IS(インフィニット・ストラトス) 未来(あす)を目指す超越者と純粋な存在 作:ナハト・リコリス
臨海学校は急遽中止となり、同時にラウラの遺体は今回の事件における重要な証拠になるとし、テスラ・ライヒの研究所に送られた。
自爆したデストロイガンダムの破片も込みで調べとなっており、同時に遺体の司法解剖に関しては本来なら今回の事案的に国家レベルの事案なのだが、誰もやろうとせず、結果的に俺達がラウラを死亡させたのだから、そちらで調べろとなってしまい、テスラ・ライヒの機材等で調べることになったのだ。
そして事件から数日が経過し、夏休みの中盤くらいでラウラに何があったのか判明し、IS学園経由で全世界に報告しておいた。
流石に調査した結果内容が色々と悲惨過ぎるとしか言いようが無かったのだ。
まず第一にラウラは性的な暴行を受けた形跡があるのだが、デストロイガンダムに組み込まれる前には性的な暴行は無かったとした。
実は遺体となったラウラをさまざまな検査方法で調べた結果で、ラウラは遺伝子的な問題で【子供が全く作れない】身体だと判明し、生理等の症状もほぼ無いに等しい可能性があるとした。
何しろ生前のデータもドイツ本国が創り出したデザイナーベイビーなのは判明したが、ラウラが学園から退学された後は全ての研究データ等も研究施設の破壊もあって全て存在せず、ちゃんとした調べができなくなっていたからだ。
デストロイガンダムの残っていた破片等にある残留データを解析した所、ラウラはデストロイガンダムを機動させるためだけの生体パーツにされていたと推測できた。
そして助けた際に壊れたような状態のラウラに関しては、デストロイガンダムの機動用に色々とイジられている後が見つかり、デストロイガンダムは動かすためのエネルギーを使い、生体パーツのラウラを生かしていたと判断され、デストロイガンダムのエネルギーが消失すると生体パーツと化したラウラの命の火を消すのは同じとされると同時に、復元データの一部に自爆プログラムと思われるのが存在していたので、完全にデストロイガンダムは人道的に反する最悪の存在であったと判断できた。
この情報を学園を通して全世界に出したのだが、流石の内容に各国首脳陣は頭を悩まされたらしいが、同時に解析して判明したデータに関しては全て破棄した。
流石にこのデータを利用して、女尊男卑団体や女尊男卑思考の存在の手に渡ったりでもしたら、生体パーツとして男性を運用する可能性もあるとして、大量の情報を書いた紙で学園に送っておいたのだ。
後でこのデータを利用しようとどうしようと関係無いが、流石にここまで非人道的な行為を行うかも知れないと考えなければいけない俺達のほうが最悪でしかなかった。
こちらとしてはデストロイガンダムのデータを元に完全版のPS装甲のデータを手に入れられただけでこっちは十二分にお釣りが出るし、序にこのデータを元にVPS装甲の開発にも着手したので、俺と刹那の現状考えられる限りを使っての最強機体の開発が可能になった。
まぁ完全に言って今使っているガンダムよりも数倍は上に近い存在レベルになってしまうが、問題なのはアルケーガンダムの方で、調査しようにも完全に爆破されていて、残っている部分だけ解析した結果で無人機だったと判明したが、あの時のアルケーガンダムの機動性などを考えると遠隔操作型となったが、あそこまでの技術はとんでもないなと思うのであった。
だがしかし、問題なのは一体誰があそこまでの技術を持つ存在を造りあげたのかと言うことなのだ。
篠ノ之束では無いのは確定しているのであるが、現状では何処の誰があんな存在を完成させたのか分かっていないのだ。
そして臨海学校が終わってすぐさま学園の設備で俺達の機体を精密に調べたら、クソウサギによるサブシステムまで汚染させたウイルスの痕跡をみつけ、俺達の中でクソウサギの処刑は確定した。
