とある魔術の禁書目録 Another story   作:笑顔

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前回の続きですね!
まぁ、投稿していきます!!!


五話 一位×二位×六位

「さらに悲報ですよ、もう片方は第二位ときた」

 

学園都市のトップツーが喧嘩をするとなれば街はただ事ではない。

あらゆる建造物は大破し、辺りは平地になる。

しかしレベル5以外では手も足も出ずにけちらされてしまうだろう。

仕方なしに弥勒は二人の怪物の方に歩き出す。

 

「風紀委員だ!大人しくお縄」

 

「邪魔だ!!」

 

突如出現した白い翼によって弥勒はビルに吹き飛ばされた。

轟音とともに激突し煙を撒き散らす。

 

「食蜂君!!」

 

固法は慌てて吹き飛ばされた弥勒の元へ走る。

走りかけて固法は止まった。

 

舞っていた砂煙が突然不自然に晴れたのだ。

汚れた制服をはたいている弥勒が立っていた。

 

「上等だ、お前らぁ!」

 

弥勒は激昴していた。

ブラウンがかった瞳は青く染まっている。

そして静かに、しかし力強く空に手をかざした。

 

 

 

その頃一位と二位の激闘は続いていた。

垣根の翼からは謎の光線が飛び一方通行はそれを反射して返す。

一進一退の攻防。

 

「クソ二位の癖に一般人に優しくしてやるなんて成長したなァ三下ァ!今日は槍が降るかもな!」

 

「黙れよクソもやし!たかがお前の相手で人なんて死んだ日には胸くそ悪過ぎて自殺しちまうぜ!うぉ!?」

 

突然のことで思わず垣根は動揺した。

空から落ちてきた何かが垣根の翼を貫いた。

 

「コイツは……」

 

その光景を一方通行も怪訝そうに観察する。

空から飛来し垣根の翼を簡単に貫通するもの。それは……

 

「氷でできた、槍か……?」

 

垣根は思考を高速化させる。

考えられる可能性、叫ばれた声、知人、その全てから導かれる最悪の答え。

誰の仕業なのか垣根と一方通行も理解した。

その上で……

 

「垣根ェ、ひとまず休戦だ。でないと死ぬぞォ!」

 

「分かってる、よ!!って上見ろ!」

 

一方通行が上を見たとき、それはもう既に回避できない位置まで来ていた。

 

「クソがァ!」

 

大質量の水が一方通行が襲いかかる。

もちろん一方通行は叫びつつも動じない、彼には無敵とも言える反射が……

 

「がば、ごぽぽぉ……」

 

発動することはなかった。

一方通行は急いでチョーカーの確認をすると異変にやっと気が付いた。

最強の弱点はその電極でありONでなければ能力はおろか運動すらまともにできないことだ。

 

水の中でなんとかチョーカーをonにしようとするがどうにも動かない。

 

「まずはお前からだ……一方通行」

 

水が一方通行を中心に立方体に変形していく。

 

「びぼぶ!ぼびぶ_____」

 

よくわからない言葉を発し、何かを求めた一方通行だったが願いも虚しく、立方体は一瞬にして凍りついた。

 

大きな立方体を弥勒は瞬時に分解し一方通行を中心にした1m四方の直方体を切りだした。

 

大きくため息をつきジロりと次なる獲物を睨む。

 

「ほんとに槍がふったなぁ……お前はどぉするんだ?あぁ?今なら仲良く凍りつけるけど?」

 

既に垣根の上には一方通行の10倍以上の水が宙に浮いている。

 

「そんな水で俺を止めれると思ってるのか?」

 

「……交渉決裂だな。仕方ない、垣根、Twitterって知ってるか?」

 

弥勒は突然スマホを取り出した。

垣根は首を横に傾ける。

 

「どうした?ビビったのか?」

 

笑う。

 

「まぁ、聞けって。Twitterって凄いよな。情報をすぐに広められるからな、いやー、全くすごいもんだな」

 

最後の辺りが棒読みになっている弥勒がゆっくりとスマートの画面を垣根の方へ向けた。

 

「これ、な〜〜んだ?」

 

「なん……だと?」

 

そこに映っていたのは写真。

 

しかしただの写真ではない。

垣根が悪ふざけで女子トイレに入って行こうとする写真だった。

 

もちろん入った事実はなく、あくまで入りに行こうとするというだけの企画であり垣根に他意はない。

役作りのために表情も変態みたいに鼻の下を伸ばしている。

 

「さぁ、誰が最初に反応するかな?」

 

垣根の前に立つ男はもはや悪魔だった。

ツイートのボタンに弥勒の親指が近づいていく。

 

「まてまてまてまて!それはまずいだろーが!!ごめん、ごめんなさい!マジで!!出頭する!許してくれマジで!!!」

 

割と全力で垣根は謝罪した。

そのおかげか弥勒の指も止まった。

 

「まぁ、いいか、じゃあソレ持ってついてきて」

 

弥勒は凍りついた一方通行を指差し垣根に命令した。

 

仕方無しに垣根は一方通行を重々しく持ち上げると前を歩く弥勒の後を追って歩き出した。

 

「まぁ、大人しくしてればなにもしないよ、俺は」

 

「…………クソ、お前の情報網どうなってんだよ!」

 

荒々しく垣根が弥勒に言い放つ。

しかし弥勒は悪魔的笑みを返すだけだ。

 

「で、俺をどうするつもりだ?豚箱か?笑えるぜ」

 

「いいや、違う、お前の大好きなものだ。そうですよね?固法さん」

 

少し大きめの声で固法を呼ぶ。

固法はまるで人間のゴミを見るかのような目で垣根をみている。

 

「ちょっと固法さん!?そんなゴミを見るかのような目で俺の友達見るのはやめてくれます!?」

 

「いえ、あの写真を見れば誰でも私みたいになるわよ」

 

そう言われて弥勒は思い出す。

 

固法の能力は透視能力であることに。

 

「確かに美人は大好きだ、でもこれ豚箱行きじゃね?」

 

「……まぁ、すぐに出れるだろ、自業自得だし我慢しろ」

 

その後、一方通行は病院へ、垣根は大人しく捕まり5日間の豚箱暮らしを余儀なくされた。

 




書置きがなくなってきました!
そろそろ投稿スピード遅くなるかも……(笑)
頑張りますが遅いかもです!!

サヨーナラー(_´Д`)ノ~~
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