第25話「葛とスコップ」
葛。クズ。マメ科クズ属のつる性の多年草で、根は漢方や葛粉の原料になり、根から精製される葛粉は葛餅になる。一番の特徴は高い繁殖力である。刈り取られない場合はありとあらゆるところにつるを伸ばし、短期間で低木林を覆い尽くす。若木に巻き付けば枝を曲げてしまうので、人工林においては、若木の生長を妨げる有害植物と見なされている。
元々は大和国、現在の奈良県が産地だったのだが、今では日本全国に限らず、東南アジア、アメリカにも勢力を伸ばし、世界の侵略的外来種ワースト100の中に入っている。
「で、こんな様かよ」
CH-47のパイロットは眼下に広がる街を見た。緑一色である。過去はハイウェイが通り、活気づいていた街だが、深海棲艦の上陸に伴い人々は避難し、ゴーストタウンと化した。そして新たな住人になったのが葛である。
アメリカに葛が日本から持ち込まれたのは1876年のフィラデルフィア独立百年祭博覧会である。ここで飼料作物および庭園装飾用として展示されたのをはじめとして、東屋やポーチの飾りとして使われるようになったのみならず、緑化や土壌流失防止用としてアメリカ政府に推奨され、20世紀前半は持てはやされたのだ。
当時のアメリカ人は葛の繁殖力の高さについて何も知らなかった。もちろん街を覆うほど繁殖するなんて誰も思わなかったし、予想も付かなかったのだから、仕方がない面は多いが。
「あのまだ葛が登り切っていないビルの屋上に降ろすぞ」
「葛と深海棲艦が合体して……なんてことはないよな?」
「あってたまるか。降下準備!」
この葛に覆われた街の上空にはCH-47チヌークやAH-1Tコブラ、UH-1イロコイ、全機で50機にも及ぶヘリコプターが飛行していた。
「深海棲艦……全くたちの悪い連中だぜ」
「レコンキスタ作戦がやっと終わったと思ったのにな」
この出撃は深海棲艦がこの街に入り込んだという通報があったからだ。おそらくはレコンキスタ作戦で討ち漏らした残党だろうが、ここを根城にされ、数が増えてもらっても困る。
「さっさと終わらしてマンマのミートパイを食べたいもんだ」
パイロットはビルの屋上上空にホバリングし、カーゴハッチを開いた。
葛はアメリカ全土というわけではないがかなり広域に繁殖しているので、吹雪達がいるセントローレンス湾のシンクレアーズ島周辺でも見ることができる。
吹雪達は繁茂する葛の中、ツルハシとスコップで地面を掘っていた。
「土を掘るのがこんなに大変なんて――――ね! はあっ」
吹雪が剣スコップを地面に差し込む。剣スコップは固まった地面に先端が少し食い込むだけでなかなか掘れない。刃の平たい部分を踏んで深く差し込める。
「陸軍さんの工兵の苦労がよくわかる……」
「あっー! 休憩だ! 休憩!」
深雪の一声で吹雪達は掘った穴の中で座る。尻を地面に付けているが、土汚れなど知ったことではない。制服ではなく、私服のジャージであるし、土程度洗えば落ちる。
吹雪達が葛が繁茂している地面を掘っているのは葛の根っこを掘り出すためだった。
葛の根はデンプンを多く含み、そのデンプンを取り出し、精製すれば葛粉になる。その葛粉を水と砂糖を加え、火にかけて練り、バットか何かに流し込んで冷やせば葛餅の完成である。
アメリカで唯一作ることができる葛餅を自分たちで食べるのはもちろん、病院にいる初雪にも持っていくのだ。
「どれくらい掘ればいいんだろ?」
「……さあ?」
掘り始めて3時間。いまだ葛の根は現れていなかった。葛の根は1mから50mの深さと幅が広い。運が良ければすぐにありつけるのだろが、吹雪達はまだだった。
「はあ、暑い」
