという思いで哀れにも利用されてしまい、真実は闇の中に葬り去られたのだ。
俺、草薙和輝は俺を産んでくれた両親をこの白騎士事件が原因で死んだ。
同時に当時8歳だった俺は両親の死を目の前で見てしまった事が原因でトラウマになり、眠ってもその死の場面を何度も思い出していた。
だが、政府高官の一部はISの持っている性能や能力を使って日本が今後の世界の中心に立ちたいと思っている野心ある人間達が原因で白騎士事件での死者はいないと発表し、俺のような存在に対しては催眠療法を利用して記憶を封印しようとした。
だが、今度はその催眠療法が俺はそれが原因で両親の死を悪夢として何度も苦しむ羽目になり、俺は催眠療法をされて僅か1年で封印されていた記憶を取り戻し、そして独自に白騎士事件の調査をした。
だがしかし、この時にはISの生みの親である『篠ノ之束』が世界中から指名手配にされていたのだが、元々彼女に関しては友人等が少ない事が原因で俺は簡単に白騎士事件の真相を知る事ができた。
とは言っても、実際は本人達に聞いたのではないが、調べた情報等を総合した結果でしかないのだが。
答えは簡単で、白騎士事件はISの生みの親である篠ノ之束による自作自演だと。
そう思うと俺は怒りを隠せなかった。
俺は実は転生者で、俺を転生させてくれた神がこの世界が漫画等の世界の一つで、『こんな感じの世界』と言う風に教えてもらったが、元々この世界の情報を持っていない俺に取って、最初から言ってどうでも良かった。
確かに転生の特典で能力等を貰ったが、元々原作の世界を知らない俺に取って貰った特典に関しては、物凄いぐらい卑怯であると言えるのだが、今の俺の生活ではそこまでいい物であるとは思ってもいなかった。
ただ白騎士事件が起きるまでは転生者であるという事実を秘密にしたまま生きている俺に取って、今の家族と『一緒にいる時間』は大切だった。
将来は貰った特典で少しでも今の俺を育ててくれた両親を安心させ、そしてこんな秘密を持っているが、使わないで一生を送るほうが良いだろうと、そう思ってもいたのだから。
だからこそ、そんな家族としての一番『大切な時間』を篠ノ之束と言う自己中心的な存在によって奪われたのは我慢なら無かった。
俺は神から貰った特典を利用してこの世界でISに使えそうな物を幾つか造り出し、同時に神から貰った俺のISでもある『ガンダムアメイジングエクシア』の対とも言える存在である『ガンダムエクシアダークマター』も造りだした。
同時に俺はそれなりにIS方面で使えるような物品を作り出した後、白騎士事件後に日本政府が俺の両親が死んだ事を隠した際に渡してきた大金だったが、造りだした物品が原因で全介護状態で何度も介護方面のサービスを利用したため、貰った金に関しては大部分使っていった。
それでも介護等の保険や両親が死んだ際に出た保険金等で残った金を利用して株などで大金を稼いでいった。
その後家の近所にあった工場を買い取って『テスラ・ライヒ』と言う名前に変え、その後IS関係と同時に俺や俺以外にも白騎士事件の被害者は存在しているのだが、その大半は白騎士事件での出来事を納得し、ただの事故として思っているため、俺は少しでも命を救うための可能性を上げる為に、救急と救命方面関係の仕事が出来るようにもしておいた。
まぁ造りだした反動で俺は本当の記憶を取り戻した後に何度も病院や介護士の人達に全介護による生活を送る事になったが、それでも俺の怒りと憎しみの負の連鎖は止まらなかった。
まぁそのせいで色々と困ったとも言えるが、それでも俺はそんなのは関係ないといえるほど何度もやっていた。
篠ノ之束をこの手で捕まえ、人としての『当たり前とも言える感情や思い』すらないこんな存在に、俺は容赦する気など一切無かった。
そう思い、何度も俺の覚えている限りの機体に必要な素材やシステムを造りだして行った。
『サイコフレーム』・『オリジナルのGNドライブ』・『TーLINKシステム』等など、俺が覚えている限りの存在で、それらで使用していた機体で量産期関係の一部を世に出したりして会社を大きくしていった。
何しろ俺が造りだした素材やシステムは存在していなくても、機体性能が高いと言う事で世の中には大反響を受け、あと少しで第2回モンド・グロッソが開始すると言われている時には世界でもそれなりに有名な会社になっていた。
一応参戦したのは第2世代開発機体では一番遅い存在になったものの、それまではフランスのデュノア社が製造した『ラファール・リヴァイブ』が良い機体といわれていたが、テスラ・ライヒが開発した『ビルドシュバイン』の方が性能が良いと言う事で世界で有名な会社になった。
さらに俺は神から貰ったISである『ガンダムアメイジングエクシア』の機体性能等を調べる為に、プライベートの場所であると同時に、俺がISと言う存在に慣れるための特殊特訓場として無人島を幾つも買い取り、貰った機体の性能を調べていった。
同時にオリジナルのGNドライブである為GNドライブの粒子が外に漏れないように改良を施し、
GNドライブの秘密が篠ノ之束にばれないようにした。
何しろばれた場合、篠ノ之束はオリジナルではないがGNドライブを完成され、さらにそれを利用して白騎士事件の時以上の事件を起こすのも俺には目に見えていたからでもある。
そしてこの時の俺は『実戦訓練』が必要だと思っていたが、その時にはISが『女性のみしか使えない』という理由で男女平等と言う時代から、『女尊男卑』へと変わっていっている時代で、法律は女性に対しては有利とも言えるような感じにちゃくちゃくと法律は制定されていっていた。
中には悪法とも呼べるようなものも出そうであったが、それは阻止されていた。
そのため男が強くなると言うのは出来ないような状況下になってきており、俺も少しは途方にくれていた。
だがしかし、俺は運が良いのか悪いのか未だに分からないのだが、俺は『幻想郷』としう
『人々から忘れ去られた人や物の行き着く場所』という不思議な場所に来てしまったのだ。