IS(インフィニット・ストラトス) 未来(あす)を目指す超越者と純粋な存在 作:ナハト・リコリス
理由に関してはさっさと話を進めたいからで、戦闘を期待していた方はすみません。
その代わり、次はちょっと鈴関係で面白くする予定です
刹那と秋斗との戦いであったが、あまりにも無様と言えるほどくだらない戦いであった。
俺が面倒だが時間稼ぎをし、秋斗の専用機である『白式』の力を100%発揮できる状態にしたというのに、何とも馬鹿らしい程の戦いになっていた。
戦いに関しては刹那はダブルオーの武装であるGNソードⅡ・ソードモードの二本とGNシールド、そして近接格闘技術だけで、オーライザーが出来るまでの専用パッケージとしておいた『セブンズソード』のパッケージも使用しないで対処し、最後は近接格闘だけで終らせた。
おまけに刹那は一度もGNソードをガンモードにしていないのだが、それで勝ったので俺からすればあまりにも馬鹿らしい程の戦いであった。
刹那は秋斗の攻撃に関しては直撃は一度もしておらず、サイコフレームとの運用のおかげでなのか、機動性と反応速度が何倍も速いためなのか、秋斗の攻撃は一度たりとも当たらなかった。
まぁ機体の運動性能と言う点ではそこら辺の第3世代シリーズの機体で敵うはずもないし、例え篠ノ之束が介入して現状では架空の空論上の品物である次世代の第4世代型ISであっても、攻撃・運動性能に関しては第4世代でも勝てないほどの品物なうえに、乗っている操縦者である刹那の戦闘経験を考えれば当たり前なのかもしれない。
おまけに言って悪いが、戦いに関してはあまりにもぶざま過ぎる内容だった。
戦闘開始の合図と一緒に戦いが始まったのだが、秋斗は物凄くぶざま過ぎた。
白式の攻撃手段は『雪片弐型』という刀型の近接格闘武器1本らしいが、それ以外の武装を持ってはいなかった。
そして最初から白式は単一能力(ワンオフ・アビリティー)が発動できるタイプらしいのだが、俺は持っている武器の銘が『雪片』の名を関しているので、使用できる単一能力は織斑千冬を世界一にした能力である『零落白夜(れいらくびゃくや)』である可能性が高いと思った。
だがしかし、そんな物は『今』の刹那には無関係な品物であった。
何しろどんなに秋斗が攻撃をしてきても、GNソードの2振りを上手く扱って攻撃を受け流し、同時にGNシールドや足などを使って攻撃を防ぎ、隙を見て攻撃して逆に秋斗の雪片を手から落とさせた。
その後はあまりにも簡単であった。
秋斗に落ちた雪片を取りにいかせないようにし、そのまま何度もソードを上手く使って攻撃したり、ある時は蹴りで対処し、最終的には刹那も流石に不憫に思ったのかGNソードⅡを収納し、無手の近接格闘で戦っていたのだが、余裕に刹那の方が強かった。
何しろ近接系格闘に関しても刹那は幻想郷の面々のおかげでそれなりに強い。
それもあってか無手で攻撃しているにもワザと雪片を取り戻させて秋斗と戦った刹那であったが、普通に無手の状態で相手をした刹那には意味が無く、最終的には零落白夜の持っているデメリットによって大幅にシールドエネルギーが減っていた為、雪片を叩き落した後に正拳突き一発で秋斗は負けた。
刹那はシールドエネルギーに関しては相手からの直撃されるような攻撃等は一発ももらっていないので、結果で言えば消費したのはスラスター等で使用した分だけである。
その後次の戦い云々になったのだが、刹那は機体のエンジンの調子が悪いと言う事で次の戦いを辞退した。
刹那も俺も機体関係上のトラブルが理由で辞退し、俺達としては最初からこのつもりだったので楽なものである。
その後秋斗はレイナと戦ったのだが、レイナとの戦いに関してはレイナが刹那との戦いを理由に秋斗を小馬鹿にして戦っていたのだが、その傲慢さが原因でレイナは敗北した。
まぁ俺や刹那に関してはレイナのした所業が原因で、レイナがどうなろうと関係ない。
クラス代表を決める全ての戦いが終わり、そして次の日のホームルームで1組のクラス代表は『織斑秋斗』に決まった。
「俺は負けたんですけど・・・」
「俺と刹那は色々と機体調整等が原因で、しかもおまけにオーバーホールする位整備をしなきゃいけない感じになってんだよ。そんな機体を使ってるんじゃクラス代表として戦いになりました、その後オーバーホールが理由で戦えませんになったら意味が無いだろ?おまけに俺の場合はレーザーを吸収したさいのシステムのバクが原因で使えない状態になったから、システムが使えないだけだがな」