深雪がジャージの上着を脱ぐ。下に着ているTシャツも汗で半透明になっている。今は5月の終わり。じりじりと照りつける太陽が吹雪達の体力を吹雪達が気づかぬ間に奪っていた。吹雪は作業で乱れた髪をまとめ直す。襟足は汗でしっとりと濡れている。
「これじゃあ、日が暮れるぜ」
「下手すれば一日じゃ見つからないかも」
「そんなこと言わないで……」
艦娘は海の上を駆けたり、深海棲艦と戦ったり、何百海里も航行したりと、ものすごいことをやっているが、艤装を外せばただの女の子である。体力や力は大人の男に比べればかなり低い。あんな細腕、華奢な体で数十㎏から数tのものを持ち上げたり、使えたりするのは全て艤装を通して発揮される力であり、本人の筋力ではない。
「そうだよ、艤装付けてから掘ればいいんだよ」
「手続きめんどうくさいと思うけど、まあ苦労して土掘るよりかはマシだね」
「駄目です」
「そこを何とか……ね」
「そんな……上目遣いをされても、困るよ」
動力部艤装の管理責任者のドニエル伍長がにやけそうになる顔を必死で堪えながら、吹雪達の頼みを断った。
「いけず」
「そんなこと言われても規則といいますか……」
「規則は破るためにあるって、誰かが言ってた」
ドニエル伍長は苦笑したが、首を縦には振らない。
「……間違いなく面倒なことになる。艤装は軍事機密だし、作戦でもないのに持ち出したらどうなることやら」
動力部艤装は艦娘技術最大の機密である。あれが水に浮くためのエネルギーや障壁、砲
の初速を発揮するための核心的技術があるとされている部分である。それを作戦でもないのに外に出すのはもってのほかである。
「あと、反艦娘派の人間が最近基地の近くをうろうろしているらしい。先日も外出されていたルースが石投げられたそうだから……艤装持ち出しはだめ」
艤装を装着した艦娘は陸上であっても常人の7倍以上の力があるので負けることはないだろうが、もしも盗まれるたとしたら、解体されて技術解析される可能性は十分にある。そんな日にはドニエル伍長の首は物理的にも飛ぶかもしれない。
「そうですか……無理言ってすいません」
ニュージャージーのとある州立病院。レコンギスタ作戦で右腕のとう骨、尺骨と左足の脛骨が骨折し、右肩関節脱臼、さらに内臓のいくつかから出血という大怪我を負った初雪はここに入院していた。
「暇だぁ……」
初雪はベッドの中で呟く。寝過ぎて目は冴えている。外に行こうと思っても、右腕はギプスと包帯でぐるぐる巻き、左足も右腕と同じようにされているうえ、牽引されているのだから動けもしない。
ベット脇にある机の上に置かれたDVDプレイヤーをできるだけ首を動かさないようにして見つめる。吹雪達がお見舞いにこのDVDプレイヤーを持ってきてくれたのは非常に助かった。全く体を動かさなくても映画やアニメを見て、暇を潰すことができる。
だが、吹雪達が持ってきたDVDは一週間ですべて見終わったうえ、飽きてしまった。そもそも本数もあまり多くはなかったし、食う寝る以外の時間はDVDを見ているしかなかったので、当然ともいえる。
「あー暇だぁ……誰かぁ、哀れな私めにDVDを……できれば映画がいい」
DVDを求める叫びに答える声はない。初雪の部屋は個室であり、他に誰もいない。これは艦娘自体がある程度の軍事機密に属するからであり、マスコミ対策のためでもあった。
レコンキスタ作戦とスターゲイザー作戦が成功した今、マスコミにとって艦娘は注目の的だ。マスコミが押しかけて怪我の治りが遅くなっても良くない、という上層部の配慮だった。
吹雪は剣スコップを再び地面に突き立てる。そしててこの原理を利用して土を掘り起こし、土をバケツに入れる。白雪がそのバケツを持ち上げ、地上にいる深雪に手渡す。深雪はバケツを土の山の上にバケツをひっくり返して、空になったバケツを白雪に返す。これを交代交代でやっているが、3人ではやはりきついものがあった。