夏休みに入る前に紫さんに頼み、あのクソウサギの所在は調べがついていたので、クソウサギと一緒にいる女の子がいるらしいが、クソウサギと一緒にいる時点で何処の誰か知らないが、一緒に地獄に行ってもらうのには丁度良いだろうとして、紫さんに頼んで事前に調査が完了していた《とある惑星》に放ってきてもらった。
因みに映姫さんには紫さんの能力経由での遠隔で本人を確認してもらい、俺達へのウイルス混入も罪状追加で、本人には全く罪の意識すらもっていないが、本人がやってきたのは悪行と言える行為が多過ぎるとなり、この惑星送りにしたのだ。
その惑星には水も空気も有り、危険な生物等は存在しないので、人間が生存する事は可能な惑星であるのだが、実はその惑星は移住する先としては認定していない惑星なのだ。
何故認定していないのかと言うと、実はその惑星を最初に見つけて調査をしていた際に、レミリアの《運命を操る程度の能力》でこの惑星での繁栄ができるか調べてもらったのだ。
すると数年後には惑星の近くにある隕石郡の衝突で消滅すると確定している未来があるとされ、この運命は避けられないとも言われたので、移住先にする惑星候補から外した惑星なのだ。
しかもこの際に聞いた惑星の寿命は十年以内とも聞いている上に、生存はできるが脱出はほぼ不可能と言うような惑星だったので、紫さんに頼んで篠ノ之束と一緒にいる女の子も付けて送り込んでもらったのだ。
紫さんに関しても俺達を危険な状態にしていたと判明した時点で篠ノ之束は完全に敵なの上に、食べる価値も無いとした上で、指定した惑星に送り込まれたのであった。
正確には篠ノ之束がいたアジトごと惑星に送ったので、国際指名手配されている存在がいるアジトなので食事や水は大丈夫だろうと判断している。
オマケにであるが、例え篠ノ之束が何とかアジトを改造して地球に帰還するやり方を行うにしても、実は惑星消滅を観察する為の特殊なカメラを惑星近くの小惑星帯に置いており、篠ノ之束を惑星に送った後で、脱出する事が出来ないように近くの小惑星を落とすようにした投石機を用意しているので、篠ノ之束は惑星から逃げられないようにしたのだ。
本来ならここまでやる気は無かったし、俺達自身も鬼でも無いが、篠ノ之束の考えた自作自演としか言いようがない事案を目の辺りにした以上、篠ノ之束に対して1人の人間として扱う事は完全に無意味だと判断し、篠ノ之束には自分が何故こんな目に遭わなければいけないのかも教えるつもりも無いのだ。
織斑姉弟と、弟と一緒にいる妹、レイナやシャルロッテ等も最終的には同じような目にあわせるのも確定している。
何しろ現状で判明しているだけでも秋斗に関しては多数の余罪有りで死刑確定事案に近く、篠ノ之箒も色々と傷害等の揉み消しが発覚し、レイナやシャルロッテに関しても裁くための材料は揃ってきているのだ。
秋斗のオマケで織斑千冬を調べていたら、その過程で織斑千冬と秋斗、そして今は刹那と名を変えた一夏がデザイナーベイビーである事が判明し、一夏と秋斗は千冬のクローンである事が判明した。
ドイツのラウラと同じように世界最強の存在を創り出すという計画だったらしいのだが、天然で篠ノ之束と言う存在が現れたことで計画は完全に終わったという調査結果が出たのだが、俺からすれば人間としての最低限度の付き合いもできず、自分が認めた存在以外は認識すらしていないだろう篠ノ之束と言う存在を認めようとは思わないからだ。
刹那に関しても自分の出生の事実を知ったが、どちらにしろ織斑千冬から捨てられたという事実は変わらないので、どうでも良い事案だとした。
こちらとしては1年生の間に篠ノ之束と同じ場所に送る予定とし、後は解析作業が終わったので、最強機体の開発に尽力するのであった。