「あぁ。俺の機体もエンジンの調子が悪くなったせいで兄さんと同じくらいの整備が必要なんで、同じ理由で機体が調子が悪くなって優勝できませんでしたじゃクラスの皆に悪いからな」
俺と刹那がそう言うと、クラスの全員は納得してくれた。
序に言ってレイナがクラス代表を辞退したのは、俺が脅迫したからだ。
実はクラス代表決定戦が終わった後、俺はレイナと接触し、レイナにクラス代表を辞退してもらうように脅迫した。
当初レイナは自分がクラス代表になると言ったのだが、俺はレイナがクラスの皆に対して吐いた暴言の入ったレコーダーをイギリス本国に送ると言ったのだ。
流石のレイナもそれが本国にバレたら自分の身が危険になるだけではなく、イギリスに帰っても自分の居場所が無い事に悔しがっていたが、俺は別のことを言っておいた。
「まぁ君は逆に織斑に近づいて彼を攻略したらいいじゃないかな?」
「何ですって?あんな男を攻略して何の価値がありますの?」
「価値ならあるぜ?何しろ世界で始めてISを動かした男性操縦者だ。しかも彼と恋仲関係になり、そして彼と言う存在を得られれば、君はブリュンヒルデと謳われている織斑千冬も手に入れられるし、彼の遺伝子も得られる。そうなればイギリス政府は他の国を差し置いてISでの軍事力は更に高まる可能性はあるし、ISの更なる発展も可能なはずだ。もしそうなれば、君はそれだけの貢献をしたと言う事で、名実共にいい思いをすると思うんだけどね?」
俺がそう言うとレイナは俺が言った事に対しての可能性を考え、少し揺れ動いていた感じだったので、俺は最後の一押しをした。
「で、ですがそれだけでは・・・」
「他にもあるぜ?クラス代表にした彼のIS技術向上の為に近づいて色々とすれば、君は初の男性操縦者のIS運用データが本国に送れる。おまけにそのデータだけでも君は国家に貢献したと言う事で色々と恩情もはかってもらえるだろう。おまけにクラス代表になった彼が凄い成績を出せばどうなるか、君にだって分かるはずだ?序に言えば彼が使用している白式のデータも得られるんだ?これほどお買い得な物はないだろう」
俺がそう言うとレイナは俺の言った案に賛同した。
俺も彼女が賛同したと同時に録音していたデータを消しておいたので、彼女はこれで憂いは無くなったと思っているだろう。
実際は俺のが消えても刹那のが存在していたのだが、そちらも消しておいた。
まぁ実際問題、織斑秋斗という男性操縦者のISの運用データは貴重で、何処の国も喉から手が出るほど欲しがっている品物だ。
例えそれがテスラ・ライヒが開発したゲームのデータでもいいだろうが、所詮ゲームはゲームなのだ。
本物のISを使用してのデータには敵わないし、おまけに織斑千冬を世界最強と謳わしている単一能力のデータを得られ、おまけに秋斗を自分の国の人間として迎え入れられたら、レイナはイギリスでも多大な功績の人間として賞賛されるのだろう。
そう言った事を考えたレイナは俺の案に簡単に乗ってくれたのだ。
実際は彼女に与えるのは人々からの歓喜の声ではなく、罵倒と絶望へと導く俺の策とも知らないで・・・
その後俺達は訓練で織斑千冬の指示に従いつつ、俺と刹那は心にドロドロとした怨みの気持ちを隠しながら、俺達はIS学園にいる恋人達のおかげで怨みと憎しみをださなくてすんだと言えた。
特にクリスは自分の地位と家族との思い出、そして俺が教えた真実を知ったクリスの、いや、セシリアの両親の思いを知った彼女にとって、レイナがこの場所にいると言う事は堪らないものであった。
俺と刹那の二人、そしてクリスを入れた俺達は、IS学園での生活に関しては嫌な思いも持っているものの、お互いに話し合ったりしながら何とか耐えていた。
だがしかし、新たな問題が発生してしまった。
何と刹那が一夏として生きていた時に出会った女性である『凰鈴音(ファン・リンイン)、通称《鈴(りん)》』が転入して来た事が原因で、俺達は新たな波乱に巻き込まれたのだ。
まぁ実際波乱に巻き込まれたのは俺ではなく、刹那の方であるが、まぁいいだろう。
戦闘に関して省きましたが、皆さんの想像を書き立ててください。
あとレイナの辞退理由に関しては原作のセシリアと同じだと思ってください。
そのほうが周りの心境等にはいい感じがすると和輝に言われたからと言う事で