すでに葛の根がひょっこり姿を見せていたが、この程度では葛粉を取り出すのに全く足りない。葛の根から取り出せるデンプンは具合が悪ければ根30㎏でデンプン500g程度しか取れず、少なくとも太さ10㎝はある根でなければ大量にデンプンを取ることは難しい。
幸いなことに葛の根は丈夫なので山芋のように切れないよう、力に気をつける必要はないので、そこだけは気が楽だった。とにかく掘っていけばいいのだから。しかし、その掘る量が半端ないのだが。
穴はさらに深くなり、穴の外には土が山のように盛られている。
太陽の角度はさらに高くなり、吹雪達の体力をさらに消耗させる。3人ともジャージは上下脱いで、Tシャツと半パンツ姿だ。蚊や虻よりも暑さの方に参る。
休憩をはさみながら作業を続けるが、吹雪達は掘っても掘っても減らない、無限にも続くような、そんな感覚に襲われ、作業の効率は下がっていった。
そんなときである。
「おーい」
遠くから声が聞こえた。雉か鳶の類いかと一瞬思ったが、再び声が聞こえる。人間だ。よくよく聞いてみるとこの声には聞き覚えがあった。
穴の中から吹雪と白雪が顔を出し、地上の深雪が立ち上がって、声の主を探した。
「あ、いた!」
声の主はドニエル伍長だった。いつもの整備服姿ではなく、そこらのホームセンターで売っていそうな安物のつなぎだ。ドニエル伍長以外にも十数人の艤装整備員達が付いてきている。手にはスコップとツルハシを持っている。
「いやはや、ちょっと探しましたよ」
「ど、どうして? 何しに来たんです?」
「お手伝いしようかと」
ドニエル伍長は手に持つスコップを吹雪達に見せるように、少し掲げた。
それからの土掘りは圧倒的速さで進んだ。大人の男が十数人、しかも適当に集めた烏合の衆ではなく、日頃、艦娘の艤装整備をしている仲である。チームワークは抜群だった。すぐに必要な量を掘り出せた。
「皆さん、本当、ありがとうございます」
「いや、いいの。どうせ暇だった連中だから。まあ、そのクズモチ? だったかをちょっと分けてくれれば、ね」
ドニエル伍長は気さくに笑って言った。
「これからこの根っこをどうするんだい?」
「叩き潰してから水の中で揉んで、デンプン質を出すんです。そこから一晩寝かせてから、上澄みを捨てて、また寝かせてから、上澄みを捨てる。これを繰り返せばデンプンが精製できるんです」
「結構時間がかかりそうだね」
「でも、肉体労働よりは楽ですよ」
吹雪達が葛の根を掘った翌日、朝のジョギングを終わらせたファラガットは食堂の裏ででバケツからどす黒い液体を排水溝に流している吹雪を見つけた。
「なにそれ、産業廃棄物?」
「おはよう、ファガラットちゃん。産業廃棄物とはひどいなぁ」
食べられるものなんだよ。吹雪はそう言ったが、ファラガットにはそのどす黒い液体が食べられるものとは思わなかった。
「この水の方じゃないよ。ほら」
吹雪はファラガットにバケツの底を見せた。ドロドロとした茶色いものがバケツの底にへばりついている。
「これは葛という植物の根から取ったデンプンでね。さっきのは灰汁が混じった水で――――――」
葛の根をもみほぐして出るものはデンプンだけに限らず、葛の灰汁もたっぷりと出る。デンプンと灰汁の比重の違いにより分離はできる。しかし、二つの比重は金と砂のように大きく違うというわけではないので、なんども水にさらして分離させる必要がある。
「で、その精製したデンプンで何を作るの?」
「葛餅っていう和菓子。初雪ちゃんへのお見舞いに持っていくんだ」
和菓子。いつぞや和食もどきを作ったことはあるが、これは本物の日本の食べ物なのだろう。
どんな味だろうか? まず、ファラガットはそう思った。甘いのだろうか、しょっぱいのだろうか。それとも辛いのだろうか。