篠ノ之束 Sids
「何処なの、ここは・・・」
起きてアジトの外を見たら《太陽が2つある》と言う訳の分からない事態になっていて、急いで自分達が何処にいるのかを調べた。
だが分かったのはこの場所が地球上では無いというだけで、それ以外は何も分からないという結果しかでなかった。
一応食料や水は1ヶ月分くらいはあるが、それを除けばこの場所で生存できるのか分からない状態なのは確定しているのだ。
一緒にいる子もいるし、何とかしなければいけないので、無人機を飛ばして色々と調べるのであった。
篠ノ之束はすぐさま行動を開始するが、この場所を調べていた和輝からすれば、この惑星からの脱出は不可能に近いのだ。
実はこの惑星には地球に存在する鉱石や鉱物等の方面が全く無い上に、化石燃料すら存在しない場所なのだ。
水や食料になれる草等は存在しているが、それ以外の生物すら存在しない死の惑星に近いと言える程の惑星でもあるのだ。
オマケにこの惑星に落ちる隕石の大半がただの石で、鉱物や鉱石等を保有する量もほんの僅かに近く、採算にも合わないレベルに近いとも言えるし、この惑星の大部分は砂漠で、しかも太陽が2つもあるからか寒暖差がとんでもないくらいあるのだ。
こういった負の面が多い上に、最終的には消滅するとされた為、和輝も開発予定の惑星候補から外した惑星なのだ。
篠ノ之束は何も知らず、そして生きる為に色々と試みるのであった。
例え最後には絶対に逃げられない死があるとも知らずに
????? Sids
とある場所で高笑いをしながら、先のデストロイガンダムとアルケーガンダムと戦うビルドストライク・エクシードギャラクシーとダブルオークアンタの姿が映し出されていた。
「こりゃスゲなぁ〜!あんだけ遠くにいたのに、ここまでの操縦した扱いとはな!!」
「この世界や君達のいた世界とはまた違う系列だからね。それにしても、ここまで違う系列とは言え、ガンダムと戦いができるのはありがたいね」
「ふふ。僕としても君達から提供された《※※※※※》には驚いたよ。だが、そのおかげで僕達がやろうとしている計画はより良いものになっているからね」
「いえいえ。私達としてもあなた達のような存在と手を取り合えるのは良いことなのだと思っているのですよ。まぁ惜しむのはデストロイガンダムに《※※※※※》を組み込めなかったくらいですね」
「それは仕方ない。君達がこの世界に来たのは僕達よりも大分後であったし、組み込め無かったのは残念だが、それでも君達から提供されたのは素晴らしい成果を出しているからね」
そう言うと映像が変わり、何処かの場所でISが赤いオーラのようなものを身に纏い、周囲にいる武器を持った人間達を虐殺している様子が映し出されていた。
「おぉ、おぉ。確かにこりゃ完全にイイねぇ。こんな風になれるって言うのは俺には合わないが、雑魚には丁度いいかもな」
「フフフ、確かにな。こんな玩具が無ければ周りに対して威張れもしない女など、偉大なる我々のような存在の子を産む価値すら無い。まぁこの世界の女共には元から価値など無いがな」
「フフフ、そうですねぇ〜。自分達には何の価値も無い存在だと理解しない頭しか無いから簡単なのもアレですけどね」
「さて【※※※※※】。この場でのリーダーは君だが、これならどうするつもりだ?」
仮面を着けた存在がこの場のリーダーとも言える存在に声をかけると、その存在は次は少々本気で行こうと口にした。
「あのウサギの造った玩具は面白味が全く無いからね。ガンダム達を相手をする前に、彼等には退場してもらおう」
そう言うと周りの存在達も笑みを浮かべ、織斑秋斗と篠ノ之箒の顔写真が映し出され、その画像に大きく赤い✕マークが描かれるのであった。
「この世界を正しく導く我々に跪いてもらおうかな、この世界に生きる愚かな人類達よ」