次にどんな風に作るのかが気になった。普通の料理と比べてお菓子作りというのは繊細な作業だ。嗜好品である以上、バランスが崩れればあまり美味しくない代物になる。それに日本の菓子だ。アメリカのお菓子とは全く違う作り方で、味に違いない。
「ねえ、あたしも手伝っていい?」
灰汁の臭いはいいものではなかったが、バケツの底にたまっているデンプンがどんどん白くなっていく様子は非常に面白かった。泥色だった沈殿物は色がどんどん薄くなっていき、数日で乳白色、1週間もすれば完全に白くなっていた。
「これで葛粉は完成だね」
吹雪はひっくり返したバケツの底を叩いて、きつく締まった葛粉を皿に移した。何の知識もなしにみたら石膏か石灰岩のように見えるだろう。
「水にこれと砂糖を加えて溶かす……か」
吹雪の指示のまま、ファラガットはボールに砕いた葛粉の塊を入れ、水と砂糖を入れてかき混ぜた。葛粉は硬く締まっていてすぐに溶けないので、かき混ぜながらもスプーンで塊を砕く。
「鍋に入れて火にかける……」
大鍋にボールの中身を入れて、火にかける。
「あとは焦げないようにかき混ぜて練っていくんだけど、やる?」
吹雪はファラガットに大きめの木匙を渡した。日本のしゃもじはアメリカでは大きめの木匙が担っている。
ファラガットは木匙をもらい受けると、砂糖と葛粉で白い液体に突っ込んだ。そしてゆっくり回していく。火にくべられて、少しずつ透明になっていく。白から白濁へ、白濁から、透明に。粘りも出てくる。
不思議な世界だ。ファラガットは素直にそう思った。
「そろそろいいかな。火、切って」
ファラガットは火を切り、大鍋の取っ手をつかんで、用意されていたバットに鍋を傾けた。
粘りのある透明の液体がバットに広がっていく。ファラガットはガラス製造も似たようなものなのかな、と何となく思う。
全てを流し終わり、へらで表面をなめらかにして冷蔵庫に入れて終わりだ。
「冷えて固まって、切り分けたら完成。一日はかかるよ」
冷蔵庫の扉を閉めた白雪が言った。
「じゃあ、初雪に持っていくのは明日?」
「そうなるね」
明日はファラガットに予定があった。アメリカ海軍が新造した輸送駆逐艦の処女航海も合わせた艦娘運用試験に参加する予定だったのだ。他の艦娘に任せるわけにもいかない重要な任務である。
「持っていく日にち、ずらせない? あたしも一緒に行きたいのよ」
せっかく自分が鍋を回して、バットに入れたのだ。自分の作ったものを食べている様子が見たいのだ。
「葛餅ってあんまり日持ちしないからね。美味しさが保てるのは2日くらいだし、ちょっとね」
ごめんね。吹雪はエプロンを外しながら謝った。
「それならしょうがないよ。うん、しょうがない……」
ファラガットは自分の運の悪さにため息をつきながら、ファラガットもバンダナとエプロンを外した。
そして翌日。
葛餅ときな粉が入った保温容器を手に吹雪達は初雪の病室の前まで来ていた。
吹雪はもう一度、部屋番号と患者名のプレートを確認する。『709 Hatuyuki』。間違いない。
深呼吸して、ノックしようとドアに手の甲を向けたときだ。
『てめぇを殺してやる!』
「ゑっ!?」
『さあ、娘を放せ。一対一だ。楽しみをふいにしたくはないだろう』
ドアの向こうから物騒な言葉が聞こえてくる。いったい何が。
『……来いよベネット。怖いのか?』
「ベネット?」
『ぶっ殺してやる!』
吹雪はある艦娘の顔を思い浮かべた。フレッチャー級駆逐艦ベネット。明るく気さくで戦後はブラジルに貸与されたためか、日本の艦娘である吹雪達にも気軽に話しかけ、サッカーの話をしてくる艦娘だ。
『いやぁっ……』
『ガキなんて必要ねぇ! へへへへっ』
ドア向こうにそのベネットがいるのか。聞こえてくる内容からすれば殺し合いが始まる寸前だ。しかも女の子らしき悲鳴。ハツユキの病室で何が起こっているというのか。
『ガキにはもう用はねぇ!』
「吹雪ちゃん……」
『へへへへっ…… ハジキも必要ねぇや、へへへへっ……』
もしかしたらさっきの女の子らしき悲鳴は初雪で、ベネットと頭の狂った大男が殺し合いの果てにこの部屋で最後の決着を付けようとしているのかもしれない。
吹雪が声をかけてきた白雪を見るとモップで武装していた。そこの掃除用具入れが明いているので、そこから引っ張り出してきたのだろう。深雪が水が一杯のバケツを手渡す。これを中の殺し合いをしている連中に浴びせて隙を作れ、ということに違いない。
『誰がてめぇなんか、てめぇなんか怖かねぇ!』
「……行くよ」
吹雪はドアノブに手をかけて、静かに回した。
『野郎、ぶっ殺してやぁぁる!!』
「初雪!」
ドアを一気に開け放ち、殺し合いをしている連中に水を浴びせようと構える。
「え、なになになに?」
「どうしたの?」
しかし、中には椅子に座るベネットとベットに横たわっている初雪の2人しかいなかった。
「え、どうしたって……」
『へへへへっ、年を取ったな大佐ぁ』
男の声がまだする。音が聞こえる方向を見ると、DVDプレイヤーがあった。初雪が入院して初めてお見舞いに来たときにプレゼントしたDVDプレイヤーだ。画面では髭を生やした男と筋肉ムキムキの半裸男がナイフで斬りつけ合っている。
「ああ……映画か、そっか」
エンディングが流れている。私が守るとか、私は山だ、とか映画の内容に準じた歌詞の歌だ。
「コマンドー?」
「歩く人間武器庫アーノルド・シュワルツネッガーの痛快筋肉バトルアクション! だって。もう終わったけど」
ベネットが葛餅を食べながら答える。初雪の方は病院食がまずいのか、ひさびさの和菓子が美味しいのか、口いっぱいに頬張る。実に幸せそうな顔だ。
「そんなにがっつかなくても、まだあるから」
「まだ、DVDあるんだ。クズモチだっけ? これ食べながらみんなで見ようよ」
ベネットがきな粉の入った容器を机において、床に置いていたリュックの中身を探る。
「タイトルは?」
「『コマンドーVSプレデター』! 『コマンドー』の続き物だけど、あらすじ見る限りはここから見ても大丈夫だよ」
「じゃあ、見ようかな」
「うん、みんなで見た方が楽しいしね。ハツユキ、もうエンディングいい?」
ベネットは初雪に尋ね、初雪は首を縦に振ったので、ベネットは停止ボタンを押し、中身のDVDをさっき出した『コマンドーVSプレデター』に入れ替えた。
のちにマスコミがこの葛餅のことをどこからか嗅ぎつけ、艦娘の祭り上げと葛撲滅を狙って葛餅ブームが起きるのだが、これはまた別のお話。
第三章の一番最初の話は葛餅の話でした。
葛餅は普通のスーパーにも売られていますが、あれには増粘剤や寒天が入っているそうで葛粉100%の葛餅とは味や感触がかなり異なるそうです。
あと葛がアメリカで大繁茂しているのは事実です。森を覆い、信号機や電線に絡まって問題になっているそうです。世界の侵略的外来種ワースト100に入っているのも本当ですよ。しかし、問題になっているのに荒れ地の緑化のために導入はされ続けているそうな……。
ベネットというフレッチャー駆逐艦は存在します。どんな艦娘だそうかな、とWikipediaでフレッチャー級のページを見ていたら、「DD-473 ベネット」とあって、これはコマンドーネタで使えると……。ブラジルに行った後は「D-28 パライバ」と改名して1978年にスクラップとして解体されたそうな。
次回は吹雪達と一緒に葛餅を持って行けなかったファラガットの話です。普通の艦艇が出てきますよ。
それにしても『コマンドーVSプレデター』、一体どんな内容なんだ……?